156.これを観たあとにいつも考えるのが自分だったらエリアスとバーンズのどちらについたのだろうか?ということ。多分自分はオニールみたいなタイプだからバーンズかもしれない。エリアス派の他人種OKの気風は好きだけどなんと言っても戦争ですから生き残りたいものです。上官にゴマ擦り続け、屍に隠れてでも戦争という狂気から逃げようとしたオニールは別に極端ではないし恥でもないと思う。逆にこういう奴こそが結構最後まで生き残ってから天寿をまっとうしてるんじゃないかなぁとも思う。戦闘マシーンとなり己の正義しか信じられなくなったバーンズ、あくまで理性こそが信条とつらぬき通したエリアスのこの二人はともかく、”生”に執着し勝つことより生き抜くことを糧としたバーンズの視線で観るとまた違った感覚で観れたりもします。 【tetsu78】さん 8点(2004-06-05 15:01:10) |
155.オリバー・ストーン監督が体験し感じた戦争に対する思いが、バーンズとエリアスという対立する意思により表現されている。人間としての感情と兵士としての義務という矛盾する環境に身を置き、見て感じた戦争の姿。生還してきたからこそ表現できるのも事実なのだろう。極限状態で本性が出る戦争ほどドラマの素材として最適なものはないかもしれない。今後も、多くの戦争物の名作が生まれていくのだろう。 【パセリセージ】さん 8点(2004-05-30 22:29:46) |
154.感じたのは、戦争って酷いんだなとか、こんな過ちを犯してはいけないとかではなく、 しょうがないな、どうしようもないな、ということ。それが辛い。 |
153.戦場は人の理性をこんなふうに失わせてしまうんですね。中学生の頃ビデオに録って何度も観た映画。この映画によって戦争の無惨さを自分なりに感じ取ることができました。かっこいい戦争映画ではない。 【ぺん】さん 9点(2004-05-03 01:18:05) |
152.戦争映画というよりは人間ドラマ。ジェファーソン・エアプレーン、スモーキー・ロビンソンといった音楽の使い方は秀逸。全体を通して使われているバーバーもとてもいい曲なんだけど、ちょっと感傷的な感じを煽るようで戦争を美化しているようなあざとさもある。例にたがわずこの映画でもベトコンが虫けらのように殺されていく。味方の中で「善」「悪」の対比がなされているけれども、やはりどうしても敵のベトコンには「悪」のイメージがついてしまう。made in Americaだから仕方が無いことかなあ。10代ではじめて観たときには衝撃的だったんだけど・・・ |
151.脇役の演技すごかった。見た中で一番悲惨な戦争映画だった 【のりまき】さん 9点(2004-04-01 23:49:58) |
150.人間の両面性を体現していた。時にはバーンズのような、またあるときはエリアスのような。主人公はこのベトナム戦争を体験して人間とは、そして自分の使命を確認したに違いない。 【ひで】さん 9点(2004-03-27 00:44:47) |
149.悪くないとしか言いようが無い、ほどほどの映画。想像を裏切るような展開も特に無く、いかにも常識に溢れたビジネスマン的な性格の監督だな、という感じ。「このシーンを見せたい」という気持ちが強すぎて、ややあざとく感じられるのが難。戦争の皮をかぶった社会人一年生物語。 【ラーション】さん 6点(2004-03-21 20:33:01) |
148.オリバー・ストーンはベトナム戦争従軍経験があるそうなので、きっとかなりの部分、実際の戦場を再現していたのではないかと思う(いや、わからないけど)。残念だったのは低予算ゆえ戦闘機が思いっきりおもちゃだったこと。小さいことだが。 【ロイ・ニアリー】さん 8点(2004-03-17 06:09:26) |
147.戦争という極限状態での人間の心理を完璧に表現している作品ではないでしょうか。「ベトナム戦争映画」としてではなく、「戦争という極限状態での人間映画」として見るべきです。もし自分があの状態に追いこまれたらどういう行動をとるのか、はたして理性を持って行動できるのか、非常に考えさせられました。サミュエルの「弦楽のためのアダージョ」もとても効果的でした。 【ゆきむら】さん 10点(2004-03-15 02:31:41) |
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146.ウィレム・デフォーがラリってるシーンしか頭に残ってない。この映画ほんとにアカデミー賞?俺には理解できなかった。 【モチキチ】さん 4点(2004-03-10 00:04:03) |
145.改めて見たのだが、思ったより美しい映画だった。映像は元より音楽も記憶と比べて静かで物悲しい。これだけ戦争の映画が巷にあふれるきっかけとなった映画だろう。つまり戦争映画が芸術になりうることを証明したのだ。 (ちょっと気になったのはベトコンの攻撃の時に流れた音は尺八か?ということ。太平洋戦争の沖縄戦を思うとかなりつらい映像でした。) これを見て誰もが戦争の悲惨さを思い出して人間の命のやり取りがどれだけ無意味かを思い知って欲しいものだと改めて思った。 |
144.やっぱりあのシーンですね。ジョニー・デップの印象薄 【ボバン】さん 7点(2004-03-04 01:35:28) |
143.最後の派手な戦闘以外は面白くなかった。ぶっちゃけ米兵がどんな苦悩で苦痛だったかなんてどうでも良い事だ。なぜなら、どんなに反戦だろうが自虐的だろうが結局アメリカ目線に変わらないしアメリカびいきだからだ。これが反戦映画だと言ってアメリカ人はこれを見て戦争しないか?戦争に関係無い民間人を殺さないと言うのか?そんなことは決して無かろう、戦争もしてるし誤爆して関係無い民間人も平気で殺してるじゃないか。もし、反戦映画と言うならそれはアメリカに向けてではなくて、戦争してない日本のような国に向けての映画に違いない。頭の悪いアメリカ人には無駄な映画だ。 【taron】さん 7点(2004-03-02 18:34:01) |
142.これは、決して面白い映画ではありません。「プライベート・ライアン」や「ブラックホーク・ダウン」を観て、戦争映画の迫力に惚れた人には、お勧めできません。しかし、従軍する肉体的・精神的な「疲労」「苦痛」、その果てにある「狂気」の片鱗に触れてみたい方には、是非とも観てほしい映画です。 【IKEKO】さん 7点(2004-03-01 02:03:39) |
141.初め見た時は衝撃を受けた(>_<)!!@これは本当の戦争を見せてくれたと思う…いや、戦争における人間の狂気というものを見せられたと言う方が正しいかもしれない(>_<)//とにかくバーンズとエリアスがとてつもない存在感を出していた;特に、村のシーンでは涙が出てきた…「それでも人間か!!」という言葉が胸に突き刺さった。この映画は人間性を問う映画だ、僕はそう思う…(u_u)。「本当に正しいのは誰なのか、誰が悪いのか、そして戦争とは何なのか…」それを問う映画だったと思う。 【ジャンキー】さん 9点(2004-02-22 22:45:59) |
140.破廉恥な発言だけど、戦争についてあまり感じない。もしくは、感じてもうまく語れない。どちらかと言うと、僕にとっては映画音楽のほうが興味がある。ちょっとマイナーだけど、ジェファーソン・エアプレインの「♪ホワイト・ラビット」って曲が挿入歌として使われている。余談ですが、この曲は僕の大・大・大好きなダムドがカバーしており、オリジナルのグレース・スリック(ファンのかたゴメンナサイ)のぬるいボーカルとは一味も二味も違ったかっこいいサウンドを聴かせてくれるマイ・フェイバリット・ソングのひとつである。 【Fatman】さん 7点(2004-02-22 17:44:03) |
139.《ネタバレ》 戦争ってむごいね。環境最悪で、眠たいのに眠ることができなくって、ドロドロだしよろよろだし、でもいつ命がなくなるかわからなくて……。自分が殺されるのも嫌だけれど、人も殺したくないし。もう訳わからなくなっちゃうよね。あの小さな村での拷問、殺りくだって日常じゃあ考えられないけれど、あの胸くそ悪くなるようなシーンは、戦時下において日常なんだろうね。疑心暗鬼にならないと、立つことはできないんでしょう。辛いなぁ。そんな中、私が共感した人物は……あの自らの足を刺して負傷した人。多分私だったら、自分で怪我して負傷兵になる!もしかしたら醤油をそのまま飲んで熱を出すかもしれない。この作品を観て、痛烈に思ったこと。それは、作戦を考える人は広い目を持って柔軟に考えてもらいたいってこと。指揮官がバカだとついていく兵はたまったもんじゃないです。 【元みかん】さん 7点(2004-02-13 23:22:51) |
138.あそこでバーンズが女の子を撃ち殺してしまっていたなら 私は発狂ものだったけど、よくぞ止めてくれたね。エリアスよ。 【3737】さん 8点(2004-02-12 23:53:14) |
137. 実際はもっとむごい話もいっぱいあっただろうと思います。戦争映画は誰が悪いとは一言で言えないところが、つらいです。 【erica】さん 7点(2004-02-12 18:05:20) |