105.どういう映画か全然知らなかったので、非常に驚いたw 良くも悪くも演劇です。最初は、つまらなくてね。観るの止めようかと思ったくらい。それでも、我慢してボーっと観ていたら、村の人々が変わり始めて、俄然面白くなってきたw ニコールは、可愛いです。あと、3時間は長すぎだなぁ。まぁ、誰にでもオススメ出来る映画ではないが、評価は出来る映画だと思う。演劇を映画にしたわけだが、そういうのって、有りだと思う。ところで、映画のストーリーに、ストレスが溜まりまくっていたので、あのラストには、スカッとしましたw 【瑞鶴】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-01-10 01:07:16) |
104.舞台演劇のようにも思えるこの独特のスタイルは終始いい印象は抱かなかったですね。これを3時間観るのはきつかった。 【ダージン】さん [映画館(字幕)] 3点(2005-12-10 03:05:02) |
103.《ネタバレ》 お話の主題に関する云々は、みなさんの方で語りつくされているので、そちらに譲るとして。 「誘う女」で「美人やけど安っぽい女優やな~」と思っていたニコールキッドマンが、(前半に限っていえば)健気で、心優しく、カワイく、哀れな女性を巧みに演じていることに感心し、すっかり見直すきっかけになった作品。 レンタルしたあとで、舞台装置的セットで延々おはなしが続く映画と知り、奇をてらった失敗映画かもしれない思いながらしばらく見ずに放置していたが、いざみてみるとそんなことはまったく気にならず、カメラワークや役者の演技や証明や音響や音楽や編集なんかがよいと、どんどんお話にはいっていけることに気がつき、目からうろこがおちた作品。 「しかし何でそこまで耐えなければならないのか、村を出ればかくまってもらえる場所がないにしても、だ」というあたりは、おとーちゃんの「お前の許容こそが傲慢なんだ」みたいなセリフで説明ついているのか?とか、あんなに嫌っていたおとーちゃん(とその家業)を受け入れる理由がいまいちわからんぞ、とか、あるけど、十分納得のいく作品。 しかし、ダンサー・イン・ザダークと比べると、随分オーディエンスに迎合したなぁという印象は否めない作品。 【んぽ】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-19 15:58:59) |
102.舞台仕立ての演出がある意味斬新。それ自体がいいというわけではないけど結果としてはそれなりに面白く仕上がっている。ストーリーは人間の汚い部分をすごく鋭く描写している。こういう厳しい切り口の映画好きです。 【MS】さん [DVD(吹替)] 7点(2005-11-06 02:13:03) |
101.ラストシーンまでは、評価は8点!ラストはこの上なく後味が悪い。思い出しただけでも虫酸が走る。その後味の悪さをねらっているんでしょうけど。 |
100.う~ん・・・確かに舞台劇であって映画じゃない気がするけど、これはこれで有りなんじゃないかな思いますね。あんな陳腐なセット内だけで3時間という長い時間も濃い内容だったから全く飽なかったわけだし。有りです(2回目)!それにしてもラース・フォン・トリアー、いい意味でも悪い意味でも普通じゃないねぇ。彼の才能にはただ脱帽するしかないわ。 【ピルグリム】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-10-31 22:28:53) |
99.《ネタバレ》 始まると舞台のようなセットで驚いた。違和感があったけれど、しばらくすると音のおかげでそこに全てがあるように感じられた。最初は変な人もいるけれど、こういう村に住んでみたいなあと思っていたが、話が進むにつれて人々に腹が立つだけでした。あのような弱い人間は大嫌いです。このように途中から冷たくされるなら、はじめから構ってくれないほうがよっぽどいいです。途中から「もうこんな村逃げてやれ!」とか「全員やっちゃえ!」とか思っていたけれど、まさか本当に皆殺しにするとは思いませんでした。せいぜい一人か二人かと…。追われていた理由は予想通りでした。あの後グレースがどの様な人物になるのかがとても気になります。 【赤紫】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-10-31 15:14:07) |
98.《ネタバレ》 おそらくこのシチュエーションになったとき、弱い私は村人の立場に立つでしょう。そして最後に抹殺されるんだろうなぁ。なので村人に憤りは感じません。同様にグレース達にも怒りは感じません。はっきりいって何も感じたくない。極めて残虐な表現が、そのまま自分の心に突き刺さってくる。そしてそれを否定できない自分。こんな映画なんか早く忘れたい、だけど忘れることはないでしょう。・・・満点をつけないことが私のせめてもの意地です。 【ひで】さん [DVD(吹替)] 9点(2005-10-31 00:07:15) |
97.《ネタバレ》 私たちが最も嫌いなのは、「凶悪殺人犯」ではなくて、「偽善者」だと思う。ドッグヴィルの村人たちは、グレースを裁こうとしました。またグレースのほうも、自分の正当性を出張して、父の力を借り、村人の連中の裁きを断行します。よく考えるとドッグヴィルも、グレースも、お互いが相手の罪を指摘し、お互いが相手を裁こうとしていることが分かります。そして、ドッグヴィルはグレースを裁くことに失敗し、グレースは裁くことに成功した。その違いがあるのみです。グレースは子供の殺し方まで命令した。だからこそ、すべての人間は「罪を持った愚かな生き物だ」というメッセージが明確になったのです。もし、グレースが中途半端なことをして、観客に同情されてしまったら、この映画は、間違いなく失敗作で終わったはずです。監督が私たちに、分からせたかったことは、「人間は自分の罪には鈍感だ。しかし他人の罪には敏感なのである。」と、いうことに尽きると思います。それなのに「偽善者のトムが一番むかつく!」と、私たち観客が言い出したら、せっかくの監督の苦労も水の泡ですね。 監督はこの映画で、何度もこう叫んでいるのです。「世の中には、自分は善良な人間だ!と思い込んで、他人を裁こうとしている者が多いのだよ。それはドッグヴィルの連中であり、グレースであり、そしてあなたたち観客なのです。 みんな自分の罪を棚上げして、他人の罪を非難しているのです」 この映画をみて、自己嫌悪に似た嫌な気持ちを味わった人は、正しい見方ができた人だと思います。反対に、「僕は悪くないもーん。グレースは悪いやつだなー。いや、トムのほうがもっと悪いかな? やっぱり監督が一番悪党だなー。けしからんぞー」と考えている人は、虚無感を感じない正義感たっぷりの幸せ者です。そういう人には、トリアーの魔法も効かないでしょう。 【花守湖】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-10-29 10:11:52) (良:4票) |
96.《ネタバレ》 この映画の鑑賞は人間や世界の「観察」といった趣があります。そう考えると箱庭的なけったいなセットも違和感ありません。壁がないのは、これはまともな家など必要ない動物実験(人間=犬)みたいなもの、ということでしょうか?。エゴや打算や悪意や偽善にまみれた人間の生々しい姿が現実よりも浮き彫りにされるのが「観察」できます。小説のネタのために人間観察の「実例」として主人公の女性を扱うあのヘタレ男は監督自身の戯画化ではないでしょうか?。監督はたしかに悪趣味で女優イジメのサディストかもしれませんが、私はこの人メチャクチャ真摯という印象が強いですね。写実的で外見リアルなくせに世界が狭い映画が多い中、なんと豊かな象徴的フィクション表現、なんという世界の広がりでしょう。観察」の結果の解釈は観察者によって大きく異なるでしょう。ラストの言葉のように、「ここには答えはない」のです。まあ、以上のようなことは後から考えたことで、とにかく映画が感覚的に面白かったんです。好みなんです。動くカメラの画面酔いも、暗く鬱陶しい展開を見る苦痛も、高尚ぶったセリフや雰囲気も、私(ナルシー)にとっては全てが快感です。エグい。痛い。ど~せわかったつもりの自己陶酔でしょうけど。ラストの「傲慢」な復讐に溜飲が下がるように持っていくやり方はやはり悪趣味とは思いますが、悪魔的快感に凄げぇ・・と震えました。アメリカという国や死刑制度抜きには語れない映画(意図的なのかやっぱり「ダンサー・イン・ザ・ダーク」との共通点多いなぁ・・。)かもしれませんが、あまり語る能力がないので無理するのはやめときます。 【しったか偽善者】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-10-28 22:10:12) |
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【りえりえ】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-10-28 02:02:30) |
94.最近観た映画では、もっとも観る前に観るかどうかを迷った映画。しかし、感想としては、良い意味で拍子抜け、悪い意味で飽きがこなかった。大傑作か超駄作か、針がどちらに振れるにせよ、自分の映画史に残る作品になるかと思いきや、結果としては可もなく不可もなく、針は中央で止まったまま。三時間という長時間、飽きることなく観られてガッカリした反面、三時間の間、物語の深さに感じ入ることなく拍子抜けてホッとした。エンドロールが流れてきたときには、つつがなく三時間が終わった安堵感と、映画的マゾっ気を満足させてくれなかった不満が、同時に押し寄せてくるという不思議な心持ちになった。問題作でも衝撃作でもなく、かと言って失敗作ではなく、普通の映画。 【永遠】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-10-25 17:59:30) |
93.話は凄く面白かった。でも、これは映画じゃない。この手法は「舞台的」と形容されますけど、見た目は舞台劇と言うよりもそのリハーサルみたいだし、仕上がりは舞台のリハーサルよりも小説に近い(空間を極端に抽象化して観る者の想像力に委ねるというのは、ほとんど小説)。演劇空間から全てを廃すと、そこに残るのは役者のパフォーマンスだけなのに、ラース・フォン・トリアーが担ぐカメラは全くそれを捉えてない。ストーリーを語るのも、状況を克明に解説する皮肉交じりの三人称ナレーションだけで、演者は挿絵扱い。これは、いわゆるサウンド・ノベルの世界です。それにしてもこの人、言い出しっぺのクセしてヘンテコリンな作品ばっか撮って、何で「ドグマ映画」を全然撮らないの?(ま、ドグマ映画もヘンテコリンですけど…) 【sayzin】さん [CS・衛星(字幕)] 0点(2005-10-14 00:11:51) |
92.《ネタバレ》 題名通りに、犬の村の話でした。犬のように本能のまま生きる村人。でもこの映画を正当化しちゃったら全人類を否定することになると思う。結局人間ってのは欲のままに生きる、そんで欲が無くなったときに老いる。犬も人間も同じ動物なんだよな。最後は権利欲だかなんだかで皆殺しだろ。だからあの小さな村が地球だとして、最後にやってきた父親は宇宙人、地球滅亡な映画でした。 【lllだりlll】さん [地上波(字幕)] 6点(2005-10-04 14:48:05) |
91.俺様、何様、ラース・フォン・トリアー様節、絶好調。でもヤダ。 【mimi】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-09-27 01:53:08) (良:1票) |
90.言いたいことはいろいろあるのかも知れませんが・・・私には「海外版日活ロマンポルノ」にしか見えませんでした.それにしても,ああいうセットにした意図がよく判りません. 【マー君】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2005-09-03 23:47:43) |
89.全くの予備知識なく観たので、すごい衝撃的な内容でした。「実はグレースがすごく悪者なんじゃないのー」とか想像していましたが、実際は・・・!ドッグヴィルは弱い人間の集まりですね。日本でも、こういう村はありそうです。一番嫌いなキャラはトム!最悪!!映画と関係ないですが、ニコールはやっぱり超可愛いですね☆お人形みたいにパーフェクトな顔のつくり♪ 【eve】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-08-16 14:52:43) |
88.これは面白い映画ではないし2度と観る事はないと思います。 【gyu_yan】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-06-23 11:56:27) |
87.《ネタバレ》 ラース・フォン・トリアー監督の作風は「ダンサー・イン・ザ・ダーク」でわかっていたはずなのに、またやっちゃった。つい誘惑に駆られて観てしまった。相変わらず暗いなぁ・・・。でも今回の手法は結構面白いと思ってしまった。最後の最後までグレースが偽善的なことばっかり言い通してたら、点数かなり下げてたと思う。 【チャコ】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-06-02 02:04:07) |
【ゆきむら】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-06-01 17:02:16) |