274.《ネタバレ》 ううむ・・・クリスマスでHAPPY!HAPPY!って映画かと思いきや、微妙な尻切れトンボがチラホラする。特に障害のある弟を持つ彼女の話なんぞ投げっぱなしでオチすら与えていない始末。そんな「恋って甘いだけじゃないのよ」という現実を描いているにしちゃ、妻を失った中年男がクラスメートのお母さんと手軽に恋の予感に嵌っちゃったりというご都合主義もあったり、バランス悪くないスか、この映画? まあ現実の恋って物自体がそういう不平等なもんなんだって言いたかったのかもしれないし、そういう意味じゃリアリティーを追求した結果なのかもしれないのだけど、クリスマス映画なんだからさ、もうちょっと観客を安心あるいは納得させて欲しかった気がするな。これじゃ「キーラ不倫しちゃうかも・・・」とか、「アランとエマの夫婦はちゃんと上手くやってけるのか・・・」とか余計な心配しちゃうよ(ホント余計だけど)。 ちなみにTUTAYAのバーコードシールの出演者欄はヒュー・グラントじゃなくアラン・リックマンだったのでびっくり。うーん、アラン・・・主役だったのか? 【ぞふぃ】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-04-06 14:45:18) |
【Yoshi】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-03-28 11:01:12) |
272.劇中の台詞でもあるように、「欲と戦い」ばかりと思われるの昨今、愛をこれだけ盛りだくさんに取り入れた志に感動。ユーモアは少し弱く、狙い過ぎで片腹痛い部分もあります。しかし、お洒落な映像の中で愛は増配されていきます。新聞も暗いニュースばかりでなく「この人があの人に恋しました」事件というページを作ればいいのにな・・・と自らも片腹痛いことを考えてしまいました。。でもいいのです。「欲や戦い」と同じか、それ以上に「愛する恋する」ことも多いはずなのだから。子孫繁栄のDNAの勝利的な映画でした。LOVE・LOVE・LOVE。 【チューン】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-03-24 09:20:28) |
271.《ネタバレ》 ロックスターの本当の恋に嬉しく思い、少年の走りに声援を送り、その父の悲しみの立ち直りに安心し、夫婦の危機で妻の心が痛く分かり、首相の恋は王子様物語のように夢を見させ、アメリカへの妄想兄ちゃんの成功に苦笑いし、言葉を越えて愛が成り立つ事を再認し、仮の愛が本物になる裸の二人にくすりと笑い、身内を優先させて恋を駄目にした彼女に自分を重ね合わせ、紙芝居で語る男に一番かっこいい失恋を見る。Love acutally is all round. 「愛は実に周りにあふれてるではないか」そう映画は言う。たくさんの愛の形を揃えて、そう映画は言う。愛の素晴らしさを心の宝物のように大事にしている人は、幸福感で胸が一杯になったことでしょう。個人的には紙芝居の兄ちゃんの台詞 Enough. は一番心にしみたなぁ。 【K-Young】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2008-03-05 23:36:48) (良:1票) |
270.良かったのはロックじいさんと親友の嫁を愛してた話。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-02-18 18:36:00) |
269.ひとつひとつのエピソードは特別面白くないし、映画に出来るレベルではないと思います。それを構成だけで見せているというのは ある意味すごいけれど、ただそれだけ。 【くろゆり】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-02-14 14:26:57) |
268.群像劇なんですが、それぞれのストーリーがぶつ切りにならないようにうまくつないであって、一定のテンポで最後まで見れました。このテンポのおかげで設定は違っても、全体としての一体感が出て、日常生活の悲喜こもごもみたいなテイストになってると思います。結構面白かったです。 |
267.《ネタバレ》 まずはこれだけの脚本を書けるテクニックに感心。複雑な多層構造をあちこち結合させつつ1つの作品に仕上げてゆくって、頭が良くなくちゃできませんもんねぇ。次にイギリス映画界の豪華キャスト集結状態にワクワク。ブリティッシュコメディとジェーン・オースティンものと『Mr.ビーン』『ハリー・ポッター』までひとまとめみたいな世界。そして、1つ1つのエピソードをしっかりと楽しませてもらいました。それぞれの愛がどういう形になってゆくかも興味深ければ、人物関係を頭の中でどんどん相関図状態で組み立ててゆくのも楽しく。ヒュー・グラントが首相の器か?ってツッコミを入れたいところだけど、ブレア元首相を考えれば、ヒューもアリなのかなぁ、とか、アメリカに渡ったおバカちゃんにあのオチはアリなのか?とか、『いつか晴れた日に』のメイン4人が、「I'm flying!」で揃った!とか、エビやらタコやらまで含めて沢山の見どころポイントがあって。イギリス映画は脇まで魅力的な登場人物で埋められていて、毒を含んでいても、いつも性善説に基づいていて温かい、って感じがします。ただ、病気の弟に縛られた人生を送る女性のエピソードは、自分の立場が似ているだけに、キレイなまとめを用意してくれなかったのがちょっと残念でした。 【あにやん🌈】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-02-07 01:54:00) (良:1票) |
266.《ネタバレ》 ちょっと薄味だけど好感が持てる映画。紙芝居の人のストーリーが一番好きかな 【バムセ】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-01-20 23:40:54) |
265.観た後素直に、ハッピーな気分になれました。自然にニコニコしてしまう感じです。色々な形の「愛」が出てきますが、それぞれ違ったハッピーがある。小さなエピソードの積み重ねだけれど、それがむしろとっても新鮮でよかった。 【ひかり。】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-01-18 22:58:03) |
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264.《ネタバレ》 なんだか見ていてワクワクする映画でした。いくつものストーリーを少しずつ絡めながらクリスマスに向けてがんばる。見終わった後はいいものを貰ったような。そんな気分になります。 一つのラブストーリーをジックリ見るのも良いけど、こうやってオードブルのようにいっぺんに味わえるのもいいものだと思います。こういうのを考えつくところが凄いですね。いい映画でした。 【xxxsiro】さん [DVD(吹替)] 9点(2008-01-17 19:36:21) |
【SIN】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-01-15 02:04:55) |
262.《ネタバレ》 登場人物が多すぎて、全員の役柄を頭にいれるのに少し時間がかかってしまい、ストーリーに入るのが後回しになってしまった。でも「普通の愛」がたくさん、っていいかも。落ち込んだとき、ヒースロー空港に行ってみたくなります。もう一度見たら、もっと一人ひとりに感情移入できそうです。 【ハクリキコ】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-01-06 21:36:28) |
261.《ネタバレ》 色々な愛がぎっしりつめ込められた映画。悲しい愛もあったけど、どんな形であろうとやっぱり「愛」っていいな~って思える。確かに単純だけど、嬉しさのあまり泣ける映画ってなかなかないぜ?音楽も俳優も最高にいい。 【たいがー】さん [DVD(字幕)] 10点(2008-01-02 19:03:45) |
260.《ネタバレ》 すべてのエピソードがハッピーエンドばかりじゃないのがよいです。そしてそのエピソードのひとつひとつがわりと現実的なのね。だから共感するところが多いわけです。これがこの作品のウリでもあるのでしょうね。一応ひとくぎりはついたけど、さあ、これからだぞ!という期待と不安のまざったようなラストの雰囲気もいいです。冒頭のヒュー・グラントのナレーション、これがこの作品のテーマですね。ラブ・コメというより、ほろ苦くユーモアありのヒューマン・コメディといったほうがあっているように思う。特に落ちめの中年ロッカーを演じたビル・ナイの存在が光っている。作品に絶妙なアクセントをつけていると思います。オープニングに彼のレコーディングシーンを持ってきたのも大成功ですね。一番泣けたのは親友と結婚したジュリエットを密かに想うマーク。最初彼はゲイで親友ピーターに片思いしていると思ってました。ビデオを観てキーラ・ナイトレイと共に、マークの気持ちがわかる。この演出は見事。アラン・リックマンが優柔不断なダメ男というのも意外で、愛しく感じました。ああいう中年のおじ様はモテるでしょうね。ヒューは英国首相になってもダメ男ね。ビリー・ボブに敵意まるだしになるきっかけが女絡みというのが笑える。記憶違いかもしれないけどエマ・トンプソンはヒューの妹という設定だったようだけど、これなんかヘン。姉なら納得します。ムッツリ顔が多いコリン・ファースのあの笑顔も最高!!彼はまたしても寝取られましたな。この作品は脚本、監督のリチャード・カーティスのいろんな想いがこめられているように感じました。マイナス1はクリスマスシーズンに公開してくれなかったから。 【envy】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-12-19 00:11:37) (良:3票) |
259.《ネタバレ》 「愛」をきちんと描けている映画は、いつ観ても美しいし、楽しいし、少し切ない気分にさせてくれる。この映画も見事な恋愛映画に仕上がっている。特に、片思いの男のエピソードは出色。自分の最愛の女性と親友の結婚式。僕もビデオに撮っちゃうと思う。それを見返すことは傷口に塩を塗りこむようなことなんだけれども。でも、撮っちゃうんですよ、自分にとって最高に美しい人が最高に輝いている瞬間ですから。少年の言うとおり、片思いは一番つらい恋の形。でも、同時に甘美な刻でもあると思う。自分が自分を最も輝かせようとする時なのだから。そして同時に、心底相手の幸せを願わずにいられない、「無私」になれる時でもあるのだから。それにしても、アメリカへの批判はもうちょっと軽やかに表現してほしかったなあ。イギリスはもっとウィット(機知)を重んじる国じゃなかったかな? 【枕流】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-12-10 22:55:45) (良:1票) |
258.まあまあかな。実際には6,5点くらい。お母さんをなくした小さな男の子のパートがビミョウ。描き方が類型的でないところはよかったけど、あの子の演技はどうもねえ・・。もっと自然な演出はできなかったものだろうか・・。 アラン・リックマンとエマ・トンプソンは例によって安心して見ていられる。 【おばちゃん】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-11-12 11:07:27) |
257.《ネタバレ》 最初と最後がシンメトリーになっていて、最初のテーマが最後に実感出来るというとてもすっきりとしていてきれいな構成だったと思います。一つ一つのテーマに掘り下げがないのはたくさんの愛を描きたかったからだと思いますが、「毒」が無さ過ぎたかな。そのせいで映画全体がどこか印象に残らない平板な感じになってしまったと思います。 でもだからこそ軽くてとても心温まるものになったという側面もあると思うのでそう簡単に深みがないとは言えないでしょう。笑いどころもたくさんあるし、久々に良い映画を観ました。 落ち込んだ時にまた観たいですね。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-10-16 19:15:54) |
256.《ネタバレ》 都合の良いストーリーに不愉快になりました。リリー・フランキーが言った「あからさまに感動を誘うような映画は、図々しい性格の人が、鈍感な性格の人に見せるためにつくるもの」という言葉が浮かびました。わざわざクリスマスストーリーにして、話をきれいにまとめようとしたところも苦手です。登場人物たちみんながラストでハッピーエンドになる話は大好きなのですが、この映画に関しては、安直で強引なストーリー展開でひいてしまいました。簡単にまとまりすぎる話は、逆に薄っぺらく感じてしまいます。すぐにストーリーを忘れそう。リーアム・ニーソンもエマ・トンプソンもでているのに、もったいない映画です。 【omut】さん [映画館(字幕)] 2点(2007-10-13 06:35:07) |
255.今日はちょっと嫌なことがあったので、気分を入れ替えるために見た1本。見るのは2度目なのにまったくストーリーを覚えてなかったw。おかげで普通に楽しめましたが、やはりちょっとそれぞれの話が弱いのかも。 しかし、いくら現実感ゼロだろうがプロットが弱かろうが、これは好き。何も考えないで見てハッピーな気分になれる映画だと思います。出てる俳優たちもみんな好き。 【リムコフ】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-10-13 01:27:38) |