47.ディカプリオを見直した作品。インファナル・アフェアシリーズと比べてはいけないと感じた。これは、まったく別の作品である。 【リニア】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-04-28 11:27:20) |
【アスモデウス】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-04-17 22:41:37) |
45.原作は後で見ました。1,2同時に。私的には「インファナル2>ディパーデット>インファナル1」の順ですね。(点数で言えば全部6点ですが・・・) 【AKi】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-03-26 12:37:40) |
44.こんな作品でオスカー獲っちゃって、スコセッシは内心どう思っているのだろうか?レオとマットはその場その場のシーンを力技で乗り切っているだけで、人格や思索の表現にはまったく至っていないし、ニコルソンは前後の流れをまるで無視して勝手に1人で暴走してしまっている。今挙げた誰のキャリアにとっても、それほど意味がある作品とは思えません。ただし、そんなとりとめのなさを前提としながら無骨に何とか全体をまとめようとするスコセッシ的雰囲気は感じられるので、その観点からは楽しめなくもない。で、全然関係ないけど、途中でちょっと流れる"Comfortably Numb"、ロジャー・ウォーターズの90年のベルリン・ウォール・ライブのテイクですよね?(客演はヴァン・モリソンとザ・バンド!)それと、ニコルソンが最後の取引現場に赴くときのケルティック・ブラックな曲が印象的だったのですが、あれは誰の曲でしょうか? 【Olias】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-03-18 21:03:03) |
43.基本的なプロットは同じでも、描かれる舞台と作り手が違うだけで、こうも印象が変わるものかと、改めてハリウッド映画の底力と魅力を感じさせられた作品だ。ニコルソンのディモンとの親子のような師弟関係は、冒頭部分にさり気なく端的に描かれているのに比べ、ディカプリオへの信頼関係の成立ちへのプロセスには、かなりの時間を割いているのが良く見てとれる。スコセッシが目指したのは、“いつ正体がバレるか”といった、潜入捜査における手に汗握る“ヒヤヒヤ感”を描きたかったからに他ならず、そのあたりが希薄だったオリジナルに対し、難局を次々とかわしていくスリルと、ディカプリオの精神的な苦悩をポイントにしている以上、それなりの時間をかける必然性があったという事なのである。それは、マフィアと警察内部へと互いに潜入しているとは言え、ディモンの置かれた立場に対し、正体がバレることは死を意味するディカプリオを主体にドラマの興趣を盛上げていくのは当然だからだ。この囮捜査モノは、ハリウッドの伝統的な得意分野とも言え、そのあたりはさすがに面白く創られている。また、人間関係で言えば、アジア映画のひとつの特徴とも言える女性を話の中心に添えて物語を膨らませ、男女のエモーショナルで濃密な時間を描出したオリジナルに比べ、ハリウッド版はいかにも乾燥した土地柄の如く、そのあたりの味わいは実に淡白で、ラストへのお膳立ての為だけに存在しているようにすら感じる。むしろ警察内部での対立や、ギャング仲間の疑心暗鬼に興味を繋いでいくあたり、どこまでも男の映画だと言う事である。本作のディカプリオは、頭脳明晰だが経験の浅さからくる恐怖心や焦燥感を、他の捜査官などのヴェテラン組との対比でより際立たせ、病的なほどの熱演で体現している。オリジナルに心酔している人には受け入れ難い作品のようだが、結末はともかく、大筋で同じでありながら、それでも興奮させられる映画など、そうザラにはない。メリハリの効いたストレートなアクション映画が好みの私などは、むしろこちらに軍配を挙げたい。それほど良く出来た作品だと思う。 【ドラえもん】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-03-18 18:05:53) (良:2票) |
42.うーん、『インファナル・アフェア』にあった渋さ、クールさ、悲壮感が全くと言っていいほど無い、ただの暴力的な映画になってたような・・・・・・。いや、悪い映画では無かったと思いますよ。原作には無かったエピソードを色々と描いたのは成功だったと思うし、ボス役のジャック・ニコルソンは原作のエリック・ツァンよりも遥かに存在感があって良かったと思う。でもなー・・・・・・。最近のスコセッシの悪い癖として、やたらと映画を冗長に描きすぎる傾向がある。その長尺が『アビエイター』のような作品では生きていたけど、残念ながら今回もそうだとは言えなかったな。やたら暴力シーンや汚い言葉が多い点や(3分に一回は『Fxxk』『Fxxkin』が出てくる?)ラストが後味悪すぎな点もどうかと思うし・・・・。それにキャストにも難あり。ディカプリオはともかくマット・デイモンはただ美形なだけで、アンディ・ラウにあった渋さや偽るが故の苦悩といったものが感じられなかった。とにかく、オリジナルを見てるか見てないかで評価が完全に分かれる作品である事は間違いなさそうですね。前者に当てはまる人でこれから見ようかと考えていらっしゃる方には、あまり過剰な期待は禁物、とだけアドバイスしときます。 |
41.《ネタバレ》 うーん。実に奥が深い。コメントしようにも言葉に詰まる。脚本の出来栄えはとても良く流れもgood.個人的には非常に好きな作り。どう考えてもアノオンナガシュジンコウニチガイナイ。 【成田とうこ】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-03-15 22:54:23) |
40.《ネタバレ》 ほとんどはおもしろかったのに、終盤にきて話が急に雑になったような気がして、もったいないなと思いました。コステロ・フランク・コリンとみんなあっさりやられてしまった。死に至る部分をもう少し丁寧に描いてほしかった。話のクライマックスなんだからね。 【しまうまん】さん [映画館(吹替)] 8点(2007-03-11 14:11:46) |
39.《ネタバレ》 この流れでは、あのラストがいいでしょ。すっきりしている。結構、楽しかったよ。でも、ネズミが州議会に出るつもりだったのか。まあ、いいか。マンションから見える州議会の議事堂といい、警察学校での頭蓋骨を使った講義といい、伏線が気になる映画でした。 【オドリー南の島】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-03-11 03:52:10) |
38.ディカプリオ、助演男優賞を逃してしまったとはいえ、ほんとによかったです。ジャック・ニコルソンと並んでも見劣りせず。映画自体、無理な展開もあるとはいえ、テンポもよく、ビリーの拍動が伝わってくるような緊張感がよかった。ディグナム役のマーク・ウォールバーグをブギーナイツ以来久しぶりに見たような気がしますが、彼もまた存在感があってよかった!作品賞受賞に関しては賛否両論あるようですが、アカデミー賞なんてそういうもんだと思いますがみなさんどうでしょう!? |
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37.《ネタバレ》 今が旬、ここで見逃してはならじ、と鑑賞。「インファナル・アフェア」は未見。中盤以降ぐっと盛り上がり、意表をつく展開に度肝を抜かれ、終了。好みのジャンルで、面白かった。ニコルソンの存在感が大きい。しかし「?」もいっぱいあった。少し辛口になるが、この作品が2006年を代表する映画でいいのか? 内容は救いも何もないまったくひどい話だった。スコセッシが念願の監督賞を受賞したことが救いか。しかし彼のベストの作品ではないような気がする。音楽の使い方が斬新だったが、場面にふさわしくない挿入箇所があり、疑問に感じた。総じて私は楽しんだのだが、友人家族には勧められないなと思った。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-03-03 22:18:38) |
《改行表示》36.《ネタバレ》 アカデミー賞作品賞取っちゃいましたけど、これでいいのかな?って感じです。 ストーリーはインファナル・アフェアのリメイクなので面白くはありますが、演出的にはかなりおおざっぱな感じです。インファナル・アフェア3部作を1本にまとめたせいかもしれませんが?詰め込みすぎなのかもしれません。 インファナル・アフェアはアンディ・ラウとトニー・レオンのどちらにも同調でき、善と悪とのバランスも絶妙で良かったが、本作ではディカプリオ側に偏っていたようで肝心の善と悪が入り乱れるような感覚が引き出せていませんでした。 それと、主演の二人より助演のジャック・ニコルソンのほうが目立っていたように思います。どうせなら製作のブラッド・ピット自ら出て、相手役にコリン・ファレルなんかだったら面白かったかも? いずれにしろリメイクでオリジナルを超えられるものは無いと言う事ですね。 【nishiken】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-03-03 07:32:05) (良:1票) |
【アルテマ温泉】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-03-03 00:32:16) |
34.《ネタバレ》 ラストまで心が痛むシーンが続いてちょっと滅入ってしまったので、元気のない人はよけい元気を吸い取られる映画かもしれません。マーティンが落ちるシーンも悲しいけど極めつけはラスト近く、コリンが「子供は・・・?」って恋人に話しかけて無視されるシーン。そりゃあそーだろーと思いつつも、すごく哀れに思いました。ビリーの心理描写は細やかでしたが、コリンも悪人ながら同じような苦悩があったはずなので、それが描かれていない分、その悲しみがよく伝わってきたように思います。あとやっぱりニコルソンの顔筋は相変わらず凄いです。封筒の中身が気になってクレジットが終わるまで席を立てませんでしたが、ラストシーンから想像されるもので合っていますでしょうか? 【餅】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-03-02 01:24:44) |
《改行表示》33.それなりには楽しめましたが、ちょっと詰め込みすぎの感が否めません。初めの頃、暴力事件を起こして刑務所に入る計画が、いつの間にか出所していました。 気を抜いたら、話が分からなくなってしまうぐらいの勢いでしたね。 【snowman】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-03-01 01:18:10) |
32.《ネタバレ》 な~んか、釈然としない。話的には面白いと思うけど、皆殺し落ちっていうのはどうなの?いったい何人スパイがいるんだよっ!そこらへんでラストを煙に巻かれた感じ。だいたい主役2人のインパクトが弱すぎる。というか、ニコルソンの存在感ありすぎ。2人がかすんじゃってかすんじゃって。大スターを使えばいいってもんじゃないといういい例ですな。ところで、この作品がアカデミー作品賞って言うのはスコッセッシに対する嫌がらせだろうか? 【ふじも】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-02-27 12:24:45) |
31.『ギャング・オブ・ニューヨーク』とこれを観て思った。やはり私はスコセッシという人に過大なものを抱きすぎていたようだ。それほどまでに『グッド・フェローズ』という作品は偉大だった。そんな風に思ってしまうほど、暴力描写も、主要人物が破滅へ至る描き方も、キャラの浮き立たせ方も、なにもかもが中途半端。映画は所詮エンターテイメント。ケレンを出し惜しみしては観客は楽しめない。もっと暴力を。もっと大袈裟な心理描写を。もっと過剰な演技を。迷走している監督に、ボクはそう訴えたい。 【ダブルエイチ】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-02-25 21:18:09) |
30.《ネタバレ》 あの封筒の中身はなんだったの?どうして開けるところの映像がないの??それがどうにもこうにも腑に落ちません。そういうのって分かっていても見てみたいのが人情。そこを描かないなんて、ああ消化不良。そういう映画の送り手と受け手の暗黙のお約束というか、勘所は押さえてもらいたいもの。でもこの映画を観て、マット・デイモンとレオナルド・ディカプリオの区別がつくようになりました(私だけですか?)。お話のおもしろさは言うまでもありません。これからもリメイクして映画界で語り継いでもらいたい。まだまだ描き様のある名作だと思うから(続編はいらないけど)。 【豆治】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-02-24 23:55:04) |
29.ディカプリオとニコルソンの演技は良かったです。でもそれ以外はどうなんでしょう。ストーリーを知らずに見ていたらもっと楽しめたのかもしれませんが、メリハリのない展開のため、どのシーンが見せ場なのかわかりません。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-02-18 23:53:07) |
28.《ネタバレ》 若手レオとマット、大ベテランのジャック・ニコルソンの取り合わせと演技が抜群です。でもね・・・映画って演技だけで成り立つもんではないでしょう。今の時点(2007年2月半ば)で、他のアカデミー賞ノミネート作品は未見ですが、この作品がアカデミー賞を取ることはないような感じがします。(「硫黄島」のチャンスが少し増えるか?)レオとマットの上司の警官が落ち着いた風格のある俳優さんがやっているのに「FU」とか汚い言葉が多すぎ。エリート警官らしい演技でレオの置かれた立場をうまく表せなかったのでしょうか?(これは脚本が悪い!)本物のおまわりさんが見たら怒るかもしれません。レオは歴史ものの王侯貴族(仮面の男、ロミジュリ)からチンピラまでいろんな役をこなすけれど、スチール写真に収まれば、どう逆立ちしたってレオはレオ・・・最後のほうで遺影(もちろんストーリの中での)が写ったので気持ち悪かったです。 【かわまり】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-02-16 11:23:07) |