52.すごく面白かったです。正直評価が低い方は、ちょっとバットマンに違う物を求めている気がする。 なんか、バットマンをサスペンス映画かドラマかと勘違いしている。 前作が、ちょっとそうした感じの映画に仕上がっていたため、今作でもそのような、映画と期待していたのでしょうか? バットマンですよ。アメコミヒーロー物ですよ。 なので、アメコミヒーローのアクション映画を見に行こうと思った人なら、十分に満足できるはずです。 前作から8年、バットマンが現れなくなって、久々にバットマンが登場という場面では、 見ているこっちも、バットマンが帰ってきた!っとゾクゾクし興奮できました。 内容にしても、大人からティーンエーイジャーくらいまで楽しめる、わかりやすく、入り込みやすいと思います。 今の時期は、アベンジャーズやスパイダーマンなど選択肢に迷う時期だと思いますが、初めての方にもぜひおすすめです。 【シネマファン55号】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-08-20 17:55:25) |
51.《ネタバレ》 前作は見れば見るほど好きになったものだったが・・・今回は薄い酒をさらに水で割ったようなところも。。最初の飛行機のシーンがもっと何かを含んでくれていたらまだよかったかな、、でもガジェットや音には相変わらずわくわく、どきどきさせられたので前回より2点低い点数です。 【HRM36】さん [試写会(字幕)] 7点(2012-08-20 09:24:25) |
50.まー、面白くはあった。 ただ、なんだか腑に落ちないストーリー。控えめなアクションで満足度は高くはない。 長い尺を感じさせない程度には面白かったが、印象に残ったのは、バイクがかっこ良かったという程度かな。 【ぬーとん】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-08-20 01:48:14) |
49.《ネタバレ》 前作と比較するとアクションシーンが少なめ、悪役のインパクトが弱い(前作が強すぎ?)、ツッコミどころが少々・・・とありますが、本部長やら執事など含め、新キャラのキャットウーマンやルーキー刑事の演技も光っており、相変わらずの重厚なストーリーで上映時間の長さを感じさせられず、とてものめり込めました。是非次作も観てみたいですね。 【とむ】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-08-20 00:02:17) |
48.《ネタバレ》 前作「ダークナイト」を見た後、あまりの水準の高さに、続編は制作できないだろう、作るとしてもこの作品を超えるテーマ性は不可能であろうと思ったが、案の定の結果であった。今回は挙げたらキリのない突っ込みどころのオンパレードだが、そもそも8年間犯罪の無くなったゴッサムシティの市民たちが、どういう感情を持って生活していたのか、革命後に一般人はどういう反応を見せたのか全く描いていないので、メインのテーマ・ストーリー自体が成立していない(最低限デント法の説明くらいはするべきだろう)。今回は詰め込み過ぎて、何も消化しきれていないし、前作にあったリアリティも全く失われている。敵も前作のジョーカーのような魅力のあるキャラを作ることが出来ず、駄目な続編にありがちな事件を変にインフレ化して陳腐になるパターンを踏襲している。今年度ラズベリーの最有力候補になるのではないか? 【rosebud】さん [映画館(字幕)] 4点(2012-08-19 02:56:01) (良:4票)(笑:1票) |
47.迫力もあり面白かったんですが、残念ながらバットマン・サーガに疎い日本人には受け入れ難い内容だと思います。スケール感が特に壮大な訳でもなく、ベインに魅力ある訳でもなく、キャットウーマンが大活躍する訳でもなく…そう考えると3時間は長すぎます。「シリーズ ファン」なら勿論必見でしょうが私の様な「ダーク・ナイト ファン」には改めてジョーカーの凄まじさを再確認させる作品でした。 p.s 孤立したゴッサムの荒廃感は「AKIRA」を彷彿とさせました。実写化の際はぜひ、ノーラン監督に。 【Kの紅茶】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-08-19 00:34:08) |
46.善と悪、富と貧、嘘と真、希望と絶望が隣合せで存在している街、 Gotham City(愚衆の街)。 サブストーリーは突っ込みどころが満載で、 その役割を終えると破綻していきますが、 その破綻に気づく間もなくメインストーリーは終焉に向かって突き進みます。 それから、わかりやすい大量の伏線が投入されているので 『気を抜かずに見ることがこの映画を楽しむコツ』です。 前2作を踏襲しつつ、なおそれを超えてゆくことを命題にされる第3作目は 高確率で面白くないですが、今作品はそれには当てはまりませんでした。 前2作を見てなくても十分楽しめますし、 単品作品としてのクオリティも高いです。 万人にお勧めできる作品に仕上がっていると思います。 しかし第2作目で確立したダークヒーローという地位を 維持しきれなかった点は非常に残念です。 サブキャラ陣も充実しており、 ジョン・ブレイクはとても好感のもるキャラです。 しかし今作の一押しサブキャラはなんといってもキャットウーマンですね。 綺麗な顔立ちにもかかわらず精神的にも肉体的にもたくましく、 しかもナイスボディの女泥棒。 信頼と裏切りの狭間を行き来するその姿は、 太ももの内側に拳銃を仕込んでいたらそのまんま峰不二子です。 是非ともスピンオフで『Batman - a burglar called Catwoman』を作ってほしい、 もちろん大人向けに【Restricted】でね(笑) 【はいぷ】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-08-18 23:31:14) |
45.新しいキャラクターの書き込みが足りないと感じましたが、本当に良くできた映画です。時間を全く感じさせず、あっという間に見終わってしまいました。映像もすごく良いんですけど、音の迫力がすごいです。絶対に映画館で見るべきです。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-08-18 00:53:52) |
44.前作のレビューで予言したとおりの作品。まだ言うか!まだしゃべるか!それを!って映画。呆れるのを通り越して感心する。漫画で止まってる画(画だから当然動かない)に長々と説明セリフの大きなフキダシがあるのと同じで延々しゃべっとる。画が動くことで映画になるってのにそこには向かわないみたい、ノーランさんは。今回の悪者ベイルが予告編のほうがはるかに怖かったのは予告編ではしゃべらなかったからに他ならない。まあ、そもそも怖がらせようとも思っとらんのだろうが。後半のクライマックスたるクロスカッティングをここもまさに漫画のように時間を引き延ばし(あるいは戻り)ながらドラマに終始することで全く盛り上がらないものに仕上げているのもおそらくは意図的なものなのだろう。映画的な高揚感よりもドラマを重視しているのだ。ラストに観客が見たいだろう画を用意してくれているのはなかなかに良かったのだが、『ボーン・アルティメイタム』のそれと比べるとやっぱりここも冗長だったかな。良かったのは前作は暗すぎてよくわからなかったバイクのドリフト時のタイヤの動きがかっこよかったのとバイクに乗ったキャットウーマンのお尻がキュートだったこと。 【R&A】さん [映画館(字幕)] 5点(2012-08-17 16:14:44) (良:1票) |
43.《ネタバレ》 ストーリーには理解しがたい面も突っ込みたい点もあるが、取引所でのベイルの暴れっぷりはコミカルで歯切れがよく、現在、マーケットへの不信感のヌケとして小気味よかった。ゲイリー・オールドマンの氷上の動き等、笑えるシーンがタマに入ってるのがうれしい。あまり理解できていない。が。時間は濃密に感じれたし楽しめた。 【reitengo】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-08-15 12:21:53) |
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42.ついでに話題の作品鑑賞。前作でも感じたけど、やっぱりアメコミヒーローってのは「特別な存在」であってほしいな。スーパーマンは完璧。スパイダーマンはぎりぎり。本作のように苦悩しすぎのバットマンは・・もともと「超人」ではないだけにNGかな。 ★法にしばられずに自分の思う正義を貫くダークヒーローっていうノーラン監督なりのバットマンのテーマを追求した3部作だが、前作はヒース・レジャーのぶっ飛びジョーカーとの対決はそれなりに面白かった。今回の悪役はちょっと深みや凄みに欠けるかな。バットマンの悪役って結構キッチュな魅力が重要だと思うんだけど、あのクチのマスク以外は結構普通っぽいし。第一悪役の悪役たる所以がよくわからんストーリーだったし(結局何したかったんだ?)。 ★それとあのラストはちょっと卑怯じゃないかなあ。盛り上がるけど力技で無理やり終わらせたって感じ。 ★あ、そうそうどなたか指摘してたけど、そのへんにちょこちょこっと持ち出せる核融合炉とか、海の沖で爆発させればとりあえず陸地は大丈夫とか、そいう描写はもう勘弁してよ。 ★で、え、これで完結ですか?せっかくキャットウーマンもロビンも出てきてるのに。なんだかんだいいながら、期待しちゃうんですよね。この監督の作品。 【wagasi】さん [映画館(字幕)] 6点(2012-08-14 23:36:42) |
41.《ネタバレ》 面白かった! 面白かったのですが、素直に喜べなくてどうも気になる所もいっぱいありました。 一番引っかかったのが、ゴッサムの人たちの日常が描かれていない事。 バットマンを支持しているのか、お上の言いなりに殺人者として忌み嫌っているのか分からなかった。 ブルース・ウェインが引きこもったのはシティの人に嫌われたせいなのか?それとも唯の自己中なのか? ブルース・ウェインが努力しているのはシティの人たちに期待されているからなのか?それとも自己実現だからか? 前作を見直したりパンフレットで勉強すると分かると思いますが、私が一回観た感想では、バットマン賛成!と感情移入は出来なかったです。 ちょっと辛口に描きましたが、ノーラン監督の闇の描き方は素晴らしいと思っています。 チャンスがあったら3作続けて鑑賞したいです。 【たんぽぽ】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-08-13 21:09:22) |
40.《ネタバレ》 結果的にはそれなりに楽しめたのですが、個人的に残念だった部分も多い作品でした。点数は正確には6点+端数という感じで、何だかんだ言っても楽しませてもらったという意味で切り上げ7点としています。 まず(それなりにこの監督の作品を見てきた者として言わせてもらうと)「長台詞の多用」や「シーンを素早く切り替える」というこの監督独特の手法が、この作品の場合裏目に出ている部分が多いのではと思いました。前作『ダークナイト』では、ジョーカーというカリスマ的な悪役の存在により映画全体がそもそも引き締まった重みのあるものとなっていたため、そういった手法が説得力を持ったり(長台詞)、作品に一定のテンポを与えていた(シーンの切り替え)と思うのですが、今作に関しては肝心の悪役ベインにそこまでの求心力が無かったために、そういった手法が作品にテンポを生む前に「それぞれのシーンに存在するアクションやタメの『重み』を殺いでいる」部分が多いのではないかと思いました。要するにそれぞれのシーンが妙に軽く、また繋がりも良くないように感じました。 またそのベインが思ったほどの深みのある悪役ではなかったことと、その背後にあるどんでん返しが単なる「父なるものの呪縛」に終始してしまったことも、少なからず残念だった点です。 何より釈然としなかったのは、前作で問うたはずの「ダークヒーロー」像、あるいは「善と悪」に関する問いと言うものが、この作品で最終的に「単なるヒーロー像」や「単純な善悪の構図」に戻ってしまったことと、そういう中途半端な「復帰」のせいで劇中に無用な混乱を招いてしまっているように見えてしまったことです(例えばウェインが劇中でバットマンとして初めて復帰する一連の場面。ただしこれは劇中でアルフレッドが指摘していることでもあるので、「織り込み済みの流れ」でもあるのでしょうが、それでも)。 ただし相変わらず映像はスタイリッシュであり、贅を尽くしたアクションにはやはり圧倒されもしたので最終的に楽しむことはできました。またこういう不満も個人的には(ある一定の作家性を発揮してくれるだろうという)期待値の高さの裏返しでもあると思っています。今作は少々残念な部分もあったとはいえ、やはりそのような期待を持たせてくれる監督の存在は貴重だと思います。 【マーチェンカ】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-08-12 23:47:09) |
39.《ネタバレ》 完璧だった前作「ダークナイト」を受けての完結編、非常に楽しみすると同時に、どんな話にするのだろうと少し心配もしてました。結果として大満足。闇の騎士であるバットマンがついに日の光の下で戦うようになる。今作の最後のバットマンは、これまでのバットマンとは違う存在になったのだと理解しました。もはやブルース・ウェインはバットマンとして戦うことはなく、ノーラン編バットマンは確かに完結した。 悪役ベインは、「バットマン&ロビン」の印象があって、どうにも組織のリーダーというのがピンと来ず、終盤までずっと違和感があったのですが、実は真の首領は・・・ということで、この点も鮮やか。全く想像してませんでした。 【Northwood】さん [映画館(字幕)] 10点(2012-08-12 23:10:29) (良:3票)(笑:1票) |
38.《ネタバレ》 寓話はあくまで架空の都市のイメージの中で語って欲しい。 ノーラン版のシリーズとして一貫してはいるが、 そのままストレートに現実を意識させるロケーションや歌唱や、 テーマ語りはやはり安易で浅はかな印象しか与えない。 主要キャラクターそれぞれに見せ場を配分するのもわかるが、 かえってその場面転換がテンポを殺しているのもいただけない。 特に肝心な後半、緊張が高まるべきカウントダウンに向かいながら 4者のパラレルアクションが映画を寸断させ、間延びさせてしまっている。 画面も深度が浅く、表情芝居に頼った人物の対話場面などは 切り返しも配置もフォーカスもことごとく単調だ。 アクションの構図もアングルも貧しく、決死のジャンプシーンにも 絶望的な高低と距離の感覚が出せているとは云えず、 物語を絵解きするのに手一杯にみえる。 巻頭の航空機墜落をはじめ、地盤の崩落、橋梁の倒壊、幽閉溝の登攀、 背骨折り、氷上での処刑とノーランが拘るのは執拗な垂直落下のイメージであり、 その中でタイトルの主題系が立ち上がって来る仕掛けではあろう。 一方で、水平の空間移動をあえて省略してみせるあたりは潔いのだが。 『ダーティ・ハリー』の投げ捨てられる警察バッヂ、『M』の人民裁判、 『機動警察パトレーバー2』の雪降る水路・橋梁爆破の空撮ショットなど、 映画の参照ぶりは相変わらず多彩だ。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕)] 5点(2012-08-09 21:16:54) |
37.《ネタバレ》 クリスチャン・ベールが大好きで心待ちにしていた映画です。期待をうらぎらず、面白かった!!! ペインが迫力に欠けるみたいな感想もありますが、私にとっては登場からとっても怖く、(あのマスク、迷いのない非道さなど)、最後の方で、彼女が関係を語りだすと、マスクした強面なのに、目が恋する男子の目に変わった(ように感じた)ところで、すご~い!と思いました。「インセプション」も大変面白かったんですが、ジョゼフ・ゴードン=レヴィットはよく覚えていたけど、トム・ハーディ君はうろ覚え・・この映画では目とマッスルボディーだけだけど、とてもよかったです。 ジョゼフのゴッサム警察の制服姿は、良すぎ~むしゃぶりつきたい!女だけでなく、きっと男からももてるでしょう!あんな後輩に、「いくぞ、ルーキー!」なんて声をかけてみたい!とか。監督もきっとジョゼフかわいくて仕方ないに違いない。 キャットウーマンも完璧~ちゃんと内臓入ってる?てくらい超細。でも曲線。バッドマンのたくましい体との対比が、コミックを忠実に映像化してるところなのかな?最初のメイド服(メイドメイドしたやつじゃないよ、メイド長、みたいな服)もばりばり決まってました。黒レザーオールで黒バイクは鉄板! クリスチャンも相変わらずいい!今回は腰をやられて、そのあまりに痛そうな様子に腰がむずむずしましたわ。女がわかってない、融通がきかないブルースっぷりも相変わらずで。 マイケル・ケイン=最高峰の執事 その他マリオンもキリアンも爆発も!!絶対映画館で鑑賞すべき作品です。 好きなものは仕方ないのでもう9点献上です。 今年もっとすごい映画があったら、1年に9点二つつけることになっちゃいますが。 【rainbow】さん [映画館(字幕)] 9点(2012-08-07 15:51:24) (良:3票) |
36.《ネタバレ》 参りました。 感服致します。 ここまで鮮やかに締め括られてしまうと、実現の可能性は皆無と判っていても最後に叫ばずには居られません。 「頼むから続編を作ってくれ~!」 いずれにしても、皆さん本当にお疲れ様でした。 【たくわん】さん [映画館(字幕)] 9点(2012-08-07 13:26:51) |
35.《ネタバレ》 映画鑑賞の前に「ベインは何者なのか?」ということを原作漫画で読んでおくと、何倍も面白くなります。 映画館でも日本語訳版が販売されているのでぜひ見て頂きたいです。 …ということで、今作は各キャラクタの背景を知っているか否かで大分評価が別れるかと思います。あまりにもベインの話が省略されすぎているため、小物感が否めないのがもったいない。 突っ込みどころは結構あります。なぜベインは五ヶ月もの間、警官を殺さずに地下に閉じ込めていたのか?ブルースは脱獄後、どうやってゴッサムに戻ってきたのか?そもそもなぜ見張りに部下を配置しておかなかったのか? ただ、最後の盛り上がりを見て、その辺はぶっ飛びました。キャットウーマンエロ可愛い!スケアクロウの全作登場もいい!そして何より「後継者」の演出がいい!あそこまで活躍を描かれたら応援するしかないでしょう。 何はともあれ、新生バットマン3部作、お疲れ様でした。 【HIGE】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-08-07 13:14:34) (良:2票) |
34.《ネタバレ》 ノーラン版バットマン三部作の最終章。この「ライジング」は内容的に「ビギンズ」「ダークナイト」と深く関連しており、「伏線回収篇」ともいえる位置づけのため、前二作の内容を頭に入れて鑑賞した方がより深く楽しめる。前作では「正義」とは「悪」とは、がひとつのテーマだったが、今回は「ヒーローとは」という問いかけが印象に残る。それゆえに、バッドマンが最後にゴードン本部長に語りかけるシーンは感動した。ただ、今回の敵であるベインのすごみが尻すぼみだったのと、ブルースが閉じ込められた地下牢をもっと闇と絶望を象徴する描写にすればなお良かったと思う。しかし、アクション映像の素晴らしさと最終章としてのまとめ方の上手さ、後味のきれいさなど、さすがはノーラン監督と思った作品ではあった。 【田吾作】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-08-06 15:14:35) |
33.《ネタバレ》 IMAX2Dにて鑑賞、周知のようにダークナイトが完璧すぎて、期待したいけれど期待を裏切られるのが怖かった最終章。「敵」の魅力はさすがにジョーカーには及ばない、しかし、全編を通して抱かれる、見返りなんて何一つ望んでいない悲痛で純粋な正義、ゆえの苦悩、一貫されたテーマが素晴らしい。 IMAXの素晴らしい環境で現れたバットマンに鳥肌、ラストは圧巻。 序盤の冗長さやストーリ展開の?などもあるけれど、オープニングとエンディングまでの10分で全てがチャラになる。 ただ、やはりダークナイトの影響が大きい、あの作品があったからこそ、ラストが単なる自己犠牲精神万歳と受け取らず、何度裏切られたとしても1ミリも迷うこと無いゴサムシティへの想いが伝わって来る。 最後に、この映画の真の迫力を味わいたいのであれば、やはり音響が素晴らしいIMAXでの鑑賞を強くお勧めします。 【TKS_0C7】さん [映画館(字幕)] 9点(2012-08-06 00:12:10) |