9.おびただしい数の骸骨。あのシーンを見て思想、洗脳の恐ろしさを感じました。人が虫ケラのように殺されるのは無念・・・・ 【サルバドル】さん 9点(2001-08-10 21:46:56) |
8.カンボジアでは、戦乱後、ポル・ポ派の支配下で、総人口の4割に当たる、330万人が直接的、間接的に犠牲となった。「地獄の平和」とは、よく言ったものだ。当時、ある新聞はポル・ポト派を礼賛する記事をしきりに書いたが、この映画は歴史的事実として、かなり正確に描かれていると思う。直接には語られていないが、ポル・ポト派の後ろで、中国共産党・文革派が糸を引いていた様子もよく伝わって来る。 【向日葵】さん 8点(2001-08-01 10:39:10) |
7.悲しい映画でした.ジャーナリストを目指していましたのでよく鑑賞しました.お金が出来たら、カンボジアに学校を作ろうと思います.協力者を求めます.売名好意はなしですよ。前世紀最高の映画と考えます. 【メッサラ】さん 10点(2001-05-17 01:52:58) |
6.確かに【☆】さんの言うとおり、という部分もある。インドシナにおいて、あからさまな内政干渉をしておきながら、クメール・ルージュがプノンペンを陥落する寸前に脱出を図ったアメリカ。この「裏切り」に対してカンボジア人が感じた強い怒りと、政府命令によって脱出せねばならなかったアメリカの軍人たちが、アメリカ側に付いたカンボジア人を一人でも多く救おうとし、これが出来なかったことに対する深い自己嫌悪と罪悪感に一生苦しんだことを思うと、「現場」にいた人間の壮絶な苦しみが想像できる。カンボジア人高官の中には、「貴方達(アメリカ)を信じた私が愚かだった。しかし、自分はこの場所から逃げるわけにはいかない」と、アメリカが用意したヘリコプターに乗ることを拒否した人も多いと聞く。犠牲になるのは、いつもいつも民衆だ。累々と横たわる骸骨の一人一人には、家族も、愛する人もいただろう。ジョン・レノンの「イマジン」は涙なしに聴けない。 【ぶんばぐん】さん 8点(2001-02-12 13:05:13) |
5.後半は感動の嵐!・・・で、このハンドルネームになった次第です。 【イマジン】さん 10点(2001-02-07 12:15:11) |
4.大島渚監督がこの映画のことをボロクソに言ってたのを記憶している。まああの人は普通の感覚ではないから別に参考にはならないが、確かに手放しで信じて良いのか疑問の残る作品ではある。純粋にこの作品を見た場合、単にポル・ポト派を非難するだけの映画に映ってしまう。勿論、個人的にもポル・ポト派を正当化する訳ではないが、この映画の背景にある“アメリカの自己弁護”と言う要素を忘れてはならない。ここで描かれている戦乱は、一体誰が持ち込んだものなのか? 最近、NHKでこの映画を放映していた。NHKと言えばベトナム戦争時、他の民放が「解放戦線」と呼称を改めても、尚、差別的「ベトコン」と呼び続けた。「ホーチミン市」ではなく、「サイゴン」と言う呼称についても同様である。また本作と同時期、隣のカンボジアで内戦が続いている最中、海外支局の局長が赴任した時、空前の盛大なパーティを開いて、要人を招待したのも有名な話である。勿論、受信料と言う経費を使って。本作の主人公はマスコミ(ニューヨーク・タイムズ)。彼は戦乱に残したプランをよそに、母国でピューリッツァー賞を獲得する。ここでも主人公は“自己弁護”を繰り返す。何だか作る視点を間違えてはいないだろうか? まあどこのマスコミも無神経なのが多いから・・・ 【☆】さん 6点(2001-02-05 23:24:34) (良:2票) |
3.映画の後半、ガイドのプランが体験する“殺戮の原野”の地獄廻り。その中でも殺された人間たちの白骨が泥沼の中に捨てられている景色を見るとき、我々観客としては言葉の無力感とともに国家のイデオロギー論議というものに、虚しさを感じずにはいられない。ようやく脱出に成功し、赤十字のテントを遠くから眺めるプランの固く静かな表情には、忘れがたい印象を残す。R・ジョフィ監督は、画面構成とエキストラの使い方が巧みで、戦場ならではのダイナミックな臨場感を見せてくれる。 【ドラえもん】さん 8点(2001-01-22 13:34:19) |
2.僕は政治系は苦手だから話の内容は掴みにくかったけど、虐殺された人達の骨が大量に放置されてたシーンはメチャリアルでした。 【T・Y】さん 8点(2000-12-15 21:24:10) |
【HIYO】さん 8点(2000-08-29 16:42:45) |