51.《ネタバレ》 原題は「untouchable」ですか、、。確かに、車椅子の障害者と屈強な黒人の組み合わせはまさにuntouchable、恐れ多くて誰も手出しはできません。仏映画らしくもないこの映画、脚本だけを読むならいかにもマーティン・ブレストが撮りそうなお話で、対極にある男たちが育む友情はなかなか心温まるお話でございました。ただし、介護現場を軽視しているような節があり、高得点はどうかご勘弁を。 【タケノコ】さん [映画館(字幕)] 5点(2013-10-27 21:08:34) |
50.解説を読むとそれに従って物語が淡々と進んでいくんじゃないかと内心つまらないかもという不安がありましたが、冒頭で車を暴走させてアース・ウィンド&ファイヤーをかけてくるところから観客を惹きつけていますね。 二人の出会いから終始見ている自分が笑みがこぼれるようなシーンが続き、べたな感動をさせず終わらせたところがよかったと思います。 あまり心に響くとは思えないけど、これはこれでよかったと思います。軽いノリで観れますよ。 邦題に難あり。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-10-22 18:44:15) |
49.《ネタバレ》 良い映画でした。障害をネタにジョークを飛ばす。受け入れる側の度量にも依るが、悪気が無いから赦される。見ていてヒヤヒヤするのは最初だけで、あとは心地良いシーンの連続でした。でも、これは特殊な例なのでしょう。ものの道理が分かり、介護にいくらでもお金が使える富豪と、フランクすぎる欠点を充分にカバーできる能力を持った黒人青年。どこにでもある組み合わせではありません。だから「最強」なのでしょうけど。特に青年は回転の速さや押し引きの匙加減に高い資質が見て取れる。気難しい金持ちを上手く転がした彼の手腕が見どころでした。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-10-18 00:46:00) (良:2票) |
48.《ネタバレ》 この作品を見ていてまず感じたのは、ユーロって、ドルの1・3倍から、1・5倍何だよねって。あの血しぶきの絵結局500万円位で買ったけど家には飾られてなかった。 ドリスが描いた絵も150万円位で売れたあのオヤジやるなと思いました。あの脊損用の電動車椅子おそらく100万位上。すれ違った女性のシーン巻き戻して確認しました。確かに美人だった。私はあの文通の相手は秘書かななんて思っていました。 あの家の車マセラッティー3、4000万、車庫に入っていなくてでもあのサウンドしびれましたよ。 話を作る上での要素、組み合わせがいいよね、金持ちと町のアウトサイダーもうこれだけで面白くならないはずがないよ。最初に見ていて思ったのは黒人役ではタクシーの彼でも良いのかなと思いました、ただ出演料が高くなるだろうけど。ハリウッドでやるなら。 デンゼルワシントンとかで使って欲しいと思いました。デンゼルワシントンでなければバットマンの悪役にでていて、葉巻とかに合う、ジャックニコルソン、これならドンピシャかな、黒人役をスピードの彼、車のシーンが嘘みたいにはまっちゃいますよね。ツルツルだし、黒人だし出演料は天井登りになるだろうけど。 介護や不治の病は、、お金持ちをシュジンコウニすると、絵になりますよね。あとは、ドラマだけ、描けばいいんだもん。作りやすいでしょうただ、それがヒットするかしないかは、運でしょうけど。 お金があっても、なくても最後まで自分らしく生きられる自分らしく死ねる人は偉いのだと思う。 あとは、認知症ですべてを忘れてしまうか。どのみちすべての人間が神に召されるわけで、、、と思いました。 車椅子の改造あれ笑えましたよ。セグウエーを抜き去るシーン、それも二人乗り、あれは特注だよね絶対。前に、気づいたのですが日本には、老人用電動四輪車があるでしょう、歩道を走っているのあれって、老人暴走族いないですよねあれって時速5キロじゃなく映画のように12キロ位迄、改造できたら、楽しいだろうななんて思いました。ソオイウ発案をしないのかな、、、そこが日本人の良いところナノカとほほ。 自分ももうすぐじじいだけどどうやってとしをとりしんでいくんだろう、なんて考えます。飛行機チャーターして、パラグライダーなんて出来ないよお金持ちはいいよねと思いました。 【yasuto】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2013-09-29 07:18:53) |
47.《ネタバレ》 最強の2人?タイトルが意味不明。いっそのこと最強のクソに改名してもらいたい。介護現場はここで描かれているような綺麗なものじゃない。現場はまさにクソの始末が待っているのだ。成金オヤジが「2週間もったら、大したもんだ」と言っていたが、そもそもなぜ黒人青年は2週間もったのか?なぜ彼はクソの始末ができるようになったのか?それが描かれていない。成金オヤジの足に熱湯をかけて爆笑するシーンなどドリフ以下で笑う気もしない。介護現場で足に熱湯をかけても「この子は同情しないから好きだ」と言ってもらえると思うか?冗談じゃない。「同情しなかったら患者と仲良くなれる」というメッセージなどクソ食らえだ。それと日本では我々がクソジジイになるころには、外国人に介護してもらうしかない。現実に日本の若者たちは、誰もがクソの後始末を嫌がる。だから人材不足だ。それでフィリピンなどの国から介護人を集めている。どれだけ不景気で就職ができなくても介護だけは避ける世の中だ。つまり、クソジジイとクソの問題は深刻なのだ。成金が単なるクソジジイだったら、あの黒人青年も途中で逃げ出していただろう。壮大なパラグライダー、感動のオペラ、目を見張る豪邸、耽美な絵画、豪華な高級車、これらの映像は、介護の現実を観客の目から逸らすためのカモフラージュである。こういう映画は是非「働きたくても仕事がない」と嘘ぶくニートたちに見てもらいたい。介護は楽しいぞ。スポーツカーに乗れるし空も飛べるぞ。そう思ってくれるかもしれない。 いずれにせよ、文部省推薦の偽善映画であることは間違いない。 【花守湖】さん [DVD(字幕)] 1点(2013-09-16 19:44:33) (笑:1票) |
46.とてもいい話だけど、少し冷めた目でみると障碍者でも資産家だから成り立つ部分もあって。 それでも、二人の友情は温かで優しい気持ちにさせてくれる。 隔てのないドリスの憎めない言動とフィリップの笑顔がいい。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 7点(2013-09-15 00:49:50) |
45.《ネタバレ》 楽しいのはいっぱいお金があるからだ、と思ってしまう。 『最高の人生の見つけ方』でも似たようなことを思った。 一般的な経済状態ならとてもじゃないがこうはならない、と冷めてしまう。 【虎王】さん [DVD(吹替)] 6点(2013-09-12 17:26:03) |
44.日本でこういうコメディが作れないものだろうか。見ていて心地よいコメディが。 【カニばさみ】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-08-28 01:22:10) |
43.フランソワ・クリュゼの顔だけの演技は見事だったし、特に笑顔は抜群。ところで自分にはドリスが車寅次郎に見えてしかたがなかった。物語に引き込む手法も「男はつらいよ」のそれだった。違和感無くいい時間を過ごせた。邦題はこれでいいのかな、狙いなのか捨てたのか分からない題ですね。 |
42.《ネタバレ》 ◇人は「認めてほしい」「対等に扱ってほしい」という欲があり、それができるには本来、お互いの身分や環境が影響したり、もしくは長い時間をかけて関係を築くものだと思う。◇その前提を覆し、ふたりが「最強の関係」となれたことは、お互いにとって本当に幸運。素晴らしい、セレンディピティな実話。◇見た後、ちょっとハッピーになりました。 【ハクリキコ】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-08-03 11:08:12) |
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41.《ネタバレ》 実に心地よいストーリー。 言動はまったく「心地よい」ものではないのですが、日本じゃまず作れないだろうと思うようなタブー無視は心地よかったです。 一方で、心地よさばかりが続き、話にこれといった起伏がないため、無難な作品とも言えるのではないでしょうか。 これは実話に基づいているから・・・ということで致し方ないのかもしれません。 また、この実話自体がもはやファンタジーゆえに、あくまでも"よくできたコメディ"。 障害者とはいえ、そこには”お金が十分にある”という大前提がありますので、いわゆる"感動作"ではなく、あくまでも"よくできたコメディ"として楽しめました。 【午の若丸】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-07-27 16:51:35) (良:1票) |
40.最強のふたりという邦題が残念。映画そのものが良いだけに残念、タイトルだけでアクションを起想させる。映画の中身は素場らしい、なんだろうね、そんなに押しつけがましい、完動の押しつけも感じられず、粋なことが所々あったり、最期のレストランのセッティングなんかドリスが考えたならうれしいような。観終わって良かったと思える映画でした。 【min】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-07-11 21:26:09) |
39.何といっても主役二人の性格がユニークで大変おもしろい。そしてまたこの二人の結びつきが邦題が示すように実に最強。ひさしぶりに大変おもしろい映画を見たというのが率直な感想。しかもこの映画のモデルが実在するというのに大変感激。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-07-10 23:45:58) |
38.《ネタバレ》 コメディであるものの海外コメディ特有のわざとらしさや、文化の違いによる違和感がほぼないため素直に笑える。主要登場人物はそれほど多くないものの、脇を固めるキャラクター性や演技も申し分ない。 そして最後に主演キャラクターの基となった本人達のカットが入ることにより深みが増して程よい余韻を味わえる。 【シバラク・オバマ】さん [DVD(字幕)] 10点(2013-06-19 23:46:01) |
37.《ネタバレ》 交通事故で障害者になった僕にとって、オープニングの暴走は不快でした。でも、最後は涙が流れました。いっぱい笑えました。今後「熊蜂の飛行」を聴くとこの映画のことを思い出して笑いそうです。元になった実話があったなんて知りませんでした。『最高の人生の見つけ方』と設定に似たところがあるけど、あれがどんだけくだらない映画か…こちらは本当に心がこもった映画です。 【だみお】さん [DVD(吹替)] 9点(2013-06-09 09:25:35) |
36.《ネタバレ》 お互いを尊重し、受け入れられるものは受け入れる、多少の過ちも反省の心があれば許してあげる・・・というような「寛容と受容」という理想がおとぎ話ではなく現実に起こっているという事実こそが、この映画の最大の魅力であると思います。 ただ、この2人の物語に多くの人が心を動かされたということは、逆に現実では中々起こりえないということでもあります。この作品の中でも、ところどころに移民問題が深刻な社会問題となっているフランスの実情も描かれています。 しかしながら、そういった状況の中でも共生は決して不可能ではないのだということを、ユーモアを交えながら伝えてくれるこの映画を私は評価したいです。 【TM】さん [DVD(吹替)] 8点(2013-06-08 00:23:56) |
35.相手を下に見たような同情的で押し付けがましい博愛主義ではなく、助けを求められれば助けるが、そうでなければ下手に気を使ったり擦り寄ったりはしない。家族間であったとしても徹底された個人主義という本音の付き合いにより親交を深め信頼関係を築いていくという実に気持ちの良い実話映画。2人の誇りや主義といったものは、実は時に行き過ぎているとも言われるフランス独特の(アメリカの自由主義的なものとは違う)個人主義に拠るもので、フランスだからこそ成り立つ(例えば日本では2人はただの身勝手なアウトローだと批判されかねない)もので、そのバランスの良い配置がこの映画の気持ちよさであるのだが、、ハリウッドでリメイクするらしいが、うっとうしい押し付けがましい博愛主義の権化であるハリウッドにはたしてこの映画を作れるのかね。理念を何も受け継いでないただのお涙頂戴のヒューマンドラマにならないことを祈るばかりである 【Arufu】さん [映画館(字幕)] 9点(2013-05-25 17:25:27) |
34.《ネタバレ》 闇の中に白い半月が浮かびあがる。 ドリスの笑顔。 フィリップが求めていたもの。 他の介護人に替わったことでわかった、文字どおりかけがえ(掛け替え)のない存在のふたり。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-05-08 06:55:05) |
33.《ネタバレ》 わざとらしい事件が何も起こらないのに、1つ1つのやりとりがスリリングで、自然なままの主役の2人の人格や背景が浮かび上がってくる。こういう描写が技術的には一番難しいのだが、それで息切れせずに最後まで行ききったのは見事。単純な人間性のぶつかり合い、その齟齬とそこから生まれる止揚こそが、最大のドラマなのだ。そして、海辺に向けて走る車を空撮で捉えた爽快感が、すべてを昇華させる。 【Olias】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-04-30 01:58:18) |
32.《ネタバレ》 良かったですね。主演二人の生き生きとした演技がとても良い。特にドリスの楽しそうな笑顔、あるいは家族と向き合っていたり話したりしてる時の悩ましい表情など印象深い。それから、付随音楽が鳴り響くシーンでのこの映画の神がかり的な出来の良さには目を見張るものがある。陽気な音楽が度々流れるけど、それはドリスの楽しげなキャラやノリをそのまま表現しているわけですね。見てるこっちも楽しくなる。実話ということですけど、大抵、人は自分と同じぐらいのレベルの人と付き合うわけですよね。だから、この作品みたいなことって凄く珍しい。でもここで見られる化学反応はフィリップの気持ちをもの凄く前向きに、そして明るくさせた。その時の鬱憤故にちょっと変わった奴を雇おうとしたというのもあるだろうけど、基本的に、フィリップの器の大きさに感銘せざるを得ない。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2013-04-25 21:10:54) (良:1票) |