103.《ネタバレ》 2回目の観賞でのレビューです。 1回目よりさらにおもしろく感じました。 ラストに志村喬が赤ん坊を抱いて去って行くシーンがあるんですが、 2回目の観賞で気付いたんですが、 あの時の志村喬の顔は「深い」なぁと。 そう思っちゃうからこの映画はすごいと思います。 素直にまた見たいと思いました。そんな映画です。 音声の聞き取りにくいシーンがあったのがちょっと残念でした。 【す!】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-04-08 00:31:47) |
102.《ネタバレ》 これほど極端ではないにしても 自分を正当化するために嘘をつくってことは よくある訳で、そういう意味で身につまされる映画ですね。 みなさんおっしゃる通り、声が聞き取りづらいです。映像はデジタルリマスターとかいう技術できれいに出来るらしいですが、音声は難しいんでしょうか? 【くろゆり】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-04-05 23:00:23) |
【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-03-28 10:45:43) |
100.《ネタバレ》 モノクロ画面に映る、雨の中の半壊した羅生門の佇まいがなんともいい雰囲気です。白黒でも映像は美しいですが、音が悪くてセリフが聞き取りづらいのが難点。見終わった後は、なんともスッキリしない気分。ここでも解釈が分かれていますが、最後の赤ちゃんは、杣売に引き取られてよかったのでしょうか・・・?それとも・・・? 【かすお】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-03-23 10:56:32) |
99.もともとあった橋本の脚本「藪の中」に無理矢理「羅生門」をねじこんだということで、ラストは無理にまとめようとしてこじつけた感が否めない。あと、尺を伸ばそうとしてか、間の取り方が少しじれったい。 【カタログ】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2008-03-22 21:59:47) |
98.映像が美しい。 特別面白い話ではないけど、引き込まれたのはなぜだろう。 【eureka】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-03-14 01:28:27) |
97.ミフネさんの演技はやはり良いですね。 映画の内容も深く考えさせられます。 良い映画というのはラストシーンがいいもんですが、この映画もいい味だしてます。 【norainu】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-02-29 14:52:47) |
96.真剣で切りあうとああなる? いくらなんでももう少し腰を入れてください。 きこりが森へ入っていく冒頭のシーンがやたら長いなーと 思っていたら、森の深さを演出するために長くしたと。 眠くなりました。 |
95.《ネタバレ》 結局、黒澤監督の言いたいことはラスト10分に凝縮されている気がする。そう見ると、その前フリが少し長いかなと感じる。特に武弘の証言は完全に浮いている。無くてもよかったのではないかと感じる。そして、黒澤監督の画へのこだわりもよくわかる。ただ、音の劣化で何を言っているかわからないのが多々あったのが残念。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-01-27 16:06:44) |
94.《ネタバレ》 88分という短い時間に、見事に“人間”が描き込まれている。 本作の事件の顛末の“真実”自体には驚くべきものはないのかもしれない。 描きたいテーマは、人間はある“真実”を歪曲し、都合のいい解釈を行い、自己を美化し正当化し、または自分に言い訳をするものだということだ。 “真実”はたった一つしかないのかもしれないが、関わった人間の数だけその“真実”というものは存在するのかもしれない。 この現象こそ、古今東西を問わないひとつの“真実”だ。 我々が知る歴史や事件というものも、恐らく一方向から見た歪曲化された“真実”も含まれているのかもしれないと感じさせる映画だ。 また、鬼でさえも逃げ出す人間の恐ろしさ、自分を守ることしかできない人間の愚かさ・弱さを描き切っているが、そんな汚れた弱い人間に対して、ひとつの“希望”をラストの赤ん坊に託したのだろう。 自分だけを守る弱さだけではなく、他人をも守る強さをも人間は抱えているということを黒澤はメッセージとして残したかったのではないか。 ストーリーや哲学性だけではなく、森林での撮影技術が素晴らしすぎる作品でもある。 この点に対しても注目してもらいたい。 ひとつ残念なことは、本作には字幕機能が付いていなかったことだ。 テーマは劣化することはないが、音質の劣化だけは防ぐことができない。 【六本木ソルジャー】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-01-05 16:57:47) |
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93.多襄丸って「七人の侍」の菊千代と同じキャラクターに見えませんでした? 「ウハハハハ」とか「ヘンッ」とか、擬音のしゃべりが。でも、こういうキャラクターと三船敏郎がむちゃくちゃ似合うんですよねえ。野生の品格を感じます。羅生門の半壊具合がおどろおどろしくて好き 【ようすけ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-12-08 18:26:56) |
92.黒澤作品の中では一番好きですね。 DVDで鑑賞したとは言え、1950年の作品とは思えない程、映像が美しい。 雨の中の静寂。 画自体が既に詩を語ってます。 【にじばぶ】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-10-12 00:17:58) |
91.ものごとは見方によって大きく変わる。ワクワクするような面白さではない。けれど、ずっしりとくる重さがある。本作をしっかりと評価してくれた海外の映画人は立派だと思う。 【ジャッカルの目】さん [映画館(邦画)] 7点(2007-04-22 09:31:43) |
90.スター・ウォーズでも使われたことで有名な、森の疾走シーンが素晴らしい。どこかに思い違いがあるのか、誰かが嘘をついているのか、観てる方の錯覚のせいか、様々な推理を巡らせながら作品の世界に入っていける。人間の思い込みやすれ違いを絶妙に表現した極上のサスペンス。 【えいざっく】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-03-22 16:56:02) |
89.ようやく鑑賞しました。後年の黒澤映画と比べると割とこじんまりした印象を受けますが、あの羅生門の重厚なセットや三船敏郎の立ち回りなど、見せ方はやっぱり黒澤流。で、嘘が嘘を呼ぶ複雑な展開は良かったんだけど、ひとつだけ納得いかなかったのは武弘の「証言」。嘘か真かって以前にありゃ反則でしょう。それこそ『ユージュアル・サスペクツ』並に反則。 なんかあそこだけ話から浮いてしまっているようで最後まで引っかかってしまいました。残念。 【とかげ12号】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-02-28 23:38:35) |
88.モノクロ映像美と真実の虚構性。黒澤は好きじゃないけど、これは良いです。 【みんな嫌い】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2007-01-06 14:25:59) |
87.《ネタバレ》 モノクロだけに白黒ついた結末でよかったんじゃない。 【michell】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-11-17 00:13:00) |
86.正直あんまりおもしろいと思わなかった。理解に苦しむ。 【十人】さん [DVD(邦画)] 4点(2006-08-31 19:32:22) |
85.《ネタバレ》 3度目の鑑賞。ミフネ先生演じる犯人は、自分が殺したと主張。妻は自分が殺したと主張、志村喬演じる男が真相を最後に語るんですが、中々人間のエゴイズムを感じるというか、人間は皆ワガワガなんだなあと再認識。ミフネ先生は「グワハハハハ!」と、まるでDQN(笑)京マチ子は艶めいてて印象的。あと撮影が上手いなあって思いました。前進移動ってキューブリック以前にもう黒澤先生がガッツリやられてたんだなあって、改めて偉大さを思い知らされました。光と陰のコントラスト(人間の顔へのあて方が絶妙)、音楽の使い方(必要最小限!)、寄りの使い方、全てカンペキですね。 文学性は強いけど、決して娯楽性も失っていない。そこらへんが黒澤の凄い所だと思います。最後に羅生門に捨てられてた赤ちゃんを引き取りたいと志村演じる男が言った時、巻き込まれたくなかった故にウソの証言をしてた彼を疑う僧の台詞が凄く胸に響きました。この映画にハマりすぎると人間不信になりそうで怖いですね・・・。 |
84.声が聞き取りにくい+効果音が異常にウルサイ=おもろないねん!! 【はりねずみ】さん [DVD(字幕)] 1点(2006-07-11 20:11:18) (笑:1票) |