5.DVDを遂に発見!売り場で声を上げて喜んでしまった。主演女優ナタリア・ボンダルチュク演じるハリーは、私にとってイコン的存在だ。そして、何より作品の印象は、悲しさだ。なぜこんなに悲しい映画が撮れたのだろう? 【瀬戸 来海】さん 10点(2002-02-04 00:01:38) |
4.この映画のラストのシーンは本当に興味深く、考えさせられるものである。このラストシーンを観て、不思議な感覚と同時に、感動する人間もいれば難解でどうにも理解することができない人もいるに違いないだろう。個人によっては解釈の違いもあるだろうし、色々なとらえ方があって、観た後に良い意味でのいくつもの謎や疑問が残り、本当に考えさせられた。こういった、観た後に考えさせられる映画とういうものは貴重だと思う。この映画を観た人間が、何を感じ、ラストシーンを含めこの映画をどのように解釈したのか、大変興味があります。惑星ソラリスについて…というお題でどこかでチャットをしたいくらい…^^;。答えが出るかは別にして…。 【イシヅカミナト】さん 10点(2002-02-02 00:04:10) |
3.この映画は実に奥深いものでした。本当に哲学的な映画ですね。この映画は自我を見つめる映画ではないでしょうか?人間の記憶とか感情を浮き彫りにして、観るものに考えさせられる、そんな映画でした。ノスタルジックなシーンはタルコフスキー監督に共通するものですかねぇ。僕も無重力のシーンは、あの音楽と合わさって目を見張るものがあると思いました。映像としては当時の東京を使ったり、少々ちゃっちいかんじはするけど、それでもこのぐらいの点数はつけないといけないですねえ。 【あろえりーな】さん 9点(2001-11-10 23:06:29) |
2.“死”は絶対的なものでありそれは人間の終結をも意味する。そして“愛”もまた死する。しかし夫クリスの自殺した妻ハリーが“知性を持つ海”=ソラリスにより復元され、しかもすべての記憶と感情を備えているとしたら、愛は再び蘇生するか?という哲学的な命題を、タルコフスキーがこの作品で表現したかったことだと思う。彼女が甦るシーンや無重力のシーンなどはとりわけ息を飲むほど美しく、ハリウッド製SFとはひと味もふた味も違った印象をもたらしてくれる。この作品が「2001年宇宙の旅」の対極にある、もう一つのSF映画史における金字塔と言われるほど完成度が高く奥深い内容ものであることは、疑う余地のないところだ。 【ドラえもん】さん 10点(2001-10-06 14:30:31) |
1.なぜこの映画のレビューが無いのよ? 確かに理解困難&意味不明なんだけど・・・しかしながら傑作中の傑作。DVDデジタルリマスター版の発売はいったいどうなってるのよ?(2001年9月現在) タルコフスキーはエライけど、今のロシア人はたるんどる! 【わおん】さん 10点(2001-09-13 20:40:21) |