14.《ネタバレ》 かなり前で見たのでそれも苦痛だったのですが控えめな毒気でも、
やはり変な演出は相変わらずで筋が通っている(笑)
子供の顔がノッペラになり井戸から目玉が飛び出したのには気味悪くなった。
虫の大群はありきたりで全然怖くないのでやめてほしかった。
子供向けのファンタジーではありませんから中途半端ですね。
しかし映像は目をみはるものがあり最近見たこのてのファンタジー系(ロードオブザリングなど)
のなかでは一番きれいだなぁと感心しました。
映像の演出が凝っていてさすがだなぁと・・(懲りすぎて中途半端になったか)
ファンタジー界のトラフィック(爆)のごとくシーンが変わるたびに色調が変わる。
映像の立体感がありカメラワークもよいからリアリティがある。
ただし長続きはしないから退屈に感じられる。
この監督の作品はヤマばかりでつながりがないけどつなげてしまう。
良いところと悪いところを考えて思ったことは、
真面目に作りすぎかなぁと。
普通にディズニーやティム・バートンのファンタジー(それも面白くないほう)のような感じで、
監督は誰?と思うほど昔の個性は薄れていました。
ハリー・ポッターみたいだなぁとも思いましたからもう・・
デビッド・リンチのストレイトストーリーを見たような寂しさです。
意外性で売ってきた監督ですからかなり期待しすぎたのかも・・
ちなみに余談ですが私はスピルバーグ映画が大好きなのですが、
1941の世界は全体的には面白くはないけど好きです。
あと、この監督の作品の大きな特徴としてはとにかく馬が出てくること。
騎士がよく出てくるのです。
今回は中世ですから出てきましたしおなじみのJ・プライスも登場したし(ちょっと嬉しい)
M・ディモンはあんまり合ってなかったかなぁ・・
笑えるところで笑えませんでしたのでH・レジャーのほうが主役級でしたね。
あとこの監督は絶対、「ソフィーの世界」を撮ったほうがよかったと憶測。
あっちの方が面白いから。
たぶん向いてると思います(苦笑)
この作品もグリム兄弟が自分たちの書いた物語の中に迷い込んでしまうのだから・・
赤ずきんちゃんが一番よかったかな。
ホラーかよって思いましたもの。
てゆうかマジ、ホラー撮ってください(爆)
サム・ライミのような笑えるホラー・・