マルコヴィッチの穴のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。5ページ目

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マルコヴィッチの穴

[マルコヴィッチノアナ]
Being John Malkovich
1999年上映時間:112分
平均点:5.95 / 10(Review 355人) (点数分布表示)
公開開始日(2000-09-23)
ドラマコメディ
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-05-19)【イニシャルK】さん
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監督スパイク・ジョーンズ
演出ダン・ブラッドリー(スタント・コーディネイター)
佐藤敦紀(日本版予告編)
キャストジョン・マルコヴィッチ(男優)ジョン・ホレイショ・マルコヴィッチ
ジョン・キューザック(男優)クレイグ・シュワルツ
キャメロン・ディアス(女優)ロッテ・シュワルツ
チャーリー・シーン(男優)チャーリー
キャサリン・キーナー(女優)マキシン
メアリー・ケイ・プレイス(女優)フロリス
W・アール・ブラウン(男優)初めての客
ネッド・ベラミー(男優)
デヴィッド・フィンチャー(男優)(ノンクレジット)
スパイク・ジョーンズ(男優)(ノンクレジット)
ブラッド・ピット(男優)(カメオ出演・ノンクレジット)
ショーン・ペン(男優)(カメオ出演・ノンクレジット)
屋良有作ジョン・ホレイショ・マルコヴィッチ(日本語吹き替え版)
田中秀幸クレイグ・シュワルツ(日本語吹き替え版)
佐々木優子ロッテ・シュワルツ(日本語吹き替え版)
小杉十郎太チャーリー(日本語吹き替え版)
田中敦子〔声優〕マキシン(日本語吹き替え版)
稲垣隆史(日本語吹き替え版)
佐藤しのぶ【声優】(日本語吹き替え版)
岩崎ひろし初めての客(日本語吹き替え版)
松本大(日本語吹き替え版)
秋元羊介(日本語吹き替え版)
稲葉実(日本語吹き替え版)
小室正幸(日本語吹き替え版)
茂呂田かおる(日本語吹き替え版)
出演ダスティン・ホフマン(映像出演・ノンクレジット)
ゲイリー・シニーズ(映像出演・ノンクレジット)
ウィノナ・ライダー(映像出演・ノンクレジット)
脚本チャーリー・カウフマン
音楽カーター・バーウェル
撮影ランス・アコード
製作スティーヴ・ゴリン
製作総指揮チャーリー・カウフマン
配給アスミック・エース
字幕翻訳石田泰子
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275.この手の映画を哲学的にとららえたがる人もいるかもしれないが、シュールな発想からのエピソードを断片的に発展させただけで、訴えたいことに向かって収束するほどには練られていない。シュールな話として楽しむのが妥当だと思うが、そう考えるとたいして面白い話ではない。
ダルコダヒルコさん [映画館(字幕)] 2点(2005-05-09 01:50:15)
274.《ネタバレ》 発想力豊かな作品です。この映画で初めてジョン・マルコビッチを知りましたが・・・イキナリこんな形で見ることになるとは(笑)キャメロン・ディアスはこの映画ではあまり魅力を出せていなかったと思います。本人が穴に入るところはカナリ笑えました・・・全マルコビッチ(笑)人の欲が出ている映画でもあった。ラストシーンでの結末には驚きました・・・恐怖さえも感じます。終わってからは巻き戻して豪華キャストが多数カメオ出演しているので必死に探していました・・・全員発見(笑)
マーク・ハントさん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-04-11 04:06:56)
273.たぶん、どんなに頑張っても、この映画の内容を1年間も覚えていることは不可能であると思われる。
花守湖さん [映画館(字幕)] 4点(2005-04-01 23:50:59)
272.《ネタバレ》 なんか前半と後半で話が別物みたいになってました。前半部は奇妙な舞台と登場人物たちが独特の世界を作ってていい感じでしたが、後半の愛憎劇にあまり感情移入できなかったのが痛い。後半部も潜在意識の世界の描写とかはすばらしいのですが、同情すべき被害者である2人を逆に憎らしく思ってしまうのが最大の失敗でした。結局、いちども入っていないマキシンのほうが最悪の「ヴィッチ」でした。しかし、カウフマンの脚本には破錠がなく、体面ばかり気にする人間のおろかさをうまく表現できていたと思います。後半部が暗い内容になったのはそういった人間批判に話をもっていったからでしょう。それだけに皮肉なラストは重く響きます。伏線も重要なところに張られているのでそれらの点は評価したいです。前半部だけか、後半部のドラマをもうちょっと感情移入しやすく出来てたら9点でした。
マイカルシネマさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-03-31 17:22:54)
271.前半は面白かったよ
NINさん [DVD(字幕)] 6点(2005-03-30 12:03:18)
270.アホくさいのに面白い。後半がちょっと理解しづらいのが残念。
さらさん 6点(2005-03-22 13:50:33)
269.《ネタバレ》 「孤独なショーを続ける人形師の就職先の7と1/2階、そこに隠された穴は名優・マルコヴィッチの意識内へと続いていた!」あらすじを読んだ感じでは面白くないわけがない!と思っていました。確かに前半は期待通りの展開。ところが中盤~後半になるにつれて、「穴」をめぐる三角関係やら、社長こと元船長のわけわからん説明やら、だんだんと頭の中が混乱。さらに二人同時に「穴」の中に入って彼の深層心理の中でドンパチってもうワケがわかりません。で、たどりついたラスト・・・最後まで納得できるオチはないまま映画は終了。観た後にはうっすらとした虚脱感だけが残ったのでした・・・。脚本のアイデアは悪くないと思うんですが、どうも展開が明後日の方向に暴走していってしまったという感じでしょうか。
ライヒマンさん 6点(2005-03-21 21:54:17)
268.ナンセンスの羅列という感じでした。7階半にあるオフィス、マルコヴィッチへの穴、など出だしで期待していたのですが、何の意味があったのか分かりませんでした。他人になる、ならないという発想はともかく、何故「穴」なの?小難しい意味づけがあったのかもしれないけれど、私には理解できず単に「奇をてらって失敗」にしか映りませんでした。題とあらすじで期待しすぎました。
ぐりさん 3点(2005-03-21 15:52:20)
267.奇妙奇天烈なストレンジワールドを描くという面白さ同時に、「誰か別の(有名な)人物になりたいと思ったことは無いか」、「自分とはいったい何者か」「本当の自分とは何か」のような哲学的な問い掛けに対する面白さが得られる良作。
登場人物も実にユニークだ。
ボケっぷりが素晴らしい社長から、言語障害の部長、デンジャラスな雰囲気のマキシン、性倒錯者のロッテそして人形使いのグレイグ。
どの人物も内面や性格がしっかり描かれていると感じる。
晩年のマルコヴィッチと結婚したのは、あの部長さんだろうか。
これだけでも何か社長の深い想いを感じるエピソードのような気がする。あのエロ話も少しは伏線があったということか。
一緒にマルコヴィッチに入った他の人は会話が通じないのではないかという気がするがそのあたりは気にしないでおきましょう。
映画で気になったシーンはもっとグレイグの孤独なり、苦しみなりを感じさせて欲しかったというところ。
人形師として人気が出たのは「グレイグとしての自分」の腕のおかげなのか、それともマルコヴィッチの人気のためなのか。
マキシンが結婚してくれたのはグレイグ自分自身としてなのか、それともマルコヴィッチとしてなのか。
このあたりはもっともっと苦悩するシーンは描けたと感じる。
確かに社長から、マルコヴィッチから出ていかないとマキシンを殺すと脅されたときに、「ここから出ていけばただのグレイグに戻る」と嘆いていてはいたが、ここはもっと掘り下げるべきポイントと感じる。
ここがまさに「自分とはいったい何者か」の答えになるべきところではないか。
「自分とはいったい何者か」がロッテの性倒錯の発覚ということで片付けられている感がしてもったいない。
あまり「穴」について深く考える必要はないとは思うが、器であるマルコヴィッチの身体が社長たちに乗っ取られれば、本体のマルコヴィッチはどこへ行ってしまうのだろうか。
そうなれば、あの女の子も44歳くらいでどこかへいなくなってしまうというのも何か哀しい話のような気がする。
六本木ソルジャーさん 8点(2005-03-19 21:33:58)(良:1票)
266.《ネタバレ》 この世界は完結したものではなく、どこかに聖なる穴が空いている、というのは、神話の時代から語り継がれてきたもので、この映画もそれを素材にしています。ただ面白いのは、その穴が誰かの意識に続いているということ。、、、、そして中心的テーマは、ディスコミュニケーションと「私とは何か、私は本当に自由か」ということだと思いました。、、、まずディスコミュニケーションですが、最初の方、キッチンで猿や犬に囲まれているシーンがありますよね。、、猿や犬は、子どもの姿とだぶりませんでしたか。、、、子どもって親にとったら、犬や猿のようにかわいいけど、何を考えているのかわかんないとこあるじゃないですか。、、、また面接の時の会話もディスコミュニケーションそのものです。、、、、とはいえ、徐々にテーマは、私とは何か、ほんとうに私は私として自由に、束縛なく、行動できているのか、といったことに移行してゆくように思えます。日常生活で、例えば、ごめんなさいっていわなきゃいけないと思いつつ、全然違う言葉がでてきたり、誰でも、思うとおりに行動したり、発言したりできないことってあるわけです。クレイグに乗っ取られたマルコヴィッチみたいに。そしてそういうテーマで人形を出して来るというのも、よくある方法です。、、、、、あと、マルコヴィッチの潜在意識を渡り歩くとことかは、漫画『ペット』を思い出させます。また不死の問題とかもちらっと顔を出します。、、、、、、、要するに、いろんなテーマを盛り込みすぎてゴチャゴチャになっちゃったということでしょうか。
王の七つの森さん 8点(2005-03-09 22:39:14)(良:1票)
265.最初は、なんじゃこりゃって感じでしたが、この後にアダプテーションを観て、再度観るとなんとなく受け入れられました。ウィノナライダーの出てた場所は気がつかなかったなぁ。
たもつさん 7点(2005-02-11 21:42:36)
264.観終わってからキャメロン・ディアスだって事に気づいた。ちょっとエロくて好きな映画です。
カワサキロックさん 7点(2005-01-19 00:08:39)
263.発想がおもしろい。原っぱに落ちてくるところとか(待ってたら必ずそこっていうのも)、笑える。
mamikさん 8点(2005-01-17 20:22:06)
262.つまらなくはないんだけど、途中から展開がよくわからなくなって(俺の理解力が乏しいのか?)しまったので減点。もっとわかりやすい(単純に楽しい)方が好きかな。
かりぶさん 4点(2004-12-29 23:58:04)
261.序盤の面接時の渉外取締役(言語障害学者、受付係みたいなおばさん)とグレイグそして社長の会話が一番面白かったです。俺的にはこの映画がキャメロン・ディアスが一番魅力的に映ってる作品だと思います。髪ボサボサでちょっと臭そうな感じだけどセクシー。
ぷらむ少佐さん 6点(2004-12-19 00:36:37)
260.本人が穴に入るところが最後のオチに使われると思っていたので、中盤でそれが出てきたのが意外。以後も全く先の読めない展開で、その不思議な話に引き込まれました。ギャグっぽいエピソード一つ一つに哲学的な意味が込められていて(多分)、完成度の高いブラックコメディに仕上がった印象です。全体的に薄暗く、顔をはっきり映さないなど、カメラワークにもこだわりを感じました。
プミポンさん 7点(2004-12-17 01:28:58)
259.穴の発想に1点。それ以外に点数をつける場面が思い当たらない。
俵星現場さん 1点(2004-12-12 00:54:46)
258.ネタ的にはこういうの好きですが、何かもうひとつでした。何故だろう? アイデア勝負の映画にしてはあまりにテンポがもったりと、普通のドラマっぽい感じ。
番茶さん 6点(2004-11-22 23:17:47)
257.全然面白く無かったです。
february8さん 2点(2004-11-11 17:26:40)
256.《ネタバレ》 期待していただけに、激しく全然ダメだった。スパイク・ジョーンズのミュージック・ビデオは最高だし、映画のプロットも興味をそそられたのに・・・。ジョン・キューザック!おまえのせいだ!(←『セイ・エニシング』でも同じこと書いちゃった)。本当にうだつの上がらない人間みたいじゃないか!
つちのこさん 4点(2004-11-11 03:23:01)
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【点数情報】

Review人数 355人
平均点数 5.95点
092.54%
151.41%
2174.79%
3143.94%
4349.58%
55014.08%
66418.03%
77220.28%
85916.62%
9236.48%
1082.25%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.94点 Review17人
2 ストーリー評価 5.23点 Review17人
3 鑑賞後の後味 4.53点 Review15人
4 音楽評価 4.85点 Review7人
5 感泣評価 1.50点 Review8人
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【アカデミー賞 情報】

1999年 72回
助演女優賞キャサリン・キーナー候補(ノミネート) 
監督賞スパイク・ジョーンズ候補(ノミネート) 
脚本賞チャーリー・カウフマン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1999年 57回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 候補(ノミネート) 
助演女優賞キャメロン・ディアス候補(ノミネート) 
助演女優賞キャサリン・キーナー候補(ノミネート) 
脚本賞チャーリー・カウフマン候補(ノミネート) 

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