14.《ネタバレ》 元ジェダイマスターのクワイ=ガン・ジンが宇宙の正義を守る為ではなく、ダディとして娘守る為に滅茶苦茶やります。
元CIA工作員として家庭を顧みず家族を犠牲にして働いたツケなのか。妻とは離婚し娘とは離れ離れ。
時が経ち、元妻は絶倫豪族のような禿げた大富豪と再婚し、自身は引退しその日暮しの生活を送る今、
楽しみは美しく成長した娘を見守ることぐらい。
17歳の誕生日に購入したカラオケセットは元妻に駄目出され、元妻の再婚相手にはプレゼントの差を見せ付けられ。
と、ここまでは冴えないダディのプロローグ。。。
昔の仕事仲間から日雇いで歌姫のボディーガードのヘルプを頼まれ、悪漢を取り押さえた辺りからフォースの力を感じ始めます。
頭の軽そうな淫売金髪従姉妹とのフランス旅行を、娘に泣きつかれて許してしまったことから悲劇は起こり、、、
ダディとの電話中に人身売買組織に拉致されてしまう自体に!ダディはクールに怒りの炎を燻らせ単身フランスへと乗り込む・・・。
ダディ敵にしたらヤバイです。
元CIAの経験や人脈を生かし、娘の携帯から聞こえた内容からドンドン犯人を追い詰めて行きます。
芸術の都パリを舞台に基本、盗む、脅す、破壊するは当たり前。
途中に会った悪い奴は拷問されるか殺されるか。
無関係な人は殴られるか撃たれるか。
終わってから気付いたんですが、出てきた悪い奴は一人を除いて全員殺されてます。
ちなみに残った一人は生き地獄。(結果的に多分死んでる?)
やり過ぎで若干引くようなダディの行動も途中からは楽しくてしょうがないです。
サスペンス調のはずなのに、ダディ暴れる度に映画館では微妙に楽しくて浮かれた空気が流れてました。
ラストのアメリカに帰国して何事も無かったかのように振舞っている姿(それどころか若干清清しい)は、
表では笑顔を振りまきながら、裏で大量殺人をしているサイコ野郎を彷彿させます。
多分娘は自分が助かる為に多数の命が散ったことを知らないはず。
将来「娘さんをください」と頭を下げにきた奴は、頭を上げた瞬間額を打ち抜かれることになるでしょう。。。