44.《ネタバレ》 面白かったけれど、そこそこ止まり。結局「負け犬になるか否かは自分次第。人生まんざらでもないぜ!」ってことでしょうか?下り坂の家族の空気が、あれっぽっちの、しかも「旅」という特殊な時間の中でバカ騒ぎさせただけでそんな良い感じになるもんでしょうか。私はこのホノボノムードから逆に説教臭を感じてイヤだった。すきっ歯オリーブちゃんだけはキュートで、ためらいつつチョコアイスを頬張る姿や水着スタイルで出っ張ったお腹をさするところはすこぶる愛おしかった。 【のはら】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-09-11 01:16:02) (良:1票) |
43.「人は勝ち組と負け組に二分される。人生のもっとも大事な価値とは勝ち組になること。勝ち組になる為の方法には9つのステップがある。このプログラムを実践すれば、あなたも人生の勝ち組に!」 そんな教材を売り込んで一旗揚げようと目論む本人はいまひとつ「勝ち組」とも思えない父を筆頭に、一癖もふた癖もある人間で構成されるフーヴァー家。 誰かを押しのけて勝つこと、頂点に立ち、成功する者だけに人生の価値がある、といわんばかりに競争に駆り立てるアメリカ社会で、ほんの一握りの「勝ち組」以外の殆どを占めるその他大勢の負け組の寄せ集めでもあるこの家族。 あっちへぶつかり、こっちでつまづきながらも、髪振り乱して一路コンテスト会場に突進する父とその家族がおかしく哀しく切なく描かれています。 同性愛者であり、また天才学者でありながら”色恋沙汰”でトラブルを起こし大学を解雇され、果てに自殺未遂まで起こした「転落組」の叔父が語った「人生幸せなときなど価値はない。悩み苦しんでいるときこそが人生」という言葉が印象に残ります。 しかしこんなダメダメな人々を描いた作品が米国人に受けたというのはちょっと意外というか、逆にほっとさせらるような気持ちになりました。 何処の国の人間でも、人生でぶつかる壁や苦しみは本質的なところではあまり変わらないのだなと。 助演男優賞に祖父役のアラン・アーキンが選ばれましたが、僕は空軍パイロットを夢見るナイーブな長男ドゥエーンを演じたポール・ダノが印象に残りました。 彼はポール・トーマス・アンダーソンの最新作にも出演していますね。さすがP.T.A。人選が渋い。 【ロイ・ニアリー】さん [DVD(吹替)] 8点(2007-09-09 20:55:52) |
42.劇場でも見たんですが、やっぱりいい映画です。家族ひとりひとりの個性が丁寧にストーリーで描かれていて、惹きつけられます。 【カワウソの聞耳】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-09-08 22:53:18) |
41.家族の一人一人がいろいろな事情を背負って娘のコンテストへ向かう。そんな何気ないシンプルな設定がこの映画の最大の魅力なんだと思います。普遍的な家族愛をコミカルな笑いと共に描いた楽しい映画です。 【ばかぽん】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-09-07 00:32:32) |
40.ずっと見たかった映画です☆ 期待通りよかったです。 おじいちゃんのトークが最高すぎ。 オリーブがたまらなくかわいい! ラストは笑いながら泣いてしまった。 あったかい気持ちになれます。 【mamimami】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-09-05 23:54:23) |
【さら】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-09-05 10:45:25) |
38.六人それぞれとても魅力的。 しかし新喜劇でも見てるほうがまだ遥かに面白い。 【彬彬】さん [DVD(字幕)] 3点(2007-08-23 14:41:38) |
37.《ネタバレ》 ちょっとお馬鹿で下品な一家ですけどいい話でした。フランクおじさんの走り方がよかったです 【osamurai】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-08-14 19:45:43) |
36.《ネタバレ》 いやーイイ映画やなぁ。個性ある家族の人間模様がおもしろかったです。最後にやってくれたオリーヴのダンスに笑いが止まりませんでした。死んでも存在感を残す爺さん最高ですわ。ラストの黄色いワーゲンを慣れた手付きで乗り込む家族が一体感に包まれていて爽やかだった。 【ギニュー】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-08-14 18:26:18) |
35.《ネタバレ》 うちの実家の雰囲気と結構似てて(どんな実家だ!!)親近感の持てる映画でした。 普通の人からみたら「そんなのありえない!」っていう事が多い映画なのかも しれないんだけどね、いやぁ、、実際、ありえるんだよねぇ。変な家族の場合、 なんでも。 まず、「どんなシリアスな状況でも、なんだかコミカルな雰囲気が 漂う」「どんなシリアスな状況でも、とんでもなく場違いなことを誰かが 言い出す」これって、実際にはよくありませんか??ないの?うちだけ? この映画のお父さんが本当にうちの父と思考がそっくりというか、 前向きに見えて、ズレまくってるんだよね・・・(うちのパパは第一志望の大学に 落ちて落ち込む娘にむかって、「学校の教科書をよく読め!!大事なことは 全部教科書に書いてある!!読めば来年は受かる!!」という父です。 ありがとう?パパ・・・(涙)) この家族、みんな考えとか、主義主張がバラバラなんだけど、オリーブちゃんを 愛する気持ちだけはちゃんと持ってる。 そんな「たった一つの共通項」のみで突っ走り、突っ込み、爆発していく。 何にも解決してないけど、「連帯感」が生まれただけでも素晴らしいじゃない。 っていうか、あんなくだらないコンテスト「負けるが勝ち」だからあれで正解だし。 最後の踊り、私は好きですよ。 【やわらか戦車】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-08-08 16:27:58) |
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34.《ネタバレ》 バラバラ家族が最後は皆で舞台上がって歌って踊って絆が芽生えて良かったじゃん。あんな小さい女の子にストリッパーまがいのダンスを教えたじいちゃんはこの子が将来そういう道に突き進むんじゃないかという心配はなかったのかねぇ。 |
33.《ネタバレ》 面白かったです。バラバラの家族が出発するときにギアの入らないバスを押して乗り込む様は「家族」・「絆」・「一体感」を象徴しているのでしょう。 特に最後のオリーブちゃんの踊りが良かったです。あのおじいちゃんに教わった踊りですから・・・妙に納得してしまいました。おじいちゃんは映画の中盤で死んでしまうのだけど、最後の最後に来て存在感大です。 ミス・コンではうまくいかなかったし、家族みんなそれぞれ願望が達せられないまま エンディングを迎えるのだけれど、それでも家族みんなが何か(自分は家族の大切さだと思う。)掴んで軽やかにバスを押して乗り込む様はハッピー・エンディングであり、観ていて爽やかな気分になりました。 【たくみ】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-31 22:01:27) |
32.《ネタバレ》 ユーモア溢れる映画ですね。それぞれがそれぞれの大変な状況にあって個性的でどこか病んでいたり不思議ななキャラをしていました。 顔も似てないし、バラバラな感じがおじいさんが死んでしまうあたりから変化していく感じは家族全体に変化をもたらし、少し笑える素敵さがありました。 特にラストのダンスのシーンは心を気持ちよくさせてくれ、観終わった後、なにか幸せを与えてくれました。 個人的にですが、おじいさんの死体姿を全く映さなかったせいか、なぜか死んでいる気がしませんでした。 【コショリン】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-07-25 17:45:02) |
31.《ネタバレ》 バラバラの家族にはオンボロの車を与えなさいってことかな。 あの狭い空間で話し合い、そしてみんなで力を合わせて車を押せば、自ずと一体感が 生まれるのかな。あの恥ずかしいステージに上がってきてくれるのが家族のありがたいところだな。 【MIUMAX】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-07-21 22:58:29) |
30.うっひょー踊っとけ。もう踊っとけ。とりあえず踊っとけ。アヒャッヒャッヒャッヒャ(゜∀。) あまりにもナンセンスでひいてしまった。早くやめさせろと叫びたい。 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 2点(2007-07-19 23:13:46) |
29.各々のドラマが、最後に舞台上で馬鹿騒ぎをして多少気が晴れました程度で終わってしまう内容なのでどうにも消化不良な感を拭えないし、これでは「仲間がいれば騒げて気が紛れるので仲間は大切に」なんて馬鹿げたテーマに着地してしまいそう。 もっと理屈を伴った解決を各々に付けなければ、随分とすっとぼけた作品に映ってしまう。 【カラバ侯爵】さん [DVD(吹替)] 4点(2007-07-01 17:29:36) (良:1票) |
28.《ネタバレ》 ミスコンに出るために不仲な家族が総出でカリフォルニアに向かう珍道中。意外とよくまとまっていますが、それぞれのダメぶりがかなり強引な理由付けになった感じ(^_^; オリーブちゃんが選ばれる事がそもそも強引な気もしますが(笑) でも愛くるしいですよ♪ラストのダンスは…(/(エ)\)ハズカシイ 【うさぎ大福】さん [DVD(吹替)] 7点(2007-06-22 22:07:21) |
27.鑑賞後にほのぼのとさせてくれる映画でした。オリーヴちゃんのダンスは見ているこっちが気恥ずかしくなりました。 【doctor T】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-06-14 23:40:21) |
26.《ネタバレ》 面白かった。でも正直、大好きといえるほどでもなかった。 まず、ユーモアとお洒落さが合わさったセンスの良さが目を惹いた。何度か絵葉書のようにきれいな映像があったけど、気取った感じはなく、どれもふっと気が抜けてしまうようななんともいえないやわらかさがある。たとえばみんなでバンを押している後ろで発電所の機械がシーソーみたいに稼動しているところ、思わず笑ってしまった。細かなネタをはずさないのにも笑いのセンスを感じる(とくにゲイのおじさんがポルノ雑誌を隠そうと微妙に体勢をずらすのがツボ)。 ただどうしても鼻についたのは、あまりにも大げさに負け犬っぷりを印象付けようとする強引な脚本。おじさんのライバルが大々的な成功を収めたり、兄の色弱が突然判明したり……。ロードムービー調でコメディタッチだからこそ許されたようなものの、にしてもやり過ぎじゃないかと思う。「勝ち負けといった世間が押し付ける価値観に捕われず、自分らしく楽しんでやっていこうぜ」みたいなテーマに異論はないのだけれども、ここまで声高に主張されると引いてしまう。 あと、タイトルは失念してしまったんだけれども、大昔に観た変人一家が自動車旅行するコメディ映画(ドラマ?)に似通ったエピソードがいくつかあったのが若干気になった。とくにおじいちゃんが死んで、死体を一緒に運んでいってしまうブラックなネタ、あれはもろにパクリだ。パクリじゃなくてオマージュ、なのか? と、なんだかんだと文句を垂れつつも、ラストのダンスでは感動したのも事実。とくにあのバカ親父が率先して踊りに加わったのには、涙腺がじわりと熱くなった。いまひとつ物語に入り込めなかったのが残念でならない。 【no one】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-06-12 00:44:56) (良:1票) |
25.《ネタバレ》 この家族を見て「ブルース・ブラザース」のジェイクとエルウッドを思い出してしまった。それぐらい無茶な事をしてます(笑)このぶっ飛んだ展開についていけない人もいるだろうことが残念・・・・・。そこらへんは「こんな展開あらへんやろ~」と考え始めたらアウトですね。 何となく観る前は、ただしんみりするだけの映画なんだろうな~、だるそうだな~・・・などと思ってそこまで期待はしてなかったのだけど、意外にも(変な先入観を持ってたためか)個人的に予想外な展開が続き面白く笑えるシーンもあった。 いろんな人間が揃っているのがこの映画の1つの面白さじゃないだろうか。こうもそれぞれ違う人間が揃うと登場人物同士の会話を聞いてるだけでも、なかなか楽しめる。しかもこれが少しずつ1つになっていくと言うのだから、もう脚本に関しては文句なし。それと本編のあちこちにさり気なく散りばめられたセリフ・・・・どれも本当にさっと言われてたけど良いセリフが揃ってます。ドウェーンがコンテストを風刺するセリフとか好き。微笑ましい映画。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-06-12 00:25:41) |