63.久々に観たが3時間・・・信じられませんがあっという間だった。サリエリ、モーツァルト、皇帝、話を聞く神父等の演技力には脱帽します。とにかく引き込まれる。名場面が多いので飽きません。(ラスト間際のレクイエムを作るシーンがお気に入り)全てに深みがあって重厚な素晴らしい作品です。とにかく面白い!!! |
62.映画の中で音響効果(音楽)がこんなにも重要であったということに気付かされた作品でした。DVDのメニュー画面からもうくぎづけ!美しい映像に素晴らしい音楽、欠点の見つからない完璧な作品でした。 |
61.今まで見た映画の中で一番面白い映画でした。 ビデオで借りて、DVDを購入して、サントラを買って、何回見ても新たな発見があったりして飽きません。全てにおいて最高。 キャラクターも凄く丁寧に魅力的に描かれてました。 実は甘党のサリエリ。彼が甘いものを食べるシーンはいったい何度あったでしょう?そんな事を考えながら、また見返してしまったり...。 【kiryu】さん 10点(2004-09-18 01:39:01) |
60.通常版とともに素晴らしい出来栄えの作品です。演技・音楽・演出・脚本などあらゆる面で一級品だと感じました。長いストーリーにもかかわらず一気に観れてしまう迫力があって飽きさせません。ただ一つ考えてしまったのは、モーツァルトという人間に関わった人達は、何故か皆不幸になっていく描写です。真の天才とはそういうものなんでしょうか。この映画には、「救い」がないのが唯一の減点要因です。 【たにっち】さん [映画館(字幕)] 9点(2004-08-18 23:06:05) |
59.映像もストーリーもすべてがすごく良かった。モーツァルトのキャラクターもいいし、サリエリの苦悩もすごく伝わってきた。この映画の一番のテーマってなんなんでしょう。すごく難しいなぁ。二人の複雑な関係性としか言いようがないでしょうか。嫉妬、憧れ、尊敬、好意、憎しみ、侮蔑、いろんなものが混ざってますね。それはサリエリがモーツァルトに一方的に感じてることじゃなくて、モーツァルトもまたサリエリに嫉妬も尊敬も侮蔑もしているわけで。そういう二人のやり取りとかそのすべてがテーマなんでしょうね。この映画を見るまで天才モーツァルトがこれほど苦労したということを知りませんでした。モーツァルトの音楽を聴いているといろんな思いを感じますしね。ちやほやされ続けた人が作れる音楽ではないと実感しちゃいます。クラシックファンだから贔屓の評価かもしれないけれど、音楽も映像も脚本も完成度がものすごかったです。 【りょう】さん [映画館(字幕)] 10点(2004-08-01 07:12:20) |
58.《ネタバレ》 3時間もあったのにあっという間に終わってしまいました。主演の二人の演技は素晴らしかったです。とくに、エイブラムの苦悩に満ちた表情がとても印象的でした。サリエリはモーツァルトを憎むと同時に自分の無力さを感じる、という設定が絶妙ですね。ストーリーはといえば、サリエリに同情する一方で彼に生活を追い詰められていくモーツァルトにも同情を覚えてしまうのですが、ラストで彼の執筆を手伝っているところを見てほっとしました。冒頭のサリエリの演奏がラストで意味を持つというのもいいです。彼はモーツァルトの謝罪を聞いて後悔もしたのでしょうが、それ以上に彼の曲だけが世の中に残る事が神が彼に下した裁きだったのでしょう。単純にサリエリの死で終わるよりずっと深い終わり方でした。 【マイカルシネマ】さん [DVD(字幕)] 9点(2004-07-22 18:35:37) |
57.《ネタバレ》 天才モーツァルトと凡人サリエリというあざやかな対比が、忘れられない強烈さで迫ってくる映画である。音楽家・宮廷・18世紀。どこをとっても、我々の世界とは全然、別世界のストーリーであるにもかかわらず、観ているうちにサリエリの心の闇へ入り込んでしまう。真実のモーツァルトやサリエリやコンスタンツェがどうだったかという以前に、これは人間を描きあげた見事な作品だ。お菓子が好きで、女も好きで、皇帝をも内心でバカにしているようなサリエリの俗っぽさが、観客に親近感を持たせるし、時には嫌悪感も感じさせる。他の人間にはモーツァルトの真の偉大さが分からず、自分には分かるという倒錯したサリエリの自負心。ある意味、サリエリは自分がただ凡人だとは最後まで認めたくないのだ。サリエリの負の感情の出発点が、自分がバカにされたことよりも、自分は欲望を抑えて神に気に入られようと身を正してきたのに、あの天才は努力しないで楽しんでるなんて許せん(ホントはオレだって遊びてぇ~)という部分だというのが、面白い。音楽の価値を解さない商人の家に生まれ、父の死を「神の啓示」「幸運」ととらえるほど音楽の環境に恵まれなかった少年が、血のにじむような努力をして、階段を駆け上がり、ウィーンの宮廷へ入り込んだのだ。それはそれで非凡なことなのだ。でも、天才にはなれない。だから神を恨み憎む。もっとも、サリエリはそのどす黒い感情を神へ向けたと思いこむことで、ただの嫉妬・屈辱への恨みであることを認めないようにしてるのかもしれない。けれどサリエリは根本的に音楽が好きだから「君の作品を見逃すものか」とか言っちゃうし、死の淵にあるモーツァルトの仕事を手伝いながらどこか嬉しそうだったりする。こういう屈折した感情の描写が、すごくうまい。それにしても、天才児モーツェルトとは、まさに猿回しの猿だったのかもしれない。父を亡くせばすべてを無くし、まともな埋葬もされないまま生涯を終える。父親の支配から逃れられない。乱痴気騒ぎをする息子をにらみつけ、コンスタンツェを怒鳴りつけ、だが、結局のところあの父親は息子を頼り、息子の才能を食いつぶすことしか考えていない。無邪気で浅薄で下品なモーツァルトを形成したのも、突き詰めて考えれば、あの父親なのではないか。それにしても、最後まで脳裏をエコーするモーツァルトのバカ笑いが、なんとも強烈。 |
56.大好きな映画です。内容については、通常版(?)の方で書いたのですが、こちらを観て疑問だったコンスタンツァがサリエリを嫌っているところを納得できたのがよかったです。 【チャコ】さん 10点(2004-06-30 20:45:41) |
55.僕がクラッシックという音楽に触れるきっかけを作ってくれた作品です。観終わった後に長い作品だった事に気付きました。それだけのめり込んでたんでしょうね。オリジナル観る前にこちらを観た事に少し後悔。こんなにイイ物なら順を追って観たかった。 【かずのすけ】さん 9点(2004-06-18 17:03:47) |
54.オリジナルを見ずにこちらをいきなり見ました。アハハハハハ、ハハハハ、ハハハハハハ。あれから何聞いても笑ってきます。いくら天才でもサリエリは吃驚するよ・・・。映画は登場人物の動きをうまく追っていてすばらしいものでした。3時間楽しめました。劇中の音楽の使い方もよい。でもしばらくこわくてレクイエムきけないな・・・・・ |
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53.逆にオリジナルの方を観てないけど見ごたえはありました。しかしどちらが幸せか不幸せかと聞かれると言葉が詰まります。サリエリがプロデューサーとしてモーツァルトを売り出す・・・まあ無理ですかねぇ。 【tetsu78】さん 8点(2004-06-03 23:55:30) |
【ゲソ】さん 9点(2004-06-02 00:36:53) |
51.3時間の作品だったんだ。気付かなかったほどのめり込んでしまった。モーツァルトのたぐい稀なる才能とそれを理解できてしまうサリエリの複雑な心境がとてもうまく表現されていたと思う。 【ぺん】さん 8点(2004-05-30 01:36:32) |
50.う~ん、スケールデカすぎ。スゴい。こんなに映像と音楽が合ってしまう映画も珍しいと思う。音楽に全く古くささを感じさせないんだから。それほど、モーツァルトの音楽は時代を超えて愛されてる証拠なのかもしれない。母親がずっとこの映画勧めてくれてたけど、この時代のクラシックの伝記ものって何か陰な雰囲気が漂よってて苦手でずっと避けてた。でもある機会に観てみたら、面白くて面白くて3時間があっという間って感じ。イメージが完全覆ったね。こんなにも陽な雰囲気だとは思わんかった。もしかしてプレイボーイモーツァルト君の人柄なのか?でも彼の才能は天才としか言いようがないね(天才って言葉使いたくないけど)。また、サリエリの嫉妬心に狂う姿は人間本来の姿ではないかと私は解釈していて、一番人間臭くて、一番人間らしかった気がする。素直に、観て良かったなと思える作品だった。ただ、あの笑い方でエンディングを迎える締めだけは止めていただきたい。 |
49.大好きなモーツァルト。全て聴いていないが、優雅で不自由のない生活を送る中で、幼少の頃から数々の名作を作り出した貴族と思っていたのが、音楽以外の事は子供並みの無邪気さと、お金に苦しむ姿は意外だった。神に類い稀なる才能は与えられたが、あまりに早く召されてしまったのは幸せだったのか不幸せだったのか。音楽を心から愛するが故に嫉妬に苦しむサリエリには胸が詰まる。敵わないと認めるのは辛い事だけど、認めた上でたとえちょっとでも近付けるために出来る事をやるという様に考えれば楽になれたのではないだろうか。 |
48.《ネタバレ》 モーツアルトが天才なのは分かっているが、その天才っぷりをどのように描いてくれるのか期待して見たが、少々拍子がはずれた。 ピアノをアクロバティックに弾いたりサリエリが楽譜を見たときの表情でそれも伝わらないではないが、内面的にきらっと輝く天才っぷりも演技力で見せてほしかった。 F・マーレイ・エイブラハムはさすがだったが、彼一人に負ぶさってしまった感があり、人中心で見た場合3時間の大作にしては圧巻という感じでは無かった。 貧しい人々の暮らしが描かれていなかったので、あの夢のようなきらびやかな暮らしはどこまでがリアリティーの範疇なのか判断するのが難しかった。死してごみのように扱われる様は、往々にして後にその真価を認められる芸術家という職業の皮肉なさだめを感じた。 【Beretta】さん 6点(2004-03-22 13:09:37) |
47.やつれた表情とは対照的に目だけは異様にぎらついたエイブラハムの表情はまさにオスカーを得るにふさわしい。冒頭の神父と老人との対話のシーンでこの映画が持つ、ただならぬ力を垣間見た気がした。この映画を見ながら天才と凡庸について考えさせられた。モーツアルトの自分の作品に対する絶対的な自信。これが天才たる所以なのかも知れない。 【michell】さん 7点(2004-03-18 17:11:31) |
46.《ネタバレ》 結局、サリエリはモーツアルトを殺したのでしょうか?殺してないですね。「レクイエム」が完成したら殺すつもりだったと思うけど、完成しないままモーツアルトは死んでしまいました。もしも、サリエリの思惑どおり「レクイエム」を手にして、モーツアルトの葬式に演奏できたとしても、葬式に参列したのがわずか数人では意味がなかったですね。 【ken】さん 8点(2004-03-17 13:34:17) |
45.映画は一回勝負だと思うので、ディレクターズカットとか完全版とかは、製作しては駄目だと思う。 【ゆきいち】さん 7点(2004-03-11 12:35:15) |
44.いくつかの本などで、モーツァルトの個性とその不遇の生涯について読んだことがあった。それがサリエリのモーツァルト暗殺伝説とからめて描かれていておもしろかった。 役者さんたちもいい。モーツァルトの笑い声、サリエリの苦み切った顔、コンスタンツェの笑顔、とても好感が持てた。 【胴】さん 7点(2004-02-20 09:10:04) |