【山の木屑】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-08-02 16:41:50) |
72.《ネタバレ》 ニナ役のナタリー・ポートマンが迫真の演技でした。ラストの黒鳥が素晴らしかったです。ただ壊れていくニナを見ているのは映像的に少々しんどかったかも。 【civi】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-08-02 02:29:59) |
71.《ネタバレ》 N・ポートマンがすごく頑張ったのはよくわかりました。プリマの座をめぐるいざこざといえば、お約束のライバルとの軋轢が見所なのかなあと思っていたら敵はわが身の中にあった、というのが意外ではありました。ただなんかね、過干渉の母親や12歳で止まったような少女趣味な部屋などの描写がいかにも、って感じでベタ。黒鳥を演じるうえで性的な刺激が必要って考え方もあまりに短絡的に感じる。どっかの芸人がフィギュアの選手に吐いた暴言のような失礼さだ。ニナがいっちゃってる時の劇画みたいな特撮も好きじゃない。目が赤くなったり、肌がばりばり硬化したり。デビルマンじゃないんだから。あーそれとウィノナがオバサン扱いだったのはショックだったなあ。キャストで名前見るまで気付かなかったよ・・。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-06-20 01:32:50) |
70.なんとなく「バレエ漫画」を思わせる世界。 「SWAN/白鳥」にもヒロインが黒鳥を会得するのに苦しむエピソードがあったけれど、テイストとしては有吉京子より山岸涼子。 母子ホラーとして「キャリー」、ダンサー映画として「ショーガール」も思い浮かび、「ショーガール」の方が潔く思えるのは「妄想」という逃げ道を作ってないから。 夢か現(うつつ)か、の面白さなのはわかるし、エンタメとしてつまらなくはないのですけどね。 実年令より10才くらい下の女の子に扮し、極限状態に陥る「汚れ役」に挑んだナタリーより超然としたミラ・クニスの方が魅力的だったし、芸術の聖と俗の部分を描ききったというにはちょっと。 「ピアノ・レッスン」がピアノのイメージを下げたように、クラシックバレエのイメージを下げてしまった感があるのもどうかな。 クライマックスの視覚効果は黒鳥にも見えるけれど黒鴉にも見える(「ブラック・クロウ」の方がふさわしい?)B級っぽさで、ジェニファー・コネリーのバレエスリラー「エトワール」(88)が(凡作でも)見たくなる。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-06-05 07:00:04) |
69.《ネタバレ》 不感症と揶揄されるほど自分の殻を破れないでいるニナ。その日々が精神を蝕み、やがて狂気をまとう事でブラック・スワンへと変貌を遂げる…。子供に見せたら泣き出しちゃうだろうな~。映画は脚本が命だけど、この映画が高い評価を得たのはナタリー・ポートマンの演技がすべてじゃないかと思うわけで、アカデミー主演女優賞も納得。6.5点。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-05-22 18:34:04) |
68.《ネタバレ》 これは凄い作品です。こんなにまで、自分の好みと見事に合致した作品は初めて。クラシックバレエの世界で頂点を目指すある一人の内向的な少女を主人公に、そのとてつもない重圧とストレスのせいで次第に狂気に捉われながら、なにもかもを失ってでもそれでも完璧な演技を追及する彼女の姿は圧巻です(ナタリー・ポートマンの熱演が凄い!)。現実と妄想が渾然一体となった、まるでガラス細工のような彼女の精神世界が加速度的に崩壊していく映像の美しさは見事としか言いようがない。嫉妬と重圧とエロスによって自分の正気の壁を致命的なまでに決壊させ、そして溢れ出した狂気の濁流にとうとう命までをも呑み込まれながら、最期に掴んだ儚くも精巧で完璧な美の世界……。僕がいままで観てきた数ある映画のなかでも、最高に美しいラストだ。哀切な余韻がいつまでも残る傑作と言っていい。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 10点(2012-05-14 01:48:24) |
67.《ネタバレ》 主人公の病的妄想の描写の徹底ぶり、それとバレエをクロスさせた独自の世界の構築にはなかなか好感が持てるが、それ以前の問題として、あんなにほかから言われることをほいほい気にしたり悩んだりするような人物には、そもそも舞台の主役なんて務まりようがないのでは?という疑問は最後まで払拭されなかった。あと、ポートマンもカッセルももちろんウィノナも、ショックなくらい老けたなあ・・・。 【Olias】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-05-01 02:51:20) |
66.監督がレクイエム・フォー・ドリームのアロノフスキーだけにパーフェクトブルーの影響もありありと見られるが、バレエの世界の明部(芸術性と観客からの喝采)と暗部(過酷なトレーニングと出世争い)とニナの二面性を、白鳥の湖という作品にもリンクさせ描き出された見事な表裏一体性。ホラーとかサイコスリラーとかファンタジーはよほどでないと評価できないジャンルなんですが、終始惹きこまれる異色のリアリティ。芸術 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-04-20 07:27:11) |
【ないとれいん】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-04-16 01:28:25) |
64.《ネタバレ》 女性同士の競争という話題が狭苦しい感じだし、親からの遅延した自立という話題も安易かな。 とにかくこれはもうホン(スジ)の問題。1スジ 2ヌケ 3ドウサ と言われる(マキノ省三)。 【ひと3】さん [DVD(字幕)] 4点(2012-04-09 01:16:30) |
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63.《ネタバレ》 レオンのマチルダ???それがこんな大人の女の子になったんだねぇ。始めは幻覚かぁと思ったが、二重人格だったんだ。じゃあどこのシーンが幻覚か?それはお客さんが考えてねぇ。って映画なんすかねぇ。華奢な体がエロく感じたくらいだったです。 【トメ吉】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-03-05 15:29:56) |
62.《ネタバレ》 完全なる個人による自己実現、まさにパーフェクト、鳥肌もんです。 |
61.6~7点の間という感じ。迫真の演技はいいが、何をテーマにしたかったのかがいまいち弱い。女の世界の怖さなのか母と娘の関係なのか、狂気なのか… 盛り込みすぎてそれを消化しきれていない気がした。過保護な母と暮らすお嬢様が狂気に取り憑かれて壊れていく様を描いた、と単純に見た方がいいかも。 |
60.《ネタバレ》 あまり映画に意味とかテーマ性とかを求める方ではないのだが(面白けりゃいいじゃん!)、本作の鑑賞後に思ったことは、「で、結局何が言いたかったの?」である。要は舞台の主役を射止めた神経症気味のバレリーナが発狂して××するまでを描いたものだが、最後に「パーフェクト」とか言われてもねぇ…。この内容を扱うにしては、ダーレン・アロノフスキー監督はまとも過ぎるのではないかと思う。『レクイエム・フォー・ドリーム』を観た観客のほとんどは「麻薬って怖いね…」と思う筈だが、それこそがこの監督がまともである証だろう。本当はもっと狂った人が監督して、もっと狂った女優を起用すべきである。そういった観点からすれば、イザベル・アジャーニ×アンジェイ・ズラウスキー監督の『ポゼッション』は映画史上類を見ない狂人映画である。あれに比べれば本作は可愛いもの。 【フライボーイ】さん [映画館(字幕)] 6点(2012-02-04 14:35:19) |
59.《ネタバレ》 バレエやミュージカルには全く無関心&無知なのであれですが、ここに出てくるニナ(=ナタリー・ポートマンさん)は白鳥役ですら全く出来ていないように思える。終始表情が硬すぎる。精神的に弱い子なのかどうかは知りませんが、こんな表情で踊る子を、例えば私なら、起用はしない。弱弱しすぎるし不安定。振付師の趣味とは言えどこれはないだろうと。ニナがもっと変化していくかもしくは白鳥役でもにこやかに朗らかな演技でもって魅せてくれれば評価は違ったのですが。終始暗い表情で、特に作中で成長も見られない彼女に魅力を感じることはありませんでした。 黒鳥役も妖艶になって良くなったというより、ただ吹っ切れてやけになっただけにしか見えない。そういうパフォーマンスの形もあるだろうが、あんな歯を食いしばって目を剥いて踊る黒鳥を振付師は求めてたのか??ぶっ飛んだ感じはあるが、魅力は感じない。まあ、バレエのことは知らない素人の感想として聞き流してください。 後は痛々しい映画って感想しか残ってない。この映画観て子供にバレエ習わそうとは思わないな・・・。足の指折るんじゃないかとか、振付師に抱かれないと成功しないのかとかそんな先入観を植え付けられた。他の女性の世界もそうですが、息苦しいし醜いですね。ああ怖い。 【TANTO】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-01-31 12:19:24) |
58.バレエ「白鳥の湖」の主役に抜擢されたバレリーナが、主役の重圧から精神に異常をきたしながら、役に没頭していく話です。特に心に残ることもなく、緊張感を感じることもなく、私にとっては「だからどうした」って感じの話でした。ただ、ナタリー・ポートマンの演技は素晴らしかったです。 【ぽじっこ】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2012-01-29 19:37:04) |
57.非常に芸術性の高い作品。芸術を極めるって狂気じみてるところあるので、その辺がうまく表現できていたように思えた。 【たこちゅう】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-01-11 23:38:41) |
56.死ぬ気で物事を成し遂げる時はまさにこんな感じなんだろうなと。ナタリー・ポートマンの女優魂を見せつけられました。 【Keicy】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-01-09 14:26:47) |
【K】さん [DVD(吹替)] 4点(2012-01-05 18:27:09) |
54.《ネタバレ》 何て言うか・・・、感想を書くのが難しい作品だなあ・・・。 ホラーではない。 スプラッタでもない。 サスペンス・・・なの・・・か・・・? ところどころ、出血する映像なんかが出てくるが、スプラッタ的な『痛そう』な映像というより『生理的に気持ち悪い』映像なのだ。 娘に異常な愛情を抱いている母親、常に誰かを蹴落とそうとしているバレエ団の女達。 そうか、これは女独特の陰湿な世界を描いた作品なのか。 女性なら分かると思うが、女の世界ほど、摩訶不思議で恐ろしい世界はない。 この作品では、バレエという特殊な世界をフィルターにして、さらにギュッと濃縮した女の世界を美しく、恐ろしく描いている。 で、面白いかと聞かれたら、私はちっとも面白くなかった。 女の世界の恐ろしさは現実だけで十分だからだ。 ただひたすら、映像美を楽しむのなら良作品かもしれないが、ストーリー自体は全く引き込まれなかったのでこの点数。 【ななのじ】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-12-24 21:49:35) |