127.いつピークが来るのかなあ…と思って観ていたら、やっぱりラストだった。一気に感情が溢れ出る迫力。何度も観直したくなるシーンだ。 【Syuhei】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-11-17 14:58:04) |
126.《ネタバレ》 カラー、トーキー映画が当たり前の時代になっても白黒のサイレント映画を撮り続けたチャップリン。多分それは自分の魅力を最大限に生かせる表現方法上、当然だった。しかしそのポリシーを棄てた時=それがこの映画。(モダン・タイムスなどから片鱗はあったが)この映画によって「役者チャップリンの輝き」を自らの手で終わりにしてしまったともいえる。でも彼にはそこまでしてまで訴えたいことがあった。それが最大の魅力。(個人的には映画的表現の凄み、という意味で最後の演説よりも地球儀を取る。) 【Nbu2】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-09-23 00:27:57) (良:1票) |
125.当時の時代背景、この映画が作られた経緯などは、過去の歴史を紐解けばわかるのですが、そこを考慮しても、あまり面白さは感じませんでした。最後の演説は、相田みつをか326の言葉をみた時と同じような、言葉の裏に隠されいる本人の業が見えてきてしまって違和感を感じてしまいました。個人的にはメッセージを言葉で表さずに伝えてしまう映画が好きです。地球の形の風船を飛ばしてついていくところは面白かったです。 【omut】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-09-22 19:40:44) |
124.何回目の鑑賞か。何度も鑑賞。学生の頃、大阪、北野劇場、超満員で扉は開いたまま、 大爆笑に次ぐ大爆笑。涙を流し腹を抱え笑った記憶あり。 さすが何度も観ると笑いも感動も薄れるが、でも今だ感動あり。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2006-08-19 15:40:32) |
123.1940年にこんな映画を作ってしまうチャップリンって、いったいなんなんだ!? と。 最後の演説があまりにも凄すぎる。 【とっすぃ】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-07-15 12:48:11) |
【Vanilla】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2006-06-27 11:19:18) |
121.ラストの大演説、確かに凄かったです。ただ「国境をなくそう」なんて考えは、ある意味ナチスの民族浄化政策と変わらないんだから、そのまま全てを鵜呑みにするのはちょっと危険かも。でもチャップリンの戦争への怒りはひしひしと伝わってきました。 【とかげ12号】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-05-28 16:00:45) |
120.この時代にこの映画を作れたことは驚愕します。その時の時代を生きていたら評価は変わっていたかもしれないが。。 【ホットチョコレート】さん [ビデオ(吹替)] 6点(2006-05-21 07:02:43) |
119.《ネタバレ》 この映画は全てこのシーンのためにあり!と言わんばかりのラストの演説シーン、見事でした。 【maemae】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-24 08:59:26) |
118.チャップリンよ あなたのまいた映画の 種は これからも永遠に 受け継がれていくでしょう。 【午後のコーヒー】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-04-23 21:34:48) |
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117.もちろん、チャップリンの芸を堪能できる映画ではありますが、この映画はある意味掟破りスレスレの最後の演説を軸に考えたいです。「JFK」の最後の演説を観た時に、「これは独裁者か?!」と思ったこともありました。 政治的なプロパガンダとするには、イデアリスティック(ナイーブ過ぎると批評した研究者もいます)、大衆民主主義への過度の期待と断じることもできるでしょう。 しかし、映画作家としての成功が前提ではありますが、ドイツの大軍隊を掌握する男に独りで喧嘩を売ったのですよ。 男として、人間としてその行動には敬意を払わずにはいられません。 他の方がもういろいろ書かれているので細かいことには触れませんが、ただ脱帽するだけです。 |
116.《ネタバレ》 なんと言っても見所はめちゃくちゃなドイツ語の演説、そしてラストのチャーリーの名演説。このシーンが全てを物語っている。すごい!モノクロとはいえ、今見てもその場面は色あせる事なし。 【湘爆特攻隊長】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-01-27 18:54:26) |
【Jump】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-12-28 19:48:03) (良:1票) |
114.今の気持ちを率直に言うと、全然面白くありませんでした。やっぱり海外のコメディはしょうもないですね・・・。最後の大演説など、マジメな所も多々ありましたが、コメディと一緒にそんな大それた事言われても心には響きません。訳分からん言葉でギャーギャー言われてもねぇ・・やけに長く感じちゃいました。 【はりねずみ】さん [DVD(字幕)] 1点(2005-12-16 21:33:23) |
113.シリアスにしてポップ。これほどポップに自分の思想を伝えられるのはチャップリンしかいません!!!!いかに他人に(映画を見る人に)思想を伝えるか?という意味でも最高の映画作品です。 |
112.チャップリンの映画は好きなのだけれども、時々冗長に感じることがある.ところが、この映画は冗長さを感じなかった。ラストの演説は一介の映画人にはできないものでしょう。 【思込百遍】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-09 15:03:44) |
111.ラストの演説は言うまでもなく映画史における名場面の一つでありチャップリンの魂の叫びがストレートに心に響いてくる。独裁者・ファシズムを痛烈に批判すると同時に彼の作品に一貫して含まれているメッセージも忘れていない。それは人間に対する愛情であり生きる希望、自由であり、決して説教染みた軽薄なものではない。彼のあらゆる作品は一般庶民を土台に成り立っている。視線の先には常に大衆がある。チャップリン映画の素晴らしさはここにあると思う。 【CPA】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-10-31 08:31:28) (良:1票) |
110.まぎれもなく来世へ受けつぐ価値ある偉大な映画、すばらしいものを観せてもらいました。さすが世界を舞台とする男の作品は違います。各シーンの意味の深さ、そしてなによりあの最後の演説ですね。『チャップリン』という人物が俳優という枠組みを越えて私の心に直接訴えかけてきます、ストレートに映画の力というやつを感じることができました。 【PPOSSTU】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-09-03 15:40:35) |
109.ここ10年以上観てないのでラストの素晴らしい演説くらいしか覚えていないのだけど、地球人類が平和共存していく上で必要な思想を強烈に訴えている点で本作は人類の宝と言っていいと思います。 ↓以下で書いておられますが、映画館でラストに拍手が起きたのはすごい納得。私もその場に居たかった! 【じゃん++】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-08-18 12:38:15) |
108.こんな事言うと誤解されちゃいそうだけど、チャップリンはホントはこんな映画作りたくなかったんじゃないかと思う。もしナチスの台頭→第二次世界大戦という歴史の悲劇がなければ、彼は多分この作品や「殺人狂時代」は撮らずに、ずっと涙と笑いで溢れた呑気で素敵な作品だけを作り続けた筈だ。この、映画史上最も勇敢な作品によってチャップリンは英雄視(偶像視)されるようになったけれど、それは彼の本意ではなかったと思う。彼は立派な英雄になんてなりたくはなかった。ただ単に彼の愛するもの―ささやかな平和や人々の笑顔―を守りたかっただけなんじゃないだろうか。「独裁者」というとどうしてもナチスに対する風刺やラストの「世紀の六分間」の事ばかり大きく取り上げられ過ぎて、ともすれば他の場面はどうでも良いかの様に思われがちだ。しかし、例えばヒンケルの一時的なユダヤ人迫害緩和政策によって訪れた束の間の平和のある日、床屋とアンナとの初デートを皆が祝福しているシーン。アンナに「彼の様子を見て来て」と言われた女の子が仕事中の床屋を見に行って、アンナに叫ぶ。「まだ、はげあたまをみがいてるわよ!」。僕はこの作品の、こんな何気ないシーンも大好きだ。そもそもチャップリンが好んで描いたのは、偉人でも英雄でもない、しかし善良で愛すべき市井の人々ではなかったか。冷静に「映画」としての出来を見れば、この作品は特に優れているとは言えない。何人の方が指摘されているように全体的なバランスが悪いように思う。しかしそれは、彼の「止むに止まれぬ衝動」によって生まれた「作らざるを得なかった」作品だからだ。僕はチャップリンも、この作品も大好きだ。でもそれは決して彼が英雄だからでも「喜劇王」だからでもない。彼の数々の映画が、僕のようなボンクラにも「夢を見ることの大切さ」を(少し恥ずかしそうな笑顔で)語りかけてくれるからだ。 【ぐるぐる】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-08-15 17:30:44) (良:6票) |