63.探しまくって、ようやくレンタルできました。これまでで一番返却したくなくなった作品です。それくらい打たれました。 【にゅうたいぷ】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 10点(2008-03-17 12:41:06) |
62.間違えて同じDVDを2枚買っちゃっても後悔しないくらい、凄い映画。 【チャップリ君】さん [DVD(邦画)] 9点(2008-02-14 17:35:45) |
61.地味ながらも良く出来た脚本・構成力のせいで迫力に欠ける殺陣のシーンも全く気にならない。津雲半四郎の無念さを思うと何ともやるせない。仲代達矢の眼力は凄い。実際の役どころの年齢設定よりは若かったように思うが、見事に重厚な演技でこなしていた。凄い役者だ。狡猾な三國連太郎を見ていると現在の格差社会にも通じるような感じがした。 【GO!】さん [DVD(邦画)] 10点(2008-02-04 17:38:48) |
60.《ネタバレ》 緊張感が凄いですね。主人公一家も気の毒ですが、井伊家も、その不幸に巻き込まれて家臣を失って、気の毒っていやー、気の毒ですね。 【Yoshi】さん [ビデオ(邦画)] 9点(2008-01-26 14:50:51) |
59.《ネタバレ》 非常に面白かった。コレを見てもっと日本映画を見にゃいかんなと思った。ただ皆さんが語るように後半のチャンバラが長すぎたかな。 【鼻くま】さん [DVD(邦画)] 9点(2008-01-25 10:42:24) |
58.な、なんじゃこりゃぁぁぁぁ!!??と、度肝を抜かされた!こんなスゴいニポンエイガがあったとは・・・・!!あと、モノを食いながら見ないように! 【ペケジロー】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2008-01-19 21:28:13) |
57.いかにもって感じの日本のシロクロ映画。 静かで淡白な感じだが、気が付けばスイスイとこの映画の世界観にのみこまれていってしまうよ。 【norainu】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-12-09 17:41:02) |
56.本作の殺陣をやや問題視する人もいる。剣道好きの友人は、丹波との果し合いを「仲代のへっぴり腰」とからかった。が、あれは命をとらず髷だけを切り落とそうとしているからそうなる。腕をクロスするのは、一方で刀を払う構え。その他、息が上がった様子など、老いた武士の孤軍奮闘を感じさせて、少しも変には感じない。唯一、竹光の切腹の生々しさに比べ、介錯する丹波の刀が止まるところがいただけないのみ。見始めると必ず最後まで見て深い溜息をつく傑作。 【hatoya】さん [ビデオ(邦画)] 10点(2007-11-29 23:42:33) |
55.《ネタバレ》 冒頭の何気ない訪問シーンで、実はすでにすべてのドラマが完結していた、というのが実に美しい。また、ただ座って喋っているだけなのにあふれ出ている緊迫感・緊張感、端役の侍の1人1人の動きまで整然と統一したこだわりぶりも嬉しい。で、それを支えているのが、周到に練られた脚本なんです。とにかく一つ一つの台詞が、言葉遣いとしても、そして心理表現としても丁寧かつ正確で、そこだけで聞いていて心地よいのです。そりゃ、役者陣も猛然と気合が入るというものです。仲代達矢の静かな迫力はいうまでもありませんが、それを受ける三國連太郎の僅かな表情の動きの凄さ。時代劇作家を目指すすべての人は、まずこの脚本を書き写すところから始めるべきだと思います。 【Olias】さん [映画館(邦画)] 8点(2007-09-17 01:38:11) |
【12times】さん [DVD(邦画)] 4点(2007-09-06 23:09:03) |
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53.《ネタバレ》 「異色時代劇」というフレコミがあったが、まさしく「異色」以外のナニモノでもなかった。 そもそも、始まりからして奇妙。 一人の汚い身なりのお侍が、でっかい屋敷の玄関先で切腹をしたいと押しかけてくるシーンから始まる。 これから何かすごいことが始まるぞ~っていうのが、このシーンの異常な緊迫感から感じ取ることができる。 前半は特に秀逸で、ぐんぐんと物語りにひきこまれてしまった。 モノクロもいい効果を生んでいる。 空気が引き締まって見えるのだ。 中盤辺りは少し中だるみ感があったり、仲代達矢と丹波哲郎の決闘シーンは少しリアリズムを欠く演出がなされていたりと、全体的にみれば今一歩の感は否めない。 しかし、先が全くよめない素晴らしい脚本と、画面にみなぎる緊張感は素晴らしいの一言だ。 チャンバラ(殺陣)部分がイマイチで、それ以外の部分が素晴らしい、まさしく「異色」な時代劇。 それにしてもこの作品の丹波哲郎、かっこいいな~。 【にじばぶ】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2007-09-01 20:33:46) |
52.驚いた。勝手に「日本人が忘れてしまったアイデンティティ取り戻せ!」的な作品か、カンヌで賞取ったってんなら「オー!ニホンジン・ハラキリ・ブシドー・ファンタスティック!」的な極東文化バンザイ作品か?とタカをククっていたが(相当に失礼ながら。笑)、なんと緊張感のある上質な物語か。配役・脚本の秀逸さもさることながら、終始に衰えることのない張り詰めた緊張感が堪らない。激渋な時代劇というよりかは、これぞ真の人間性を問う本格武士道作品!といった感じ。恐れ入った。 小ネタとは言えなくも無いが、仲代達也、公開当時は30歳という事に気付き、二度驚愕。迫力あり過ぎる。 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-07-29 06:05:05) |
51.《ネタバレ》 切腹する場所を貸してくれと言われて、井伊家はさぞ迷惑であっただろう。津雲半四郎に斬られたもの達こそ、哀れだ、とちょいと斜に構えた見てしまった。彼は口上を述べ、立ち回りをしたことで鬱憤をはらせたのだろうか。 【ジャッカルの目】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2007-04-21 10:52:37) |
50.面白かった。普段あまり時代劇は見ないのだが、この映画は切腹の一部始終を描いているだけなのに引き込まれる。随所に退屈させない工夫がなされており、二時間がそれほど長く感じなかった。後半のどんでん返しには意表を突かれました。 【こまごま】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2007-01-07 00:14:04) |
49.《ネタバレ》 切腹を申し出た男の身の上話を聞いていくと驚きの事実がわかってくる、という脚本に引き込まれる作品でした。仲代達矢の凛とした演技もよかったです。しかし、最初の男の切腹シーンは白黒だから血の気持ち悪さが余計に引き立っていて、むごすぎて直視できませんでした。全体的にもっと短く作れたのではないか、と思いました。ちょっと長すぎて最後は飽き飽きでした。。 【kaneko】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2006-12-05 14:03:32) |
48.静謐で重厚な空気感と共に、登場人物の意外な過去や関連性を示唆し、見る者の興味を持続させるミステリーのような脚本構成が上手い。 重苦しい中にも様々なテーマが汲み取れる作品だが、武士道に対する疑問を提示することで、「封建制=権力=悪」とする、割りと単純な権力批判が見えるのは残念。「罪を犯すにはそれ相応の理由がある」とする立場からも、「弱者=善」「強者=悪」のような二項対立による批判的な問題提起が伺える。 そのため現代にも通じるであろう、「武士道=プライド」といかに折り合いをつけて厳酷な現実を生きていくべきなのかという問い掛けが、逆に伝わりにくくなっていて、無残で後味の悪い思いだけが残ってしまうのが残念。 【FSS】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2006-10-17 03:55:04) |
47.期待以上でした、、次々と繰り出される、新事実に..釘付け! 脚本がイイですね~ 秀作です!! 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-09-25 12:14:56) |
46.《ネタバレ》 時代劇を舞台にした人間ドラマだと思いました。金をたかるために切腹を志願してきた浪人にも切羽詰った理由があり、命を懸けて守りたいものがあった。ところが井伊家の者はその浪人の意図を察しつつ、竹光で切腹するよう追い詰め、切腹させる。主人公はいろいろな意味でその敵討ちをしたのだと思う。後味はあまりよくないな。 【ぽじっこ】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-08-12 22:49:40) |
45.深い分析は皆さんにお任せして軽いことを言わせてもらいますが、とても「かっこいい」作品ですね。個人的には時代劇は苦手で、情念の濃い、野暮ったさと紙一重の熱さが好きになれないのだけど、その点この映画に関してはとてもクールで、ドライな描き方だと思う(かといって人間ドラマがなっていないというわけではない)。演歌調というよりは暗鬱なブリティッシュ・ロック的な。冒頭の音楽なんかは明らかに日本の伝統楽器を用いているのに、どことなくグランジっぽいし、直線で区切られることの多い武家屋敷の映像は日本的な美とは真逆の冷徹さを感じさせる。「スタイリッシュ」という形容詞の似合う時代劇はとても珍しいと思う。 【no one】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2006-08-09 16:48:46) |
44.津雲半四郎は浪人となり苦境を体験する中で、自分がしがみついてきた武士としてのプライドを捨てた。武士道を捨ててでも守らなければならないものを「千々石求女の刀を売る」という行為によって気付かされたのだ。彼の刀さばきは流儀を感じさせない。そんな意味のないものも捨てたのだ。ただただ生きる事に執着し、型破りな半四郎は強く猛々しい。武士という「勝者」の立場を離れた事で本当に大事な本質を知ったのだ。しかし、結局彼の武勇は彼を殺した者達によって体面を守るために塗り変えられる。「真実」とは常に勝者によって作られるのだ。竹光で切腹したと伝えられた求女も、ここまでくると相当怪しい話に聞こえてくるのもうまい。この映画の中に悪者はいない。出てくるのは敗者と未来の敗者。歴史は勝者が作り、強い者が武士道を作ってきた。貧しい国=サッカー強い…… 【ハッシーふりかけ】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2006-07-16 02:02:17) |