84.岩井俊二の映画の中では今のところ一番好き。これが今の中学生の姿かというと過剰に描きすぎな 感もあるけれど、雰囲気はよく出ていたと思う。 【新井】さん 8点(2003-12-13 00:07:33) |
83.なんだろ…この感じ。凄く重いような、でも現実に無いとも言えない世界観だったり…。結果的に最後まで見れたが、なかなか入り込むのに時間がかかったかな。好き嫌いが分かれそうな映画だったけど、大きく世代から外れてしまってるせいか、割と冷静に見てしまった。 【まっちゃ】さん 6点(2003-12-09 18:04:56) |
82.感情移入なんて狙ってない。メッセージなんてこめてない。 なのに他のどの映画よりも感覚や感性に影響を与え、 他のどの映画よりもずっと思考から離れない。 綺麗で切なくて痛くて。最高で最悪な映画。 この感覚は絶対に邦画でしか表現できない。傑作中の傑作。 【真。】さん 10点(2003-12-06 17:34:26) |
81.《ネタバレ》 岩井作品にしてはかなり狙いすぎなのではないでしょうか?現実のネットの掲示板を使って話にスパイスを加えることなんか、奇をてらいすぎ、基本的に暗い作品は嫌いなので評価は辛め、駄作とは言わないけれども、金を払ってまで見る価値は無いと思います。待てTV放送。 【はまち】さん 5点(2003-11-30 01:34:49) |
80.音と映像がきれいだった。中学生として決してリアルではなかったけど、あの年頃の一番深い底の部分を見てるようだった。濃い岩井ワールドにクラッとした。個人的にあの映画の橋はいつも通るし、街もよく見ているので映画になるときれいに映るものだぁってことで8点!!でも、それだけじゃなく作品としてもオススメできるものだと思う。 【ボッシュ】さん 8点(2003-11-27 15:15:13) |
79.負のエネルギー満載で気分が悪くなった。映画館で観ていたら席を立っていたかもしれない。でも、こういう現実もあるのよね・・。 【ムレネコ】さん 1点(2003-11-22 13:10:01) |
78.なんというか、現実社会の抱える少年非行を過度に描写してしまったために、リアリズムが損なわれた感があります。今作に至ってはその失敗がすべてであり、よって4てん。 【ノマド】さん 4点(2003-11-16 18:57:43) |
77.皆さん言われている通り、中学生って設定はかなりキツイものがあるかと・・・。私は共感できないクチでした。星野がグレちゃった展開が早すぎた気がします。あと、「これで終わりかよ!」ってツッコんでしまった。でも音楽と映像はきれいでした。カイトが飛んでいるシーンがほんとにきれい。 見終わった後の疲労感はかなりキツイ。某後味の悪いオーストリア映画を軽く越えた。 【ヨッシィ】さん 5点(2003-11-11 04:04:48) |
76.岩井のエゴな思い込みで描かれているなぁ。今の中高生ってそこまでグロかないやろ。そういう願望はあったとしてもさ。ただ日本の田舎街を綺麗に見せてるのとリリィ・シュシュの唄う気だるい感じで独特の空間・世界観を見せているのはさすが。一部の中高生の間で熱狂的なファンが出来てそう。 【ブルー・ベア】さん 6点(2003-11-06 21:18:32) |
75.鬱になる映画だw悪いわけじゃないけど今の自分の生き方から照らし合せると共感できない。あまりにもネガティブだ。 お前らもっと上手く生きろよって不器用すぎるぞってのがどうも。数年前みたらプラス2点は行ってた映画かも。 見る時期によるわな。 【とま】さん 7点(2003-10-28 19:01:22) |
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74.《ネタバレ》 この映画の内容は、エンドロールに出てくるチャット風の文章にその全てが集約されているような気がします。無いようだけど確かに痛む傷、癒えそうで癒えない傷、変りそうで変らない、けれども確実に苦しい日々・・・生きたいのに、その生きる力をどこに向けていいのかわからないこのような毎日を、それでも生きなければならないのだとしたら、星野みたいにリリイシュシュを聞きながら思い切り叫ぶしかないのかもしれません。 【マーチェンカ】さん 9点(2003-10-18 02:20:11) |
73.《ネタバレ》 こんなにもツラい映画が他にあるだろうか?音楽と映像のシンクロによって心をグッと掴まれるシーンがある。蒼井優の「カイトになりたい」などは、今思い出しても胸が苦しくなってくる。驚くほど時間を感じなかった映画。ただ、公開時自分と全く同世代だったが、これはリアルではない。 【紅蓮天国】さん 8点(2003-10-13 07:56:13) |
72.前半、眠りそうになったし、全く訳のわからん内容だったけど、全体の空気感はさすが岩井監督と思いました。、ストーリーを考えるより空気感を味わう作品。余計な期待をしないで暇なときにゆっくりゴロゴロしながら観たらいい。ピアノの音が綺麗だったし、アカペラの合唱がよかったぁー。あと、ふてくされた女子高生、ああいうのいる。 【レンジ】さん 7点(2003-09-26 18:07:47) |
71.観る人を選ぶ映画だと思う。はまる人はどっぷりはまるし、ダメな人はとことんダメ。おそらく映画としてではなく共感できるかどうかの問題。少なくとも僕にとっては音楽も映像もきれいで良かった。そして胸の中がざわざわした。 |
70.今見終わったばかりでとても不思議な気持ちの中からまだ抜けきれていません。いじめ、万引き、恐喝、売春、レイプ・・・。14歳の少年少女たちってこんなにも残酷なことをするものなんですかね。みなさんがおっしゃる共感の念は私には届かなかったです。しかし、主人公の視点から身の周りに起きている物事を考えれば、リリイの神秘的な音楽に自分の存在を重ねる部分は理解できた気がします。本当に不思議な芸術作品です。岩井監督の世界ですね。キャスティングは「スワロウテイル」に続いて素晴らしいと思いました。やっぱり伊藤歩はいいですねー。存在感抜群です。本当にこの映画は賛否両論だと思う。リリイのかすれ声が耳から離れません。たった2時間程度なのに、水泳した後のようなじっしり疲労感を覚えるのはなぜでしょう。やっぱり岩井監督は底知れない。 【未歩】さん [DVD(邦画)] 9点(2003-09-07 19:03:21) |
69.かなりキますね。この映画は。見て鬱になるような人もいるんじゃないかな。でも、すごく内容が濃くて、「久々にこんなに心に残る映画を見たな」と思いました。自分にとって、この映画の内容はリアルではなかったけど、登場人物の心の動きとか、教室に差し込む光、空の色や田園風景などはすごくリアルで、そのため、入りやすかったのだと思います。賛否両論あるけど、私は、「遺作にするならこの映画」と言った岩井俊二の気持ちが分かるような気がします。他の邦画にもこれくらい見応えのあるのを期待したいですね。 【しゃぼんだま】さん 8点(2003-08-06 17:11:34) |
68.打率10割の天才打者が、7割5分に下がっただけ。日本の現役監督の中では、引き続きトップを独走中。まだまだついていきやすぜ、カントク! |
67.ただ一つだけ、掲示板を意識しすぎて何度かスクリーンに文字だけが挿入される部分だけは受け入れられなかったです。それ以外は(うまく言い表せないけど)「リリィ・シュシュのすべて」という映画として素直に見ることが出来ました。エンドロールの映像は美しすぎてずっと見ていたいと思わせてくれた。 【tomomi】さん 7点(2003-07-28 06:19:31) |
66.岩井カントクの映画って、『スワロウテイル』でさえ評価してきたんだけど…これは…。破綻を恐れず、「今」の少年少女たちの「闇=病み」と直視しようとした真摯さは、よしとしよう。けれど、それが所詮は未成年者による非行例のサンプリング(!)に終始して、ひとつとして彼らの「闇=病み」を実感させるものではなかった。ただ、不愉快なだけだ。結局、新しいタイプのストーリーテラーである岩井カントクに、この作品のテーマはおよそ不似合いだったと。残念だけど、そう結論せざるを得ない、完全なる不完全作(とは、語義矛盾ですが)。唯一、8ミリビデオで撮った沖縄のシークエンスは、異様な衝撃を持っていたとは思うのだけど…。 【やましんの巻】さん 1点(2003-07-23 13:47:00) |
65.確かに、ココに封じ込められているのは一部だ。一般では無い。しかし、「存在しない」と言ってしまえる程、小さい「部分」では無い。実際、綿密な取材に基いて「映像に耐え得る部分のみを描いた」とのこと。無関心、無責任、自発的虚無の嵐。。。ま、確かに「リアル」だ。観て辛く感じる人が多いのは、救われる事実と言えるかもしれない。にしても、殺して終ってしまう(しかもバレない)最後の展開も、無責任だなぁ。ま、唯一の救いのつもりなのかもしれんが。 【ぽろぽろ】さん 6点(2003-07-08 08:57:29) |