16.ニコールにはこんなまともな役は似合いません。序盤のラブロマンスも、大事なところを端折りすぎです。なので、なんで必死になってジュード・ロウが戻ろうとするのかということについて、説得力がありません。道中の過程も、都合の良い登場人物が次から次に現れては消えるだけで、必然性がありません。などといろいろ文句をつけながらも何だかんだいって印象が良いのは、どってことない野山を無限の空間に変えてしまうジョン・シールの魔術カメラワークと、ニコールの単純一直線演技すら目立たなくしてしまうガブリエル・ヤーレの格調高い音楽のおかげでしょう。やはり、この2人は恐るべしです。 【Olias】さん [映画館(字幕)] 6点(2004-05-09 23:43:44) |
15.《ネタバレ》 途中までは面白いと思って見てたんです。割と戦闘シーン凄いじゃん!ニコールやっぱ美人だなージュードかっけぇなぁってさ。しかし長い・・・飽きた。あと肝心の再会のシーンがいまいち自分にはぐっと来なかったんですよね。ラストもあーやっぱりそうなんのね。って興ざめしちゃったし。今まで生き延びてきたくせにここで息絶えるのかよ!って。遥かなる大地へのトムみたいに生き返りゃいいのになんて思ってしまいました。そういやホワイトストライプスのジャック・ホワイトが出ててびっくりしたなぁ。 【ぼんてん】さん 5点(2004-05-07 23:24:40) |
14.《ネタバレ》 女性の視点で描かれた映画だったと思います。突っ込みどころはありますが、 見終わってよくできた映画だったと思えました。 レニーゼルヴィガーの台詞で「男たちは戦争という雨を降らしておいて、 雨が降ってきたって大騒ぎするのよ!」と泣き叫ぶシーンがよかったなあ。 今のアメリカを皮肉ってるように感じました。 【ぱぴんぐ】さん 7点(2004-05-07 15:55:03) |
13.決して悪い映画ではないんですが、何度も見たくはない映画です。キャストが豪華なだけにストーリーの薄さがもったいないと思う。でもレニー・ゼルヴィガーが良い役、良い演技だったと思います。ジュード・ロウが格好良く見れた映画でもありました。 【映画大好き人!】さん 5点(2004-05-06 22:13:41) |
12.こんなに長々と引っ張られたらしんどくなる。今回のゲストはレニー・セルヴィガーさんです。え~今回のゲストはナタリー・ポートマンさんです・・・。ん・・・? 【モチキチ】さん 3点(2004-05-05 19:41:58) |
11.ラブストーリーがメインかと思ったら、これは抑えた描き方でしかもからみの描写部分が少ないので激しい恋情というほどのものは薄い気はする。が、畑仕事をするインマンにエイダが馬車の上でピアノを弾いたりするところなどで抑制された情熱を描く。それより戦場内外での悲惨な描写や、愛する人恋しさにインマンがたどる過酷な帰郷へのエピソードの中に戦争の虚しさ、残酷さ、悲しみなど様々なメッセージを感じる。ルビーは戦争を雨に例えて直裁に愚かしさを語っているし、未亡人は「銃やナイフの金物は社会を悪くするだけ」と言っている。その彼女でも憎しみから兵士を撃ち殺してるし、味方が脱走兵や家族へ加える残酷な仕打ちも愚かしい。舞台の南北戦争は唯一アメリカが戦場になりアメリカ人同士が戦った戦争だけれども、込められたメッセージには今の戦争への思いに通じるものがある。、、ということで私はこちらのインパクトのほうが強かった。実際じっくり見せる脱走の紆余曲折やエイダとルビーの話に比べ再会やラストはあっさりした感じで恋愛への感情移入は薄い。それより迫力ある戦闘シーンやメッセージ性、何気に出てくる豪華なゲスト出演者、性格のはっきりしたメインキャストが良かった。 【キリコ】さん 7点(2004-05-03 20:17:47) (良:1票) |
10.お腹いっぱいにはなったし、味もまずくはないし、まあ文句はないかなと言う感じ。好みから言えば、中盤あたりの軽いムードで全編通して欲しかったけど。 【馬飼庄蔵】さん 7点(2004-05-03 15:06:34) |
9.こういう壮大な悲恋ものって凄く好きです。今回も、ラストは残念ながら読めちゃいましたが、でもやっぱり感動しました!レニーとナタリーの演技はスゴかったです…。そしてジュード・ロウ最高!!カッコイイ!!8点献上だぁッ!! 【Ronny】さん 8点(2004-05-03 01:07:06) |
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8.《ネタバレ》 冒頭いきなりプライベート・ライアン状態か?と思わせるぐらいの戦闘シーン(とは言ってもグロくはないが)。そこから少し時間を遡ってのエイダとインマンの出会いのシーン・・・これがまたジョン・ブック状態であくびが出そうなぐらいのどかで・・・。そしてしばらくはエイダとインマンそれぞれのサヴァイヴァル生活を描くも「だからなんなの?」ってぐらいにただ時間は過ぎて行きルビーが登場するあたりから少しテンポが良くなってくる。そんな前半部分からして嵐の前の静けさなんだろうなぁとは予感してたけど肝心のエイダとインマンの一途な愛に感情移入できないまま、ただひたすら強引なまでに「会いたい」ストーリーを進行させていくのだからちょっと辛かった。予備知識無しだったのでナタリー・ポートマンが出てきたときはビックリしたし、作品の雰囲気からしてまさか最後にニコール・キッドマンのヌードが拝めるとは思わなかったので少しは甘く採点してあげよう。あ、勿論ニコール・キッドマンのヌードが拝めますよってとこが嬉しい意味での「ネタバレ有」です。 【トム&クルーズ】さん 8点(2004-05-02 02:22:12) |
7.《ネタバレ》 まず、好きか嫌いかと聞かれたら好きな映画と答えますね。それは、ジュードロウが好きだからと言うのも大きな要素だけど(苦笑)、好きになった途端に戦争で引き裂かれてしまったんだもの、そりゃ逢いたくて逢いたくてたまらないよね~。戦地と残された者双方の悲惨さもきちんと描かれているし、逃亡中のインマンに関わるエピソードも、唐突と言えばそれまでだけど、どれも興味深いものばかりだったと思うな。皆が言うようにナタリーポートマン、存在感あったよね。エイダとルビーがそれぞれに足りなかった部分を成長させて行くのも良かったし。不満と言えば、やっと逢えて、結婚します、結婚します、結婚しますと早口に唱えて、やっと身も心も夫婦になれたばかりなのに、やっぱりアイツに・・・と言う結末が、あまりにも読めちゃったところかな。 【らふらんす】さん 8点(2004-04-28 22:04:34) |
6.《ネタバレ》 不平不満感は↓anemone様に同じ(そうだそうだ、もっとあの瞬間・この瞬間のニコールを美しく・小さめに撮っておくれよ)、とても良かった点は↑キリコ様に同じ(・・と、お二人に恐れ多いことを言ってしまった、当然ながら私は↑貴女様方のような吸収は劇場でできようはずがない、今、同感させていただいたところであります。深く感謝・自戒の上、今後もうレビュー室で虚勢を張らないことを誓います)。//まずエイダとルビーていう役名がこそっと笑えました。戦中を生き抜く主演3人、序盤中盤までのフリがすごいええねんけど・・たとえ雪が美しくても、脇俳優が充実していても、大感動するとは限らない、ということを実感いたしました。というのも、全体を通して「見たいシーンがよく見えない」「さあ泣こ、感動しよ、と高揚すると肩透かし」の連続で、ストーリー展開と自分のバイオリズムとがズレまくるストレスが重なり、とても残念だったのです。(半世紀以上世界中の女ゴコロと一致している「風~」とはじぇんじぇん違うで。)。それに何より「ラスト数分は映画の命」が信念のメロドラおばさんな私、最後の最後、世界名作劇場にガックリ・・それがテーマの結びやと誰もがわかってるやん、それならいっそのこと、大地にいる彼女たちを撮ってカメラひきまくって白銀のコールドマウンテンにでも星キラのパラマウントにでも持って行ってくれるほうがベタでもまだマシかと思いましたん。個人的には、めちゃ役得ではあるけれどもナタリー・ポートマンにパートタイム好演女優賞を&「予告だけがええ。予告がすべてや、レニーの山場や」とブッたウチの未見娘にポテンヒット賞を献上したい。/でもまあこうゆうの好き、好きやから文句言いたくなるねん、、ニコールは満足してたんかしらん・・。 【かーすけ】さん 7点(2004-04-28 16:17:39) (笑:1票) |
5.《ネタバレ》 「みんな誰かの為にいるんだよ」と言われながらさっくり刺し殺されてしまう子羊と、爆薬に吹きとばされて土中に埋まって死んでしまう兵士に違いがあるんでしょうか。数回会っただけの女性に再会するために脱走する男と、わずかなメスの臭いをかぎつけて高い塀を乗り越えて脱走するうちのアホ柴犬とは何の違いがあるんでしょうか。国破れても山河は変わらないというと軽いけど、コールドマウンテンなんて固有地名とも思えない場所(実在らしいけど、結局はあらゆるどこででもってことよね)で、生命はただただ生きて子孫を残して死ぬことを繰り返して、ひたすら続いていくんだね。なんか南北戦争じゃなくてもよかったかな。 【たろさ】さん [映画館(邦画)] 7点(2004-04-26 01:27:24) (良:1票) |
4.プラス7点。ニコール・キッドマンが段々レニー・ゼルウィガーに見えてくる面白さ。だけどジュード・ロウの前では元の美しい姿に戻る。女性っていうのは素晴らしいね。 【紅蓮天国】さん 7点(2004-04-25 17:57:53) |
3.マイナス90点。怒りに手が震えるのを深呼吸で抑えながらこのレビューを書いている。私は映画を観てつまんなくても「カネ返せ」とは滅多に思わないというか、選んだ自分も悪いでしょ、と比較的穏やかに諦める方だけど、今度ばかりはおさまりません。だってこれは映画じゃないでしょ。朝のTV小説総集編でしょ。ニコール・キッドマンがデカいので、ジュード・ロウがちっとも素敵に見えません。ジュード・ロウが美しすぎて、ニコール・キッドマンがちっとも輝きません。美しさにかけては他の追随を許さないこの二人が、思いっきり共倒れてしまいました。フレームインが少なかったのがせめてもの救いですが。あらゆる点はともかく、この二人を美しく撮れなかった責任は重いです。最大の見せ場であるはずの山場のシーンで、二人のアップの醜かったことといったら、もう泣くに泣けません。フィリップ・シーモア・ホフマンにジョバンニ・リビシ、ナタリー・ポートマン、ただ話を長くするためだけに次々と登場するゲストキャラは豪華かつ大変魅力的です。だから何?戦争映画好きな私は冒頭の7、8分だけ楽しい思いをしましたが、「イングリッシュ・ペイシェント」の例を見るまでもなく戦争を題材に取ったわりには案の定全然関係ないところに帰着してしまいました。あまりのアホらしさについつい最後まで観てしまいましたが、正直二度と見たくないです。期待のレネー・ゼルヴィガーも「なんでこれがオスカー?」と首をかしげたくなるつまんない役。強いて言えば、今まで一度として演技が出来るとは思わなかったナタリー・ポートマンが非常にいい芝居をしていました。むしろ彼女に何かあげてもいいくらい。オスカー助演賞を撮る映画ってたいていハズレがないと思ってましたが(以下略)誰かアンソニー・ミンゲラに映画の撮り方教えてあげましょうよ。この人、映画見たことあるんでしょうか。ないでしょうね。「イングリッシュ・ペイシェント」とこれと、どっちか1本見れば十分です。どちらも見ないで一生済めば、ホントに幸せです。これは詐欺。 【anemone】さん 0点(2004-04-25 02:03:54) (良:2票) |
2.《ネタバレ》 上映時間2時間40分、異論もあると思うが、決して長いとは思わなかった。むしろ説明不足の点が多々あるのがもどかしく、観終えた後この題材は映画よりも、5時間位のテレビ長編ミニシリーズ向きなのでは?と思った位。何よりも気になったのは主役3人以外の人物の唐突な登場と退場、脇の人物の扱いがぞんざい過ぎる点。劇中、レニーが「グタグタたわごと言ってんじゃないっ!」って愚痴る台詞があったけど、恋は盲目状態のニコールに自分も同じ台詞をぶつけたくなった。よくぞ言ってくれたレニー!自分はこの種の「流転的メロドラマ」決して嫌いじゃないし、前出レニーの健闘と思いがけない役柄でのN・ポートマンの出演が嬉しかったので、そう悪い点数は付けたくありません。配給会社さん、事情もわかるけどいい加減、宣伝に過去の作品持ち出すの止めましょうよ。「もうひとつのスタンド・バイ・ミー」とか「21世紀の風と共に去りぬ」とか。名作を冒涜する行為っすよ!この映画なら、「すべてはニコール・キッドマンのために」・・・もとい「もうひとつのすべては愛のために」位が分相応でしょ。 |
1.《ネタバレ》 う~ん。どこがいい映画かわからなかった。自分は決して辛口評論家では無いし、単純なんで、ちょっとでも良かったらいい点数をつけちゃうのですが・・。もしかしたら映画を理解できていない可能性もあります。というのも、海外で字幕なしで見て、理解できないところも多くあったので。 たとえそーであっても、やはりラストだけは気に入りません。何度も命からがら旅を続け、やっと巡り会えたのに、あっけなく死んでしまう・・。う~、死ぬなら死ぬで違う死に方もあると思うが・・。 |