9.フランスの名女優8人が見れると期待していたが、ゴージャスなだけだった。みんな勝手に演技してればっていう感じで、男には不向きな映画。 【との】さん 4点(2003-03-08 22:20:58) |
8.ミュージカルシーンにきたいしすぎたせいか、歌や踊りが小振りに見えてしまいました。もう一つの見どころのミステリーの方も、話が拡散するので、「もうマルセルがだれに殺されたかなんてどうでもいい・・・」と思えるくらい頭が混乱する始末。けれど、八人の女たちのドラマにひっぱられました。ひとことでいうなら、家族のことがテーマになっているんだと思う。八人の女たちはみんな家族おないがしろにしてたからあんなに痛い目ニアッタノカモシレマセン。ヘタすればドロドロになりかねないネタが描かれているのに不思議に不快感はない映画でした。 【コーギー】さん 8点(2003-03-03 17:11:49) |
7.●一言ストーリー:華やかさと逞しさが女の業 ●感想:衣装がそれぞれの性格をよく表しています。画面がとても華やか。女のグロさは生命力の強さかなー。ミュージカルなので不自然に歌が入りますが、無理やりこういう世界だと思わせるものがある。お勧め。●雑感:一人一人の細かいところにまで注目してしまいます。 |
6.女ってこわいわ~!ドロドロしてます。でも8人の女優たちのゴージャスさとか、美しさ、かわいさで吹き飛んじゃう!ファッションがとてもイイから、単純に観てて目が満足しました。でもコレって最終的に悲しい話?最後の歌って・・・。好きだけどね☆だんな様って、よく考えてみたら最低じゃないですか? 【今日のわんこ】さん 8点(2003-02-08 01:59:24) |
5.とにかくこんなにゴージャズで魅力的な配役に脱帽ですよ。キャクタそれぞれに緻密な性格描写を出し、それにそって計算しつくされた配色、イメージ、衣装。例えば主人の妻であるカトリーヌ・ドヌーブは夫の生存中共同経営者と会社を乗っ取ろうともくろみ、不倫をししかもまだ秘密を隠し持つという設定。それに沿って常に危険と対岸し獲物を狙う獣の如く、豹柄で社長夫人にふさわしいエレガントな色使い。物語は過去の密室劇をパクったような内容に思えるかもしれませんが、そこにはオゾン監督らしい日常に潜むグロテスクさと刹那さを忘れていない。しかも彼の作品に観られる、自分の本当の姿をさらけ出した時に人は美しく輝けるという問題提起を忘れていない。目もくらむような映像の鮮やかさ、ドールハウスのようなセットを背景にそれぞれの個性で歌い、踊る女優陣たち。突然始まるミュージカルテイストには、女優たちの歌唱力を無視して妙な説得力と演技力に圧倒されます。オープニングからエンディングまでその世界観にはまる事間違いなしです。 【さかQ】さん 9点(2003-01-21 23:49:59) (良:2票) |
4.8人の女優さんたちそれぞれの特徴が際立っていて素晴らしい。8人プラス1人(ロミー・シュナイダー=写真のみ)のフランスの名女優が一堂に会して、しかも一人一曲歌ってまでくれる。ダニエル・ダリューとカトリーヌ・ドヌーブとエマニュエル・ベアールの共演なんて夢みたいだし、エマニュエル・ベアールの歌も初めて聴いた。とっても豪華な舞台を見ているような感じの映画でした。 【流れ星】さん 9点(2003-01-13 10:12:16) |
3.登場人物が歌いだす瞬間のスリルを、オゾンは演出しきれていない。ゴダールの映画のように、もしくはアステアの映画のように、ミュージカルには何らかの映画的興奮を伴ったきっかけが必要なのである。 |
2.カトリーヌ・ドヌーブにバックダンサー(?)をやらせるとは大胆!8人の女優の競演を見るだけでも一見の価値ありだと思います。個人的にはストーリーや展開も好きです。 【こまち】さん 7点(2003-01-06 03:44:19) |
1.徹夜明けに見たんですが、全く眠くなる隙を与えないような展開。引き込まれますね。おそらく8人の女たちが素晴らしい演技をしてるからだと。ミュージカル部分もいわゆるウエストサイドストーリー系の全員参加型ミュージカルではなくて歌ってるのは一人で、あとの人たちはその歌ってる人物を客観的に冷めた表情で見ているというちょっと変わった感じ。もう少し心の底から笑えれば10点でもよかったのになぁ・・・ 【とむ】さん 8点(2003-01-03 14:32:45) |