29.この映画を見て自分の頭の悪さ、洞察力の低さを心底思い知らされてしまった。見終った直後は「?」の連続で、時間をかけて作品を咀嚼して、他の皆さんの意見も拝見してようやく理解度が高まったかな?という感じでした。いや、むしろ作品を鑑賞中はもっと何か別の意図があると深読みし過ぎたのも原因かもしれません。自分としては案外あっさり結末を迎えていたものですから、拍子抜けの感が強かったのです。うーん、あと数回見る必要がありそうな映画でした。でも、たぶんもう見ないです。率直に言ってあまり面白くなかったから。好きな俳優はいっぱい出ているのですが・・・。 【はむじん】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-12-02 14:43:12) (良:1票) |
28.《ネタバレ》 なんとも評価しにくい作品。主演の3人とも肩の力が抜けた演技をしており、名優たちの掛け合いを楽しむ映画なのかもしれない。プロットとしては、それほどのものはなかった感じがするし、「何のために?」「何が強調したいか?」等の主題はぼやけているように感じた。本格サスペンスとしては、物足りなさを感じざるをえない。 【ぼぎー】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-11-29 20:48:34) |
27.《ネタバレ》 豪華な俳優陣が集結しているので優れた内容なのかと期待しましたが、最初から最後まで驚きも感動もなく終了といった感じでした。序盤でいきなり事件が発生する早い展開の割には中盤はやや退屈でしたね。この事件は一体どんな決着になるのか?というのが終盤まで観る側をひっぱった唯一の興味だったと思いますが、正直ひっぱってひっぱってこの程度のオチでは・・・。例え地上波の放映があったとしてももう1度観たいとは思えないので5点です。 【眼力王】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-11-22 17:43:04) |
26.個人的には結構楽しめた。 デンゼル・ワシントンのあのうそ臭い笑い方が好きだ。 ただちょっとストーリー的に都合が良すぎるかな? まぁ良く考えたなとは思った。 【ken】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-11-17 15:51:34) |
25.《ネタバレ》 こういう映画はどれだけ現実の犯罪としてリアリティを持たせることができるかが勝負となる。「こんなこと実際不可能だろう」とか「どこそこをああすればすぐばれちゃうだろう」などと突っ込みを入れられたら最期なのである。この映画の最大の穴は、最後に残った犯人が倉庫の壁を細工して一週間こもっていたというもの。材料は?寸法はどうやってわかった?トイレはどうしてた?など、あまりに無理があって、ここで興醒めしてしまうのだ。 【ロイ・ニアリー】さん [DVD(吹替)] 6点(2006-11-10 20:25:08) |
24.《ネタバレ》 うーん微妙ですね~。人質達に混じる計画はアイデアとしては面白いし、役者さんたちも皆芸達者な方たち。でも見終わった後では「ふーん」なんですよね。デンゼル・ワシントンも太ってかっこわるいし、ジョディ・フォスターも別にジョディーじゃなくてもいいじゃないくらい出番も少ないし、ナチスとかダイヤの部分が説明不足だよなーって感じました。 【kenz】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-11-08 21:58:33) |
23.《ネタバレ》 結構面白いというのが正直な感想。狭い空間で進む話しは好みなので。 犯人たちの動機の部分がもう少し欲しい気がするが、警察とのやり取りが笑えた。 なぞなぞにはまる警官たちが特に楽しそうだった。 見ている自分も犯人の顔を覚えてなかった。外国の人の顔は似ている…。 【きいろくま】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-11-06 23:48:42) |
22.《ネタバレ》 つまらない作品では無いが、ちょっと淡白過ぎる。見事に点数が伸び悩んでいるし。練られた脚本で良い点は多々あるのだが、一気に盛り上がるようなクライマックスでは無かった。豪華キャストもデンゼル・ワシントンに何時ものキレが無く、ジョディ・フォスターは出番が少なすぎる。犯人が人質に混じるというのは最初から分かっている訳であって、それでも最後納得してしまうのが、人質の中に一旦入っておくという行為。ただ今や「24」であるような最先端な時代に、盗聴器も見抜けないのはお粗末としか言い様が無い。ジャック・バウアーなら衛星の赤外線システムを使って、1時間で解決すると思うが。 【まさサイトー】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-11-04 14:32:30) |
21.良くは出来ている..が、クライマックス辺りの盛り上がりがイマイチだったかも.. 脚本は良く練られていますね~ 演出もなかなかシリアスでイイ..オチはちょっと単純だったけど.. 結末はそれなりに良かったのでは.. ウィレム・デフォーが全然活躍していなかったので、残念... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-10-31 12:33:39) |
20.《ネタバレ》 銀行強盗1人勝ちの映画も面白いと思うが、翻弄される相手がデンゼルとはどうもミスキャストに感じた。彼は自信満々の切り口と態度で交渉・捜査を行い説得力があるが、ほとんど滑ってしまうとは見ていて何とも奇妙。しっくりこない。最後の苦笑いなんかこっちが笑えてしまう・・。しっくりきたのは滑ってないダイヤ関係か。それにしても、犯人・警官・銀行屋・弁護士・その他お上の方々の持ちつ持たれつの関係が出来上がるあたりはスパイクっぽさがあっていい(ジョディと銀行屋の真相を掴むと、14万ドル問題解決や1級警察官にのし上がったりするなど)。ジョディも端役かと思ったが、前記したパイプ役や観客にナチスの真実を知らせる重要な役所で満足したし、総じて話自体は面白かったのでこの点数。あともう1点、犯人が銀行屋の悪事やダイヤのことをどのような経緯で知ったのかが分かれば、物語がぐっと引き締まったのではないか? 【ぶるぅす・りぃ。2】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-10-18 20:38:16) |
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19.《ネタバレ》 少しイメージの暗い『オーシャンズ11』って感じに見えました。違うところは、や『オーシャンズ11』は”オシャレなドロボウ”という雰囲気を前面に出して、反社会的な「盗み」という行為をどこかファッショナブルかつコミカルに描いています。が、『インサイドマン』では”盗みは盗み”というスタンスで、出てくる犯人グループに、「スマートに盗もう」なんていう美学は一切なし!なんつーか、そういう飾らない盗みにどこかストイックさを感じる。。。 『インサイドマン』って『インサイダー』みたいな内部告発ものかと思ってたけど全然違いました(汗)なんつー脱出方法を思いつくのかΣ(☆д*) これもファッショナブル・・・なのかな? でもこの映画も結局は最後ハッピーエンディングみたいに終わってるわけだけども、やっぱこういう犯罪って少なからず誰かに迷惑をむちゃくちゃかけてんだよね。それを「ファッショナブル」とか、ましてや誰か一人だけの視点で「ハッピーエンディング」にしてもいいんだろうか、ってのはいっつも考えてしまう・・・。まあ映画の話にそこまで突っ込みだしたら始まんないんですけど(^ ^ヾ ひとり言でした。 【TANTO】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-10-17 00:58:04) |
18.《ネタバレ》 ああこりゃあ、作り手がオチを過信しすぎているよなあ。 「どうだ驚いたか!すげーと思うだろー。」と喜ぶあまりに、作品としての出来に手を抜いてしまった結果、初めて見せられた人間は「なんだかなあ」と思うようなものになってしまっている。 銀行強盗の話に唐突に「ナチス」を出してくるあたり、強引だよなあ。「だから盗んでもいいんだ」って言われてもなあ。だいたい私は犯罪賛美ものは好かんのだ。スパイク・リーだからがまんして見たのに。 はっきりいって、ナチとかじいさんの過去なんか出さずに、「銀行強盗です。金目当てです。んで、頭使います。」ってことでよかったのに、と思う。せっかくのジョディ・フォスターも中途半端な役回り。哀れなユダヤ人を食い物にしてのし上がったじいさんと同じく、じいさんと組んだマデリーンも同じように「その道」の階段を登り富と力を貯えてゆくんですか、なるほど。それがどうなの。何を思えばいいの。 なんだか知らないがアラブからアルバニアまで出てくるあたり、人種が入り乱れてのいつものスパイク・リーらしさは感じるが、「25時」のように鑑賞後までじんわり来るような視聴後感はゼロ。即忘れてしまいそう。 しかし、監禁と暴行が完全に無視されて、「物が盗られなかったからいいじゃん」てな感覚には映画とはいえついていけぬ。スパイク・リーの考える正義とはそんなんでいいのかアメリカさんよ。身体の自由の権利はどこへ。 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-10-13 23:50:32) (良:3票) |
17.《ネタバレ》 映画全体としては、まあまあ楽しめたかなあ。犯人側の背景がよくわからないので、どうしてあそこまで大がかりなことをやったのかがいまいち分かりにくい。銀行家の「秘密」というのも、多少の歴史的背景がわかっていれば、たいして意外な感じもしない。もう1回どんでん返しがあるかと思っていたら、そのまま終わってしまった。印象的なシーンは、クライヴ・オーウェンと子どもがゲームについて話すシーンかな。ただ、あのシーン自体はとてもよかったけど、挿入するタイミングがちょっと早すぎて、早々に観客には犯人側が「憎むべき悪人」ではないことがわかってしまったので、冒頭の緊迫感が薄れてしまった気がする。あのシーンのおかげで、屋上で人質が殺されるシーンも「あ、フェイクだな」ってほとんどの観客が思ってしまって、デンゼル・ワシントンの怒りに共感できなくなってしまったのではないかなと思う。行き詰まる心理戦の緊迫感を最後まで持続してほしかったなあ。 【ころりさん】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-08-25 08:40:13) |
16.《ネタバレ》 全体の構成が意外に単調で、前半しばらくはかなり退屈。襲撃された銀行内部→取調べシーンのインサート→警察車両内部シーンの反復。面白いキャラクターがあまり出て来ないのもその平坦展開に拍車が。ようやくジョディが登場し、クライヴ・オーウェンと対面するシーンあたりから画面に緊張感が漲ってくるけど、所詮彼女は今回、脇役に毛が生えた程度の扱いなのでそれ以上の活躍は望めず。クリストファー・プラマーって確か「サウンド・オブ・ミュージック」でトラップ大佐演じた役者さんですよねえ。ナルホド、あの映画で無事スイスに逃れた後、いつの間にやらちゃっかりナチス協力者になって(←マリアとは離婚?)巨額の富を得たのだね彼は・・・。なんてベタな後日談を映画観てる間に連想しちゃった程、正にこのレビューの「可もなく不可もない」5点という得点にふさわしい映画かと思いました。 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-08-05 13:46:32) |
15.う~ん、話の展開も平坦だし感情移入し難いし、期待して行った割には肩透かしを食らった感覚です。スパイク・リー監督のファンでもなんでもない僕にとっては“平凡”、その一言につきます。 【よねQ】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-07-29 19:42:58) |
14.《ネタバレ》 銀行からの脱出方法を初めから臭わせておいて、観客の予想を裏切る。これはなかなかやるな、と思いましたが、真の謎はこの部分ではありません。しかし、真相は一応語られますが、やけにさらっとしていませんか?もっと面白くなるはずの映画に思えます。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-07-25 00:11:34) |
13.スパイク・リーお得意の人種差別という負なるテーマを極力抑えて、アクション娯楽映画に徹しながらも最適なさじ加減で人種差別ネタを絡ませるあたりはさすがにうまいなぁと思った。オープニングのリズミカルかつ異国感漂う音楽がまさにそんな「スパイク・リーのアクション映画」を表現しているようだ。でもでも、なんなんだろうなぁ。もう一回見たら感想変わるかもしれないけど印象が非常に薄い。人種差別ネタのパロディのような使われ方は良かったけど、ストーリーのキーとなる銀行の会長の過去というものが社会派の風味を増してくれるものと思ったら増すどころか単なるストーリー上のキーで終わってて、もちろんそれはそれでいいんだけど、それなら娯楽作としてジョディ・フォスターとかウィレム・デフォーという超の付く有名俳優はもっとあばれてめだってくれなきゃと思う。この二人の役は無名俳優でしてくれたほうが作品の風味を活かせたと思う。 【R&A】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-07-24 19:22:38) |
12.ああ、なるほどねと言うオチ。でも釈然としない。カタルシスがねえの。 主人公達どうなる?どうなる?ドキドキ!ギャー。そうきたか~! 最後はジェットコースター的に展開を進めるべきなのに最後急に止まって あ、オチこれねとみせられた気分。台詞は好きです。 【とま】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-07-18 02:24:27) |
11.《ネタバレ》 ストーリーのみを振り返るとかなりすっきりした気分になれる内容になっているはずである。しかし、映画を観終わった後にまったくすっきりした気分にはなれなかった。 社会への風刺が含まれていたり、人種差別などを盛り込んだりして、スパイク監督ならではの演出もあったかもしれないが、本作のような内容ならば、それにふさわしい人が演出した方がよかったのではないか。短期間で雑に仕上げられた印象もあり、監督の実績作りに利用された感も受けた。 個人的に一番気に入らなかったのは、途中途中で入る人質になった人たちの尋問シーンである。この手法自体は面白いアイディアと思うが、問題は中身である。「人質に対する事情聴取」というアプローチならばよいと思うが、どう考えてもあれでは「容疑者に対する尋問」である。 つまり、序盤にあの尋問シーンがあるために、すでにワシントンVSオーウェンの戦いはワシントンの負けということが分かってしまう。既に結果が分かっているゲームを眺めるだけである。序盤に大量得点が入って勝負が決した野球の試合をみるのにも近い。 あの演出に対する創り手の視点としては、ワシントンとオーウェンがどちらが勝つのかという激しい駆け引きを描くのではなく、いかにしてオーウェンが事を成し遂げたのかという点に重きを置いたからなのかもしれない。そうだとしてもこの手の映画には「緊張感」というのが重要であり「緊張感」をわざわざ減らす必要はない。そもそもこのゲームはワシントンに有利になることなく、オーウェン側のかなり一方的な試合展開になっているため、一層緊張感を欠く。 したがって、あの場面は「容疑者に対する尋問」ではなく「関係者への事情聴取」に留めておくべきだったと思われる。人質の口から、この計画の隙のなさを語らせるというのであれば、全く問題なかった。「スティーブ」「スティーブO」「スティービィー」と呼び合っていることを人質の口から語られることにより、オーウェンの手法の全貌を観客は知ることができる。 それにしても冒頭からもはっきりと言い過ぎではないか。 「狭いところと刑務所とは違う」というのは明らかネタバレしすぎだ。むしろ、冒頭において、オーウェンは刑務所にいるのではないかという誤解を逆に観客に与えてもよい。最初のインプレッションとは全く異なる展開が、緊張感や面白みを生むこともある。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-07-09 17:48:04) (良:2票) |
10.《ネタバレ》 デンゼル・ワシントンが好きなのでこの映画、楽しく観れました。最初の映像は、途中までは取り調べのときの映像かと思ってましたが、見事にだまされました。それだけでも観てよかったなと思いました。 |