560.サスペンス映画において今作よりもストーリーが秀逸な作品は多々あるが、今作より「見せる」作品は少ないと思う。デビット・フィンチャーによる映像によるキリキリとした空気感は見事で、ラストの衝撃まで緊迫感に締め付けられる。 【鉄腕麗人】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2012-01-21 21:34:29) |
559.全体的に暗い色使いで、デビットフィンチャー監督の撮り方はやはり最高です。 【F.C.R.B.】さん [DVD(字幕)] 10点(2011-12-24 09:19:59) |
558.《ネタバレ》 なんとも後味の悪い絶望的なエンディング しかし、雨や砂漠の対比 キャスティングの素晴らしさ(M・フリーマン流石ですね) ストーリーを引っ張っていく力強さ グロいところがありつつ いいとこは見せないテクニック(そう、アノ箱の中とかね) 映像や構成的に大変優れてる よく出来た映画だとオモイマス 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-12-17 09:03:48) |
557.《ネタバレ》 「7つの大罪」。いわばヤツの快楽殺人の動機付けでしかないのだが、何故、そこに執着したのかは語られていない。知性を兼ね備えIQが高く、自分が特別な存在と自惚れていた事、そしてそれを誰かに認めてもらいたかったのだろう。血まみれで自首してきて、そしてあのあまりにも残酷で衝撃的なラスト、ヤツの死をもって、「7つの大罪」という野望がコンプリートしてしまうこと事、すなわちヤツの行動心理自体が雄弁に物語っていたといえる。反社会的影響を残す罪悪人は大概にして誇大妄想癖を持ち合わせているものだ。 また、あの宅配便の中身を見せない演出は素晴らしい。倫理や画的なものも勿論あると思うが、観客の観たいという心理、欲求をうまく利用している。 雨が常に降りしきる陰鬱な中盤までとカラっと晴れて荒涼とした砂漠地帯との対比も素晴らしい。ラストでこれまでの鬱憤をはらすようなカタルシスはないのが残念ではあるが、 「彼の面倒を頼む」の一言があるだけでも少し救われた気持ちになったのは不思議だった。 とにかくかっこいいオープニングクレジットからじっくりのめり込める重厚な作品であることは間違いないですね。 【シネマブルク】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-12-01 17:59:21) |
556.《ネタバレ》 観始めたら最後、どっぷり楽しめます。 あまりにも有名な結末は、絶望的であり魅力的でもあります。 こんなのアリですか? 【ろにまさ】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-11-11 02:03:22) |
555.先に原作を読んでたので 結末は知ってましたが、うまく映像化できてました。 殺人現場のシーンも秀逸です。 キャストもイメージ通りでした。 【mitsuo@】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-10-24 00:22:24) |
554.猟奇殺人事件を追う、刑事コンビの姿を描いたサイコサスペンス。 結構グロいシーンが出てくるが、事件そのもののプロットは良く練られている。 ただ鑑賞後は少し物足りなさを感じてしまった。淡々としたストーリー運びや演出のせいなのか、 犯人の目的やキャラの掘り下げが足りなかったせいなのか、原因はちょっとわからない。 ブラッド・ピットという俳優さんに、役者としての魅力を感じなかったせいもあるのかも。 サスペンス物としては、良作の部類には入ると思う。 【MAHITO】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2011-07-28 07:45:50) |
553.《ネタバレ》 これは『ブレード・ランナー』へのオマージュという話だが、モーガン・フリーマンの苦渋に満ちた演技がよかった。一方、“七つの大罪”うんぬんの犯罪シーンはまあネタで、この作品で意外と古びるのはここらへんからかな、という気がする。 映像はさすがなもので、特に終結部の郊外(変電所?)の風景は俊逸だ。こういう荒涼とした絵を邦画ではあまり見ない。ダイナミックさが足りないのである。その意味では大風呂敷の七つの犯罪シーンにしても、ちゃんと絵にできるという自負があるからやったわけで、おそらく日本映画でこれを撮ったら目も当てられないことになったろう。日本人は大人しい草食なのである。 【タカちん】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-06-17 01:16:00) |
【eureka】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-06-09 19:10:42) |
551.よくできていますが、えぐいです。もう見たくないです。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-06-06 13:48:34) |
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550.《ネタバレ》 殺しのシーンを見せないで猟奇的なシーンを想像させる撮り方が素晴らしいです。精神的におかしい相手ながら、わからんでもない殺しの動機(最後から2番目の人は除く)。それに対してどう落とすんだろうと思ってましたが、バッドエンドということで落とす辺りがウケている理由でしょうか。相手の勝ちってことになるんでしょうけど、先に殺したもん勝ちな相手に対して、逆にそいつを殺したら今度はこっちの負けというのも不条理過ぎる気がします。世の法律が殺したヤツに甘すぎるんだよなぁ。主人公はお咎めなしってところまで描写してほしかった。 |
549.《ネタバレ》 映像は綺麗でした。・・・・ただ、まあ、なんというか、7つの大罪といっても、みんな大なり小なり、人としての証のように持ってるわけで、それでいちいち殺されたんじゃ、しょーがねーよな、なんて思うわけです。・・・・それと、もう一度、注意深く見ると違うのかもしれませんが、なんでSWATまででてきちゃうの、とか、殺された人達は、特に6人目は、大罪に該当していたのだろうか、とか、ケビンスペーシーは血に染まった手で警察署にやってくるけど、その手で宅配便の荷造りが出来たのだろうか、とか、フツー、宅配便をあのsituationじゃあけないよねぇ、とか、突っ込み処は満載と思いました。・・・・ところで7番目の「憤怒」は、ブラピの怒りに該当し、ラストのブラピは、その罪に対しての罰として描かれているのだろうか、・・・・とはいいつつ、ラストのブラピを見つつ、で、この映画は、何を表現したかったのだろうか、と思いました。 【王の七つの森】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-03-09 20:59:13) (良:1票) |
548.《ネタバレ》 見事に最後まで引き込まれました。 ラストのブラッド・ピットの苦悩する演技が素晴らしく印象深いです。 暗い雰囲気なのに映像が美しく感じました。 【ぐうたらパパ】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-03-02 01:22:20) |
547.メイン4人のキャスティングと演技が素晴らしい。 映像も美しく、映画の雰囲気作りに大きく寄与している。 【棘棘棘棘棘棘棘】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-02-16 21:14:40) |
546.昔ビデオでレンタル開始された時走って借りに行った記憶がある。 CMが魅力的でした。 最近のBDを含めるともう5回程見ただろうか。 後半の怒涛の展開、そしてラストの衝撃シーン。 初視聴のとき、糞ガキだった自分は息をするの忘れて正座してたなぁ。 多少グロいシーンがあるが、それでも多くの人に見てもらいたいサスペンス作品。 当時は気にする事もなかったが今見るとなんて豪華なキャストなんでしょう。 デヴィッドさんの作品の中では今の所一番好きです。 【hanabuto】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2010-12-29 07:42:42) |
545.以前読んだ少年ジャンプのナ○トの単行本の作者ページに、この作品のオチをネタばれされたという怒りのお話とともにそのオチまで書かれていました。私はそれによってネタばれされることに…(^-^;) 楽しめましたが、オチを知らないほうがもっと楽しめると思います。 【*まみこ*】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-12-05 00:12:46) |
【のははすひ】さん [DVD(吹替)] 7点(2010-11-19 00:32:55) |
543.《ネタバレ》 後味は悪いと散々いわれていたので、そこまでとは感じなかった。 最後付近のスペイシーとブラピのやり取りは何回も見たが、ほかの部分はあまり見ない。それでも8点の価値はある。 (追記:でもあの映画全編に漂う雰囲気はやっぱりいいと思い直した。見えない不安感というような。なので1点上げました) 【再見】■改めて全編見なおしてみて、善さに改めて気付かされた。映画の全編の雰囲気、陰と陽の使い方(殺人事件中ずっと雨が降り続け、ケビン・スペイシーの出頭前語で雨がやみ、晴れ渡った鉄塔で悪夢が起こる)が非常にうまい。細かい会話やシーンにも無駄がなく、前半部分がこんなに詰まっていたことに気づいて驚いた。「ひどい現実」に対する三者(ブラピ、モーガン・フリーマン、ケビン・スペイシー)三様の捉え方、感情、悪、それぞれの考え方の微妙な違いが、最後に向かってうまく収斂していく。 ■前半の陰惨な殺人事件と、車中でのブラピとケビン・スペイシーのやり取りで、誰もがケビン・スペイシーに対して反感というか腹立たしさを覚えることだろう。しかし、それによりあの陰惨な「段ボール箱」はより一層の戦慄と衝撃を増し、ケビン・スペイシーを打ち殺すブラピに共感してしまう。しかし、それこそまさにケビン・スペイシーの言っていた「誰もが持つ罪」の危険か顕在化が行われてしまっているのだ。 ■そう、なんでみんなトレイシーの首を描いてほしいと思うんだろうか。あれは描かずに演技だけで見せるからこそ怖いのだ。まさしく映っているのは「何の変哲もない段ボール箱」だから。 【θ】さん [DVD(吹替)] 10点(2010-10-01 00:15:00) (良:3票) |
542.《ネタバレ》 ラストが衝撃的でした。結構グロい映画なんだから、どうせならグウィネス・パルトロウの生首も映して欲しかった。 【doctor T】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-09-23 20:58:26) |
541.《ネタバレ》 ラストに向かう過程・・・やや長いと思いましたが、結末が楽しみだったので気になりませんでした。 残された死体は2つ、現場に向かう刑事が2人ということで、この辺りが関係してくるのだろうなと想像しましたが、その上をいくインパクトがありました。 安易な終わらせ方ではなく、終始一貫、暗く重苦しい作風を貫いたようです。 それが映像の雰囲気とも調和してバランスよい作品になっていると思います。 【午の若丸】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-08-29 15:48:24) |