110.《ネタバレ》 そこそこ面白かったです。登場人物5人ですっきりとまとめていただきたかった。最後の20分は蛇足だと思います。 【ジャッカルの目】さん [地上波(邦画)] 6点(2008-08-19 00:43:28) |
109.《ネタバレ》 高評価の邦画だったので、見ておいてよかった。密室のような部屋で、登場人物がほぼ5人で占められているにもかかわらず、最後まで飽きさせない。もっとも接点がないと思われた家元が最後に浮かばれる脚本も素晴らしい。 最後の演出や、顔出しの是非はどうでもよくなってしまうほど、すべての要素が絡まっていて良かった。8点に近い7点献上。からくりがわかった今、もう一度見てみたい。 【mhiro】さん [地上波(邦画)] 7点(2008-08-17 11:24:29) |
108.面白かったです。公開当時に新聞の映画欄の評価が高かったのもうなずけます。いずれ舞台とかアメリカでリメイクされることになるのでは。お金をかけなくても、プロットと脚本次第ですばらしい映画が出来るのです。難を言うと、やはり皆さんが書いているように、最後の落ちですね。真相が分ってあのままやれやれで解散してしまうと、まさに「12人の怒れる男」になってしまうので、なんとかオリジナル性を出そうと色々と考えたのでしょうけど、もっと別の落ちが考えつかなかったのでしょうか。まさか続編を作ろうなんて考えてはいないのでしょうね。あと配役ですけど、みな好演ですけどテレビなど良く知ってる顔なので、盛り上がった場面でもいま一つ感情移入が難しかったです(塚地君はドランクのコントとかぶってしまったし)。小出恵介君はどことなくキムタクの若い頃に似ていました。 【キムリン】さん [地上波(邦画)] 7点(2008-08-16 17:04:44) |
107.《ネタバレ》 良い映画でした。こういう伏線を張りに張っておいて後から一気に回収するのは大好きです。限られた空間で登場人物はたった5人というのも物語に緊張感が生まれて良かったですね。しかしサスペンスに縛られずに、コメディ要素もしっかり入れてくる。その混ぜ方が絶妙でサスペンスとしてもコメディとしても楽しめます。 全てのわだかまりが解けた時、雨空が夕焼けに変わっているのは「12人の怒れる男」をイメージしていた様に思いました。そう言えば舞台設定も結構似てますし。 あと最後の如月ミキのビミョーっぷりがツボでした。 【民朗】さん [地上波(邦画)] 8点(2008-08-16 15:21:54) |
106.《ネタバレ》 日本映画には、たまにこんなスマッシュヒットみたいなものが出る。油断してると見逃してしまい、気付いた時には今まで見逃していた事をモーレツに後悔しまくる。やはり、登場人物が限られた作品というのは、面白くなる要素が満載のようだ。如月ミキが最後に登場したのも個人的にはうれしかった。思った通りのイマイチアイドルだったのが、実に説得力がある。宍戸錠も遅ればせながら参戦してきたラストに、彼らはどうやって錠を説得するのか、逆に再び混迷の世界に戻るのか、想像するのが実に楽しい。いや~笑った笑った。 【リニア】さん [映画館(邦画)] 10点(2008-08-16 12:48:04) |
105.皆さんの評価の高いことが大変に意外です。この程度のシナリオは別に珍しいものでもなく、逆に先が読めるところが多く、やっぱりという瞬間が多かった気がします。また、小出恵介と塚地武雅の不自然な演技が鼻につき、不快感が残りました。小栗旬が「何回見ても楽しめる。」というようなコメントをしていましたが、私には1回だけで十分でした。 【クロ】さん [地上波(邦画)] 3点(2008-08-15 08:28:29) |
104.《ネタバレ》 ●脚本が見事のひと言。緻密に練られている。意外な事実の連続で先の読めない展開。笑いあり、感動あり、謎解きありで、楽しめる要素が満載。 ●せまい室内の中で限られた登場人物だけで、過去の事件を推理し解決するというのは、面白いですね。(元祖は「12人の怒れる男たち」?) ●地震、アロマテラピー、なんとかチャッピーのボトルなどなど物語中に出てくる細かい話がすべて、事件の解決の糸口になっていて見事。 ●倉庫にファンレターを取りに行っていたというくだりには、うるうるしてしまいました。 ●最後に如月ミキが登場して、ドヘタな歌を歌ってくれますが、ワタシもファンになりそうです(笑)おっちょこちょいで、ファンを大切にする。・・・なかなか可愛いアイドルです。如月ミキが顔出しするのは賛否両論ありそうですが、ワタシは心のモヤモヤが取れてよかったと思います。 ●事件が解決し、すべてが明らかになったあとにも、ダラダラと話が続いたのはいただけない。もっとさくっと終われなかったのか。 ●ラストの宍戸錠は全くの蛇足。この映画は「結局真相は何だったの?」というような終わり方をするべきではない。スカッと事件を解決したままハッピーエンドで終わればいいのに、後味の悪さだけが残った。 【椎名みかん】さん [地上波(邦画)] 9点(2008-08-15 04:32:17) |
103.《ネタバレ》 これは大変面白かった。意外な展開に次ぐ展開、先の読めない状況に目が離せない。 大笑いしたし、不覚にも泣きそうになりました。 いつのまにか自分も、おっちょこちょいで、がんばりやさんで、いじらしい「如月ミキ」のファンのひとりになってしまっていたようです。 そこへあの不意打ち。なんて・・・なんて微妙なんだ!いいぞ!(笑) 【ミツバチ】さん [地上波(邦画)] 9点(2008-08-14 23:36:09) |
102.舞台用に作られた話は舞台で観たいなぁと思ってしまいます。それでもこれはやっぱり脚本が良いんでしょう。ぐいぐいと引き込まれました。 【paraben】さん [地上波(邦画)] 5点(2008-08-14 23:25:37) |
101.今テレビで2回目の鑑賞をして、レビューし忘れていたことに気づいたので一言。奇跡としか言いようのない完璧な脚本。初見では気づかなかったデテールや一本筋の通った哲学に感心した。是非何の予備知識もない状態で鑑賞してもらいたいです。はい 【正義と微笑】さん [DVD(吹替)] 10点(2008-08-14 23:24:33) |
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100.《ネタバレ》 「なぜ物置きに?」のくだりではボロボロ泣いちゃいました。このシーン以降、いきなり感情移入しちゃって、エンドロールでミキが歌っているシーンでもウルウルしっぱなしでした。謎解きも、伏線の入れ方がうまくて楽しめました。面白い映画です。 【コウモリ】さん [地上波(邦画)] 8点(2008-08-14 23:20:53) |
99.《ネタバレ》 無名アイドルの一周忌イベントにて集まったコアなファンたちが、その死の真相を暴きだそうとする密室劇。最初から最後までずっと同じ部屋で物語が展開しますが、キャラが濃いので掛け合いがイチイチ面白く、そんなに退屈を感じるという事はありませんでした。全体的にコメディタッチなので、推理が突飛だったり、ファンとか言っておきながら小栗旬以外全員アイドルと顔見知りだったりするのは、まぁコメディだからと許せるのですが、やっぱり問題の根幹に一人の人間の死があるというのは、倫理的に笑えないところですよね。まぁそれでも「喪服着ないと盛り上がれないんだよ!」などの台詞には、不謹慎ながらも笑ってしまいましたが…。肝心の推理の結論としては、すごく綺麗なところにまとめられていると思います。ちょっと感動しましたし、観賞後の後味もよかったです。ただ、エンディングのアイドルの顔出しは、完全な蛇足ですね。それまで顔を出さない方向でやってきたのに、なぜ最後に突然顔がでるのか、まったく意味が分かりませんでした。出すなら最初から出していた方がまだよかったです。 |
98.12人の怒れる男的な密室劇。個性豊かなキャラクターに、綿密に練られた脚本、そしてどんでんがえし…。スッキリとまとまったエンターテインメント作品でした。人におすすめしたくなる映画。 ただ、人の生死を軽く扱ってしまってるような嫌悪感はないとは言い切れません。。 【追記】テレビで改めて鑑賞。やはり面白かったです。タネがわかっていたので一回目に見たときと違った目線で楽しめました。特に細かいギャグを笑う余裕ができて面白かったです。 【kaneko】さん [映画館(邦画)] 8点(2008-07-22 18:13:03) |
97.《ネタバレ》 みんなでワイワイ系の密室劇。役者それぞれが個性を存分に発揮して非常に面白かったです。変わり映えのない屋内でも飽きさせないような仕掛けが随所に見られ、中だるみすることがありませんでした。惜しむらくは各人が予想外の素性を明らかにしていく前半部分に比べ、後半の最後の謎解きに向かっていく過程は観る側には予想できてしまうところですね。伏線をベタに張りすぎてしまった感があります。 【zaburo】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-07-21 23:18:39) |
96.脚本の練り方は、文句なし。役者の演技は若手に不満。学芸会ぽい感じ。 上滑りのキャラクターを演じようとしたはずなのに、演技そのものが上滑りになっている。少々痛々しい。 人物の描き方も軽薄。 あと、知的には面白いが、人間のリアルな感情が軽視された演出になっている。 昨今のテレビドラマと同じくらいの質。それよりやや丁寧かという感じ。 映画独特の重厚さがなく、2時間スペシャルか、いっそ舞台でやってるのを見たほうが 楽しいかもと思える。 脚本で言うと、伏線の張り方と回収の仕方(正体のバラ仕方、エピソードの関連付け)が見事。 だから、1度見たら、もう一度見たくなる人が多いはず。 ただし、3度目を見たくなるかどうかは意見の分かれるところ。 【ひであき】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2008-07-15 04:05:30) |
95.《ネタバレ》 面白い。舞台は極めてシンプルだけど脚本がいいとこんなにいいです。一人のアイドルの追悼式のオフ会という設定。お互いを知らない者通しならではの謎解きの流れは起伏が激しく、目が離せません。みんなが関係者であることが分かり、みんなにとって救いのある(除くキサラギミキ)結論となったことも清涼感がありました。 D級アイドルにいろいろな形で夢中になっている男の悲哀が全体に流れていて、ラストはそれを強調してくれていたと思います。そこもいいです。 【飴おじさん】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-07-13 16:57:05) |
94.なかなか面白ったです。次々と明るみに出る新事実と随所に笑いがあって退屈させずテンポよく進んで観ていて疲れませんでした。ただ、如月ミキはあれで良かったのでしょうか? 【ぽじっこ】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-06-29 11:31:24) |
93.《ネタバレ》 場のあげさげ、ハイテンション急転直下、どんでん返しが、 至る所におりまぜてあり、実によくできたおもしろい映画でした。 金をかけなくても、脚本がよければ、映画もおもしろくなる典型でしょうかね? (古沢良太って、三丁目の夕日や、相棒、捜査一課9係の脚本をやっているんですね) 多くの方がおっしゃるように、如月ミキの顔は出さない方がよかった。 まあ、上は百歩譲っても、 エンディングでのアホ男達の合いの手で、大団円でシャンシャンと思ったので、 オーラスでの、宍戸錠の余計さが、ヤケに目立った。 【fragile】さん [DVD(邦画)] 9点(2008-06-17 10:49:34) |
92.《ネタバレ》 面白い! まるで舞台を見ているような感覚になるけど、それは俳優達が脚本をうまく自己解決し表現してることの表われだと思います。 狭い空間でラストまで引っ張るけど、途中途中入る現場映像は遊び感覚満載で、ほんの注釈的な意味しかないことがわかる。 ラストに宍戸錠が出てくるけど正直不要でした。 そこが大きな減点ポイントだけどもエンドロールで楽しくヲタ芸的踊りをする出演者達に癒されたので+-ゼロとしました。 【ゆたさん】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-06-09 10:15:18) |
91.《ネタバレ》 コメディ色がかなり強いですが面白かったです。 特に小栗くんはなんというか意外なキャラでした。 しかし皆さん言っている通り終わりどころを間違えたかなと。 かゆいところに手が届いてしまう映画はその瞬間は面白いけど印象に残りづらい。 例えば小説は文字以外を脳内で補完するのが楽しいとかいうことを、 製作者さんにも分かってほしいものです。 |