82.内容盛り沢山、きちんと上品に納まったおせち料理のような映画。ラストシーンが忘れられず、ウィーンまで行ってしまったよ。 【ナオちん】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-14 22:55:48) |
81.サスペンスとしてはいまいちでもフィルムワークやCMでもおなじみのテーマ曲だけで楽しませてくれる一本。ラストシーンはgood! 【maemae】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-01 09:56:05) |
80.《ネタバレ》 オーソンウェルズが出てきてからは、物語が一気に加速しますが、この映画全体の雰囲気を考えて、あえてほのぼの系の音楽を流すあたりや、影を計算した見事な夜闇の映像などで本作は見れば見るほど味わいの深い良質な映画に仕上がっている。 【ジャザガダ~ン】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-10-31 23:48:07) |
79.テーマ曲とともに語り継がれる作品だね。私としてはですね、サスペンスとしての展開を楽しむというより、映像とかっこいい男を堪能するといったほうがいいですね。観覧車も有名ね。でもやっぱりラストかなあ。 【envy】さん [地上波(吹替)] 7点(2005-10-11 09:42:00) |
78.オーソン・ウェルズが凄いという事は分かりました。 【たま】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-09-11 23:16:52) |
77.《ネタバレ》 まずここがどこなのかというのが説明はあるけれど面食らいました。 複雑な時代のウィーン、4カ国語が行きかうのでそれも面白い。 普通かなり有名な作品でも全部英語だったりするわけで、 この作品は旅行客である主人公が、異国の中の異国に迷い込んだような 錯覚に見ているこちらも陥ります。 内容やオチはまるで違うけれども「ユージァル・サスペクツ」を思い出しました。 ハリー(オーソン・ウェルズ)を殺したのは誰か? というより町全体が異様で何か隠しています。 短く無駄のない作品ですので怪しいやつは押さえます。 まあ群衆の中に怪しそうな男やシチュエーションが出るたび惑わされるのです。 これは手品かもしれないなと途中から気づき始め、 第三の男は現れました。 いや違う、この男であるはずがない。 サスペンスでは犯人役はいきなり登場か最初から登場かに決まっています。 最初から登場しているのに姿を現さないやつ・・・ 謎解きは割りと早かったんですがそれよりも映像が気に入りました。 全体に少し斜めに傾いた構図、芸術的でさえある光と影の使い方。 このきれいさは「市民ケーン」より上をいっています。 難というか合わなかったのが音楽です。 「ドクトルジバゴ」のようでした。 もうちょっと低音を効かせたホラー系にしてもよかったかな。 この映画は音よりも映像で心情をよく表していると思いました。 【アルメイダ】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-07-17 06:49:04) |
76.サスペンス、恋愛、人間ドラマ、社会事情、様々な要素が折り重なっているのに、小気味よくまとまっていて、完成度がとっても高い。こういう誰でも知ってる曲って、「この曲ってあの映画で使われてるんだよねー」とかサラっと言い放つと、知らなかった人からはだいぶ賢い人だと思ってもらえるので、そういうのも有難い。 【えいざっく】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-07-08 11:09:48) |
75.《ネタバレ》 映画のお手本のような映画!演出、脚本、撮影、編集、音楽、そして出演者全員の演技、どれをとっても完璧です。映画とは何か?光と影のバランスの妙、美しさ、それもモノクロならではの素晴らしい映像美の前には現代の映画が霞んで見えるぐらい素晴らしいです。勿論、サスペンスとしての魅力もいっぱいで何度見ても面白い!余りにも素晴らしいシーンが多くて、特に暗闇の中から浮かび上がるオーソン・ウェルズと墓地から続く並木道に立つ作家の前を振り向かずにハリー(オーソン・ウェルズの親友役、ジョゼフ・コットン)の恋人(アリダ・ヴァリ)が去っていくラストシーンは特に忘れられない印象を残すほどの名場面! 【青観】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-07-04 22:55:23) |
74.題名で、アイツが第三の男・・・・題名、ちょっと捻ってよ。 【ボバン】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-05-07 16:55:59) |
73.やっぱり今見ると、それほどドキドキしないなぁ。同じサスペンスものでも同年代に作られた黒澤明監督の「野良犬」は良かったんだが。 【夏目】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-04-06 12:59:53) |
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72.音楽が有名な第三の男ついにみました。ギターの音楽が粋ではありますが、古~い、古~い映画でした。面白かったか?と聞かれれば、微妙。第三の男が誰なのかちょっとドキドキでしたが、その後の展開とラストは枯れ葉でした。結論;あまり面白くない。 【杜子春】さん 5点(2005-03-13 09:49:52) |
71.う~ん・・・イマイチ惹き込まれるものが無いまま終っちゃかなぁという感じですね、正直な所。人間模様もさほど目新しいものでもなく、中途半端な所も多い。これがサスペンス映画の教科書的作品と絶賛されるのには疑問を感じてしまう。むしろコレより良いサスペンス映画は沢山ありますよ、絶対に。無論、アカデミー賞受賞というのも信じられない。サスペンスとしては凡作。というか古典サスペンスをブランド化してません?皆がいい=良い、とは限りませんよ。それにしてもチターの素晴らしい音色と、カメラワークの小技で映画の全体像を誤魔化しちゃってると思うのは俺だけですかね? オーソン・ウェルズ、そんなにすごいか?只のオヤジにしか見えない。 【ピルグリム】さん 3点(2005-02-23 17:59:37) |
70.これコメディですよね(アレ?)。曲の選曲といい終盤の演出といい、ただならぬセンスをかんじるなぁ~。風船のシーンなんてブラボー(涙)! 髭ジェントルマンな警部がフードつきのダッフルコートなんか着てたりして(笑)、何気にキュートです♪ 【ジマイマ】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-02-23 17:19:28) |
69.ラストは切ないね。そういう意味でサスペンスを楽しむというよりも皆さん仰っているように人間模様を楽しむ作品だと思う。話には直接関係ないが映画に流れてる音楽のせいでビールのことばかり考えて画面に集中できなかった。つまみでも買ってきて今日はビールでも飲むかー!! 【ゆきむら】さん 6点(2005-02-22 22:04:55) |
68.《ネタバレ》 軽妙で美しいギターの音色が心に残ります。淀川長治先生が何かの本で書いておられた通り、その音色と共に登場人物たちの雄姿が頭に浮かびます。ストーリーは今となっては古臭い単純な物かもしれないけど、こういう完成度の高い映画って大好きです。ラストシーン、主人公がふられるシーン、微笑ましくていいですね。 【アーリー】さん 9点(2004-12-04 00:40:41) |
67.第三の男が誰かというサスペンスではなく、そこから始まる人間ドラマとして、楽しめた。 【HK】さん 7点(2004-11-24 07:22:41) |
66.《ネタバレ》 コンパクトにきちんとまとまっているとは思いますが、中盤のあのシーンとラストのあのシーンがなければ、相当印象の薄い作品になっていたのではないでしょうか。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2004-11-22 02:28:54) |
65.ストーリーは取り立ててどうという事はないけど映像がとても良い。夜の石畳の街角、広大な地下水道、郊外の大観覧車…全編ECMのジャケットという感じ。 【番茶】さん 7点(2004-08-15 22:50:53) |
64.《ネタバレ》 最初のほうにヒントが多すぎるので、オチが読めてしまった。でも、登場シーンの素晴らしさで帳消しです。あとは、ラストシーンの写真みたいな構図が素晴らしすぎです。あの画面を切り取って部屋に飾っときたいくらい。 |
63.《ネタバレ》 他の方々も仰ってますがとにかく光と影のコントラストが素晴らしい!建物の形状や人間の構造をすべて熟知しているかのごとく美しい。それにやはりここまで素晴らしいのはモノクロの映像という点。無駄な色がない分余計に光の当たり具合、影の付き具合が美しい。勿論それを捕えるカメラのアングルもまた素晴らしい。また誰もが一度は耳にしたことがあるであろうテーマ曲や、徐々に深まる謎、そしてラストのオーソン・ウェルズの息をも吐かせぬ逃走劇、映画の娯楽性と芸術性が見事に共存している映画です。 |