54.「HANA-BI」と「その男、凶暴につき」を先に見ていたので、こういう映画ばかり見せられてもなあ、と思った。 |
53.一番好きな映画かもしれません。 ラスト付近のホテルでの銃撃シーン、マシンガンの光が黒塗りの車の屋根に反射するカット、最高です! 【ナイトホークス】さん 10点(2003-12-15 15:49:29) (良:2票) |
52.うーん。「HANA-BI」を先に見てしまっていたからなのか、この点止まりになってしまいました。ただ、沖縄に渡る前、クレーンで敵を吊ってしまうシーン直前、あっさりとした「どうします?」「やっちゃうか」というやりとりに北野映画のキモを感じました。あとテーマ曲はこれがいちばんいいと思います。 【まつもとしんや】さん 5点(2003-12-10 17:53:03) |
51.北野映画におけるヤクザ描写は今作において確立されたと思う。独特の凶暴性と哀愁、ユーモアを含んだヤクザの面々はある意味、北野武監督の最大の売りであることは間違いない。特に今作における大杉漣のキャラクターはそれを代表するものであり、狂気と哀愁に溢れている。映画監督北野武の名を知らしめた紛れもなく傑作。 【鉄腕麗人】さん 8点(2003-12-05 23:06:04) |
50.たけしに映像センスがあるのは認めるが、狙いすぎだし、自分に酔っているように見える。 【STYX21】さん 4点(2003-12-03 00:09:00) |
49.死神と踊るやくざたち。如実に表れた北野監督の死生観。死が生を内包しているのか、生が死を内包しているのか、お互いが属しあっているのか、何とも言えず限りなく同じ所にある生と死。監督に自分の自殺願望を見せ付けられているような、所詮超えられないものがあるんだよ、と言われているような映画。超えられる人と超えられない人がいる、という比喩の「ソナチネ」。タイトルの由来を知った時、心が妙に騒いだ。私はバイエルを終えてしばらくしてやめた。ソナチネには届いていない。 【ひのと】さん 8点(2003-12-02 22:41:24) |
48.やくざもやくざある前に普通の人間である。この視点はとても好きなのだが、やはり全体の計算ができていないのが気になる。撮影前に脚本を用意しないと、北野のように感性が鋭い人は、どんどん脱線していってしまう。間違いなく感性は一流だけに、しっかりと理念を持ち、一貫性を持たせた作品を作ってほしいと思うのは欲張りすぎなのだろうか? 【恭人】さん 5点(2003-12-02 20:56:10) (良:1票) |
47.《ネタバレ》 砂浜でハイビスカスが宙に舞い散ります。そして次のカットで寺島進が殺されます。この寺島進の着ているアロハシャツがハイビスカスなんですね。そんな何気ない映像が北野映画の魅力です。本当に何気無い物語ですが、無意味のカットは一切なし。北野武が言わんとする事が強く胸に突き刺さる。 【AMX004】さん 9点(2003-11-28 21:22:26) |
【ピニョン】さん 6点(2003-11-24 21:15:25) |
45.う~ん…なんかダラダラしてる感じは否めない。こういうの好きなのにな、なんか退屈した。セリフは面白い |
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44.北野映画で最も北野映画らしい映画。緊張と緩和、生と死、陰と陽、光と影、これら対を成すものがうまく描かれている。光の消えた部屋でマシンガンを連射、HANABIのように浮かび上がる一室の中ではじける命、このシーンは名シーンだと思います。ただストーリーの本筋が正直つまらない。 【亜流派 十五郎】さん 9点(2003-11-08 13:57:08) |
43.エレベータ銃撃シーンは、実体験からヒントを得たらしい(vs空手家戦、勝ったとコメントしてた)馬鹿!? たけしの撮る沖縄は大好きだ!! |
42.《ネタバレ》 北野映画をこれで好きになりました。 音楽を実に上手く取りこんでいると思います。 また沖縄が舞台というのが映画を引き立ててる要素の一つで癒しの土地での殺人劇。このアンバランスさが絶妙。 ただ北野映画は好き嫌いがかなりはっきり出るだろうな。 【DiscA】さん 9点(2003-10-16 15:59:45) |
41.キタノイズム、キタノブルーと言われる北野監督の映画のカラーを完成させた作品だと思っています。独特の間が、陰と陽、笑いと悲しみを相反するものではなく同じものにしている。ただ閉め方に納得がいかない。どうしてそうなるのかが解からない。 【R&A】さん 8点(2003-10-15 14:03:52) |
40.このころ、北野監督は行詰まりを感じていたのではないかと思います。「ヤクザやめたくなっちゃったな。疲れちゃったよ。」というセリフは監督自身の本音が表れているようです。中盤から別の映画のようにのんびり大らかになりますが、これも序盤が監督の”現実”を象徴し、中盤はそこから逃避したい願望の表れではないでしょうか。劇中ビートたけしが見せる寂しげな笑顔は、演技であって演技でないように思えますし、そう思うと拳銃をこめかみに当てるシーンは実に恐いものがあります。 【S.A.G.A】さん 8点(2003-09-26 17:19:12) (良:3票) |
39.武の独特の間が素晴らしい。寺島は良い役者だなぁと思いました。 【ロカホリ】さん 8点(2003-09-12 20:54:35) |
38.北野作品の中で一番好きな映画です.それにしても,北野監督はサム・ペキンパーの映画をどう思っているのでしょう? なんとなく,影響を受けているような気がします.まあ,あっちの方が泥臭い作風だと思いますけどね. |
37.北野作品の中では最高の出来。DVDになっていないのでしょうか 【桃尻息子】さん 10点(2003-07-06 18:25:25) (良:1票) |
36.男の友情っていうものに弱くてついつい9点です。途中真っ暗なとこから車が出てくるところが火曜サスペンスみたいだったのと、音楽が時代が過ぎてださく聞こえたのがちょっとと思いました。武の映画の極端な暴力性とほのぼのとした心の通い合いは正反対にみえて、実際は人間の原点のように感じます。 【ぼー】さん 9点(2003-06-29 00:05:12) |
35.北野武監督作の中で秀逸の作品!!淡々としたストーリー、緊張と緩和のバランスの絶妙さ!撃たれて死ぬ人時も大袈裟な倒れ方はせずに、無機質な物体となってドサッと崩れる…。余計な説明台詞は一切無く、贅肉を削ぎ落とされた脚本。なんといってもたけしのあの「テレ笑い口調」がいい!出来れば変に芸術路線に走らず、このテンションで作品を産み続けて欲しいものです…浜辺での花火合戦での「..誰か拳銃撃ってないか?」には爆笑しました。 【ひろすぃ】さん 9点(2003-06-21 23:50:06) |