8.中国という国を自分は何も知らない。この映画で描かれている中国は誇張されたものなのか、それとも真実なのか判断はできないが、少なくとも中国という国に関心が高まったことは事実だ。出稼ぎに出掛けた子供を迎えにいったところで何が解決するのかと思いつつ見ていたが、ほっとする結末でよかった。貧しさは人間にとって苦しみだが、明るい子供達の笑顔はそれをも吹き飛ばすかのようだ。しかし、気になったのはやたらと金、金と、がめついシーン。ちょっと閉口。 【サイダー】さん 9点(2002-01-20 00:00:04) |
7.教師もののドラマってたくさんあるけど、これは一風変わっていて良かった。オレやったら途中であきらめて帰るだろうなと思うけど、やはり中国魂はすごい。そして、モノとかカネとかのある日本人とかオレらとかに欠けているものが中国の奥地にはある気がします。お金のこだわりようも、切実な切迫感が伝わってきてよかったですが、どうでしょう? 【鉄コン筋クリ】さん 8点(2001-10-21 17:50:29) |
6.ラストに、支給されたチョークで、生徒が「喜び」の意味の字を書いたときはジーンときた。 忘れかけている「人間臭さ」を思い出させてくれる作品です。 背景から考えると仕方が無いとはいえ、「金」の概念を取り入れすぎた点が気にかかってしまい、少し減点しました。 【wood】さん 8点(2001-10-12 14:37:04) |
5.チャンイーモウはまだ広西省の撮影所でつくってたんですねー。昔からぜんぜん変わっていない人の心をがちっとつかんで笑って泣ける骨太作品に仕上がってると思います。この作品を見て気に入った人は「秋菊の物語」も見てみると良いですよ。田舎人の素朴さゆえに話がでっかくなってしまうというあたりがちょっと似てます。 【ちずぺ】さん 9点(2001-10-07 00:42:53) |
【松下怜之佑】さん 0点(2001-07-31 05:02:27) |
3.貧しい村の子供達の純朴さを決して理想化してはならないが、私達が物質的な豊かさと引き替えに何を無くしたのか、痛感させられる。私は、あんなに「歩いた」ことがあっただろうか。誰かをあんなに「待った」ことがあっただろうか。 【ぶんばぐん】さん 8点(2000-12-25 19:44:00) |
2.出演者全員がそれぞれ本人を演じていることで、素朴でナチュラルな感動を受けます。さりげなく描いているようでテーマはかなり深刻でもあります。ただチャン・イーモウ監督作品のヒロインって、いつも強さと頑なさと思慮分別のなさを好んで描いているように思えます。これって彼の女性観なんでしょうかネ? 【ドラえもん】さん 8点(2000-08-06 14:03:21) |
【山岳蘭人】さん 9点(2000-08-03 12:14:54) |