25.日本人が話す日本語に流暢さがないのでまるでダメ。あと、テンポも悪い気がした。やっぱ日本人てカッコ悪~。 【kett】さん 6点(2003-04-12 23:58:13) |
24.この映画より前のリーンの作品が比較的小品だとはとても思わないが、それでもこの作品で映画史上、深く名を刻んだことは間違いない。人の死をひたすらくりかえし描写して反戦を主張する手法(シンドラーのリストなど)と比べるとなおさら、この作品が持つ反戦への演出の独創性・説得性の高さを改めて感じる。 【EJR】さん 9点(2003-04-07 12:08:04) |
23.捕虜といえども将校は、労役に服する義務はないという国際条約を盾に、銃口を突きつけられても応じないイギリス人将校。捕虜になっている部下の志気を鼓舞するため橋の建設に協力するイギリス人。実話かどうか知りませんが、この辺がテーマでしょう。建設が予定通り進まないため夜一人で号泣したり、いざというときはいつでも切腹する用意をしている日本人部隊長の斉藤大佐。少々滑稽と思われるところもあってやや緊迫感の欠けた画面もありました。ラストシーンはいささか不可解でした。橋建設を指揮したニコルソン大佐が本当は日本軍に協力したのではないかと気づきあわてて、爆破スイッチの所に駆け寄ろうとしたとき爆弾が近くで破裂。倒れたものの、のんびりと帽子をとりチリを払ってかぶります。そこで改めて気を失うかのようによろめき、倒れたら、そこは丁度爆破装置のスイッチの上であり、列車もろとも橋が爆破されます。爆破しようとしたのなら、帽子を取るなんてせず必死でスイッチに近づくはず、この大佐はいったい何をしようとしたのか、たまたま偶然スイッチの上に倒れたから爆破できただけなのか。今一分りません。 【野ばら】さん 6点(2003-04-04 17:36:24) |
22.ラストの爆破シーンのあとに、変に引っ張らずあっさり終わるのがよい。 【happy1】さん 8点(2003-03-17 14:18:14) |
21.ラストは戦争のむなしさというのか、切ない気持ちがドドドと押し寄せてきました。アレック・ギネス、うまいです。ホント。口笛のメロディーも軽快に聞こえてたのに、今はどこか悲しいです。最近の戦争映画は、いただけないものばかりです。 |
20. 日本軍捕虜の体験を元に書かれたピエール・ブールの原作をブール本人が脚色、英人のデビッド・リーンが堂々たる風格で監督した戦争映画の傑作。これまで比較的小品ばかり手掛けていたリーンにとっても以後70mm大作映画(の傑作)を連発する転機となった。米・英・日各々の面子を賭けた橋への拘りが、ホールデン・ギネス・早川雪洲の火花散る演技のぶつかり合いと相俟って兎に角凄まじい迫力。ラストを除いては戦闘シーンでお茶を濁す愚を犯さず、俳優陣の演技力をとことん引き出すことで押し通す、豪快でいて同時に何ともキメの細かい演出ぶりは流石リーン!!勿論彼こそが本作のMVPであることは異論あるまい。次いでアレック・ギネスの英人魂炸裂!の渋い名演が挙げられるが、リーンが彼の描写に相当尺数を取っていることからも「贔屓」されていたのは明らか。なので…若干割引。雪洲扮する斎藤は一見するとギネスの頑固さに屈しただけに見えるが、個人的には毅然としたギネスの態度に国境を越えた友情を感じた、というか武士道に相通ずる騎士道精神の気高さに一目置いた、と思いたい。それだけに雪洲の演技に度量のあるトコロを感じたのは私だけ?それこそ身贔屓ってヤツ…なのかなぁ。何にせよ、こういう特異な反戦映画は類を見なかったコトも加味して…10点! 【へちょちょ】さん 10点(2003-02-05 04:50:15) (良:1票) |
【ビッケ】さん 9点(2003-01-30 14:02:37) |
18.この映画の見所はなんと言ってもやはり最後のシーンであろう。連合軍側が橋を爆破し、その時にイギリスの医者の捕虜が「狂っている」何度も繰り返し言うシーンがある。この言葉がこの映画のストーリーをすべて表しているかのように凄い力のこもった台詞である。 【ポロリ】さん 7点(2003-01-26 22:42:57) |
17.レビューにお書きの皆様、「早川雪洲」が正解です。「舟」ではありませんので、日本人唯一のハリウッドスターをもっと敬いましょう。1910年代には現在のトム・クルーズの位置を占め、戦後もボギーと共演したりしてきた真のスーパースターです。斎藤大佐の日本語、ちょっとヘンですが、日系ではなく千葉県生まれの日本人です。 【FOX】さん 7点(2003-01-03 21:07:42) |
16.『アラビアのロレンス』『ドクトル・ジバゴ』を含めた、デヴィッド・リーンの3つの大作の中では、いちばん好きです。全編にわたって楽しんで観られました。強いて言えば、早川雪洲の老け具合が気になったのですが、『チート』の頃から、およそ40年の時を経ていたわけですから当然と言えば当然でしょうか。でも映画って、アラ探しばかりするような気取った観方より、その場だけでも楽しく観たほうが時間を使う意味がありますよね。イヤでも目に付くこともあるにはありますが…。でもまあ、この作品は充分に楽しめましたよ。 |
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15.他の戦争映画に類を見ない形で戦争を表現した映画です。殺伐とした戦闘シーンもなくここまで戦争の汚さというか醜さを表現したことは凄いことだとおもいました。最後が凄くむなしいがこれがまた良い感じに感銘を受けた。 【恥部@研】さん 8点(2002-12-26 17:57:23) |
14.んー映画としてはよいけど、史実を伝えてないよーな、元捕虜の話だと腐った豆だけの食事だけでさんざん働かされたらしい 当時の写真も見たけどみんな骨と皮みたいにやせてた 元捕虜や死んだ兵士に悪い気がする 【ろう】さん 4点(2002-08-27 02:26:16) |
13.すごいねぇー。ラストの爆発するまでのシーンはほんとハラハラドキドキしちゃった。なんかこうじわじわーっと凄さがくるっていうか、この映画のメッセージが伝わってきて鳥肌がたつ思いです。直接的になんだかんだ言ってるわけではなく、間接的にこうも反戦を訴える作品はなかったですねぇー。今の映画みたいに人を殺すシーンをあからさまに見せないんだよね。うむうむ。戦争映画の傑作間違い無し。 【あろえりーな】さん 9点(2002-08-03 01:12:14) |
12.自分に与えられた任務を完了する達成感、責任感。プライド、意地、組織いろんなものを学びました。アレックギネス、サーの称号を与えられる名優の演技に触れられ感動です。 【KEN】さん 8点(2002-06-24 21:24:33) |
11.期日までに橋を完成に漕ぎつけたという日本の軍隊としての面子。一方、日本軍だけでは出来なかった事を英軍の手によって成功させたというプライド。斎藤大佐もニコルスン中佐も、お互いのアイデンティティーや信念の違いによるものだからこそ、お互いに一歩も譲ることができない。そのことは本作の基本的な対立の構図の最も顕著に表われた部分である。戦場での友情の証のような完成された橋が、一瞬のうちに破壊されることで、戦争(この場合、“無理解”と定義すべきだろう)の不条理さがより強調され、クワイ河マーチのメロディと共に、虚しさの余韻を残すエンディングは秀逸。両国の将校を演ずる早川雪舟とアレック・ギネスの火花散る熱演は素晴らしいが、とりわけギネスの毅然とした英国軍人ぶりは見事で、作品をより味わい深いものにしてくれた。 【ドラえもん】さん 10点(2002-05-06 18:06:49) (良:1票) |
10. 戦争の不条理さを描いた良い映画だと思います。DVDで見たせいもあるのかも知れませんが、古さをあまり感じさせませんでした。ただ、実際の日本の捕虜の扱いはずっと過酷だったはずです(少なくとも捕虜の将校に橋の建設を任せたりはしないはず)。思いのほか日本が好意的に描かれていたのは意外でした。やはり武士道への憧れのようなものが欧米にはあるのだと思います。アレック・ギネスと早川雪舟の名演が見事! 【はなまる】さん 8点(2002-05-04 21:29:07) |
9.一方的な連合軍万歳映画かと思って観たら、違ってました。ただ、西洋→日本のイメージはかなり強調されてたのではと。そこがまた現代日本人には良いとこでした。ある種の願望的なものをくすぐられたかも知れません。所長のバックグラウンドなんかもっといれてったらより良かったかもしれませんね。あと、早川雪舟は神です。 【なんとこ】さん 7点(2002-02-20 04:56:36) |
8.自分が見た洋画の中で一番日本語がよく聞き取れた作品だった、他の洋画の日本語ってかなり変じゃない?ストーリーとしてはちょっと疑問ももったりした捕虜のはずの英兵の方が結局はタズナを握ってたと思う。日本軍ってそんなに甘かったのかな? 【かぶ】さん 6点(2002-01-15 07:29:55) |
7.面白かった。確かにこれはアンビリバボーな映画だ。やってる本人達は大真面目なんだろうけど。受けてしまったのはしょうがない。この映画はまさしく本末転倒という言葉がふさわしい。それにしても日本軍に威厳がないなー。はじめの20分まではよかったのだが。最初は饒舌だった所長も映画の終わりには無口になるし。あと、三浦中尉が可愛そう。所長、そこまで言わなくても、、、公衆の面前で。武士の情けはどうした?あとは、やっぱ「おい、お茶!」かな。色々楽しめるシーンがてんこもりです。ストーリーも奇想天外だし。いやあ、いいもの見させてもらいました 【えむおう】さん 7点(2001-11-20 22:55:21) |
6.今を去ること遙か昔(?),私が幼少の頃,初めて見ました。毅然としたアレック・ギネスと,相対する早川雪舟のこれまた絶大な存在感が妙に印象的でした。連合軍側のみのハッピーエンドものの戦争映画が当時結構TV放送され,子どもながら喜んで見ていた当時の私は,さぞかしいやな小学生だったことでしょうが,異色の戦争映画としてずっと気に留めていた作品がこれです。私の,リーン監督の作品との出会いは,その後「超音ジェット機(サウンド・バリアー)」「アラビアのロレンス」「ライアンの娘」「インドへの道」と続きますが,いずれも大きな構成感の中に,重いテーゼを盛り込んだ名作揃いで忘れ得ぬ作品ばかりでした。 【koshi】さん 9点(2001-11-02 20:48:04) |