46.《ネタバレ》 これが実話に基づいたものだなんて。アンジェリーナ・ジョリーがすごくいい。イーストウッドの作品は、会話の間の取り方が好き。 【ラグ】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-07-28 00:11:48) |
45.《ネタバレ》 この作品、ラストのエピソードが少しでも実話に基づいているなら満点、まったくの創作であれば5点、どちらか不明なので、間をとって7点とします。それぐらい私にとってラストのエピソードは、浮いている。とってつけたような感じがするのです。主人公の最後の言葉を導きたいなら、違うアプローチがあったろうに。この映画に、もらい泣きは不要だ。 【代書屋】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-07-27 22:39:17) |
44.《ネタバレ》 どこの国にも腐敗した官僚や警察官はいると思うが、一番の悪は この子供でしょう。そして正義を信じて戦う人がいる人がいると いうこと。こんな事件いまでこそあり得ないが、日本で起きた場合 正義を信じて戦う人が日本にどれほどいるのかと考えさせられた。 【K2N2M2】さん [DVD(吹替)] 6点(2009-07-26 21:23:44) |
43.《ネタバレ》 アンジェリーナ・ジョリーの熱演が光るすばらしい感動作です。実話の映画化ということもあって作品全体が重厚です。観て損はないいい映画だと思うし、作品自体にも特に文句はないのですが、自分好みの作品ではないので点数は7点にしておきます。 【ぽじっこ】さん [DVD(吹替)] 7点(2009-07-25 18:03:43) |
42.《ネタバレ》 ケチのつけようがない傑作。イーストウッド氏の近年の作品は、全部傑作じゃないか。凄い。凄過ぎる。普通、映画監督っていったら、働き盛りぐらいが一番脂のってて、晩年の作品てのは大概は「いかにも晩年」的な作風で終わるものなんだけど、イーストウッド氏は違う。どんどん進化していく。どんどん上へ昇って突き抜けて、誰も到達出来ない高みへと達してしまった。まさに心揺さぶられる、珠玉の一品。精神病棟を解放してあげた仲間の女性との無言の見つめ合い。僕はあのシーン好きだな。言葉なんかいらないよね。うん、これが映画ってもんなんだよ。それにしても、ついこの前も冤罪事件があったし、テクノロジーは進歩しても、80年経っても人間は全く変わっていないんだということを痛感してしまった。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-07-24 21:50:47) |
41.《ネタバレ》 しっとりとした映像で淡々とつづられる実話は暗く重い内容で、理不尽な出来事に心が揺さぶられます。 主演のアンジェリーナ・ジョリーが、やつれきった母親役をみごとに演じきっています。 残念なのが、アンジェリーナ・ジョリーと味方になってくれる人たちとの絡みがほぼなくて、 彼女以外のキャラがあまり立っておらず、牧師・良心のある刑事・犯人など重要な登場人物の描写が浅く、 いまいち物語に厚みが感じられませんでした。結果的に民衆の力が政治や権力を動かして行くなかで、 彼女だけがポツリと取り残されている感じが印象に残る映画でした。 【ぴっちー】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-07-22 17:07:07) |
40.《ネタバレ》 いい映画。 地味な内容でありながら、なぜか飽きさせないうまさ。 警察側に対する憤りなんかもひしひしと伝わってくる。 最後も、ただのハッピーエンドにしないところもすごい。 音楽もよかった。 【Yu】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-07-21 00:09:49) |
39.久しぶりに骨太な映画を観ました。流石はイーストウッド! 【K】さん [DVD(吹替)] 7点(2009-07-20 20:52:19) |
38.《ネタバレ》 ストーリー、構成、テンポ、カメラワーク、セリフ、音楽、配役…全てにおいて突っ込みどころがなく完璧に近い映画。このあたりは、イーストウッドならではと言わざるを得ません。無駄なシーンは一切なく、2時間超のストーリーでも中だるみすることはありません。感動する話と聞いていたのですが、個人的には感動より考えさせられる内容でした。どこまで実話に基づいて製作されたかはわかりませんが、精神病棟での話はどんな映画よりも恐ろしく感じました。親子愛、母の強さ、子供を狙う犯罪、ロス警察の腐敗…そして、未来への希望。たくさんのテーマを盛り込んでありつつ、終始一貫しているのがこの映画の素晴らしい点。万人には勧められませんが、多くの方に見てもらいたい映画の一つです。 【グングニル】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-07-20 19:14:41) |
37.ララのイメージが強烈すぎて、アンジェリーナをアクション女優と決め付けておりました。撤回します。お見事でした! 【つむじ風】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-05-15 01:32:46) |
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36.《ネタバレ》 なんと恐ろしい話なんだ。こんな話が合ったとは知りませんでした。というか当時でも子供の失踪が紙面をにぎわしてたんですね。それがびっくりでした。メッセージ性はその通り。脇のマイケル・ケリーが良い味出してます。 【TOSHI】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-05-10 23:56:50) |
35.《ネタバレ》 アンジェリーナ・ジョリーの演技はずーんと重く響くものがありました。でも何かが引っかかっていて、観賞後なかなか感想が書けなかったんだけど、やっと分かったのはバランスの悪さです。我が子を思う気持ちの深さに較べて、対する警部の非道や入れ替わっていた子供の動機が薄っぺらなんですね。アンジーを精神病院へ送った警部の行為はとてもシンプルな権力の乱用。悪行としか形容できない。子供に至ってはハリウッドスターに会いたかったという理由に拍子抜けしました。この2者にもう少し深みがあれば見応えが増したと思えるけど、実話ベースなので仕方ないことですね。この作品のテーマは絶望と希望の位置づけだと思います。対極の概念ですが、わずかなきっかけがあれば絶望の中にも希望を見い出すことは出来る。そして、一縷の希望が持つ力をアンジーの演技が示してくれていました。それにしても、イーストウッドの安定感は驚きを通り越して異常と思えるほど。彼は映画のすべてを知っているかのようだ。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-04-30 00:38:15) |
34.《ネタバレ》 感動しました。まっすぐな一本道をなんの迷いもなく最後まで歩ける映画です。見ていて邪念が起きませんし(この人なんでこんな服きてるんだろ、とか、このエピソード辻褄あってない、とか)、主人公に素直に感情移入できます。そんな映画、実は少なかったりしますもんね。アンジェリーナ・ジョリーってこんなに素晴らしい俳優だとは、これを見るまで知りませんでした。いやあ、実に感動。 【ケルタ】さん [映画館(字幕)] 9点(2009-04-28 18:30:54) |
33.《ネタバレ》 魂を揺さぶられ、怒り・憎しみ・哀しみ・喜び・・・といった様々な感情が次々とイーストウッドによって激しく引き摺り出されてしまった2時間半弱でした。映画の力を思い知らされましたね。 内容も、権力の腐敗への怒りや正義を貫く事の偉大さ、そして希望こそが人間の生きる糧であるといった熱いメッセージがグイグイと心が震えるくらい伝わってきて非常に見応えがありましたね。 アンジェリーナ・ジョリーの力強い演技も見事でした。 しかし、イーストウッド凄いわ・・・。 【TM】さん [映画館(字幕)] 10点(2009-04-14 18:27:30) |
32.実は『ミリオンダラー・ベイビー』を観て、もうこの監督の作品は辛すぎるから観ないことに決めていたのだが、やはり、矢も楯もたまらず、上映最終日のレイトショーを観に行った。 世の不条理を描き続けるイーストウッドの作品は、観ている間中、五感の全てを刺激する。 ひとつひとつのショットは、画面の隅々まで完璧であり、1シ-ン1シーンが見逃すことのできない重要なカットの連続である。 わたしは、ただ無力に、息を凝らして見守るしかない。それは、辛くて、長い長い時間だ。 本作は、巨悪に立ち向かう社会正義や、犯罪の悲惨さなどを訴えてはいない。 ただ、この世に起こり得る不条理を、一秒の無駄もなく、淡々と、しかし静かな怒りを持って、描き切っている。 その徹底した不条理を、アンジェリーナ・ジョリー演じる母親の息子への深い愛が、残酷なまでに際立たせるのだ。 これほどまでに完成された映画を褒め称える言葉を、わたしは持たない。 そしてそれこそが、映画を観る幸福なのだ。(4月3日・新宿バルト9) 【poppo】さん [映画館(字幕)] 10点(2009-04-12 10:41:03) |
31.《ネタバレ》 ノンフィクションとのことだが、創作もふんだんに組み込まれている。特にノースコット死刑後の物語はすべてフィクションらしい。ロス市警の腐敗っぷりを強調していたが、実際はそれほどでもなく、割とまともに(?)捜査していたらしい(あくまで映画の内容と比べて)。そのあたりは、映画を面白いものにするために、致し方なかったのだろう。 【あるまーぬ】さん [映画館(字幕)] 9点(2009-04-05 01:50:41) |
30.《ネタバレ》 アンジェリーナの熱演がすごかった。子供が見つかったと刑事が知らせに来た時のあの希望と絶望の真ん中、みたいな演技に関心しました。この事件は警察のダメさが目立って注目されたけど、この映画の中ではちゃんと子供たちの死に注目してあげてたところにまたプラスポイント。ただ、犯人がどんなに残忍で悪魔的であろうとも、その公開死刑を見に行く心境は理解できませんでした。中世のヨーロッパで公開処刑が娯楽になっていたのは生活習慣だとかが違いすぎるからなのかなってなんとなく許せるけど、あんなに今の生活環境と似た時代に生きているアンジェリーナ演じる主役がそれを見に行くのには抵抗がありました。悪趣味です。それと、母の強さというのはわかったけど、もう少し子供を取り戻すためにスマートに動けたんじゃないかと思います。あんな風に精神病院の中で医者に悪態を吐くことが子供の奪還にはつながらないんじゃないかと。そんな感じでだんだんとアンジェリーナに同調することが難しくはなっていったけど、それでも彼女の演じる「母性」には感動しました。私もあれぐらい自分の子を愛せる親になりたい。 【メリーさん】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2009-03-19 20:23:55) |
29.《ネタバレ》 希望を臭わせながらも、「息子を生涯探し続けた」というラスト一文の衝撃! 主人公のその後を考えると、感情移入した分だけ何ともやりきれない…。 【チャップリ君】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-03-19 14:57:40) |
28.《ネタバレ》 観終わった後、なんともいえないくらい気持ちになる。 しかし、だからといってこの映画が悪かったのかといえばそうではない。 2時間半の長時間の映画だったがぐいぐい引き込まれる。 そして最後の3人の逃亡した子どもの1人が母親と対面する時僕は思わず涙がでた。 刑事が「なぜ、いまごろ出てきたの」という質問にその子どもが一言「家に帰りたかったから、パパ、ママに会いたかった」という場面は涙なしには見られなかった。 実際には生還した子どもは1人もいないらしい。生き残った子どもが出てきたという話は都市伝説みたいになっているという。 なぜなら殺人を手伝わされたあの子どもが逃げた子ども達を見つけて殺したかどうか知っているだろうから。 結局は殺されたということだろう。 しかし、DNA鑑定もなかったあの頃、100%殺されたということはわからないというところで母親に希望を持たせているのだろう。 これがアカデミー作品賞になっても良かったと僕は思う。 久しぶりに見ごたえのある映画に出会えてよかった。 【キャメル】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-03-18 10:35:03) |
27.《ネタバレ》 実話であると断られなければ、あまりにも常識外れの展開に現実味が失われそうなほど。母が気の毒でならなかった。実子の行方が気にかかるが、おそらくシリアルキラーの手にかかって殺されたのだろう。死刑囚が呼び出したのはおそらくそれを白状するためだったのだろうが、気の毒で話せなかったということなのだろう。 【小鮒】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-03-16 21:33:23) |