144.《ネタバレ》 素晴らしい。これだから映画を観るのはやめられない。最初から最後まで引きつけられっぱなしだった。一シーン一シーンを克明に覚えている。素晴らしい。 【ぶらっくばぁど】さん 10点(2005-01-31 00:15:11) |
143.《ネタバレ》 ごめん。わからんかった。結局みんなリリィを通しては繋がってたんだけど、現実世界ではわかりあえなかったってこと??もう、さっぱりですわ・・・。あきまへん。それにさ、普通、自分が信仰してるアーティストのライブ会場で、いくらいつもいじめている奴が来てるからって、チケットぽい捨てはしないと思うよ、星野君!それは、そのアーティストを好きなのとは違うと思うんだよなぁ。そこがどうもリアルじゃない気がする。あと、蒼井優は、雄一が付いてたら死なずに済んだかもね。そう考えると、まったく雄一って奴は3人も殺して(うち、2人は見殺し)、どうしようもないアンポンタン野郎だ。もう、ほんとがっかり。一番のガンは担任だ。問題のありすぎる学級なのに、何も手を打ってない。あいつはクビだ。俺は娘をこんな学校に入れたくねぇ~(注:娘なんていません)。 ⇒でも、それが本当なんだろうな。 【こじ老】さん 2点(2005-01-22 13:12:57) |
142.稲中卓球部をおバカな中学時代を理想化させた作品だとすると、この作品はこの時期に生まれる様々な感情の流れ、人の汚い部分を具現化させた寡作だと思います。ここまで極端な悪事はなかったでしょうが、差別、いじめ、嫉妬など誰もが中学時代に経験し、目撃する出来事ではないでしょうか。舞台は地方都市なので、一度自分の立場を決定されると逃げられないという閉塞感もあるでしょう。岩井氏の美しく優れた映像技術で我々の記憶がよみがえられされるとともに、人が子どもから大人になる前に持つ最後の攻撃性を見せ付けられ苦いもの感じる。大人になれば露骨ないじめなんかはしませんから。 【バチケン】さん 8点(2004-12-23 23:11:24) |
141.《ネタバレ》 援助交際とかイジメとか万引きとか親の離婚とかレイプとかは、別にそれである必要性はなかったんだと思う。なんだって良かったんだと思う。私自身を振り返ると、中学生って、自分の身に起こったことを生まれて初めて自分ひとりで受け止めた年齢だったと記憶しています。岩井監督が描きたかった14歳のリアルは、その「初めて」があまりに耐え難いものだったとしたらという仮説なんだと思います。だから仮説が具体的に何であるかはどうでもよかったんだと思う。神様(=岩井監督)に弄ばれる少年少女。もう少し大人だったら上手い受け止め方とか自分なりの結論が出せるんだけど、まだそんなことができるほど器用じゃない。逃げ方も分からないし解決法も思いつかない。ただ必死で藻掻くけれど何処にも辿り着けない、そんな苦しさを描きたかったんじゃないでしょうか。あのエンディングは、二人がそれぞれの結論を出して次に進む決意をしたことを意味しているんだと思います。二人に拍手を送りたいです。 【キュウリと蜂蜜】さん 8点(2004-12-16 00:24:07) (良:1票) |
140.《ネタバレ》 とてもインパクトがある。それはなにか幼年時代に求めたものを具現化してくれているからかもしれない。しかし無駄に長い。沖縄旅行しかり、音楽祭しかり。そこまでひっぱって結局レイプや自殺だなんて終わり方にがっかり。もっとすっきりさせたほうがこの少年の世界が分かりやすかったのではないだろうか。 【ぷりんぐるしゅ】さん 4点(2004-12-02 09:23:15) |
139.中学生の日常に散りばめられる、いじめ、喧嘩、部活、万引き、援交、かつ上げ、自殺、夏休み、合唱祭、レイプ、、、、、 などが、物語性を排除したように、雑然と、脈絡なく、配置されていました。、、、、、一貫していると感じられたのは、下地として満たされている、エーテル感、透明感。そのエーテル感に同調するとき、ふと14歳くらいの自分を包んでいた空気が微かに感じ取れたような、、、、、、。ただ、最初から、最後まで、「で、何が言いたいの」という疑問が頭を離れませんでした。、、、、、でも今思うと、具体的に何かの物語を与えようというのではなく、見る人一人一人が、作中に散りばめられた出来事を、好きなようにつないだり、捨てたりしながら、自分にとってかけがえのない物語を作り出して欲しいというのが制作意図ではないかと思えます。作者自身が語るのではなく、見る人が想像を紡ぐための場を提供し、その場をエーテルで満たすのだ、といったように、、、、、。だとすれば、久野さんを主人公にしてもよいし、星野君、津田さんを中心にしても良いわけです。、、、、、自分と重なり合う物語が上手に作れた人には、素晴らしい映画になるに違いありません。、、、、、しかし残念ながら、私は上手に作ることができませんでした。散在する出来事をどう結びあわせても、閉塞した物語しかできないように思え、そんな物語を描いてどこに救いがあるのだと思うからです。、、、、、リリィの歌だけが救いだった?、、、甘ったるいエピソードが欲しいというのではありません。例えば、ただ無心に壁にボールを投げたり、あてどなくチャリをこいだり、誰かに密かに思いを寄せたり、、、、ささやかな救いの要素は、商業化された音楽以外にも、色々にあるはずなのに、そういう部分がひどく欠落しているように思うのです。、、、、、14歳くらいの世界を描いたものなら、例えば石田衣良さんの方が小説ですが圧倒的に好きです。 【王の七つの森】さん 6点(2004-11-19 08:18:33) |
138.大きなため息と、脱力感に襲われた。すごい映画というのはわかる。だけど素直に面白いと言えない。苦しさ、怒り、憎しみ、吐き気がする。 【ボビー】さん 5点(2004-10-03 10:00:59) (良:1票) |
137.確かに一度にこんなことが起こることはないだろうから、リアルかといったら、そうではないかもしれない。しかし、とにかく、普通の若者が急変する怖さが凄くでている。そして、孤独感。とにかく、すごい、メッセージが伝わってきた。音楽も最高。さすが、岩井俊二といわせる作品です。ハッピーエンドの映画を期待する人は見ないほうがいいと思います。映画からのメッセージを期待する人には最高だと思います。確かに、低評価をつけている方も多くいますが、そのほとんどの方が、後味が悪いとおしゃっています。その気持ちは凄くわかります。ただ、高評価の方にも低評価の方にも強いインパクトを与えたのには間違いありません。あとは、好きか嫌いかです。 傑作は賛否分かれるものだと思います。 自分にとっては傑作中の傑作。こんな映画見たことないです。 【シュシュ】さん 10点(2004-09-25 13:38:18) (笑:1票) |
136.まあ中学生の物語なんだからしょうがないんだけど、字幕の書き込みの内容・やりとりがイタくて興ざめする。(余談。あーゆー書き込みをたまに本当のネット上で見かけるけど、本人はかっこいいとでも思ってるんだろうか・・)映像はきれいでしたが、岩井俊二の限界を見た気がする。ちなみにこの後、リリイ役の女性は本当に「呼吸」というアルバムを出しました。どーせ岩井俊二はこれがヒットして「一人の歌手を発掘した監督」として一躍名声を得ようと思っていたんだろう。 【DELI】さん 3点(2004-09-07 13:04:13) (良:1票) |
135.これは映画館で観たんやけど、もう、ほんと衝撃作やった。すっごくのめり込んで、かたずをのんで見入った。観てる間中はずっと不安感に襲われて。んで、劇場を後にするときは、めちゃめちゃ重い気持ちで疲れました。まさに痛い映画。でも不思議とまた観てみたい気もするねん。なんてゆーのかな、この世界観に囚われてしまった感じかな。俺は岩井俊二の映画観るとタイガイ、そーなってまう。(「Love Letter」も「スワロウテイル」もしばらく余韻が残った)。だから、とーぜん、この映画観た後、ネットにアクセスしてもーた。んじゃホームページ上でも、やってるねやん。映画と同じこと。みんな映画とシンクロするよーに。ネットでの匿名性をいかした言葉の羅列。ネットだから繋がる関係。んで観た人達はまた浸れるというわけ、この映画の世界に(うーん手段がブレアウィッチっぽいな)。それが、なんの意味があるのかよくわらんけど、みんな色々抱えてるんだなーとなんとなく思う。そして、この映画は只者じゃないと思う。確かに生々しすぎて不快感をともうし、虐めなどを題材にしてるけど、その先に何を描きたいのかイマヒトツ伝わってこない。だけど若さに潜む色々な感情をつきつけ、観る人の感覚を刺激する一種の毒はもってるんちゃうかな。そしてその毒に少し麻痺してしまいたいと俺は思えてしまった。人間、そんなに綺麗じゃない。でも、それを認めてからが勝負なのだ(書いてて意味不明)。ちなみに俺は中学では虐められた事あって、思春期のサバイバルをなんとか切り抜けた感じ。今じゃそれも思い出として悪くないかな。 【なにわ君】さん 10点(2004-09-03 11:57:04) |
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134.《ネタバレ》 無駄なシーン多すぎ。沖縄のとこなんか、あんなにいらんだろ。他もダラダラしてて、こういうの大嫌いなんだけど、そんなことが小さく思えるくらい、映像の美しさと中学生たちの心情描写に圧倒された。死人は出ないまでも、荒れてる学校だったらあれくらい起こりうることだし、そこから抜け出せない子供達の気持ちも伝わってきた。いじめる側の星野@青猫が美化されたまま終わったら怒り心頭だったけど、制裁を受けることになるし、主人公の子が自殺するかと見せてしなかったところも現代っぽくてよかった。大衆娯楽作品ではない、問題作ですな。 【ダブルエイチ】さん 8点(2004-08-30 19:20:49) |
133.ちょうど中学生の時、この映画が一部の女子の間で流行っていたのですが、レイプとかいじめとかが題材で、歌が超いい!とか聞いたばっかりに萎え、ずっと見ることありませんでした。ナルシストしか好きになれない映画と思ってたもんですが何年か経って見ると、中学生時代のいたーい世界を思い出しました。中学時代と似たりよったり、映像うんぬんよりも私は人物描写にリアリティーを感じました。当時の窒息感を思い出します。机の配置とかもうあれだけで息が詰まりそうです。現実はあれよりももっと痛々しいとこもあれば、もっとさわやかな部分もあります。ただ作品中ずっと流れてた腹にくる重いものは、現実の中学時代と通ずるものが確かにありました。 【山本りんだ】さん 9点(2004-08-23 16:20:49) |
132.よくわからなかったのですが、様々な人間が豹変していき、その中で心のすれ違いや、 見えない人間の安心と、そして最後の絶望感。それをすべてリリィ・シュシュにあてつけて いるのが主人公だと思う。そして、リリィ・シュシュを見た主人公は、リリィ・シュシュと ともに破滅の道を歩んでいくのだと思う。 【幕ノ内】さん 6点(2004-08-22 13:06:32) |
131.この映画で私は深い感動を感じるが、涙することは決して無いだろう。「渚のシンドバット」と同じ感覚である。人間存在の不条理さを認識しだす十代を、終わりなんて絶対来ない息の詰まりそうな日常を、あくまで淡々と描いた作品である。そう、この青春映画にはカタルシスは一切無い。 【神風】さん 9点(2004-08-12 18:01:58) |
130.イジメにしても、レイプにしても、もう10年以上前から(実は三島由紀夫は30年以上前に作品にしているが、)社会問題化していて、十分に語り尽くされているストーリーなわけだが、それを臆面もなく大々的に取り上げて、観るものに投げつける岩井俊二の力技的な技量には、なんとも言えなくなる。観る者としては、これだけリアルな世界が発達し続けて、犯罪のニュースが氾濫している中では、イジメの問題も、レイプも、中学生の犯罪もお腹いっぱいで見たくないという思いが強い。だから、ニュースもその深部はあえて伝えようとしないし、知識人がテレビであえて語るようなこともない。あれだけ活発だった「朝まで生テレビ」でも、最近青少年問題を取り上げることはない。そんな中で観たこの映画は、そのストーリーの力強さに、完全に押されてしまった。正直に言って、ストーリーは過剰ではないのか?という思いも強かった。しかしこの映画を観る中で、自分の尺度では"過剰"だと思えるようなことでも、世の中にはリアルに存在して、それは稀であってもリアルなことだろうな、なんてことを考えた。それにしても、岩井俊二はいいスタッフを使う。小林武史の音楽は最近のヒットチャートでは流行らなくなったが、フィルムに載せてあげると活き活きとした音楽になる。篠田昇は光線の使い方が日本一上手い。この人は、本当に日光を知り尽くしたカメラマンだと思う。そして、監督である岩井俊二は、「本人も理由のわからない苛立ち」を描かせると本当に光った演出をする。そういうことを考えて、とにかくいい映画に仕上がっていると思う。 【fero】さん 7点(2004-07-24 23:19:50) |
129.イヂメ・非行・援助交際・レイプ・暴行・・・ 少年少女達の様々な陰の部分がすべて含まれている。 見ていて途中何度か静視していられなくなる。 胸に詰まるような内容が、リリイの独特の音楽・ドンヨリした映像と 共に見ている俺の心にダイレクトに入りこんできた。確かに後味悪い、 妙に心にひっかかる作品だ・・ 【アキト】さん 7点(2004-07-10 14:51:28) |
128.いらないシーン多いと思います ついでに言うと映像もあんまり好きじゃない はっきり言って何を言いたいのか全くわからなかったです 【れみ】さん 3点(2004-07-03 17:59:24) |
127.背景はきれいでとても好き。でもこの映画から伝わってくるものはなかった。なにが伝えたいのか全く分からない。後味はそこまで悪くはなかったけど、結末もよーわからん映画でした。 【LYLY】さん 4点(2004-06-22 20:03:29) |
126.よく分からない。リアルだったな~って事くらい 【リーム555】さん 3点(2004-06-22 13:52:02) |
125.「出来れば観たくなかった」観終わった後の感想。 【ロマン人】さん 3点(2004-06-20 13:43:11) |