169.音楽やストーリーがいいのはもちろんだけど、最後の終わり方が好きだなぁ。 【夏目】さん 6点(2004-06-12 01:12:23) |
168.確か初めてこの映画を観たのは高校生の頃だったと思います。当時の感想は卑怯な母親・父親の中の母性(父性)本能。それから十数年経ちますが、何回か観ました。今は私もわかります。母親の孤独・寂しさが…。何度観ても涙をそそる物語です。子役の演技と音楽が素晴らしい。 |
167.男の子育て、女性の自立、養育権を巡る裁判、当時の社会には相当新鮮であったのではないか、ある意味意外と社会派の映画と言ってもいいかもしれない。 父と子が喧嘩した後、母親が出て行った理由をベッド脇で語るシーンが特に良かった。 作れなかったフレンチトーストを手際よく作れるようになった姿に二人で過ごした時間の苦労の重みを感じる。 メリルの型にはめられ、居場所をなくし精神的に追い詰められていった想いもよく描けているし、家庭を顧みなかったホフマンが息子と過ごす時間の大切さや息子を愛する気持ちを改めて知り、そして妻と向き合い、妻の苦悩を感じ、自分とも最終的に向き合うことができたのではないか。 裁判にはアメリカらしさを感じながらも、勝利者がいない不毛な争いにやりきれない思いを感じる。 ラストのメリルの心変わりには唐突な思いを感じたが、友人の女性がよりを戻したという前振りがあったから、将来的にあの三人が笑顔を取り戻して仲良く公園で遊べる日が来るかもしれないという希望も伝わった。 この映画で感じたことは、父親と母親の争いの一番苦しい思いをする被害者は子どもなんだなということだ。 |
166.現代社会の夫婦仲を先取りしたかの内容でした。ダスティン・ホフマンが仕事は出来るが、家事はまったくの不器用な父親を見事に演じ切ってます。これ演技じゃなくて、実際そうなんじゃないかと思う場面がいくつもあった程です。内容的にはそこまで素晴らしい作品とは言い難いです。 |
165.この夫婦は二人とも自分の主張はしているけど子供のことを考えていたのだろうか。テッドは仕事が一番というときは家庭をかえりみなかった。ジョアンナはそういうテッドに愛想つかして出ていった。それぞれ言い訳はあると思うけどこの二人に翻弄されたビリーが一番かわいそうでした。 【tetsu78】さん 7点(2004-06-09 22:42:16) |
164.わたしはこの映画を見てバスタオルがびっしょりになるくらい泣いた。友人に泣ける映画ない~?と聞かれたらこの映画を真っ先に挙げる。役者がみんなうまいし、特に子役が泣かせます。見た当時は高校生でメリル・ストリープが憎らしく思ったなぁ。でも今思うと奥さんの気持ちもわからなくもないんだ。女性の社会進出が顕著になってきた時代に作られた映画ですけど、それから25年経っても『僕と彼女~』みたいに見事にぱくったドラマがつくられ、人々を感動させてるってどうなのかなぁ。家庭における女性への意識って変わってないってことすよねぇ。そんなことより映画は素晴らしいです。はい。 【ぼんてん】さん 9点(2004-05-23 23:41:14) |
163.ドラマの「僕と彼女と~」がこの作品をかなりパクっているのは 誰でも判ることなんですけど、ぼくはあのドラマを毎週、欠かす事無く 観ていました。毎週号泣して感動していました。 で、この作品でもビリーを思う、父テッドの強さや優しさが感動的で、 あんな父親になりたいという憧れも生まれました。 家族は結局崩壊してはいけない、子供の為にも自分達の為にも、 相手の事や子供の事を大切に想い、愛していれば、みんな幸せに なれると思う。いや、そうあって欲しい。 【ボビー】さん 9点(2004-05-16 10:41:38) |
162.自分が父親になったばかりなのでとても興味深く見ることができた。自分も自分の息子にあれほどの愛情を注ぎたいと思わさせるいい作品 【MS】さん 9点(2004-05-15 01:03:48) |
161.ぺんさんのコメントとほぼ同意見。カミさんいなくなってパニックになっている父親役をうまく演じていると思います。この頃のメリル・ストリーブが透明感があってとても好き。 |
160.子供の頃観た映画なので今観たらまた違う感想なのかもしれない。しかしその当時子供心にも泣いていました。なぜだろう。息子に対する父親の愛情をこの映画から感じたのかもしれない。フレンチトーストのシーン、怪我した息子を抱えて走るシーン、そしてあのテンポの良いBGM。未だに鮮明に覚えています。 【ぺん】さん 9点(2004-05-03 00:14:54) |
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159.母親に対する「何をいまさら……」との思いから、父親に対して激しく肩入れしてしまうわけですが、ふと、当の息子が不在の状況で話が進んでいることに気が付いたと同時に、父親だろうが母親だろうがどっちでもいい、とてつもないもの悲しさを覚えました。いい父親になったダスティ・ホフマンと、取り返そうとするメリル・ストリープ、そしてジャスティン・ヘンリーが素晴らしいということなのでしょう。オーラス後、なんとか息子にとっていい結末が迎えられていることを願わずにいられません。そして、その「願わずにいられない」と思わせるオーラスであったことが、「6点か7点」で7点を付けた理由であります。 【まつもとしんや】さん 7点(2004-03-31 23:43:45) |
【kasumi】さん 7点(2004-03-29 11:28:41) |
157.《ネタバレ》 夫婦間(家庭)に関する問題というのは“明確な答えの無い”永遠のテーマであり、特に男女(夫と妻)の生き方や価値観の相違から発せられる争いは、子供をも巻き込んでしまう小型ハルマゲドンといった様相を呈するほどの破壊力が有る。 同じ男として、どうしてもテッド(ダスティン・ホフマン)に肩入れしてしまうのだが、女性ならジョアンナ(メリル・スロリーブ)寄りになるのではないでしょうか? 男と女・・・、本当に難しいです。こんな難しいテーマに敢然と挑んだ制作者側の勇気を称えたい。 離婚後、テッドは会社をクビになるのですが、“家庭”を守る筈の人物が1人が欠けてしまうと、何もかも上手くいかなくなっていまうものですね。両親が揃っていることの重要性(幸せ)を再認識させられます。 ラストは見る人によって“この家族のその後”を想像できるような形で終わっています。そこがまた良いんですね。 |
156.朝食を食べながらホフマンと息子が同じ事やってる(片方は新聞を読んで、片方は雑誌を読んでる姿)のがすごく印象深かった。内容は結構シビアなんだけど終わり方が良かったせいかそう感じさせないものがこの作品にはあった。 【ゆきむら】さん 8点(2004-03-21 13:28:42) |
155.子どもの親権を前妻と争いながら、これはテッド対テッド、前の自分対今の自分との闘いではなかろうか。焦げたフレンチトースト対出来のいいフレンチトーストとの闘いと言いかえるとどこかチャーミング。 【彦馬】さん 7点(2004-03-12 19:49:54) |
154.《ネタバレ》 フレンチトーストのシーンをはじめ、身近な一コマで登場人物の状況や心情を痛いほど伝えられるのはすばらしい。【2009年3月に再鑑賞】裁判で、結婚に失敗したのはおまえのせいかと責められるジョアンナになんとかメッセージを送ろうとするテッド、そしてラストシーンでジョアンナに投げかける一言。このとき、二人は、はじめて心を開いてちゃんと向き合ったんだと思う。はにかみながら笑ったジョアンナに、テッドの人間的な成長が伝わったのだと心から信じたい。 【ころりさん】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2004-03-12 14:13:09) |
153.父親を視点にして書いてるからこの映画を好きな人は男に多いんじゃないかと思う。 私は女だから母親の気持ちも凄く分かって(確かに身勝手だけど)、両方に感情移入してしまった。 だから父親の悪い所をちゃんと書いてないことを忘れないでほしい。 【ヒョー$】さん 7点(2004-03-12 12:43:30) |
152.妻に逃げられ初めて家族のに支えられていた自分を実感したであろうダスティン・ホフマンの四苦八苦。息子との生活の為に生き始める不器用な彼。元妻への懺悔の気持ちをも持ち生まれ変わった彼と別れる前のある意味で強い彼に立ち向かうべく親権を勝ち取る為に手段を選ばないメリル・ストリープ、弁護士同士が争う傍らに控える二人の表情が物語ってる様だった。ビリーを連れてくか否かの決断がどうかは別にして、ただ親権を取り返したい一点に突き進み息子の気持ちを置き去りにしかけていた元妻がそれを冷静に考え直す、昔の家族思いの彼女らしさを取り戻し結論を出しエレベーターに乗るラストは切ないけどいい気持ちだった。 【スルフィスタ】さん 7点(2004-03-10 22:49:08) |
151.けして派手さはないけれど、心にはしっとりと残る作品。最初仕事の鬼だったクレイマーが離婚と息子との2人きりの生活を通じて人間的な父親へと成長していく。クレイマーのように己の態度に無自覚で、そのゆえにどこかで誰かを傷つけるような人間、彼の妻のように醜い人間(土壇場で回避されますが)にはなってはいけないと感じます。子は親の背中を見て育つ。まだ子はありませんが「子供に見られても恥ずかしくない大人」になりたいものです。テーマソングは耳に残りますね。 【虚学図書之介】さん 8点(2004-03-10 03:25:28) |
150.息子への愛情に目覚めてからのダスティン・ホフマンは将来自分が目指す父親像になりました。 【モチキチ】さん 8点(2004-03-10 00:11:43) |