【Piece】さん 4点(2004-06-12 00:16:29) |
166.映像は綺麗。でもそれだけ。印象にも残らない。 【KING】さん 4点(2004-06-11 06:45:27) |
165.《ネタバレ》 アクションは眠くなったけど大義に感動。 【ゲソ】さん 6点(2004-06-10 02:55:41) |
164.まぁまぁですね。宣伝からのイメージと違っていたので少々物足りなさも・・。闘うシーンは良かったですけど(vsトニー・レオンのみ)。レンタルだったので損はしてないです。各シーンでの色遣いは良かったです。 【Urabe】さん 5点(2004-06-09 12:39:33) |
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162.空飛びすぎ。残剣はしぶい。映像はきれい過ぎる。 |
161.人間の汗とか血を感じる箇所が全く無いのは、ファンタジーとして割り切って見ればそれなりには楽しめるけど、同じ相手との対決シーンが多すぎる。大軍勢と景観で広さやスケール感を狙いながらも、結局行き着く先は一対一のワイヤーアクションではもったいない。なんだか、お色直しや撮り直しのパターンをあれこれ見せられてるようで、いくら色がきれいでもちょっと飽きた。 【うこっけい】さん 5点(2004-06-05 21:02:12) |
160.《ネタバレ》 秦王が無名の言葉の裏を読み取り、その都度画面が回想場面へと飛びながら進行して行くのは好きになれました。 ワイヤーアクションは不自然な点も多いのですが、想念をぶつけ合うという気と気の闘いを、映像美の中で表現しようというのがよく伝わってきます。 全編謎解きっぽいですが難解ではありません。 例えの中に凝縮させる手法は中国独特でもありますが、書の道と剣の道を同次元に乗せたことに別段無理は無く、それほど理屈っぽい仕上がりにはならなかったからでしょうか。 衣装はワダ・エミらしく画面に溶け込む芸術性の高いものでした。 ジェット・リーは「少林寺」関係の時のほうが一生懸命だったようにおもうんですよね。 なんか段々無機質な演技になってくみたいに思うんですが。 【白狼】さん 7点(2004-06-05 15:51:38) |
159.色の配置、風のつかい方など、映像こりまくってますね。非常に美しいです。一番よかったシーンは冒頭の雨の降る寺(?)での決闘シーン。ジェットリーの動きに切れがあります。ストーリーは、まあわかるんだけど後半だれますね。 【エンボ】さん 6点(2004-06-03 00:16:14) |
158.もともとチャン・イーモウって話が単純なんだけど、この話は更にシンプル。ある種、寓話のような内容は、最後にけっこうズシンと来ます。構造は黒澤の羅生門のごとく、これをワダエミの衣装が見事に刻んでるんだよねえ。あーこの手があったかと思わせられるよねえ。正直言って、前回までの子役3部作の方が好きですが、本来この人は様式美の人なんだろうなあと思いました。 【如月CUBE】さん 7点(2004-05-27 21:13:26) |
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157.《ネタバレ》 実は、見るまではあんまり期待してなかった。イーモウが始皇帝暗殺の物語を撮るって聞いて、はぁ?と思った。この人は、(中国第五世代の双璧のもう一人、陳凱歌と比べると)歴史的大作のダイナミズムよりは文芸的カホリで勝負する人だと思っていたから。でも、見てびっくり。思っていたよりずっとよかった。秦王と刺客の物語というからには、武侠ものなんだろうと思ったのが間違いで、これは武侠もの、アクションものというよりは、リアリティを無視して視覚的美しさで勝負を狙った芸術性の高い作品だ。イーモウらしい。見せ場はやっぱり、剣を使ったアクションにあるんだと思うけど、アクションというよりは剣舞という感じ。体の動きがすごくキレイだし、重力の存在をまるで無視したワイヤーアクションも、武侠のリアリティではなく、視覚的美しさに重点を置いて撮られたものだと思う。あと、『羅生門』パターンで繰り返される、残剣と飛雪のエピソードがバージョンごとに違う色を前面に出して描かれるが、どれも思わず息を呑む。これはマジで一見の価値アリだと思う。 【黒蜥蜴】さん 9点(2004-05-23 12:39:21) |
156.中国の色彩というのはともすればエグくなってしまう程に鮮美だが、どこか抑制が効いている。残酷なまでの鮮烈さを悠久の大地の砂の色で中和し、目に痛くないぎりぎりの色彩を放っている。とにかく美しい。凄い映像スケールだった。考えてみたら、日本人が石オノを持って獣を追いかけ回していた頃に、中国ではすでに幾つかの国が栄枯盛衰を繰り返していた訳だから、それはそれは恐ろしい国ですよ(笑)。そういう「悠久の精神性」を描かせたら中国に及ぶ国はどう考えたって存在しない。こういう奥行きのある映像もいっぱいいっぱいじゃなく、軽々と表現してしまう。この「英雄たち」の物語ですら歴史の一端、歴史の藻屑なのだ、と言い切ってしまう。そして「大局を見て己を捨てる」、そういう歴史の塵芥の姿に英雄を見る。それは東洋思想の極限の形で、西洋主導の現代的な英雄像に対する強烈なアンチテーゼだ。目立つこと名声を得ること歴史に名を残すことが英雄の条件ではない、そう私も常々思っているので、この作品のメッセージ性には素直に賛同したい。ストーリーに関しては、何度もの繰り返しがくどい、という見方が大半だけれど、私はこれで構わないと思う。きっと中国という国には、何度歴史を繰り返しても余りある程の時間とキャパシティーがあるのでしょう。 【ひのと】さん 9点(2004-05-15 20:49:39) (良:1票) |
155.話が良くわからなかった。アクション映画を期待して見にいったのに、アクション映画じゃなかったので点低めです。 【よしふみ】さん 6点(2004-05-06 00:29:39) |
154.奥が深い作品なんだろうか。自分にはただなんかぐるぐる回って刀を振り回して飛んでくる矢を叩き落しまくって、とまあそればっかで途中で飽きてしまった。色鮮やかな点はとてもいい。 【アンソニー】さん 5点(2004-05-04 03:47:40) |
153.《ネタバレ》 アクションという言葉一つでくくるなら、私は「破壊」などで表現されたドハデなアクションが好み。しかしこの映画でのアクションは明らかにそれらとは異なっていた。登場人物が剣を振るう(あるいは筆を振るう)ことは、意思の表現であり、一手一手に怨みや懐疑など、様々な想いを込めている。だから剣を交え相手を討つこと、それを解決の手段としている場面が多々あった。しかし結末、無名は剣を振るって解決する事の是非を問う事となる。ここに一つのメッセージがあると考えられなくもない。だがこの無名らの意思が私の心に響かなかったのは何故だろうか?それは、そのアクションが美しすぎるからであると思われる。血や暴力を一切感じさせないその優雅な表現は、この映画の売りでもあるが、私はそれが逆に結末の面白さを損なわせているように思えるのだ。 【じゃじゃ丸】さん 6点(2004-05-03 15:25:00) |
152.《ネタバレ》 確かに、対決ごとにコンセプトが変わる色と景色の撮り方は非常に美しく、息を呑んだ。そのまま中国観光局でPVに使えるほどだと思う。が、同じ人間の対決シーンが延々続くので、後半はいかんせん飽きてきた。早送りしなかった自分を誉めてあげたい(by有森裕子)。ジョン・ウーも真っ青なほどスローが挿入されるし、ちょっと恥ずかしくなってしまうほどワイヤーアクションしている。ジェット・リーが自分の剣術の披露する場面は、やりすぎていて思わず笑ってしまうシーンもあった。ただ、今になって振返ると、そういう俗世間的な見方をしてはいけないのかも知れない。作品世界と一体になれれば、東洋の精神世界の凄さを再認識できると思う。今回の自分はそこまで一体になれず、退屈を感じてしまったのでとりあえずこの点数。落ち着いたときにまた再見しよう。 【カシス】さん 4点(2004-05-03 12:09:29) |
151.《ネタバレ》 かつての中国映画とは、一線を画する映像美、佳脚本の作品ですね。長空VS無名以外の格闘シーンはダンスのようなのが多少不満ですが、策略あり、登場人物各々の平和への思いありで内容もしっかり詰まっていたように思います。個人的には何百本もの蝋燭の火が刺客の心の迷いを表すシーンが見事だと思いました。 【SN】さん 8点(2004-05-03 02:41:43) |
150.場面ごとに変わる色の使い方が綺麗だった。中でもイチョウの葉が舞う女同士の戦いのシーンは本当に綺麗だと思った。だけどそれだけ。つまらなくはないけど、後に何も残らなかった。 【civi】さん 6点(2004-04-30 11:37:47) |
149.これは酷い。格好つけすぎ。格好つけすぎてワイヤーアクションなんてダサさすら感じる。同じ輩同士で何度も戦う場面ばかり、しかもなぜ戦っているのかが分かり難くて飽きる。キャラに魅力もない。格好だけ気にして実力のないナルシストなミュージシャンのPVを見たときのような、むず痒さと虚しさ。CGとかワイヤーなどは、スパイスとして使用するのが正しい使用方法だと思います。スパイスを主食にして飯を食べろと?びんぼっちゃまか。 【VNTS】さん 0点(2004-04-26 21:13:58) |
148.《ネタバレ》 純粋スペクタクルアクション系を想像していただけに、まったく異なる作品性格に驚いた。 この映画の白眉は、なんといっても始皇帝という存在に対する新解釈に尽きるだろう。トニー・レオンの残剣がなぜ「始皇帝は生かしておかねばならない」とこだわったのか。その理由を知ったとき、見る者は「あっ」となり、すぐ「そうかもしれない」と納得させられるものがあった。この1点によって、本作に一気に深みが与えられ、机上論的理想を追求するだけでは理想は実現しない現実の難解さを物語る深遠さを得た。 また、始皇帝にも始皇帝なりの正義があったと設定したところもよかった。彼が「結局、自分を理解してくれるのは、刺客の残剣だったとは」と嘆じるシーンは印象的。単なる勧善懲悪ものに終わらない魅力がある。 お決まりのワイヤーアクションもほどほどに楽しめ、あれぐらいでよかったという気がする。演出素材として水を活用してあったのも、私には効果的に思え、好感を抱けた。頭の中の戦いについては、あんなふうにできるのか、という声も聞こえてきそうだが、ま、あれはあれでええんでないかい、といった感じ。 別角度からの感想としては、中国・香港映画もここまで洗練されたか、という印象も残った。どこか荒削りでB級っぽいイメージはもはや過去のもの。そこに中国・香港映画の原点を求める人にとっては、決別の作品となったかもしれない。 【delft-Q】さん 8点(2004-04-24 12:24:15) |