91.《ネタバレ》 評するのが難しいです。前半は辛かったですよ。結婚式の長いカットやベトナムへ出征していくまでが。しかしデ・ニーロが故郷に帰ってきたあたりから、ドラマは盛り上がっていきますね。でも退役した人が、どこへ行くにも軍服着ていくんでしょうか?なんかこれ見よがしに着てる気がしてならなかったです。いつも着てて、なんか臭そうに思えたし。ラストは切ないですね、友人同士でロシアン・ルーレットするなんて・・・。戦争の後遺症により、毒されてしまったのがとても可哀相だった・・。 |
90.《ネタバレ》 マイケルとニックのロシアンルーレットのシーン、あのマイケルの辛く悲しそうな表情がしばらく頭から放れませんでした。あれが全てを物語ってるような気がします。 【ジェダイの騎士】さん 8点(2004-06-23 00:33:05) |
89.評価が極端に分かれている作品ですが、私は「アメリカ人の自己憐憫」とは思わない。「あんなに身勝手なことをしておきながら」という解釈は、映画人と為政者を同一視しているように思えて、私には違和感があります。 ところで、ここからは映画と直接には関係ない話。 本作は、約20年前、TVの日曜洋画劇場の長時間ワクで視聴。 息子が0歳でビデオデッキも持っていなかった当時、もし息子が目を覚ましたら中座せざるをえませんから、最後の最後まで「余計な音を立てて、息子を起こさないように・・」と息を詰めるようにして見たのが個人的に大変記憶に残っています。 よく泣く子だったにしては、目を覚まさなかった息子も、よく耐えてくれました(?)。 ですから観終わったときの最大の思いは、「やれやれ目を覚まさなくてラッキー」でした。 重苦しい作品に衝撃も受けつつ、でも、とにかく久々に長い映画を心ゆくまで見たぞ、という満足感が残ったのでした。 【おばちゃん】さん 7点(2004-06-19 10:29:44) |
88.やっぱり、日本人には理解しきれないんだろうな。それでもこれだけ色々伝わるんだから、やっぱり凄い作品なんだろう。「ロシアン・ルーレット」が世間に認知されたのはこの映画のお陰かな? 【マックロウ】さん 7点(2004-06-14 10:53:05) |
87.後半の凄まじさもいいのですが、のんびりした雰囲気で進行していく前半も好きです。 【しまうまん】さん 8点(2004-06-13 01:08:36) |
86.「マウ!!イン!!マウ!!イン!!」この言葉が非常に頭に焼きつきました。 【ケンジ】さん 6点(2004-06-11 00:58:36) |
85.《ネタバレ》 戦争前の幸せのひと時から一転して戦争へ行き、人間性が変わってしまう。ある意味戦争の怖さが現れている物語でした。マイケルはなんであんなに仲間に溶け込もうとしないのか?ニックをベトナムまで迎えに行くほど人情深いのに。 【みんてん】さん 5点(2004-06-09 22:28:57) |
84.期待しすぎたのか個人的には駄目でした。名作なんだろうけど…。 |
83.ダルダルの前半は失敗した、、と思いながら観ていたが、クライマックスに近づくにつれ結婚式のシーンが哀しく思い出されてしまうのが絶妙。 |
82.確かに良い作品には違いない。戦争が残す傷跡や戦争の理不尽さをデ・ニーロをはじめとするキャスト達が言葉ではなく表情で熱演していた。しかしベトナム戦争の被害者はアメリカだけではないということも忘れてほしくない。話は関係ないがこの作品がジョン・カザール氏の遺作ということだが正直もっと彼の演技を見たかった。彼を見れば見るほどあの愛嬌のある顔、髪型が良く思えてきちゃうんだよな~。ホント残念。 【ゆきむら】さん 7点(2004-05-20 07:41:27) |
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81.戦争の狂気とそれに巻き込まれた若者たちの友情を描いた名作です。戦場のあまりに強烈な描写のため、印象が偏りがちですが、デ・ニーロを中心として友情の素晴らしさと悲しさを強く感じました。普通の若者たちが、戦争を体験し、傷つきながらも、友を思い必死に行動する様子が描かれていきます。このような悲しみは、ベトナム戦争時代のアメリカだけのものではないのでしょう。とかく、悲惨な状況下でしか、真に信頼できる友達であるか否かを証明できないことが悲しい現実なのかもしれません。最後の友の死を悲しみ涙を流すシーンが胸に迫ります。チミノ監督の最高傑作です。 【パセリセージ】さん 9点(2004-04-08 20:20:01) |
80.ラストがいい。おれがアメリカ人だったら10点。音楽もいい。 【Shott】さん 9点(2004-04-06 18:35:35) |
79.私の中であのロシアンルーレットはやめてくれーと叫びたくなったシーンNo1。今後二度と破られることはないだろう。この他にも戦争に借り出される前のパーティや鹿狩り、あまりに悲しい結末。最後には何事もなかったかのように悲しく鳴り響くギターの音色等完璧です。 【hrkzhr】さん 9点(2004-03-26 00:02:41) |
78.傷つくのは米国人もベトナム人も同じなんだけど。戦争映画というのは難しい。 【ロイ・ニアリー】さん 6点(2004-03-02 18:28:29) |
77.これは評価が難しかったです。いろんな思いを排除して、映画に感動したとういう点を重視しました。最初観た時の印象の中では、やっぱりデ・ニーロがちょっと浮いてる感が気になり、評価の点で悩んだ一因でした。それと戦争の扱われ方も気になって、評価を厳しくしようか悩みましたが、やっぱここは感動したかどうかの点だけに焦点を置くことにしてこの評価です。 |
76.何があっても自分を絶対に故郷に戻らせてほしいと頼むウォーケンのセリフとそれを実行したデニーロのオトコの友情が熱い。 田舎で仲間と馬鹿なことをやって過ごした延々と続く前半と戦争という狂気に巻き込まれる中盤、田舎の元の世界にはもう戻れなくなってしまい、馬鹿騒ぎも鹿狩りも出来なくなってしまった後半という創りは対比的でよりリアルで分かりやすい。 前半の普通の日常生活のくそ長さが計算でやっているのか偶然なのか分からないが、見終わった後に深く響く。 戦争というのがいかに人と人生に影響を与えて変えてしまうのか考えさせられる。 ロシアンルーレットを通して人間の命が賭け事として軽く扱われることによって、逆に命の重さを感じずにはいられない。 |
75.この頃はベトナム戦争後遺症を扱った作品が多かったです。その中でも出色によい作品です。唯ベトナム軍の扱い方はハリウッド映画の限界を感じます。 【ジブラルタの星】さん 8点(2004-01-30 00:25:31) |
74.徴兵制度があるアメリカにおいて、この映画を見た若者はどう思っただろうか?いつ徴兵され、死ぬかも知らんアメリカ人の気持ちになってみると「これはただごとではない」。 この映画はよく「アメリカの言い訳だ」とか言われているが、 ただの映画監督がアメリカの罪を弁解する必要などないのでは? この映画のテーマはあくまでも、ベトナム戦争においてのアメリカがどうこうとかいうものではなく、「戦争が人に与える影響とは何か?」を問うものだと思う。もちろん、観客がニックやマイケルに感情移入できなければ、完全に彼らの気持ちは解るわけないのだから、多少はヒロイズムが必要だと思う。 |
73.とにかく音楽が最高。戦争という舞台から帰った兵士たちやそれを待ち受ける町の人間がそれぞれ心に傷を負いながらもお互い頑張って生きていこうとするひたむきさが良い。 【カイザー・ソゼ】さん 9点(2004-01-21 01:09:13) |
72.《ネタバレ》 ロシアン・ルーレットのシーンでドキドキしたおもいでが。 いい作品ですけど、個人的には後味良くなく、2度は見れないで現在に至る。テーマが重過ぎるんです・・・・・当時の病めるアメリカを顕著に表してますよね。 【のん、大好き】さん 8点(2004-01-14 20:14:29) |