90.《ネタバレ》 ユースケさんのキャラにギャップがありすぎて最初戸惑ったものの どんどん引き込まれていきました。 物語の根幹を成すアイドルのびみょうっぷりも素晴らしいです。 【njld】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-05-01 17:14:50) |
89.ほかの方々も書いているように脚本がいい。話が二転三転してちゃんと筋が通っている。人物の配置にも無駄がなくてよかった。 【HK】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-04-27 20:31:12) |
88.《ネタバレ》 結局たった五人のこのファンサークルの中においてさえキサラギの芸能活動を見て純粋にファンになったのは家元ただ一人だ。(ラストのビデオでそれを一気に納得させるカワイクないわけではないし、モテそうもないわけでもないのだけれど、アイドルとして見ると何かが根本的に違うという絶妙な微妙のアイドルぶり!)家元はなぜキサラギのファンになったのか。家元は親の七光りと期待とで警官になり、しかしそれが全然向いておらず、周囲からいじめられていた。逃げ出すこともできず、場違いなところに敢えて存在せざるを得ないという境遇が、思い切りの勘違いでアイドルのフリをして実に微妙で場違いな芸能活動しているキサラギに共鳴し、彼女に自分を重ねて応援させたのだ。結局このファンもよく考えると実に実に微妙なファンなのである。しかし状況は常にこの映画のように二転三転四転する。状況の変化でいつの間にか不適応者が最適応者になったり、ひょんなことから俳優としてなかなか微妙な立ち位置のユースケのように、オダユージのおかげで映画で主演を張れるようになったりするし、塚地武雅にも主演映画があったりするのだ。キサラギだって死ななければいつか主役になれる日がきたかもしれない? まあいろいろありましょうが、歌い、踊り倒して頑張りましょうというところかな。 【マンフロント】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-04-25 12:23:05) (良:1票) |
87.《ネタバレ》 「近年、日本映画界ではルネッサンスが起きている」とフランスかどこかの偉い評論家が言っていましたが満更でもないなと思いました。笑いから涙まで詰め込まれた第一級エンターテイメント。設定、映像、シナリオ何もかもにセンスを感じ本当に楽しめました。でもミキちゃんには最後まで顔伏せして欲しかったかな。ラストも蛇足なのでは・・・。惜しいところで9点! 【Kの紅茶】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-04-24 23:45:10) |
86.《ネタバレ》 キサラギ役のコに出演依頼するとき「君だと絶対笑いが取れるんだ」と正直に説明しただろうか。いや、していまい。「小栗旬が熱狂的なファンというアイドル役で、君のキサラギって役名が題になってるんです。ん~大丈夫、全然芝居は難しくないよ」などと言ったであろう。どれも嘘ではないから詐欺罪で告訴するのは困難だ。冷血なマネージャーが「これで君もブレイク必至さ」と後押しする。嬉しくって田舎のお父さんにも、今度主役をやります、とメールを送っただろう。田舎のお父さんは、地元ではなかなか見られないので、東京まで出てきて鑑賞したかもしれない。映画なんて若いときに『天と地と』を最後に見て以来だ。いつ娘の顔が出てくるかとドキドキしながらスクリーンを食い入るように見ている…。芸能界とはむごい世界だ。しかしそれにしてもキサラギが顔を見せた瞬間の「ウワーッ」というノケゾリ感は圧倒的だった。けなげじゃないか、実にけなげじゃないか。あのコにも5人くらいのファンクラブが出来てるかもしれない、ちょっと検索してみよう。 【なんのかんの】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-04-23 12:20:54) (良:3票)(笑:1票) |
85.パッケージと違って以外とシリアスなのかと思いきや笑いも有り、後付感のあるストーリーだがここまで来ると帰って面白さが出て観ていて楽しかった。 【きままな狐】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-04-22 19:15:31) |
84.《ネタバレ》 何をおいても脚本の上手さと設定のおもしろさに尽きる映画。巧みなストーリ展開、個性豊かな登場人物、要所要所に見せる笑いのセンスが文句なしの出来でした。おまけにたった一つの密室でほぼ全て撮影しているので、低予算まで実現。製作者再度としても最高の映画だと思う。最後のオチはちょっと泣けた(T_T) 【ばかぽん】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-04-17 06:04:31) |
83.《ネタバレ》 すべてのキャラクターがたっていてすばらしかった。 久しぶりに笑えた。 アイドルが死んでいるという悲しい事実があるのにもかかわらず、それをうまいこと使って笑いをとっていた。 【俺は直角】さん [DVD(吹替)] 9点(2008-04-09 18:15:22) |
82.伏線の張り方や俳優陣の使い方、展開の移行の仕方等、非常にいろんな意味で「上手い。」と思わせる映画。監督はただものではないですな…今後チェックしときます。 最後の落とし方はびっくりした。僕はアリだと思います。 【ふくちゃん】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-04-03 01:56:20) |
81.《ネタバレ》 いや~、面白かったよ~。こういうトリッキーな邦画としては、古くは『12人の優しい日本人』、最近では『サマータイムマシン・ブルース』や『運命じゃない人』を彷彿とさせる。やはり脚本の勝利。ラストの如月ミキの顔出しですが、あのビミョ~な感じが逆にリアルでよかった(登場人物のひとりが「歌も踊りもダメなD級アイドル」とか言ってたのも頷ける)。また、プラネタリウムのシーンで判明する、家元が実はいじめられっ子(?)で、如月ミキを支えに生きていたというのも泣ける。彼こそが観客全ての代弁者であり(アイドルの身内にはなり得ないただの一ファン)、彼が最後にちょっとした幸福を得るところは、恥ずかしながら涙した。(追記)一度目の鑑賞では8点を献上しましたが、二度目はオチが分かっているので面白さが半減してしまい、1点マイナスとさせて頂きます。前述の作品などはオチが分かっていても楽しめる(というより二度目の鑑賞の方が面白く感じる)ので、本作はあと一歩及ばず、といったところでしょうか。 【フライボーイ】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-04-02 11:04:24) |
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80.《ネタバレ》 前半に散りばめられた伏線を一気に回収する。脚本のお手本のような作品。考えてみれば至極当たり前のことなんだろうけど、それが難しい。でも、本作はそれをしっかりやってのけた。前半からテンポ良く、後半までそれを崩さずに、なおかつ焦らないでエピソード一つ一つを消化していく手法には脱帽だ。極めつけは、小さな細かい台詞にもきちんと意味が用意されているので、一粒で二度おいしい感覚を味わえること。私も機会があったらまた見直してみたい。ただ、確かにラストの宍戸錠はちょっと蛇足な気も。でも、やっぱりみんな一年後も集まったのね。 【ドラりん】さん [DVD(邦画)] 9点(2008-03-31 23:19:27) |
79.久々におもしろいと思える邦画。しかも爽やかな余韻さえ残る。役者の力もそりゃ大切なんだろうけど、何よりも強く感じるのは「脚本」の秀逸さ。何かで読んだ話だと、優れた脚本との出会いは監督として至上の喜びだとか。納得だな~。 【マリモ125cc】さん [DVD(邦画)] 9点(2008-03-29 13:59:48) |
78.《ネタバレ》 最初は、なんだか笑いをとろうとしてるのかなんだかわからなく、セリフも説明的っぽい感じがして観ていてイライラした。途中から少しずつみんなの正体がわかってくるのだが、ある程度先が簡単読めてしまう。けど、それは幻滅するような感じでなく数歩先を読みながら観るという楽しみ方ができたので良かった。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-03-18 23:33:08) |
77.《ネタバレ》 やたらに評判が良いので観てみた。 たった一室で繰り広げられる物語という難しいシチュエーションにもかかわらず非常に脚本が練られており、役者の演技も生き生きとしてテンポも良く、一気に最後まで観ることが出来た。密室劇故映像的なダイナミズムには欠けるものの、乏しい予算でハリウッド的大作の後追いをするよりも潔い。邦画関係者の皆さんはホンがどれだけ大事かということを本作を観てあらためて再認識されたことだと思う。 【ロイ・ニアリー】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-03-17 14:43:51) |
76.《ネタバレ》 話をかき回すのは素晴らしいが展開になるキッカケであったり内容が弱い。 死因が、家元のファンレター200通が入ったダンボールを押入れから持ち出そうとした為に逃げられず焼死という事故、如月ミキは人格的に永遠のアイドルだったということ自体は良しとしてもそれに向かう展開が非常に無理矢理感ある。 どうせなら上手くまとめずにグチャグチャにしてほしかった。 いちご娘が父親、オダ・ユージがマネージャー、スネークが友達、安男が幼なじみという展開は良かった。 |
75.《ネタバレ》 すごく面白かったです。同じ場所で5人だけの登場人物 皆が個性的でいちごちゃんには笑いました☆ 【さらら】さん [DVD(吹替)] 8点(2008-03-12 19:37:14) |
74.《ネタバレ》 ハッキリいいましてこの作品が何故、こんなにも高評価なのか分かりません。 キャラクターの素性が分かる展開では唐突に場面の上に新しいシールをペタペタ貼るような感じの汚い反則技の連続です。 伏線と呼ぶには実に幼稚でお粗末なレベル。 元は舞台劇のせいか、殆どセリフだけの物語進行で映画を観てるような気がしない。 ラストの展開である事実が判明し、主人公にとってその事実はとても良かった的な着地になっていますが、でもアイドルが焼死した悲惨な事実は変わらないのに全員ニヤついているので『何だお前等は!』と引いてしまいました。こんなので心が温まるもんかい! ラストの死んだアイドルが映像で顔が思いっきり出たのには閉口しました。今まで顔を隠していた演出が全く無意味になりましたしね。 非常におかしな作品ですよ、これは。なんだかなー 【まりん】さん [DVD(邦画)] 3点(2008-02-28 18:56:03) (良:2票) |
73.《ネタバレ》 脚本が非常に巧妙に練られていて、細かい部分が伏線にとなっているのには唸らされる。(書くとネタバレになりそうだからやめておこう) 近年では希に見る傑作ではないだろうか。 邦画ならば、「運命じゃない人」「サマータイムマシーンブルース」あたりと比較したい感じの映画である。 ただ惜しむらくは、あそこまで引っ張っておきながら最後にキサラギミキの顔が出ていること。 私としては観客の想像に任せるべきだったと思う。 はっきり言って、時々出るキサラギミキの部屋やなんかさえいらないと思う。 もう一つ言うと、どうも役者の演技が下手。 明らかにオーバーだったり、臭かったりも。 また前半が変にコメディとサスペンス・ミステリが中途半端に混じっている感じだったので、あるところからは純粋にミステリ方向に絞ってほしかった。 批判めいたことが多く並んでしまったが、それらを補って余りある脚本力であるし、見るのは損ではないと思うことを慌てて付け加えておく。 【θ】さん [DVD(邦画)] 9点(2008-02-27 22:56:50) |
72.《ネタバレ》 最初から最後まで一つの場所で物語が展開されるが、飽きることなく見入ってしまい、映画における脚本の重要性を再認識しました。「12人の怒れる男」のような映画ですね。5人ともにキャラが良かったのですが、中でも香川さんは至極!ほんとに何でも演じることができる怪優ですね。最後の宍戸ジョウは必要?? 【ドクターペッパー】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-02-24 00:34:24) |
71.《ネタバレ》 いい日本映画ですね。笑いどころもあり、飽きるところもなく、非常に楽しめました。分かりやすい感じで話は進んでいくんですが、すべて計算されており、キャラもバラバラながら5人が5人とも上手くキャラが立っていました。 最後はいるのか賛否両論分かれるところでしょうが、半分コメディなので、あえていれたのでしょう。なしではないですが、なくてもよかったように思います。あれで、ミステリー的な雰囲気を強くするのか、コメディ的な雰囲気を強くするか少し印象が変わったのではないでしょうか? 【コショリン】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-02-23 00:36:19) |