82.なんといっても、あの異国情緒豊かな未来のロスアンジェルスが、一番印象に残ります。ああいう、日本を意識したオリエンタルテーストも、行き過ぎたりしていないので、好感が持てます。『チャーリーズ・エンジェル』の映画版(にしても、あのドリュ-・バリモアがエンジェルとは…とほほ)に、相撲の着ぐるみを着て、相撲ごっこをするシーンがありまが、ああいうシーンは、現実を知る身には、ちょっと?ですよね。まあ、こうして21世紀になってみると、日本はひたすら凋落の一途をたどっているわけで、実際にはロスアンジェルスが、日本テイストにのっとられることもないわけですが…閑話休題。全編なんだか、暗い画面が多くて、ちょっと気が滅入りますが、間違いなく、映画史にのこる傑作のひとつでしょうね。なんだか、書いているうちに、また見たくなってきました! 【クゥイック】さん 7点(2003-06-07 23:35:12) |
81.人造人間ロイと主人公デッカードが対峙するラストシーン…殺された仲間の為に涙を流しながらデッカードを追うロイ。右手には死(壊死した細胞)を、左手には生(への渇望=鳩)を湛えている。そしてラストは雨と共に…鳩は放たれ、奴隷としての業と共にロイの命は天へと帰す。生への執着こそが人間の資質であり、必死に生き延びようとするデッカードは、延命を願うレプリカントと何ら変わらない。それを伝える為の追跡劇だったが、それは同時に、無目的に仲間を殺してきたデッカードに向けたロイの最上の復讐劇ででもあったのではないか。皮肉にも、デッカードの命を救ったのは、ロイの右手(死)なのだ。哀しく歪んだロイの人物像は、その表情と共に映画史上稀に見る複雑な『悪役』となった。【最終版の評価】 【Moccoth】さん 8点(2003-06-03 22:39:06) |
80.この作品には本当に味わいがある。SF作品にこれだけ味わいを持たせることができるのは、スコット監督だけだろう。繰り返して観る度に新たな味わいを感じるのもすごいところ。ヴァンゲリスの音楽も、今聴いても新鮮。 【ももんが】さん 9点(2003-05-31 23:15:29) |
79.最終版の、ナレーションが無いバージョンが好きかな。まあ、何度も観てストーリーを熟知しているからかも知れないけど。SFハードボイルドなところが良いですね。作り手によってはアクションにしてしまうかも知れないし。それとヴァンゲリスの音楽!渋い!勿論CD持ってます。 【じふぶき】さん 8点(2003-05-30 12:01:03) |
78.もう大好きな映画。ストーリーもディックの原作よりエンターテインメント性が高く、よくまとまってると思う。バージョンは数あれど、潔くナレーションを排した「最終版」が1番好き。ラストの終わり方も良い! 【李将龍】さん 10点(2003-05-21 00:13:12) |
77.いつまでも記憶に残る映画のシーンていうのがあるがルドガー・ハウワーが死んでいくシーンはその中の一つ。ただこの映画の欠点はこの頃のハリソン・フォードは演技が下手なこと。 【ブースカブー】さん 8点(2003-05-17 22:44:06) |
76.ここ何年も観てないですが、今だと少し古さを感じそうなので残念ながら9-1=8点。ヴァンゲリスのエンディング曲も良かった。 【じゃん++】さん 8点(2003-05-14 01:24:00) |
75.凝った作品ですし、傑作という人の気持ちもわかりますが、自分にはあまり向いてなかったです。でも、屋上のラストとテーマ曲(?)は良かった。好き嫌いが分かれそうなんで、人を選んで薦めないといけない作品ですね。 【ルームランナー】さん 7点(2003-05-13 20:36:05) |
74.ストーリーも脚本も映像も雰囲気も文句なし。しかしこの監督は主演の俳優にうどん食わすの好きだな……ブラックレインといい… 【キャリオカ】さん 9点(2003-05-13 17:07:40) |
73.ものすごく、アートが凝っているのはわかる。でも、つまらなかった。ハリソン・フォードが好きで、見たのだけど。 【コーラル】さん 3点(2003-04-17 21:11:19) |
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72.とても好きな映画だが…。さて、効果音声をよく聞くと、同じ日本語がくりかえされている。これがかなり当時から気になったいる…。好きな映画だから気になるのかもしれないが…。その後のこの監督の映画を見ると以外と甘い感じが伝わってくるのは小生だけだろうか…。 【ても】さん 8点(2003-04-17 03:42:21) |
71.おい屋台の親父!「2つで十分ですよ」だとぉ?文句なしに10点あげます。ディックの原作とは違うお話として観る物ですよこれは。 【富欲】さん 10点(2003-04-12 03:00:21) |
70.まさにSFカルトの傑作ですね。後々のこの手の映画にかなり影響を与えた事もうなずけます。 【アキラ】さん 6点(2003-03-30 17:33:24) |
69.『ブレードランナー』を語ろうとすると、語りたいことがいっぱいあるけど、みなさんが書いてるとおりなので手短に書きましょう。まず、DVD版と完全版の違いは、完全版には1.デッカードのナレーションがある。2.デッカードがピアノを弾く時にユニコーンの回想シーンがない(これは重要)。3.ロイがタイレルの目を潰すシーンがかなりエグイ4.ラストでデッカードとレイチェルはエレベーターを降りた後、ロサンジェルスを脱出し、冬季管理人としてコロラドにあるオーバールックホテルに行く。というのは冗談で、どことなく映画『シャイニング』で見覚えのあるシーンのような気がするが・・・5.その他。 このように、いくつかのヴァージョンが存在するために意図的もしくは明らかにミスと思われるようなシーンが多数ある。特に、蛇の鱗を顕微鏡で調べてもらっているシーンから、途中で購入したチンタオのボトルを自宅で飲むまでの間のシーンは謎の宝庫である。しかし、これは、R・スコット監督の我々観る側に対する挑戦状として受け止めたい。次に、ガフの作った折り紙の意味についてですが、深読みするとデッカードも実はレプリカントではないか?との疑問がわいてくるので、それはやめて浅く考えると、最後にでてくるユニコーンの折り紙は、ユニコーンとはレプリカントの意味で、更に言うとレイチェルを表しており、ガフのデッカードに対する「レイチェルといっしょなのはわかっていますよ。彼女は短い命ですから生かしておきましょう。早くお逃げなさい。」とのメッセージがこめられていると思う。最後に、余談ですがデッカードが冒頭で飲んでいる四角いグラスはとても格好よくて、僕も特注して作ってもらいました。 【Fatman】さん 10点(2003-03-30 15:40:35) (良:1票) |
68.いまどきの近未来映画に登場するメカニカルで冷たい未来都市とはちがい、この映画の2019年のロスの町並みからは、どこか暖かい空気が滲みでていると思います。ハリソンのニヒルななかにも優しさがかいまみれるデッカードは充分魅力的だけど、レプリカント役の俳優さんも女優さんもみんないい。見終わった後深い余韻が味わえた。 【なんじょ】さん 9点(2003-03-27 22:33:26) |
67.20年経ってもまったく風化していない映像。素晴らしいです!そして渋すぎます。 【魚紳】さん 7点(2003-03-23 23:52:16) |
66.DVDになって最初に買った映画の一つ。映像、音楽、美術については最高のSF。ストーリーを追わなくても見てるだけで満足。 【毒林檎】さん 10点(2003-03-15 16:34:25) |
65.日本人にしか受けない。この映画を、絶賛している人たちが気持ち悪い。 【ぺぺ】さん 0点(2003-03-09 05:55:19) (良:1票) |
64.未知との遭遇、スターウォーズ、エイリアン、そしてこれ。リアルタイムでSF映画の歴史がどんどん塗り変わっていくのを味わえたあの時代は幸せだった。映像と世界観だけでとりあえずこの点数。まあ、いまさらまともな評価なんてできないです、おこがましくて。 |
63.退屈極まりない映画。観てるこっちは眠気との戦いだった。 【ロングマン】さん 2点(2003-03-07 22:34:49) |