235.所々、やや控えめなギャグが入っているけど、雰囲気を壊さない程度に笑える。最後のダンスはサービスだから、途中、色々感じた複雑な気分を立て直すには結構効果があります。悪人の正体がばれていく過程はなかなかだが、いかんせん市が強すぎる。やられる気がしないから、ハラハラもしない。淡々と斬っていくけどやたら血は飛んでる。その感覚を狙っていたのかもね。危うくやられそうになり「俺がやられたら終わっちゃうよ、あぶねえ、あぶねえ。」みたいなシーン期待したんだけどな。 【パセリセージ】さん [地上波(字幕)] 7点(2005-11-07 18:27:26) |
234.ストーリーははっきりいって3点なんだけども、たけしの圧倒的な存在感と、何よりリズム感がこの作品を面白くしている。最後のタップを例に出すまでもなく、シーンが進むリズムや、音のリズムがとてもいい。これは感性の作品だ。だからストーリーの面白さを求めるのではなくて、感覚を楽しむのが正解だと思う。面白かった。 【コダマ】さん [地上波(字幕)] 7点(2005-11-07 18:21:09) |
233.カルト評価の多い北野監督の作品ではかなり良い出来に仕上がっている。 (この監督で一般受けする作品は監督らしくないとも言えるが) まぁ【座頭市】に関しては先駆者(勝新太郎)のイメージが余りにも強すぎて リメイクではないが拝借するには勇気がいった事だろう。 所々にギャグとも思しき笑いが挿入されているが これは北野監督特有の一種の照れ隠しなんであろう。 オーラスの祭りの踊りは歌劇のフィナーレにも似た演出で非常に好感が持てた。 此れを機に勝新の作品もチェックしてみたい。 万人にお奨めのエンターテイメント時代劇と評価したい。 |
232.映画って所詮はエンターテインメントなんだから、楽しまなきゃって言う人にはお勧めの1本。殺陣もストーリもタップもそんなのあり?っていう突っ込みたいところはあったけど、最後までちゃんと見れたのだから良く出来ているんですよ。最後まで魅せる事が出来ない娯楽映画が多い中、貴重な作品である事は間違いなし。この手の作品に思想を持ち出して批評するのはかっこ悪いね。 エンターティナーである彼が作った、エンターティナーな1本に敬意を表し、8点献上。 【zackey】さん [地上波(吹替)] 8点(2005-11-06 23:32:47) |
231.効果音については、特許級?のアイデアだと思います。刀で人を斬るとき、これまでの時代劇では「ビュン!」とか「ズキュ!」という軽い音が多かったと思いますが、本作は「ドン!」という、重い銃声にも似た音になっています。骨と肉という重量物をブッタ斬る力強さ、迫力がよく表現されています。内容が残酷なのは座頭市という看板を掲げている以上、やむを得ないでしょう。話題のタップシーンですが、特に感動はしませんでした。 【長毛】さん [DVD(吹替)] 8点(2005-11-03 02:20:57) |
230.《ネタバレ》 ビートたけし監督の映画はコレが初です。 座頭市についてもあまりよく知らなかったのでどんなものなのか全く知らないでみたんですけど結構良かったです。 たけし節って感じの所々にちりばめられた笑いどころは見事に私のつぼにはまりました(笑)最後の踊りもすごいつぼであーいうの大好きなんですよー!タップ系っ☆ でも全員演技下手くそすぎです。そこがちょっと白けすぎました。 【ハリ。】さん [地上波(字幕)] 7点(2005-11-02 21:39:38) |
229.思っていたほどよくはなかったのですが、 たけしさんが監督をやった中ではまずまず面白い映画でした。 格好はめちゃくちゃいいんだけどね~ 【坊主13】さん [地上波(字幕)] 5点(2005-11-02 08:16:31) |
228.想像していたより、アクションシーンが多くなかったのが残念でした。CMなどを見てたら、アクションシーンだらけとばかり思っていました。笑わそうとしているシーンはいくつかありましたが、個人的には全く笑えませんでした。まァ、総合するとそこそこという所でしょうか。 【はりねずみ】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-10-31 00:06:34) |
227.時代劇の描写の中に、言葉にし難いかっこよさのある作品です。 北野さんがとにかくかっこいい。殺陣もしびれます。 【ねこかもめ】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-10-30 22:32:49) |
226.《ネタバレ》 そ、そ、そんなぁ。。。(T-T) それはないじゃん(T-T) 見えちゃダメ。。。 全体のトーンと脚本の軽妙さのバランスがしっくりこない。 演出意図もカユい。 どうせやるなら、もっとスキッと見せてほしい。 こういうので映画賞とりまくれちゃうの??? んー。。。。 【とっすぃ】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-10-30 00:53:14) |
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225.う~ん、面白かったことは面白かったんだけどなぁ…。やけによくしゃべるたけし、ガダルカナルタカの滑りまくりのギャグ、そしてあのキレイにまとまった大団円。どこを切っても北野映画っぽくなかった。こういうエンターテインメント作品もたまにはいいと思うが、次はもっと「北野武」的でエネルギッシュな作品を期待したい。最新作『TAKESHIS'』はどうなんだろう? 【とかげ12号】さん [映画館(吹替)] 7点(2005-10-26 21:15:50) |
224.今までの武らしくない作品だと思いました。最初観たときは違う人が監督かと思いましたよ。北野作品では岸部一徳さんホント久しぶり。 |
223.市のキャラクタは勝新太郎のほうが好感が持てた。時折入る笑わせようとするシーンも笑わせたいのはわかるけど僕には理解できないし(アメリカ人向けに入れたのだろうか?)、タップダンスのシーンも前後の流れから行ってなぜそこにあるのかわからない。畑を耕す音がリズムを作っているシーンぐらいにしておけば、なかなかいいなと思えただろう。回想シーンが多くて長いのも気になった。雨の中で戦う回想はほとんど本編と関係ないし、予告編のためだけに作ったのではないか。 【HK】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-08-23 23:32:56) |
222.賛否両論有るようだが、コレはコレとして観る事をお薦めする。 「あの世界の北野だから」と言う観方で云々言うのは、オリジナルも 過去の作品も含めて“冒涜”にあたる。 ……そう言う観方で観た所見。テンポの絶妙さは何とも言えず、 人の精神を宥め、躍らせ、戦慄させる。 コントを加味したストーリーは食傷気味だが、そのアンバランスさが、 不思議な雰囲気を醸して良し。 殺陣は血飛沫のリアリティに個人的には評価○ 【MAZE】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-08-01 01:23:21) |
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220.「ダンサー・イン・ザ・ダーク」にインスパイアされたんではなかろうか。 いずれにせよ、この監督はユーモアの要素入れると途端に駄目になるという事が改めてよく分かった。 【pied-piper】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-05-05 01:46:44) |
219.オチには普通に驚かされたし、タップはすばらしかった。軽いミュージカル映画の上、コミカルなシーンが多かったのも私の評価を上げる結果となったと思う。浅野忠信との対決が若干期待はずれだったのを除けば私にとってはかなり良い映画であった。 【めめこ】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-04-27 16:30:45) |
218.世の中なんて見ない方が良いのだよ、目をつぶって目くらを演じていた方が良いことだってあるもんだ。いや、きっとそうに違いない、遠目で見てるから美人に見えたりするもの・・・世の中、大事なのは目に見えないものの方なんだよきっと。 【taron】さん [地上波(字幕)] 8点(2005-04-09 22:55:20) |
217.《ネタバレ》 たけしの監督としての初の時代劇。勝新の座頭市シリーズのリメイクということになっているが、主人公が盲目の居合の達人という以外はオリジナルストーリーとなっていて、そのたけし演じる主人公の市も金髪にジーンズといういで立ちからして、勝新の座頭市とはまったく違うのだが、同時にそれはたけし自身が勝新座頭市を意識しつつも別物と割り切っているような感じがして、だからかこちらも別物として割り切って見ることが出来たのは、初めて見た時と違って勝新の座頭市をけっこう見た状態での再見で、そこをいちばん心配していただけに素直に受け入れられたのは良かった。非常にシンプルな娯楽作品になっているし、全体的にもリズム感があって、テンポも良い。冒頭から殺陣もスピーディーで迫力があり、とくに市が賭場でヤクザを次々と倒すシーンは初めて見たときも印象に残ったが、銃が刀に変わってもちゃんとたけし映画らしさのあるバイオレンスシーンとなっていてやはり強烈。祭りでタップダンスを踊るラストシーンが今見ても斬新。(冒頭のタップのリズムで鎌を動かす百姓たちも意味は分からないが、シュールで笑える。)ただ、仇討ち姉弟の回想シーンが少し中だるみを感じさせているのが残念で、ここだけテンポが落ちてしまったような気がするし、今見ると敵方の用心棒の浪人(浅野忠信)にももう少しスポットが当たっていても良かったような気がする。でも、不満と言えばそこくらいかな。勝新のシリーズにも出演経験のある大楠道代が出演しているのは偶然ではなく、それを意識してのことだろう。最後に市の目が実は見えるのかという主人公のアイデンティーを自ら否定する展開も、やっぱりたけしのこの座頭市は別物というメッセージに受け取れるし、盲目なのかそうでないのかを曖昧にするエンドロール直前のモノローグもあって、結局この按摩は何者だったのかを明かさぬまま終わっているのも良い。そしてたけし映画最大のヒット作でありながら、続編を出さなかったのも好感が持てる。やっぱりこの映画、個人的にはけっこう好きだ。(2024年11月17日更新) 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 7点(2005-04-01 23:52:46) |
216.たけしのやくざ映画のように死相漂う重い雰囲気の映画とは打って変わって純粋な勧善懲悪的な映画のように思えます。たけしの殺陣は勝新版の座頭市を見た後のためか若干期待ハズレでした。しかし敵をぶった切るときのバッサリ感や居合で対峙したときの緊張感などはこちらの方が上でした。最後のタップは本当に良かったです。まさに大団円ですね。 【リトルバード】さん 5点(2005-02-19 16:58:38) |