169.この夫婦は二人とも自分の主張はしているけど子供のことを考えていたのだろうか。テッドは仕事が一番というときは家庭をかえりみなかった。ジョアンナはそういうテッドに愛想つかして出ていった。それぞれ言い訳はあると思うけどこの二人に翻弄されたビリーが一番かわいそうでした。 【tetsu78】さん 7点(2004-06-09 22:42:16) |
168.《ネタバレ》 時代の先を行っていた映画だ。親の権利を裁判で争う、これこそその時代を風刺した衝撃的な映画だったと聞いている。内容もさることながら俳優達の演技がすごい。ダスティンホフマンの演技はいうまでもなく超越した演技力を持っている。助演の女優二人の演技もすばらしい。この映画は観ていて演技にいやみが無く観ているだけでとても心が和む。また子供の演技はとても心情をつかみやすく名演技である。「パパもママもこんなに僕を愛している」しかし、二人は子供の取り合いを金で、裁判で争っている。とても悲しいことだがそれが現実で子供も親も周りの人も苦しんでいる。そのようなことが自分の心に伝わってくる演技。この展開のテンポと時代背景のある映画は今はもう無いなぁ、と思いながら涙が出てきてしまう映画だ。 |
167.わたしはこの映画を見てバスタオルがびっしょりになるくらい泣いた。友人に泣ける映画ない~?と聞かれたらこの映画を真っ先に挙げる。役者がみんなうまいし、特に子役が泣かせます。見た当時は高校生でメリル・ストリープが憎らしく思ったなぁ。でも今思うと奥さんの気持ちもわからなくもないんだ。女性の社会進出が顕著になってきた時代に作られた映画ですけど、それから25年経っても『僕と彼女~』みたいに見事にぱくったドラマがつくられ、人々を感動させてるってどうなのかなぁ。家庭における女性への意識って変わってないってことすよねぇ。そんなことより映画は素晴らしいです。はい。 【ぼんてん】さん 9点(2004-05-23 23:41:14) |
166.ドラマの「僕と彼女と~」がこの作品をかなりパクっているのは 誰でも判ることなんですけど、ぼくはあのドラマを毎週、欠かす事無く 観ていました。毎週号泣して感動していました。 で、この作品でもビリーを思う、父テッドの強さや優しさが感動的で、 あんな父親になりたいという憧れも生まれました。 家族は結局崩壊してはいけない、子供の為にも自分達の為にも、 相手の事や子供の事を大切に想い、愛していれば、みんな幸せに なれると思う。いや、そうあって欲しい。 【ボビー】さん 9点(2004-05-16 10:41:38) |
165.自分が父親になったばかりなのでとても興味深く見ることができた。自分も自分の息子にあれほどの愛情を注ぎたいと思わさせるいい作品 【MS】さん 9点(2004-05-15 01:03:48) |
164.かなり良かった。ビリーかわいすぎ!ラストのかあちゃん来る所は削ってよかったとおもわれますが |
163.子供の幸せを一番に考えるのは当たり前のことなのですが、親が自分の幸せの為に子供を引き取りたいと思うことはごく自然な感情だと思います。 子育てってかなり自分を犠牲にしないと出来ない。でも本来は犠牲と思うこと自体がおかしい。妻に当たり前のようにすべてを押しつけた為に妻は感じなくてもよい”犠牲”を感じてしまった。これは当然夫の責任。ただ、頭ではわかってても実際はねえ..。私も気を付けねば。ラストは子供のことを一番に考えるという当たり前のことをしただけなのに、なんかホッとする。昨今、子供に対する親の虐待の記事を毎日のように目にするせいだろうか。当たり前のことがどんどん難しくなってきたのかもしれません。 【R&A】さん 7点(2004-05-06 12:11:41) (良:1票) |
162.ぺんさんのコメントとほぼ同意見。カミさんいなくなってパニックになっている父親役をうまく演じていると思います。この頃のメリル・ストリーブが透明感があってとても好き。 |
161.子供の頃観た映画なので今観たらまた違う感想なのかもしれない。しかしその当時子供心にも泣いていました。なぜだろう。息子に対する父親の愛情をこの映画から感じたのかもしれない。フレンチトーストのシーン、怪我した息子を抱えて走るシーン、そしてあのテンポの良いBGM。未だに鮮明に覚えています。 【ぺん】さん 9点(2004-05-03 00:14:54) |
160.俺は人生において経験してみたいことがまだまだたくさんある。その中の一つが「子供を持つ」って経験。どうも周囲を見渡すとですね、親の子に対する愛情ってのは世界共通らしいんですよ。しかもその愛情は半端じゃないらしい。全てに代えても守りたくなるらしい。すげーぞ、そんな気持ちまだ俺は味わったことない。一体どんな気持ちになるんだ?そんなワケで子供を持つのはなかなか楽しみでございます。 クレイマー、クレイマー。確かにテンポも良いし、子供は可愛いし、名作と呼ばれるのもわかる…ような気がしますが、この映画はまだ俺には早かった。ここの皆さんのレビューを見て、この作品の本当の良さを知るのはもっとずっと後なんだろうなと思った。いつか俺に子供ができたらもう一回見るぞー。だから、誰か嫁に来てください。マジで。 【コバ香具師】さん 6点(2004-04-29 17:38:09) (良:1票)(笑:2票) |
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159.母親に対する「何をいまさら……」との思いから、父親に対して激しく肩入れしてしまうわけですが、ふと、当の息子が不在の状況で話が進んでいることに気が付いたと同時に、父親だろうが母親だろうがどっちでもいい、とてつもないもの悲しさを覚えました。いい父親になったダスティ・ホフマンと、取り返そうとするメリル・ストリープ、そしてジャスティン・ヘンリーが素晴らしいということなのでしょう。オーラス後、なんとか息子にとっていい結末が迎えられていることを願わずにいられません。そして、その「願わずにいられない」と思わせるオーラスであったことが、「6点か7点」で7点を付けた理由であります。 【まつもとしんや】さん 7点(2004-03-31 23:48:46) |
【kasumi】さん 7点(2004-03-29 11:28:41) |
157.《ネタバレ》 泥沼の離婚劇に巻き込まれる最大の被害者は明らかに何も罪のない子供であろう。本作は20年以上前のものであり最初に見たときはアメリカ特有の問題なのかなとも思ったが、最近では日本人でも十分共感できるであろう。リメイクすれば受けるんじゃないでしょうか。 【hrkzhr】さん 8点(2004-03-24 10:51:11) |
156.《ネタバレ》 夫婦間(家庭)に関する問題というのは“明確な答えの無い”永遠のテーマであり、特に男女(夫と妻)の生き方や価値観の相違から発せられる争いは、子供をも巻き込んでしまう小型ハルマゲドンといった様相を呈するほどの破壊力が有る。 同じ男として、どうしてもテッド(ダスティン・ホフマン)に肩入れしてしまうのだが、女性ならジョアンナ(メリル・スロリーブ)寄りになるのではないでしょうか? 男と女・・・、本当に難しいです。こんな難しいテーマに敢然と挑んだ制作者側の勇気を称えたい。 離婚後、テッドは会社をクビになるのですが、“家庭”を守る筈の人物が1人が欠けてしまうと、何もかも上手くいかなくなっていまうものですね。両親が揃っていることの重要性(幸せ)を再認識させられます。 ラストは見る人によって“この家族のその後”を想像できるような形で終わっています。そこがまた良いんですね。 |
155.けして派手さはないけれど、心にはしっとりと残る作品。最初仕事の鬼だったクレイマーが離婚と息子との2人きりの生活を通じて人間的な父親へと成長していく。クレイマーのように己の態度に無自覚で、そのゆえにどこかで誰かを傷つけるような人間、彼の妻のように醜い人間(土壇場で回避されますが)にはなってはいけないと感じます。子は親の背中を見て育つ。まだ子はありませんが「子供に見られても恥ずかしくない大人」になりたいものです。テーマソングは耳に残りますね。 【虚学図書之介】さん 8点(2004-03-21 19:52:57) |
154.朝食を食べながらホフマンと息子が同じ事やってる(片方は新聞を読んで、片方は雑誌を読んでる姿)のがすごく印象深かった。内容は結構シビアなんだけど終わり方が良かったせいかそう感じさせないものがこの作品にはあった。 【ゆきむら】さん 8点(2004-03-21 13:28:42) |
153.子どもの親権を前妻と争いながら、これはテッド対テッド、前の自分対今の自分との闘いではなかろうか。焦げたフレンチトースト対出来のいいフレンチトーストとの闘いと言いかえるとどこかチャーミング。 【彦馬】さん 7点(2004-03-12 19:49:54) |
152.父親を視点にして書いてるからこの映画を好きな人は男に多いんじゃないかと思う。 私は女だから母親の気持ちも凄く分かって(確かに身勝手だけど)、両方に感情移入してしまった。 だから父親の悪い所をちゃんと書いてないことを忘れないでほしい。 【ヒョー$】さん 7点(2004-03-12 12:43:30) |
151.妻に逃げられ初めて家族のに支えられていた自分を実感したであろうダスティン・ホフマンの四苦八苦。息子との生活の為に生き始める不器用な彼。元妻への懺悔の気持ちをも持ち生まれ変わった彼と別れる前のある意味で強い彼に立ち向かうべく親権を勝ち取る為に手段を選ばないメリル・ストリープ、弁護士同士が争う傍らに控える二人の表情が物語ってる様だった。ビリーを連れてくか否かの決断がどうかは別にして、ただ親権を取り返したい一点に突き進み息子の気持ちを置き去りにしかけていた元妻がそれを冷静に考え直す、昔の家族思いの彼女らしさを取り戻し結論を出しエレベーターに乗るラストは切ないけどいい気持ちだった。 【スルフィスタ】さん 7点(2004-03-10 22:49:08) |
150.子供の幸せ、親の幸せ…どうなっても誰かが不幸になる。それらを脚色せずに丁寧に表現してると思います。DVD特典の製作の裏話ではダスティンの演技に凄みをかけた事の一端がわかります。ちなみに、現在フジで放映されている『僕と彼女と彼女の生きる道』はこの映画そっくり。 【流月】さん 10点(2004-03-10 03:28:47) |