15.《ネタバレ》 怪物映画というよりは、災難に襲われ、それに立ち向かう家族の姿を描いた作品という感じですね。怪物の動きは中々良くできていて迫力を感じました。ストーリーの節々に出てくる韓国社会を風刺するようなネタも楽しめました。(冷静に考えるととんでもない話なんですが・・・・・) 【TM】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-27 21:41:27) |
14.誰がなんと言おうと今年ナンバー1ですね、なぜか…。(自分でも認めたくないが)冒頭のシーンから釘付け!奴の登場が早かったのが、物語に引き込まれました。見終わった後しばらくドキドキしていました。もしかしたら、グエムルは近くにいるのかもと思ってしまい。ぶっちゃけ、家族愛の話より怪物の存在にやられました。実に単純な感想です。面白かったし怖かった。よく出来ていましたよね、グエムル。恐ろしい生き物のはずなのに、途中から愛着がわいていきました。早くDVDならないかな。 【西川家】さん [試写会(字幕)] 10点(2006-11-04 01:38:56) |
13.監督も俳優も好きな人ばかりだし、予告編も面白そうだったので楽しみにしていました。・・・いやぁ、これは凄い。韓国版「宇宙戦争」みたいな話で、突然現れた怪獣に娘をさらわれた父親が兄弟や親父と共にグエムルに立ち向かうという話。特に驚いたのが、まさに突然(!)現れた怪獣が次々に人を襲うシークエンスだろう。意表を付いたその登場のさせ方が潔くて良いと思った。また、娘をさらわれたソン・ガンホが怪獣を追っかけて川に飛び込み、溺れながらかろうじて見た向こう岸では怪獣が娘を丸呑みにしている光景が映し出されるという場面が凄いリアルで怖かった。そしてその後の展開も単なる怪獣映画にはしないで、韓国政府の対応の粗雑さや米国人による強引な科学兵器による解決など社会的な視点で描いているところが、ポン・ジュノ監督らしくて良かった。 そういえば、ポン・ジュノ監督は日本の漫画、特に浦沢直樹の作品や「寄生獣」などが大好きだそうな。なるほどそう言われてみれば、グエムルの口の割れ方が寄生獣っぽい。また、主人公の弟がホームレスのおっさんと共に火炎瓶で怪獣退治に行く所が、なんとなく浦沢直樹っぽいなぁと思いました。 【ヴレア】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-09-25 00:38:36) |
12.グエムルの冒頭の登場シーンまではよかった。ただその後は何となくグダグダな展開。「一般人の生活の中に突如として現れた怪物」っていうのを狙ってるような気もするが、うまく表現しきれずに最終的にはグロさが先行してしまっている。2回目も観たいとは思えない映画。 【珈琲時間】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-09-18 17:28:35) |
11.過去に怪獣映画はアメリカや日本が牽引してきた文化と言えるが、その文化が全くない韓国で近年稀に見る怪獣映画が生まれた。何が凄いって怪獣のファーストコンタクト!あのタイミングでの登場は度肝抜かれました。ハンガンの川べりでグエムルが暴れる15分間は映画史に名を刻むであろう戦慄の名シーン。そのテンションが中盤以降ダレてしまうのがとても残念。ただ窮鼠猫を噛む的な弱者マンセーなポンジュノ映画の根幹部分はビンビンなので、『殺人の追憶』ファンなら一見の価値アリ。あとペ・ドゥナの赤ジャージ最高。 【カイル・枕クラン】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-09-18 00:40:35) |
10.《ネタバレ》 ポン・ジュノ監督の持ってるスケールの大きさと、何かフェイントをかけてくるような独特のユーモアは、今回も快調ですねえ。本作のソン・ガンホはチエちゃんのパパのテツみたいで、もしかしたらモデルにしたんじゃないかなあと思ったほど。でも、登場人物の中で最も賢く勇気もあったのは、実はあの家族ではなく脇役の彼じゃないかなあと私は思っている。映画全体は家族愛の物語ともとれるし、社会批判も見られるけど、徹底して反権力の側からの視点で貫かれているから、描き方にブレがない。実は展開にはあり?と思う矛盾点も確かにあるんだけど、いつもながらの骨太さでグイグイやられるから、まいっかと思っちゃう(笑)。最後のシーンのしみじみさ加減も、GOOD! 【おばちゃん】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-09-16 01:00:13) |
9.怪物の上陸は、良かったね・・・。でもまぁ、なんか全体的に中途半端です。今更、怪獣映画?という気がしないでもないですし・・・。あと、超低空のドロップキックも良かったなぁw 韓国らしいシーンだ・・・。 【瑞鶴】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-09-15 23:14:23) |
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8.いろんな解釈ができる。そういう、いろんな解釈ができる映画は素晴らしい映画だ。 【解放軍2003】さん [映画館(字幕)] 10点(2006-09-07 22:44:35) |
7.漢江の河川敷でグエムルが逃げる人たちを捕食する光景は、昔ジュラシック・パークで恐竜が出てきた驚きに近いものでした。必見です!!。でも必見はそこまで!後はオモシロ家族の物語。最後は韓国映画らしい終わり方だなぁと思います。 【まに】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-09-06 04:51:37) |
6.《ネタバレ》 かの「殺人の追憶」の監督なので期待して望みました。冒頭の怪物登場とラストの撃退シーンは良いのだが、なにせ中だるみがあります。洒落を入れたい志は分かりますが、家族のドタバタ喜劇になってしまい、グエムルから遠ざかってしまう感じがしました。しかし、白昼堂々とアットホームな河川敷にグロな怪物が走り回る設定は良かった。日本でいうと金八先生がオープニング曲の時、急に連れ去られる構図か。ラストは、娘がああなってしまっては主題が無くなる思う。死んだと思わせていた娘が買い物からもどり、3人で食事して欲しかったです。そのほうが、意外性も温かみもでたのでは。この位の点数ですが、また見ても苦ではないと思わせるくらいの細かい作りでした。 【チューン】さん [試写会(字幕)] 6点(2006-09-04 18:43:30) |
5.怪獣より米軍の方が怖くなってからが怖さ百倍。一般市民が怪獣と戦って普通に勝つのにこんなに感情移入できてしまうのにブラボー。 【SUM】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-09-03 17:11:39) |
4.《ネタバレ》 怪物の出現ポイントが大きな河。隠れ家が下水溝。決戦の舞台が橋。絶えず降りしきる雨。そして米軍の存在。この映画のネタの7割は『WX?機動警察パトレイバー』と『GODZILLA』が起源じゃないでしょうか。グエムル自体、廃棄物13号そっくりだし。物語の主軸に怪獣映画の定番ともいえる科学者や軍人、政治家を一切配さず、ただ一家族が奮闘するストーリーにしたのはなかなか斬新でしたが、その反動というか政府や軍の対応が非常におマヌケに映り、全体的に緊張感に欠けていたように思います。でもパク一家のキャラはみんなよかったので決定的な破綻には至ってないのが幸いです。特に、脱出したら冷たいビールが飲みたいと呟くヒョンソの表情が忘れられない。だからこそあのラストは「?」。よって-1点。 【とかげ12号】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-09-02 17:29:16) |
3.「廃棄物13号のパクリだ」という声も聞こえてきますが、確かに怪物の設定や造形は13号に近い(足の生えかけた巨大なオタマジャクシみたいな感じ)。たぶん魚のミュータントの筈なのに、ほとんど両生類みたいな活動も合点がいかない。パニック描写もオープニングだけで、後は地味に話が展開していくのも少し期待外れ(ラストも爽快感無し)。ポン・ジュノ独特のユーモアも今回は解り難い(会場には韓国の方もいた様で、その方達は大ウケでした)。また、こんな怪獣映画でも、韓国特有の被害者意識が前面に出てたのが非常に気になりました。劇中で悪いのは全部アメリカ人。せめて13号かヘドラ並に、文明批判、若しくは人間の愚かさを描いて欲しかった。しかし作劇に反して、映像は良く出来てました。我が国が「WXIII 機動警察パトレイバー」などという辛気臭いアニメで足踏みしてる間に、またしても隣国に先を越されてしまったのは素直に悔しいですね、5点献上。 【sayzin】さん [試写会(字幕)] 5点(2006-09-01 00:06:31) |
2.《ネタバレ》 グエムルの迫力は、ジュラシック・パークの恐竜並にすごかった\(◎∠◎)/ゴジラを想像してたから、ビックリした。思っていたより笑いもあり、楽しめた。でも、お祖父ちゃんと娘は殺さないで欲しかったなぁ。その方がいい話ができたと思うけど。 【にゃ~】さん [試写会(字幕)] 5点(2006-08-15 22:11:56) |
1.《ネタバレ》 映像の迫力は満点。グエムルが怖い。本当に怖い。ジュラシックパークを思い出させる怖さ。。よく出来てると思う。怖すぎて、目をつぶるシーン多々あり。 でも、ストーリーが粗すぎだよ!なんていうか、、まとまりが悪い!!この人が死んだら物語のコンセプトが崩れるのでは・・と思う人も死んでしまうし。。心理描写が無いもんだから、泣けなかったし。。なんかなー。まあ、ソンガンホがきちんとした人になるという変化は評価できるか?? しかし、その他は突っ込みどころ満載。突然変異を遂げるのが一匹だけなのも、最後の米による作戦でみんなが平気なのもおかしい・・そういう突込みが気になって気になって。。私が監督ならこうする!という妄想も加わってクライマックスを堪能できませんでした。 【うらわっこ】さん [映画館(字幕)] 3点(2006-08-01 00:53:38) |