65.本当に「なんと愚かなことか・・・」というセリフがそのままの感想になってしまう作品でした・・・。 |
64.評判の高さから期待しすぎたか,思ったほど面白い作品ではなかった。 【北狐】さん 6点(2004-05-24 13:12:42) |
63.イギリス万歳。第二次世界大戦というとアメリカ万歳の映画ばっかりでちっとも面白くないけれどこれは違う。人間の愚かさをみごとに示したラストに驚愕。ただ長い!冗長で飽きてくる。仕方ないが。 |
62.《ネタバレ》 一本の橋、落とされるべくある橋を巡る男たちの物語。日本人としては、あれだけ英軍贔屓に物語が進むのはどうかと思いますが、最後のシーンを通じて、「戦争の非生産性」や「むなしさ」という側面はひしひしと伝わってきます。人はそれでも逃れることは出来ない、という事実もまた空し。 【虚学図書之介】さん 8点(2004-03-10 02:51:03) |
61.初めて見た戦争映画。まず凄いと思うのは戦闘シーンが少ないのに「戦争の無益さ」を痛感するところ。最後のクリプトン軍医の言葉、「madness」は戦争のすべてを物語っている。せっかく後世に語り継げるためにイギリス将校が日本人も含めて作り上げた橋なのに・・・ああ、切ない。日本政府はこの映画を見るべきです。 【浜乃神】さん 9点(2004-03-10 01:37:48) |
60.敵の橋作りのために駆り出されるイギリス軍捕虜たちとも、期日までに橋を完成させなければと焦る日本軍人とも一歩距離をおいたところにいるような軍医は、観客同様事の成り行きを客観的立場から見ている。その彼がラストに言う、「狂っている」という言葉がこの作品の全てを語っている。自軍の規律を維持するためと言いながら敵の事業計画に積極的に協力する捕虜達だが、どんな状況の中でも目的を持ち「形あるものを作る」ということは喜びになる。それぞれ思惑は異なっても敵味方が協力して一つの目的を達成した時、完成した橋の上で二人の将校は軍人ではなく人間として感慨に耽ったのだろう。しかしその直後せっかく作った橋はあっけなく破壊されてしまう。橋という形あるものだけでなく、作った人の誇りや喜びまでもが無になってしまった。戦争が人も物も含め大いなる破壊と犠牲でしかないとこの空しいラストシーンが象徴している。脱力的なラストシーンにかぶる軽快なテーマ曲が一層複雑な余韻を残す。 【キリコ】さん 8点(2004-03-07 19:07:57) (良:1票) |
59.《ネタバレ》 自らの誇りをかけて作り上げたものを自ら壊すことになる。まさにラストのセリフ通り「madness」。それこそがまさに戦争の空しさ。しかし、実は似たようなことは我々の社会生活の中でしょっちゅう起こっている。仕事で必死で準備していた書類が、得意先の理不尽なひと言で破棄するハメになる。せっかく作った料理なのに、家族が外食で済ませてきたためにムダになる。自分ではどうすることもできない外部の力によって、自分の作り上げたものがただのゴミになってしまうようなことは、誰にでも一度や二度はある経験だろう。戦時下の捕虜という極限状態を描きながらも、そんな普遍性のあるドラマが展開されることが、多くの戦争映画と一線を画し、単なる娯楽モノや反戦モノに堕さなかったゆえんだろう。2時間40分がまったく長く感じない傑作。日本陸軍側の組織の不自然さや、国旗の使い方のヘンなところなど、日本人として細部が気になってしまうところだけが残念。 【眠い悪魔】さん 7点(2004-03-03 01:59:27) |
58.《ネタバレ》 とても良い映画です。脚本が良い。 軍人と技術者。 【つちのこ】さん 8点(2004-02-29 09:28:43) |
57.どうもいまいち何が云いたいのかわからなかった。イギリスの大佐は最後どうしたかったんだ?。一番可哀想だったのは布うちわの扇ぎ係の現地人。 【膝小僧】さん 5点(2004-02-27 23:33:33) (笑:1票) |
56.日本人兵の「おいっ、お茶!」「おいっ、お茶!」「おいっ、お茶!」…(続く)という伝言ゲームには苦笑したが(日本軍にも当番兵はいますってば…)その格調の高さ、そのスケールの大きさ、戦争映画の傑作。 【ノコギリソウ】さん 10点(2004-02-23 21:46:36) |
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55.物語が展開されていく場所が、湿度の高そうなジャングルの奥地という点だけでも息苦しくて飽きてきてしまった。それに、ストーリーにも面白さやメッセージ性を感じとる事も出来なかった・・・。 【亜空間】さん 4点(2004-02-23 21:24:47) |
54.《ネタバレ》 全体としていろいろなメッセージを読み取る事が出来るが、特に言えるのは「橋をかける」という作業を国際間の相互理解に例え、斎藤所長、ニコルソン大佐、シアーズ中佐をそれぞれ日本、イギリス、アメリカに例えると分かりやすい。それぞれの主義の違いからすったもんだがあり、「橋の爆破」すなわち戦争の勃発である。まさに自業自得、愚かな事だと閉めている。 【ちゃか】さん 8点(2004-02-18 17:28:52) |
【腸炎】さん 8点(2004-02-18 13:56:27) |
52.《ネタバレ》 クワイ川マーチという音楽だけが一人歩きしてしまって、軽快なイメージを与えていますが、実際には戦争の悲劇を描いています。実際のイギリス人捕虜の扱いは悲惨だったらしく、「日本の食事が合わない」、「コレラ、赤痢の蔓延」、「強制労働による体力消耗」などで、あのような爆破工作をするだけの余力も残っていなかったらしいですね。また、収容所もジャングルの真ん中ですから、脱走するにも行き場所がなかったというのも事実らしいです。 <2004年2月17日冒頭の1行削除> 【オオカミ】さん 7点(2004-02-17 21:13:55) |
51.《ネタバレ》 自分たちが一生懸命造ったものを自分たちで壊すことになる。というラストになんともいえない虚しさを感じました。軍医の「愚かだ・・」というセリフがすべてを物語っています。それにしても、日本人をバカにしすぎだろ! 【ジョナサン★】さん 6点(2004-02-16 08:13:33) |
50.戦後12年目で作られた映画ですから、まだ大戦の記憶も生々しいころでしょう。日本人としてはちょっと複雑ですね。 【ロイ・ニアリー】さん 6点(2004-02-16 01:39:55) |
49.20年前の中学生の頃に観てラストが印象的なのを覚えていましたが、BSで再見しました。斉藤とニコルソンの信頼関係の構築物語と記憶していたのですが、思ったよりもそれらの描写はあまりなく、日欧のマネジメントスタイルの違いを見せつけられた気がします。根性主義で単なる人員投入しか考えない日本軍に対し、指示命令系統の明確化・部下のモチベーション管理等の組織化を行い、目的に対して、納期・品質・レイバーコストを徹底管理し、プロジェクトを実現する英国スタイルに対し、最終的に斉藤は何も言えなくなってしまう。斉藤の死に際も無残であっけなく、見せ場も何もあったもんじゃない。これは結局は日本をバカにした作品ですね。これに比べれば、「ラストサムライ」は進歩したなあと思います。 |
48.ここのレビューを参考にして見ました。クワイ川マーチはここが元ねたなのか・・と思いつつ。確かに重厚な作品ですね。斉藤大佐とニコルソンが最初対立しその後歩み寄り、やがてニコルソンが主導権を握っていく過程がいい。その後橋を完成させ、同じイギリス軍が橋を壊しに作戦を開始する。戦争の無意味さやるせなさをうまく描いてる。しかし今の時代から見ると少し古いかなと時代を感じた。 【リモ】さん 6点(2004-02-15 22:37:53) |
47.大佐はオビワンだったのですね。まったくそれとは知らず、ただただ、彼の好演に見惚れてました 【ノマド】さん 9点(2004-02-09 17:10:15) |
46.脱走兵なのに同僚の女性と浜辺でイチャつく米国人。重要任務を背負ってるのに荷物運びの現地女性とイチャつく英国人。日本人の齋藤大佐は泣きたくもなるわいな。 【mimi】さん 6点(2004-02-05 23:14:56) (笑:2票) |