【くまさん】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-08-18 04:48:04) |
82.《ネタバレ》 ほんの少しのボタンのかけ違いで人生かわるもんだなあとデイジーの事故のシーンが一番印象に残りました。 【osamurai】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-08-16 13:06:58) |
81.《ネタバレ》 見る前に思った。老人の肉体をもって生まれ、どんどん若返っていくというだけの話をどうやって面白く、感動的にするのかと。見終わった今、見る前と感想は変わらない。 前半はそれでも、割と興味深く見られたのですよ。爺ちゃんのブラピがなんか見てて可愛いのと、からんでくる人物がユニーク。タグボートの船長とか。 ケイト・ブランシェットと結ばれてからがいかんな。一方だけ若返りゃ、悲劇に至るのは当たり前なわけで。「そりゃま、そうだろうな」としか思わん。若返るということ自体が非現実なんだから、見る人に共感しろってのは無理ですよ。 【佐吉】さん [DVD(吹替)] 5点(2009-08-10 22:42:48) |
80.《ネタバレ》 時の流れに逆行して若返っていく外見には興味津々だったが、エピソード自体は特に笑うシーンも大泣きするシーンもない。肉体時間の逆行以外に特別な能力がある訳じゃなく、至って淡々とした暮らしぶり。大胆な設定から導かれるお話としては平板に思えるが、アクションやサスペンスではなく、あくまで人の一生をじっくりと描きたかったのだろう。出会いや別れの情景の中に、抑えの効いた演技が切なさを紡いでいました。ちなみに、ベンジャミンと接触した人のほとんどは彼の人生を数奇なものとは思っていない。見掛けと実年齢が極端に違うのは、聞かされない限り気付かない事で、ベンジャミンにとっては数奇な体験でも、周囲の人には普通の付き合いなのである。そう考えると、周囲が認知していないだけの数奇な人生は、実はたくさん存在するようにも思える。逆説的ではあるが、およそどんな人生も、他者が知らない数奇な側面を持っているのかも知れない。淡々としたベンジャミンの日常描写からはそんなことも考えてしまった。そういう意味で、奥深くはあったけど、面白いという類いではなく、感動するでもなく、妙な見応えの映画でした。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-08-06 18:35:50) (良:1票) |
79.《ネタバレ》 予想していたとはいえ、かなりせつない映画だったなぁー 序盤中盤は成長映画としても面白いんだけど、最後は結局死ぬわけで・・ 普通に成長する人と逆に成長する人との差がどうしてもあるから、 そこはせつない感じで描かれてた。 人生は大事なんだぞ!っていうメッセージもあるんでしょう |
78.《ネタバレ》 普通に面白かったですが、普通でした。 どんどん若返っていく人間がどんな一生を送るのか?どんな結末に至るのか?ってのが興味心身で色々と予想したりしましたが、ぶっちゃけ自分の予想の方が面白くなるんじゃ?みたいな…おこがましいゾ!スイマセンでした!! 【六爺】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-08-02 01:28:08) |
77.前半はかなり良かったんだけどね~(秀作の予感..)..後半あたりから..ガッカリ..かなり、コケタ..大風呂敷広げて、最後は包みきれなかった..上手い脚本家なら、もっと感動的結末にできる題材なんだけどなぁ... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-07-30 12:58:41) |
76.《ネタバレ》 最新、特殊メイクの披露映画。内容は日記を永遠と映像化しているだけで、単調である。歳をいけば作品の魅力が分かるかもしれないが、20代ではちょっと厳しい。エル・ファニングは可愛かったが、ケイト・ブランシェットが好みでないのも点数に響く。いろんなエピソードを見せながらあ~いう最期を迎えるのは非常に悲しい。でも、不死よりはマシな気がします。一番、引っかかるのは若返り過ぎた事です。20代ぐらいで病死すれば良いものの、赤子にまで戻るってありえない。 【マーク・ハント】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-07-28 15:09:18) |
75.やっぱ普通に年取って死ぬのが1番だ。愛する人を守れない人生なんて悲しすぎる。 【Yoshi】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-07-28 07:44:40) |
74.《ネタバレ》 意外な低評価に驚く。他の方も書かれているが、若い人には、本当の意味で心に響かないのかも知れない。人は、折り返し地点を過ぎたころから、20代30代のスピーディーな感性が衰える代わりに、それまで奥で眠っていた、別の感性が活性化する。「ベンジャミン・バトン」はそこに共鳴するような気がする。冒頭の時計職人の逆周りの時計から、引き込まれた。あえてドラマティックな演出をせず、淡々と描かれる主人公と周りの人々の姿が、愛おしくそして切ない。ブラピもケイトも役者としてすばらしかったが、その若返りと老化をここまで、リアルに魅せたテクノロジーの凄さにも驚嘆する。飛んだり跳ねたり、ぶっ壊れたり、そんなCGには、辟易だが、この作品の特殊効果は正に効果絶大。雷うたれ男のエピソードも可愛い映像と共に印象深い。そしてラスト15分のベンジャミンとデイジーに、涙が止まらない。 【ブタノケ2】さん [DVD(字幕)] 10点(2009-07-25 18:39:37) (良:2票) |
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73.《ネタバレ》 凄く上質なラブストーリーだと思いました。ベンジャミンと、デイジーとの間で、度々起きるすれ違いが共感を持ってみれたので、とても感情移入してしまいしまた。生まれながらにして老体で、年を取るごとに若返っていくという、ありえない設定なわけですが、これは男女のわかり得ない感覚というか、誰しもが経験するすれ違いというものを、設定として具現化したものなんだろうと思います。しかし、そのような性差による運命を持ってしても、やはり男と女はひかれ合い、そして互いに永遠を信じる。だからこそ愛ははかなく、はかないからこそ美しいんだと。年を重ねられた方々が見るとまた違ったものを感じるのだろうと思うけど、僕には、恋愛がうまくいかない自分へのある種の鎮痛剤のような作品でありました。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-07-22 19:38:58) |
72.《ネタバレ》 「数奇な人生」とは逆説的な題名のつけ方で、実際にはとてもありふれた人生の悲喜を描いているように思う。より正確にいえば、特殊な人生だからこそ普遍的な人生の意味合いが象徴的に浮き上がって見える、といったところだろうか。 体が幼くなるとともに認知症が進行し、人の世話を受けなければ生きられなくなるのは、なにも赤ん坊の姿にならなくともありふれたことだ。老いるに従って身も心も子どもに近づいていくベンジャミンが「なにも思い出せない」と嘆くのを、デイジーは「それでいいのよ」と抱きしめる。人は死ぬと生まれた場所に帰っていく――と言葉にしてしまうと陳腐だけれども、“老い”というものを描くのにこんな手法があったのかと非常に感心させられた。 デイジーが事故に遭う直前の状況の推移を丁寧に追っていたのも良い。「あそこでああしていれば今頃は」という誰でも抱いたことがある後悔の念を、丹念に、繊細に拾い上げていく。ささいなことの積み重ねで人生は決定的に変わる。ときには知らないうちに選択がされていて、あとから取り返そうとしてもどうにもならない、大きな流れがある。もっとも映画全体を通して感じられるのは一瞬一瞬をいとおしむ穏やかな慈愛の気持ちであって、けっして負のトーンが強すぎるということはない。 ラストに登場人物をさらりと振り返って、なにか教訓めいたことをいうのかと思いきやそのままエンドロールに突入する、あの控えめさがまたいい。終始美しい映像だが、わざとらしい作り込みもなく、押し付けがましいドラマもない。いわゆる“泣ける映画”ではない分、切なさがいつまでも後を引く。 【no one】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-07-22 14:14:11) (良:2票) |
71.3時間近い長尺に、「ちょっと退屈だな…」と思いながら鑑賞していたが、エンドロールでは自然に涙が零れていた。人は平凡でありきたりで少しばかり数奇な「自分だけの人生」を生きているのだ。そんな「当たり前」が声高にではなく、そっと寄り添うように語られており、静かに心を震わせる。いい映画でした。 【フライボーイ】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-07-22 08:03:15) (良:1票) |
70.《ネタバレ》 印象に残ったのは、深夜のバレエ教室で鏡に写る自分たちの姿をじっと見る場面。 ベンジャミンとデイジーが何年か一緒に暮らし、人生の中でわずかな時間年齢が近くなった40代の二人の姿をいつまでも覚えていたいと思ったのでしょう。 このまま二人で年を重ねるのではなく、年が離れていくのが分かっている上で、でも今だけはただ一緒にいたいという気持ちが切ない。 何年か旅をしてきて若くなったベンジャミンが、年をとったデイジーの着替える姿を見る姿に時間の残酷さを感じた。 あり得ない設定だが、感情移入してしまうとたまらなく切ない。 もし若返るのがデイジーで、年を取るのがベンジャミンだったらどこまで感情移入できただろう。とふと考えてしまった。 私が見た映画館では、年配の方が多かった。 この映画に感じ入るのは、ある程度人生経験を積んだ大人の方ではないでしょうか。 【かずろう】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-07-22 00:39:56) |
69.《ネタバレ》 物語自体は、歳が若返るという点を除く案外平凡。それだけに親身に考えさせられる映画です。ラストでは深く愛し合った彼女の腕に抱かれて老衰するベンジャミンに何とも言えない気分になりましたね。物語としてはフォレスト・ガンプやビッグ・フィッシュの方が印象強いです。 しかしこの映画、人生についていろいろ考えさせられた映画でもあります。「誰しも愛する人を失っていく」という一言だけでもズシンときたような気がします。純粋にパートナーを愛するということ、実際には難しいことなんでしょうが、愛する人をずっと支え続けてやりたいと思いました。 映画としては決してつまらないというわけではないのですが、何かもう一捻りほしかったってのが正直な感想。 でも、とても良い話でした。 【ライトニングボルト】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2009-07-21 03:39:45) |
68.さすがにブラピの顔を幼くは出来なかったか・・・。そこだけ残念だ。 【ケンジ】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2009-07-19 21:42:34) |
67.《ネタバレ》 人の人生ってそんなものなのかもしれないけれども、盛り上がりにかける映画だなあと思う。人生ってほんの少しのタイミングっていうのをいいたいところなのかもしれないけど、交通事故に遭う下りがしつこいなって思った。そんなもん言われるまでもないしね。くらべる対象がちがうのかもしれないけれど「きみに読む物語」がよほど「(平凡だけど)数奇な人生」といえます。160分近く飽きず見る事が出来たということを考えると面白い作品には違いなのだけれども、どこか不満が残ります。 【蝉丸】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-07-19 02:27:34) |
66.後半急ぎすぎた感じがあったのが残念。。。 うーん、意外に何も残らない。。。 人生を逆に辿ることなんてないから無理なのでしょうけど・・・ 【ナラタージュ】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-07-18 17:12:54) |
65.《ネタバレ》 長尺にも関わらず、途中で飽きることなく集中して観られました。 すごいアクションがあるわけでも、サスペンスがあるわけでもないんですが、心を落ち着かせて観られる作品だと思います。 個人的には、クィーニー(ママ)がとても素敵でした。 【かずまる】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2009-07-16 10:26:22) |
64.《ネタバレ》 脚本が同じ人だから「フォレスト・ガンプ」と似た感じになるのは自然ではあるのかもしれないが、それにしても前置きの老けメイク時代が長すぎる。主人公のいろんな体験をちりばめたい気持ちは分かりますが、相互に関連性があるわけでもなく、発展性があるわけでもありません。つまり、どこかを抜いても作品として成立してしまいます。他方で、ケイト・ブランシェットを起用するという幸運にめぐまれていながら、意外なほど生かされていません。2人が「すれ違った」後、主人公の予言通りに落差が拡がっていく部分にこそ本当の切なさがあるはずで、何でそこをあっという間に駆け抜けてしまったのか、はなはだ疑問。また、病室からの回想という形にしているのも、それほど効果的とは思えません(むしろ邪魔だし、根本的な視点のブレを生じさせている)。ラスト15分間に6点。 【Olias】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-07-06 00:11:01) (良:1票) |