384.《ネタバレ》 そして未来は変えられなかったのに、後味の悪さもなく感動もない。
まるでこの脚本だと、1じゃないですか。
そう、この3から始めればいいのかもねと思ってしまいました。
ということは、まだまだ続くというわけで、シュワちゃんは解明されたように、
ロボットだから量産できる。これ、夢もなにもないですね。
見てるほうとしては、2の最後の格闘で腕がもぎ取られたから、
そこから復元してジョンを助けるという夢の推理をする。
つまり1で殺人鬼だったシュワちゃんが2では正義のロボットになり、
ジョン役のファーロングのけなげな演技もあり、
ものすごくシュワちゃんが美化されてしまい擬人化された。
あの溶鉱炉のラストで私は感動したものです。
それが、量産だからという理由でよみがえるのも・・
しかも、ジョン・・「おまえは変わった」変わりすぎだって。
演技がどうというのはありませんが、
もうちょっとどうにかならなかったものでしようか・・
実際、当のファーロングが病気療養中なので仕方ないのですが、
この作品で人生が(天国から地獄へ)変わったのだから、
またきっかけとしてもう一度トライしてみたらいいのに・・
役柄もよく似ているんだし(笑えない)
このジョン役の子の外見がどうこう言うのは酷です。
きれいなだけではなく影がありそれでいて知性も感じられる子で。
この3の役が、堕落して落ちた役なのですが、
未来の創始者という点では弱さの中の強さも必要です。
ということで、残念ながらそれが感じられず、
シュワちゃんの強さばかり目立ってしまいました。
あと、ファンだったのですが、クレア・ディンズ。
変わってしまいました~!こんな人になっちゃって・・
と、落胆の多い作品になってしまいました。
カーチェイスはすごいがんばってるなぁと感心したものの、ひつこすぎる。
長すぎる。未来は変えられないという設定はよいと思います。
でもこの終わり方って、この時点での未来はこうだけど、
ふたりからどんな子ができるのか・・
こうなったら4では本当に今度こそファーロングが出演してないと、
話題がなくなっちゃいます。
同じエドワードでノートンでもいいからね。
ジェームス・キャメロンは、エイリアンといい、
売れないと思ったらうまく逃げてるから、
4ではラストとしてきちんと閉めてほしいです。