161.格好良い…。すごく面白かったです。みなさん良い気の狂い方してらっしゃって楽しかったですが、同時にすごく恐ろしかったです。手に汗握りました。グサリとやられました。ピーター・セラーズ、知って見てたけどわかりませんでした。すげえ。 【M・M】さん 10点(2005-02-12 17:31:01) |
160.《ネタバレ》 途中までは「戦争を皮肉った風刺劇」だと思ってました・・・が、ラストのオチに大爆笑!Dr.ストレンジラブは如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか?タイトルの意味が理解できた時の脱力感。世界の破滅?知ったこっちゃない。博士にとって、いや或いは男にとってそこはある意味パラダイスとも言える世界が待っているのだ!ホントにバカバカしいオチだな(笑)勿論、それは人間の根本に根ざした感情だとも言える辺りがキューブリックの深さなんだろうけど。 風刺劇の部分を考えるのも悪くは無いが、ブラックコメディーではない普通のコメディーとしてのオチも秀逸で良い。 |
159.少し昔なら、まだ現実味がなくて映画として楽しめたのかもしれませんが、怖がりな僕は、どうもリアルに感じてしまい、まじで映画のような終末が起こりうるのだと感じ、とても面白がることはできませんでした。でもみなさん、勇気をもって、面白かったと、評価しよう。またいつか近いうちに第二のヒロシマナガサキが現れて、取り返しのつかない悲惨な状況になって、ずっと昼だか夜だか分からない世界になっても、そんな世界をも笑い飛ばせるような、そういう生き物に僕はなりたいです。 |
158.全体を支配する緊迫感の割には、物語そのものがゆったりと展開しているので少し退屈もしますが、ブラックなジョークの切れ味はさすがです。事件のきっかけとなるリッパー将軍の抱える「恐怖」は、テロの恐怖を煽りながらいつのまにか思い通りの政策を実践している(そして再選してしまった)某国大統領をめぐるアレコレを彷彿させます。映画の内容そのものは冷戦時代の核抑止政策を皮肉ったものですが、そこで描かれる恐怖に支配される人間の姿は、現代でも色あせることはないでしょう。笑いながら背筋が凍る思いをするという貴重な体験を味合わせてくれます。それでも、満点からマイナス2点にしてしまったのは、肝心のストレンジラブ博士の役回りがよくわからなかったためですが、たぶん何度見ても新しい発見がある映画だと思います。というわけで、現段階の評価ということで8点です。 【ころりさん】さん 8点(2004-11-23 20:49:59) |
157.観終わって、何か満足して、布団の中でラストのあのシーンが「皆殺し」装置が作動したって事だったんだなぁと気付いてまた満足。何つーの、時間差攻撃?いやーもう泣けたり笑えたりゾクゾクしたりで忙しかったです。 【ぶらっくばぁど】さん 9点(2004-11-18 20:07:08) |
156.映像的には白黒で、B52爆撃機は釣り糸が見えてしまっています(笑)それにしても、ストーリー的にも荒唐無稽かと思いきや、『もし』を感じさせられてしまう、凄い映画です。(まあ、当時としても同じ状況はありえないだろうが・・・。)途中は、意外性はそれほど無く、こんなものかと言った感じ。キューブリックに対する予備知識が無ければ、より楽しめたことでしょう。しかし、見るべきはラストなのでしょうね。笑いました。 |
155.困ったなあ、これが好きじゃないとキューブリックファンには入れてくれないんだよなあ。 【みんな嫌い】さん 5点(2004-10-25 14:23:02) (笑:2票) |
154.カッコいいというかシブいというか、とにかく衝撃的というか、これうまく理解できねぇや。黒白がきゅっと画面をひきしめてて、こっちの気分もきゅっと引き締まって、でもニヤニヤ連発。 【やいのやいの】さん 8点(2004-10-02 22:08:41) |
153.核戦争の恐怖、現代への不条理といったところでしょうか。ピーターセラーズというピンクパンサーなどで有名な俳優さんが、1人3役を演じ見事な活躍です。その他もリッパー将軍は「現金に体を張れ」で主役を張ったスターリングヘイドン、タージドソン将軍に「パットン大戦車軍団」でオスカー受賞(拒否したが)のジョージCスコットと多彩な顔ぶれです!役者の役者たる演技の白熱の映画です!内容はブラックで、今の時代見ても怖いけど、やっぱり不条理を感じますねー・・・。 博士のあまりのキレぶり(ピーターセラーズのアドリブ演技)に、思わず後ろに立ってる俳優さん、笑っちゃってるのがはっきり映ってます(笑) |
152.まじめに任務を果たそうとする空軍士達が面白かった。 |
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151.人間がやってることってバカだなぁ。ハッハッハッ 【紅蓮天国】さん 7点(2004-09-07 04:28:52) |
【よしふみ】さん 9点(2004-09-05 21:46:38) |
149.当時の米ソの冷戦構造というか軍拡政策に対する強烈な皮肉ですね。軍拡を正当化する論理とは?それを声高に唱える人たちの素顔とは?そんな素朴な疑問に、キューブリックならではのフィクションで答えた作品。話自体は大して面白くないです。政治とかミリタリー系の話題に関心がない人には尚更面白くないでしょう。一体どこが皮肉でどこが風刺なのか、当時の国際情勢や社会背景を知らないと理解できない部分も多いですし、そういう意味では現在においてもこの映画の価値が分かる人って少ないんでしょうね。かくいう私もこの映画の製作当時には生まれていませんで、偉そうなことを言える立場ではありません。 |
148.博士も情けない軍人たちも面白かったし、ラストの選曲は皆さんが仰られている通り最高でした。だけど展開が単調というか、会話中心の進行だったので途中はだれてしまった。邦題は大好きです。 【凛】さん 6点(2004-09-05 16:06:46) |
147.いじけた気分な日に夜中に一人でクスクス笑って見たい映画。ぶっこわれた人形みたいにするナチスのマネも、いかにもな感じ。 【ヒロヒロ】さん 6点(2004-09-01 15:48:26) |
146.この作品が戦争に対するブラックコメディを狙ったと言うよりも、第二次世界大戦後の軍拡競争という、滑稽な大国の「覇権主義」と「自己目的化」自体が、既に愚かしいコメディの要素を内包していたと言う事ではないでしょうか。その結果の滑稽さを嫌でも直視させるこうした映画こそが、意外と今まで核戦争を抑止させ得る効果を持っていたのかも知れません。だとしたら10点でも足りませんが(w。 ただ、当時としては非常にインパクトがあっても、さすがに今となっては、こうした核戦争を題材にした反戦映画も目新しくありませんし、どうしても古さは否めません。当時の時代性と危機感を象徴した反戦映画の走りという点に敬意を表してこの点数で。 【FSS】さん 7点(2004-08-30 09:49:07) |
145.正直苦笑いになってしまた。本当にあんな捌けない大統領や軍人さん達だったらマジ恐ろしいよ・・・でもそこが笑いなんだと思うけどね。しかし苦笑いなんだけどね!! 【はりマン】さん 6点(2004-08-29 22:35:48) |
144.ブラックユーモアという言葉を始めて知った映画。 【ボビー】さん 9点(2004-08-27 21:40:42) |
143.この映画、まず、ストーリーが、んなアホなって展開やねんけど、それも話がすすむほどに。だけど、正直にいうと、昔の映画にしては映像がなんかリアルで雰囲気もなぜか説得力ある感じなんで(飛行機が模型なんも白黒なんで、そんな気にはならんかった)途中までは、この時代はこんな感じなんや、と普通の戦争パニック映画として観てたす。あれ?おかしいな~、んーっと、ひょっとして、ギャグ?って気づいたんは会議のあたりやってん。ごめん馬鹿で。んでブラックコメディーやねんけど、俺はそんなにブラック色がすごいとは思わんかった。いや、この時代にはすごいと思うけど、今の時代から観れば、現実の方が衝撃的なこと多いし、今の映画はもっとブラック色きついの結構あるしで、これくらいやったら、すげ~ブラックってほどでもない感じ。むしろ、ありがち。後、博士のキャラはやりすぎ感があって、俺にはちょっと寒かった。ただ、最初にもゆうたけど映像や雰囲気は、さすがやと思う。引き付けられた。爆弾投下やラストの場面なんて、ほんま洒落てて洒落になってへんってゆーか、だから、最後まで全然あきひんかった。しかし、邦題、直訳しすぎで笑える。博士の名前までも日本語にするあたり、映画と同じ馬鹿っぽくて。 【なにわ君】さん 7点(2004-08-16 14:51:44) |
【かじちゃんパパ】さん 8点(2004-08-16 12:41:05) |