76.王が「なにを変える権利もない」とぼやくシーンに日本人としては天皇を思い起こさずにはいられません。英国王室は今でもゴシップねたにされるくらいですからデリケートさにはかなりの差がありますが。ただ、震災後に天皇がコメントされたことに重ね合わせてしまいました。うまくしゃべるというよりも、国全体が暗くなる場面で、上の人間が気持ちを伝えるスピーチというものがどれほど重要か、と。吃音の演技にすべてがかかっている演劇的な作品ですが、悪い意味の演劇くささは感じませんでした。どんな人間でも自分で克服するしか前に進めないというようなテーマがぶれていないからでしょうか。WOWOWで吹き替え版も放送されていたみたいですが、これの吹き替えって・・・ 【ETNA】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-02-28 17:30:17) |
75.ストーリーが最初から最後まですべてよめてしまうありがちな構成で、劇場で全く楽しめなかった。どうせ最後は克服するというイメージが、途中の練習や周りの人々の励ましのレベルでは、自分のなかでは抜けきれず、淡々とラストにまでいってしまった感じがした。コリンファースがちょっとやりすぎな感じもした。これで作品賞とは、不作の年だと感じる。 【バトルコサック】さん [映画館(字幕)] 5点(2012-02-22 03:20:27) |
74.自分の知り合いにも吃音症の子がいるので、大音量のヘッドフォンを付けさせて、なんか読ませてみようと思います。 【ケンジ】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-02-18 21:05:33) |
73.見応えのある映画でした、いい役者さんぞろいですね。ローグ一家がくつろいでいる時の絵画のようなシーンが大好きになりました。エドワード8世/デイヴィッドがあまりいいイメージで描かれていないのですね。よく「世紀の大恋愛、王位を捨ててまで・・・」と言われていますが、違う見方もあったのだなと、興味深かったです。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-01-31 14:54:15) |
【K】さん [DVD(吹替)] 5点(2012-01-05 18:25:46) |
71.とりあえず私は全く知らない史実だったので、あんな時代にそんな事実があったなんて、とても素敵だと思った。 英国王室近代史だけでなく当時の時代背景も分かりやすくとても勉強になったし、それだけでもかなり価値のある映画だと思った。 【アキラ】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2011-12-31 01:48:27) |
70.うーん。あまり面白くなかったです。友人にもいるのですが、吃音症が後天的なもので、生まれつきのものではないというのは、へーと思いました。わかりやすい話ではあったけど、笑えないしそれほど感動もしないし平凡な作品じゃないかと思いますが・・・。アカデミー賞と私は相性があまり良くないようです。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-12-29 17:59:34) |
69.《ネタバレ》 地味ではあったけど、見終わった後に『良かったなあ・・・』と思える作品。 派手な演出が無い分、気負わず、ゆっくりと作品を楽しめた。 『冷たい熱帯魚』の後に観たせいかな?(笑 【ななのじ】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-12-24 21:59:22) |
68.こういう題材で映画を作る事が出来る社会の懐の深さと魅せることが出来る巧みさを感じました。 【ちゃじじ】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-12-17 23:58:11) (良:1票) |
67.とにかく良い題材を見つけたと思う。 どうやっても面白く出来るエピソード。 字幕なしの言語で理解できたらもっと面白かったろうなぁ。 【翼ネコ】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2011-12-17 10:45:22) (良:1票) |
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66.《ネタバレ》 よくできた映画だ。だけど、それだけ、とも言える。 演出が抑え気味なのは好感が持てるが、なんといってもラストの見事なスピーチにいたるまでの過程をもっと詳しく描いてほしかった。 『Shall We Dance』は、その辺が巧みな演出やエピソードで埋められていたので、見終わった後のスカッと感がある。 その辺がこの映画に無いのは、なぜだろう。 事実の映画化ということで、派手な演出ができなかったところにあるのかもしれない。 ある意味で、残念な映画。 【love】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-12-11 22:58:17) (良:1票) |
65.これはもう「あがり症の王様」って設定が秀逸で、実話なんだろうけど、よくぞ取り上げた。人生のほとんどを公式の場にいる王族が吃ったら、そりゃ地獄だわな。職業が「公人であること」なんだもん。普通の対人恐怖症は「笑われる」ことを気に病むんだけど、彼の場合は「哀れまれる」という地獄。だから彼が気の毒だという視線が、さらに彼を傷つけてしまう。大観衆の視線から先祖の肖像画までが脅威となって迫ってくる。転職も出来ない(兄貴に先を越されてしまった)。脅威の対象だった一般市民との間に、次第に友情が育ってくるところがポイント。映画は結果が分かっている展開を、淡々と進んでいった。それが物足りなくもあるが、たとえばもし「演説の天才ヒットラーに対する怒りによって流暢に語れた」なんて話になったら、それはそれで安っぽく感じてしまっただろう。こういう「人生の不安」に対しては特効薬はなく、彼のようにただただ匍匐前進していくしかないのだ、という勇気をたたえる物語でいい。それにしても先代の王様が卑猥語を狂ったように叫ぶ映画が作れる国はいいなあ。もし昭和天皇が卑猥語を叫ぶ映画を日本で作ったら(あの人も幼少時にプレッシャーきつかったのか、しゃべりが流暢ではなかった)、街宣車が走り回ってスクリーンはズタズタにされるんじゃないか。 【なんのかんの】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-12-11 09:53:12) (良:2票) |
64.《ネタバレ》 国王の吃音克服の過程だけでなく、ナチスドイツが台頭していく状況に対するイギリス国内の空気の変化や「王冠を賭けた恋」など当時の出来事や状況も映し出されていて非常に興味深かったです。 【TM】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-12-10 15:33:41) (良:1票) |
63.《ネタバレ》 「オスカー獲るほどの映画か?『ソーシャル・ネットワーク』の方がいいじゃん」という批判があったことは承知してますけど、まあこれはこれで良かったんじゃないですか。作品賞はともかくとしても、演技賞は三人とも受賞すべきだったのは間違いなしです。とくにジェフリー・ラッシュ、なんか怪しげなところもあるライオネル・ローグを絶妙な演技で表現していて、脱帽です。コリン・ファースが手に汗握るスピーチをしている前で、始めはまるでオーケストラの指揮者の様に奮闘していたラッシュが、最後には王の言葉に打たれて畏敬の念を示してゆくのはホント名シーンでした。そしてバックにベートーベンの交響曲七番第二楽章を流されては、もう泣くしかありませんでした。 余談ですが本作の日本版予告編は予告編史上に残る大傑作だと思います、これだけで泣けます。 【S&S】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-11-17 08:05:25) (良:4票) |
【kaneko】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-11-15 16:49:01) |
61.《ネタバレ》 コリン・ファースの演技に6点。エドワード8世が退位してなかったら歴史は大きく変わってただろうなぁ・・・。 【あるまーぬ】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-11-13 01:16:08) |
60.《ネタバレ》 戦争に突入したのにハッピーエンド? 【SIN】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-11-12 01:13:47) |
59.面白いストーリーだが、アカデミー賞作品賞を受賞したにしては軽すぎる内容。 【eureka】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-10-29 20:26:49) (良:1票) |
58.優等生的な作品。実話ベースの映画ということで、ラストは誰でも予測できるし、 ストーリーとしての妙味は見受けられない。内容自体も厚みがあるようでないような・・・。 主役二人の演技はしっかりしているので、見所としては彼らの交流シーンかな。 演出映像に関しては、こちらもそこそこいいかと思う。万人向けといえば万人向けの映画かも。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-10-28 00:57:06) |
57.終始明るい雰囲気で、すごく前向きな映画だったと思う。でも、自分はアカデミーで話題になったほか2作品の方がスキです。 【のははすひ】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-10-02 17:08:45) (良:1票) |