13.いままでのピクサーアニメとの一番の違いは、登場するキャラクターに人間がいないこと。「トイストーリー」でも、「モンスターズインク」でも「ニモ」でも主人公は擬人化されたなにかだけど、その空想世界にはかならず「人間」がいた。でも「カーズ」には人間が果たす役割はない。レースを観戦するのも車だ。人間で言うなら陸上競技大会ということになるのか? キャラクターが車だけであることで、結局やってることは陳腐な若者成長ドラマだ。キャラが車であることが生かされているのがレースシーンのみというのでは、今までのピクサー作品に比べて深みが足りなくなるのは必定。映像がすごいといわれても、すでにねた切れ感が漂う。妙に田舎町への郷愁が・讃美感が誇張されているのも気になる。ブッシュ大統領を当選させちゃったのは、クールに分析する都市部のインテリではなく、あんまりもの考えない純情一直線の田舎町野郎どもだったことを考えると、田舎讃美も単純に鵜呑みに出来ない。 【wunderlich】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-07-07 01:34:28) (良:1票) |
12.うーん・・・。過去の作品がおもしろいので期待してましたが・・・。途中がすごいだるかった。(ついつい手元の時計を見てしまうほど。)40分くらい短くしちゃえば? |
11.ディズニー配給最後だから期待しすぎたのかどうもこの映画はおもしろくなかった。 ピクサーアニメは過去作すべて好きなのだがこれだけは首をひねる・・・。 いや、つまらないわけではない。ただおもしろくもないのだ。 【とま】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-07-06 00:44:46) |
10.《ネタバレ》 自分の車でドライブして、「さ、帰るか」なんてうっかり車に話しかけたりしてる私としては、結構ツボにはまる部分がありました。イタリア人(車?)が靴屋で、F1好きってのもイメージのまんまなんだけど何だかナイス。スターレーサー(車?)のグルーピーの「ミア姉妹」って、マツダロードスター(ミアータ)ですよね。F1の帝王、シューマッハ(声は本人らしい)がフェラーリになって出てきたのも笑った。それでいて、ところどころでホロリとさせる部分もあり。アメリカ人にとって、歌になってるぐらいだから、ルート66って特別なものなんですよね。夢を追ったり挫折を繰り返しながら、みんなその道を通ってアメリカ大陸を行き来して、人生を歩んできたんでしょうね。日本でも地図から消えていく街がこれからいくつも出そう。人生も旅行もたまには回り道しないとね、と思わせてくれた。それと、エンドロール、最後の最後まで見た方がいいですよ。ちょこっと笑えます。 【しまうま】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-07-05 10:56:35) |
9.《ネタバレ》 大好きなピクサー作品なのにこんな点数なのは残念ですが、正直な所この点数です。もういまさらいうまでもなくビジュアル面は素晴らしいの一言。クルマを擬人化させるってどうするのだと思っていたのですが、想像以上に生き生きと命を吹き込まれていました。そしてカーレースのスピード感とのコントラストが素晴らしい。しかし、物語はというと、前作の「Mr.インクレディブル」がちょっと毒気があったので、その方向を期待したのがいけなかったかもしれませんが、古くからある主人公の成長ストーリーの黄金パターンを愚直なまでにそのまま当てはめていて、話半ばで大体最後まで読めてしまいました。勿論黄金パターンが悪いとは言わないけれど、あまりにも捻りが無い。マックィーンが田舎町に迷い込んで、そこでそこの人々(?)と心を通わせる過程も、枝葉のエピソードが多い割にはちょっと雑に感じました。ハイライトであるカーレースですが、ルールを知らないと何が起こってるかわからないかもしれません(ペースカーが入るところとか)。NASCARを始めとするアメリカのカーレースは、MLBよりも視聴率を稼ぐらしく、北米ではなじみの文化なのだと思いますが、日本にはあまり紹介されていないですから。それから今回吹替版を観たのですが、タイヤショップのオーナー(イタリア系)が、NHKイタリア語講座でおなじみのジローラモ氏でした。素晴らしい演技力です。ディズニーの吹き替えは毎回クオリティ高いのですが、今回も素晴らしかった。よっぽどしごかれたのだろうか・・・。 【ロイ・ニアリー】さん [映画館(吹替)] 6点(2006-07-03 20:03:24) |
8.《ネタバレ》 ピクサーの作品はスピード感がすごく表現されている所が好きで、今回のカーズでもレースシーン等はしっかりとスピード感を表現してくれていて良かったです。惜しむらくは、中盤すごく中だるみに感じた事。ラジエータスプリングに足止めをするには、ちょっと理由がよわくだれてしまったと思う。ただ、ラストは結構いい感じにまとめられたと思う。 【ソウリ】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-07-02 21:17:00) |
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7.「車」というまさにアメリカを代表するテーマで、ある角度から切り取った古典的なくらいにベタベタなアメリカを描いたまさに「ザ・アメリカ映画」で、ピクサー&ディズニーってことで小さい子供を連れて見に行ったりしたら子供は退屈して偉い事になりそう。 この映画、出てくる車がほとんどすべて実在の車で、その車種で人種や人格まで表現されてるので車の事が少しわかった方が楽しめると思います。たとえば、タイヤ店のオーナーはフィアット500なわけですが(そうカリオストロの城に出ていたあの車です。)で、イタリア訛丸出しなイタリア系移民の店でフェラーリ信者という設定なわけですよね。古いイタリア車(しかもしょぼい大衆車)である事実で彼のキャラ設定を説明しています。 ちなみにヒロインは966型ポルシェ911。ゲルマン系に美女なし..と思ってる僕にとって不満が残る設定なわけですがw車だからいいや。ポルシェ好きだし。 惜しむらくはベタでお約束が得意のピクサーのわりに、マックィーンが街になじむ過程も恋に落ちる過程も描き方に少しづつ何かが足りない事。そこが不足してるだけにカタルシスの爆発が少し弱いんだなぁ...という惜しさがあるので7点....のはずだったんだけど、試写会後、SHOWBIZ でのカーズ特集を真剣にドキドキして見てる自分に気付き、どうやらこの映画がかなり好きらしい自分を発見したので8点。何かを発見するって大事だね。 【あばれて万歳】さん [試写会(字幕)] 8点(2006-06-25 08:44:53) |
6.《ネタバレ》 魚やおもちゃならまだしも、まさか車の擬人化にまで感情移入できるほどこっちはガキじゃねえよって、正直観る前までタカくくってたけど、いやあ、なかなかどうして、うまく乗せられてしまいました。寂びれてゆきつつある「我等の町」をじっと見つめる車たちの表情の豊かさに、自分の田舎を思い出しつつ、涙腺が思わず緩んでしまいましたもん。背景の大西部の風景やレーシングカーの質感とか、もうアニメの枠を超えてますよね。ピクサー技術陣に拍手!「スローライフ、スローフード」の提唱なんて所詮最近の日本だけの盛り上がりかなあって印象だったけど、「とにもかくにもスピードUPと効率化」元祖アメリカで、こういう映画が作られたって事に自分は驚きました。 【放浪紳士チャーリー】さん [試写会(字幕)] 7点(2006-06-24 10:11:45) (良:1票) |
5.車とかレースとか分からないし、正直そんなには期待しないで行ったんですけど(あ、でも最後のDisney&Pixer作品って事もあって、ある程度のレベルは想像してましたけど。でなきゃわざわざ観に行く価値もないし…)思った以上に楽しめました。字幕だったからか、途中飽きちゃう子供達が走り回ったり泣いたりしてたのが可哀想でしたし、もっと車とかの事に詳しかったら更に小ネタとかも理解できて楽しかったかもしれないですけど…。あと、最初のミニムービー?が面白かったです。あれを見てからだと、本編ももうちょっと無駄な部分はそぎ落として90分位にした方が更によかったんじゃないかと思いました。それにしても、CGの完成度と言うか、ここ十数年の凄い発展度?には分かっていても毎回驚かされます。 【あかりん☆】さん [試写会(字幕)] 7点(2006-06-24 08:23:49) |
4.多分みなさんは面白かったと答えるかもしれないけど私はあまり面白くありませんでした。最初のOPのレースシーンと後半の最後ら辺とエンドロールの今までのピクサー作品のパロディ以外はつまらなかったです。多分『カーズ』が始まる前に流れた短編アニメの『ワンマンバンド』が凄く面白かったからかな。私も含め場内が大爆笑してました。『カーズ』はその面白さを超えられなかったのが正直な感想。そっちを本編に持ってきた方が良かったかな。 |
3.試写会で観てきました。 ピクサーだけあって笑いあり涙ありで期待通りに楽しめました。 とにかく車がめっさ可愛いです。 いつも思うんですが、ピクサー作品って遊び心満載で、作り手が楽しんで作ってる感じが非常に伝わってきますね。 エンドロールの後に必ずオチがあるので見逃さないように。 【ひで太郎】さん [試写会(字幕)] 8点(2006-06-19 13:03:58) |
2.もうピクサーの「技術」には驚かない。しかし「センス」には相変わらず驚かされる。今回は「自動車」の世界が舞台になってますけど、彼らのキャラクター・デザインは細かな所まで「実車」に準じてる(登場する全員がチョロQみたいで愛らしいです)。その性格設定は「ドライバー」に準じたものになってます(従って、この話は普通に人間が演じてもそのまま通用する)。そして本作で最も目を見張るのが、車達の「生物的な部分」と「メカニカルな部分」の見事なさじ加減。手も足も無い車が活き活きと人間的に動きつつも、決してカートゥーン的にはならず、その能力は常に「マシン」としての節度とリアルさを保ってる。これが「センス」です。ストーリーは若者の成長物語であると同時に「負け組」の再生物語。ベタですけど、きちんと感動させて貰えます。2時間超と少し長めの作品になってますが、エンドロールの終わりで初めて“bug”が大写しになるので見逃さない様に、7点献上。 【sayzin】さん [試写会(字幕)] 7点(2006-06-15 00:04:31) (良:2票) |
1.CGアニメのくせして、しかも車しか出てこないのにホロっとくる場面もあり、思ったより退屈しないで観れた。子供だったら、もっと単純に楽しめる映画だと思う。 【にゃ~】さん [試写会(字幕)] 6点(2006-06-14 22:47:44) |