209.《ネタバレ》 ダスティン・ホフマンの演技と子供の演技でぼろ泣きさせられた。吹替えのDVDを只今探してます。 【湘爆特攻隊長】さん [地上波(吹替)] 9点(2005-10-26 23:36:32) |
208.1970年代という時代背景を見事なまでに描いている作品で、父と子、母と子、そして親同士の問題、家族の絆、人間の持っている優しさとわがままな面、両方を上手く描いているなあと観る度に感心させられます。ダスティン・ホフマン、メリル・ストリープの2人の演技の上手さは全く色褪せることないくいつまでも心に残ります。笑えるシーン、泣けるシーンのバランスの良さも見事で、けしてお堅いだけの作品にはなってません。 【青観】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-07-14 21:56:58) |
207.《ネタバレ》 最初はぐずる子供にいらいらしたり、非情に見える奥さんに怒りを感じたり、仕事との両立を上手く出来ない主人公にも腹が立ったりもしました。主人公も次第に気づいたように、要は家族愛って一面を見ただけではそれぞれの立場やら見方が違っていて、特に普段問題が無いように思っている家族は急にシリアスな問題に対処が出来ずに端的に目の前の事にいらついてしまうんだと感じました。皆同じ方向向いていると思ってってそれと違うと判ると相手を非難してまう。そういう意味で観ている側を本気にさせる映画ですね。良い映画と思いますが、ただ、題材が好きにはなれないです。ホフマンとストリープはかなり良いコンビネーションと思いました。 【森のpoohさん】さん [地上波(吹替)] 7点(2005-06-03 23:08:48) |
206.シングルファーザーの強さ・優しさ・一途さをダスティンホフマンがその圧倒的な存在感でもって演じている作品です。親権を得る為に、力強くそれでいて毅然とした態度でもって面接を受け、わずか1日で就職してくる彼の姿(有言実行)には、男らしさ(何者にも負けない父親の強さ)を感じました。それにしても彼はとても眼力が強いですね、彼が名優と呼ばれる訳もなんとなく分かった気がしました。 子役の男の子も、天子のように可愛い男の子でした。もうお父さんと毎日会えなくなってしまうことを知らされ、泣いちゃうシーンでは、見てるこちらも思わずもらい泣きしてしまいました。 この作品を見ていて、心に引っかかったことがあります。それはダスティンホフマンの妻役の女性の男関係のことについてです。 彼女には、結婚している間にも、男がいたのかな?男がいたというか男友達達との不倫・恋愛願望があったのかな? 女の人って、友達になった男と普通に寝ちゃうものなのかな・・・? なんかそのことを考えさせられて鬱になりそうです。。。 【アキト】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-06 22:53:19) |
205.悪評の高い母親役を演じたのがメリルストリープ。メリルはいつも「完璧ではない駄目な母親」を演じることが多い。 それにしても「社会は極端に母親にモラルを求めすぎている」そんな気がする。 メリルが演じる母親は、「神聖化された母親」ではなくて、もっとそこらじゅうにいるような、いろんな悩みや欲求を持った等身大の母親なんだと思う。 母親だけが家族の守護神のように、いつも完璧なわけじゃないはずです。 いろんな間違いをおかしても、それに気がつき、最後に真実にたどり着けば、それでいいのでは? 失ってはじめて見えるものだってあります。 それとこの映画で素晴らしい演技をみせた子役。だけど私は「物分りが良すぎる子」だと思う。 私も父親に育てられたけど、感謝する気持ちなど、あまりなかった。それどころか父親を軽蔑していた。愛されていると分かっていても、「これからは母親がいないのだから自分のできることは自分でしろ」と言われて、食器洗いなどをさせられると、「ふざけるな」という気分になる。母親がいないのは、父親のせいではないと分かっていても、そばにいる父親に不満をぶつけるしかできなかった。 この映画の子役のように「パパ愛しているよ!」「パパ、さっきはごめんね!」なんて口が裂けても言えなかった。 言いたくなかった。 たしかに子役は名演技です、しかしあれじゃまるで天使。家族崩壊前の子供の様子には見えなかった。 世の中にはクレイマーな父親は大勢いると思うけど、不和を抱える両親の愛情をあれほど素直に受けられるクレイマーな子供は、そんなにいないのでは? ラストは、「家族の再生か?」と思わせる場面もあるけど、母親のほうは現在恋人がいるわけだし、そもそもこの映画の冒頭で「もうあなたを愛していないのよ」と言い切っているのだから、再びやり直すのは難しいはずです。 ただし男と女の絆は切れても、親と子供の縁は永遠に切れないと思うのでした。 最後に母親の無償の愛情をみられて良かった。 【花守湖】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-03-07 21:22:44) |
《改行表示》204.話自体は、いつの時代、どこの国でも普遍的に起こりうる、ごく平凡な離婚話。その離婚というトラブルを通して「家族のあり方」や「人生の生き方」についての自問自答を促す。その脚本構成はよくあるものだが、登場人物の超一流の演技のおかげで、何気ないドラマの中に、見事なまでの「家族像」が作り出されている。 しかし、作中で真に成長したと言えるのは父親と息子であり、母親の精神的成長がほとんど描かれていないという点が興味深い。そこに、女性の解放とは専業主婦の「家事・育児放棄」という形で始まった、フェミニズムを生んだアメリカの女性解放運動に対する批判や皮肉が根底にあるのではないだろうか。今作はその時代的風潮にも符合する。 少しばかりの「義務と責任」を放棄した先に幸せがあるはずがないのは当然の事。主婦として、社会を構成する最小単位である「家族」を内側から支える事は、すなわち「社会」を支える事でもあり、単なる自分探し的な動機による職業従事より、よほど大切な事である。 そのフェミニズムの持つ欺瞞に対して、この作品は家族における「母親」と「父親」の役割分担の大切さを、離婚によって齎される役割の逆転から訴えかけているように思われる。家族を持ち、まして子供を作った以上、考えるべきはまず家族を存続させる事。その基本を理解できない、もしくは考えた事も無い人間は、結婚したり、子供を作るべきではない。 話自体は単純で、何のヒネリも無いが、家族としてのあり方を考える上で、一度は見ておくべき作品。 【FSS】さん 7点(2005-03-07 18:59:04) |
203.恋人の過去の経験を知ることの出来る映画かも。観る人の人生観、結婚観、恋愛観によって感想が全く異なるから。ぜひ、試してみよう!! 【ちひろ】さん 7点(2005-03-01 03:10:00) |
《改行表示》202.この歳になって初めて観たけど、『家庭崩壊から最後はハッピーエンド、子役の名演技に観客は号泣・・・』という勝手に思いこんでいたストーリーとはちょっと(かなり)違っていた。 突然出ていったジョアンナの心情ややりたいことがどうも理解できなかったけど、テッドが気づいてないだけで、実はきっとたくさんのシグナルを出してたんだろう(いや、きっと出してた、と思いたい)。 当時はかなり斬新な内容として話題になった本作だけど、夫婦のあり方に対する考え方がだいぶ変わった昨今では内容が少し古くさく感じられるのは仕方ないかな。 【じゃん++】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-02-27 18:57:04) |
201.この作品は、観るときの状況やどんな視点で観るかによって印象がかなり違いますね。最初は、夫婦の争いで犠牲となる子供と母親の身勝手な行動が印象に残っていたのだが、今回再見して、夫婦と子供3人の言動が、自分の感情と相手への愛情に素直で人間らしく、全く違った印象を受け感動している。特に母親については、自分の人生を見つめ直した時、たしかに、あのような行動をとってもおかしくないし、むしろ自然な行動のような気がしている。愛情と犠牲は違うものであり、子供がかわいそうだからと言って、自分を犠牲にすべきとはならない。相手の立場を尊重し、自分自身も大切にする。意見が違えば、我を通さず、妥協点を探すことが必要か。たしかに難しいんだが。 【パセリセージ】さん 9点(2005-02-26 22:11:07) (良:1票) |
200.全てに於いて最高水準レベルです。奥さんの行動理念についてどんな見方を持つかで、この作品の評価も変わってくるかとは思いますが……。 【K】さん 9点(2005-02-21 20:38:23) |
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199.家庭科の授業で観ました。授業で観る映画なんて…と思っていましたが、不覚にもホロリときてしまいました。なんといっても母親の理不尽さに腹が立ちます。フレンチトーストは思い出すだけで泣けてきます・・。いい映画を学校で観れて幸運でした。 【ウィマ】さん 9点(2005-02-12 20:50:51) |
198.以前授業で見たときにはテッドに共感。でも、今こうして見ると、自分は欠陥人間だと涙を流すジョアンナの言葉が突き刺さる。それぞれの気持もわかるし、そこから見た相手の気持もわかる。それなのにうまくいかないことがあるのもわかる。こんなに泣ける映画だったとは・・・素晴らしいのは、何より作った人の気持が暖かいところにあるからだと思います。 【ジマイマ】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-02-12 17:40:50) (良:2票) |
197.《ネタバレ》 子供の頃テレビで見たときは上手に作れなかったフレンチトーストのシーンしか頭に残らなかった。大人になって改めて見て「こんなストーリーだったのか」とびっくり。子供の面倒をみる父親をクレイマークレイマーと呼んだりしてましたよね。とにかく父と子の生活描写、心の歩み寄りの描写が丁寧で見ていて飽きません。きっとあのくらいの年代の子供がいるお母さんには自分だけ出て行く母親役の気持ちがわからないんだろうな、などと予想もつけたり。あの子役の演技力、素晴らしいですね。 【MK】さん 8点(2004-12-05 18:21:25) |
196.時間を忘れて観れる作品です。最後の終わり方も、いいです!もう少し、子供と触れ合っているシーンがあってもよかったのでは?と思ってしまいます! 【Takuchi】さん 8点(2004-10-29 23:47:50) |
《改行表示》195.ラストまで時間を忘れ映画の世界に浸れる名作です。類稀な名演によるものでしょう。 まだ観ていない人には監督、脚本、主演男優・女優・子役が出演している特典映像付き DVDでの鑑賞をお勧めします。ダスティンもメリルも老けてジャスティンは大人になっていますが、当時離婚問題を抱えていて出演を拒否していたダスティンに、監督や脚本家が説得・交渉に向かったことや、このシーンは実はアドリブで感情表現するのにどのような演出を行ったかなど、本人たちから感想が聞けます。本番で脚本を超えるアドリブを演じ、周囲を驚かせたことや実際に体験した出来事を急遽加えてできあがったシーン等の積み重ねによって、なぜこの映画が名作の域に昇華したのかということが分かるはずです。 【かささぎ】さん 9点(2004-10-16 12:11:20) |
194.はじめ人間ギャートルズの「あの肉」と、ハイジの「とろけるチーズ」と、この「お父さんのフレンチトースト」がご存知「世界3大映像の中のグルメ」ですねジュルル。たぶん世界じゃないですねそうですね。父親の視点がさすがだと思う人もいると思いますが、先日NHKの「おシ工戸でござる」に、ふらっと主婦が数年いなくなり戻って来た時に「ちょいと医学の勉強をしたくなってね」とうそぶくストーリーが。戻った家族の態度も、なんというか、主婦がこんなことをするという事に対する怒りじゃなかった。現代でさえこれはないでしょう。仮に断ったうえでの、例えば短期留学とか主婦の単身赴任みたいなかたちだとしても多少女性たちは後ろめたいだろう。西洋世界だって分からんぞ。あまり詳しくは知らないんですが、つまり明治維新で家父長制度、男女の性役割を強引に持ち込ませたんだそうな。もちろん家制度が確立すると富国強兵につながるから。これを見て、ほんとうにそうだったんだと認識を新たにしました。かなり話がそれましたが以外とかつての日本は「クレイマークレイマー」だったみたいだというのを思い出してみたりしたんですが、昔すぎだっちゅうの。 |
193.アメリカの小説や映画に登場する家族を観ていますと、必ずといっていいほど、家庭内暴力、児童虐待に絡んだ描写があります。現代の家族は、これを描かなければリアルじゃなくなってしまったのでしょう。変な言い方ですが、私はあらゆる家族が、『クレイマー、クレイマー』のようであって欲しい。だって、どっちのクレイマーも、我が子を深く愛していたのですから。 【円盤人】さん 7点(2004-09-14 22:32:29) |
192.突然母親無しの生活になり、初めは不自由だったがそれでも頑張って生活していく父親と息子の姿がとても感動。 【くうふく】さん 7点(2004-07-21 14:15:08) |
191.《ネタバレ》 だいぶ前の映画ですが、最近見直しても意外に色々なシーンを覚えていました。その中でもビリーが怪我をして、テッドが病院まで突っ走るシーンは忘れられません。親にとって子はかけがえのない者である事がヒシヒシと伝わってきます。フレンチトーストを知ったのもこの映画を見たときでしたし、当時クレイジー・クライマーというゲームにはまったのも思い出されます。最後の場面でジョアンナが一人でビリーに会いに行きますがその後どうなったのでしょう?また、テッドと一緒になって幸せな家庭を築いて行く事を切に願います。 【みんてん】さん 8点(2004-07-10 01:29:13) |
【コジコジ3】さん 8点(2004-06-24 09:22:14) |