160.エドワード・ノートンはうまい!正直言って、刑務所の中での回想エピソードはありきたりのものでうすっぺらい気はするが、ノートンの代わりぶりで「いろいろあったんだね」と思わせられる説得力があったと思う。表情の作り方や仕草にデ・ニーロの影響が多分に見て取れます。題材は黒人差別に対するものですが、テーマとしては、肉親への愛情や、後生担わねばならない業のようなものを強く感じました。 【神谷玄次郎】さん 8点(2004-01-07 17:29:46) |
159.傑作です、思わずDVD購入しました。 演技によって、心から恐怖を感じて、心を揺さぶられたのは、 この作品が初めてです。痛みや悲しみがダイレクトに伝わってくる・・・、名演技です。始終のめり込んで観てしまいました。 映像もとても美しく、砂浜や鳥のシーン、非常に効果的でした。 【イチヨウ】さん 10点(2004-01-05 05:25:45) |
158.《ネタバレ》 人種の偏見がさらにひん曲がった形で根付いているというカルトな集団の話で、テーマは重いけど、映像美のおかげでそれが打ち消されてた。過去を白黒で回想的に振り返ることで、現在との対比が分かりやすく、また、兄貴の心境の変化も同時に見て取ることができるので、その点は素晴らしかったと思う。しかしああいう集団での裏切りって恐いな。一瞬で敵味方になっちゃうもんな。でも弟が最後殺されてハイ終わりは味気なかった。あそこで終わりにして結局兄貴が真っ当な人間になっても周りは変わらないままなのか、その後絶対兄貴と家族が狙われるハメになると思うのに…何を訴えたかったのかイマイチ分からんかった。 |
157.エドワードノートンの見事な3役には惚れ惚れします。素晴らしい! 【piggy】さん 10点(2003-12-27 00:55:17) |
156.見ていてノートンど~なっちゃうんだろ?とじっくり見入ってしまった。そしたらファーロングがぁっ~。と言う結果に・・・ 見終わった後素直にすごい映画だなぁと思いました。 【たけ】さん 9点(2003-12-22 22:39:21) |
155.ああ…E・ノートン。美しい~!!…しかし、なんですね…差別…どう言っていいものやら…とにかく痛かったです。残虐と残酷の区別って何???って感じでした。デレク、苦しみから逃れる時は訪れないでしょうね…改心する力がデレクにはあるようなストーリーだったけど、その力が幸せを呼ぶわけではないのねって…やっぱり痛いのだ。 【日雀】さん 9点(2003-12-19 16:07:29) |
154.エドワード・ノートンの演技力には脱帽しました!テーマは深く、アメリカが抱えている問題が解決する日はまだまだ遠いと感じました。心に染みる名作です!ラストでエドワード・ファーロングのナレーションが入りますが、その内容に胸を突き刺される気持ちでした。こういった映画は世代を超えて語り継がれなければならないと感じました。 【ソダちゃん】さん 10点(2003-12-11 22:42:36) |
153.アメリカが抱える人種問題を白人の立場から過激に考えた作品 白人が幸せになれないのは、色のついた人種のせい、犯罪もやつら のせいで起きている。すべての問題は有色人種の側にある。こんな 考えをもった主人公とその弟だが、刑務所に入り兄をかわる・・ そして弟は・・家族愛についても触れられている 過去を白黒にすることによって過去を再現しているということを わかりやすくしているのがいい、 【ZVo】さん 8点(2003-12-11 14:16:28) |
152.うーん、アメリカ人の、アメリカ人による、アメリカ人の為の映画だと思うのですが・・・。犯罪から更生する、っていうテーマだったらまだ共感もするけれど。「ミシシッピーバーニング」や「評決のとき」はその凄まじい差別描写に否応無く、世界全体に遍在している差別の愚かしさ、残酷さを汲み取ったものですが、今作品はタイトルの通り、アメリカの歴史に潜む影の部分を捉えたのであり、生粋の日本人である私には対岸の火事としてしか受け取れませんでした。どうなんでしょう?エドワード=ノートンの大胸筋以外に、印象に残る場面があったでしょうか。 【ガーデンノーム】さん 3点(2003-12-09 10:02:01) (良:1票) |
151.縁石かませて首折るシーンとか見るに耐えない。実際にこんなことがあるのかと思うともっと恐ろしい。国内では皮膚の色での差別がない私にも訴えかけるものがあった。一元的に物事をみている人たちは決してそれ以上成長することはない。人種差別の根の部分はいくら考察しても私に完璧にわかるものではないだろうけどそれでも考えていかないといけない。と、不条理に虐げられることもなくぬくぬくと生きる中で思う自分。 【らいぜん】さん 8点(2003-12-04 22:13:47) |
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150.人種差別は日本人にはなじみが薄いはずなのに、こういう作品がたくさん日本で公開されてるのは不思議だ。これもやはり主人公の気持ちが理解できず。エドワードノートンの役者魂を堪能できたのが救い? 【ぷりんぐるしゅ】さん 4点(2003-12-04 08:16:59) (良:1票) |
149.遺憾ながら、エドワード・ファーロングが美しいぞ、エドワード・ノートンがこんなにカラダを作ったぞ、という2点以外、観るべきものが見つけられなかった映画。エドワード・ノートンに関しては、直前に「ファイト・クラブ」でイジメられている姿を見たばかりだったのである種の驚きはあったものの、特に目新しいものもないこの映画のためにココまでカラダを作る必要があったのかという疑問が残る。ストーリーはベタベタで前時代的、語り尽くされた感のあるテーマだからこそこの映画でなければならない理由が求められるのは仕方がない。「人種差別はやめましょう」とポスター1枚作ればいいだけの内容で、オイシすぎるキャスティングをエサに人をわざわざ劇場までおびき出すのはやめてもらいたい。こういう映画は迷惑。 【anemone】さん 3点(2003-11-30 21:50:23) (良:1票)(笑:1票) |
148.個人的にまさに8点がビンゴな作品。面白かった。ノートンのカッコよさはが目立ちますね。そして題材にしてる人種闘争問題も永遠の課題でしょう。これは米国の作品だが、米国以上に欧州で問題になっている事ですね。オーストリア・ドイツ・フランス・ポーランド等白人至上主義者が多数存在し、毎年のように問題になっています。全ての人種がが一つになるのは理想だが、どうにもならないって事に人間の限界・愚かさを感じます。こういう映画で世界に『理想』を訴えても、逆に白人至上主義者達の規模を拡大してしまうのが、ずっと歴史上続いているんですよね。切ないです。 【エルビス】さん 8点(2003-11-29 02:16:25) |
147.いたいたしいシーンたくさんあるけどついつい真剣に魅入ってしまいました。まさにアメリカのXであります。 【ヒロヒロ】さん 9点(2003-11-27 21:18:33) |
146.観ていてノドの奥がヒリヒリしてくる、そんな映画。無機質な映像描写が、暴力シーンをリアリティ溢れるものにしている。そんな緊張感を保つために、ノートンも硬質な演技を披露。肉体とともに、観る者を釘付けにさせた。刑務所には絶対に入りたくないと思わせてくれた1本。 【ダブルエイチ】さん 7点(2003-11-27 20:51:01) |
145.演技、カメラ、編集、ストーリー、すべてすばらしい。というより、すごい。美しい。なんか、クリアーでピュアな衝撃という感じ。ロング・ウォーク・ホームなどと併せて観るというのもよいのでは。 【テーブルランプ】さん 9点(2003-11-25 01:42:46) |
【STYX21】さん 6点(2003-11-23 22:56:27) |
143.《ネタバレ》 何よりもエドワード・ノートンがかっこよかった。この映画ですごく好きになった。弟役のエドワード・ファーロングもなかなかいい味を出してたと思う。黒人差別とかは日本人の私はよく知らないけど、世の中にある色んな差別として見ることができた。人は一人の人間として見ることが大切なんだなぁって改めて思った。最後、ファーロングが撃たれた時のノートンの演技最高。弟を大事に思っていたのがすごく伝わってきて泣けた。でもそこからのストーリーが見たかったなぁ。 【ヒョー$】さん 10点(2003-11-15 14:36:44) |
142.《ネタバレ》 ノートンが凄い。問題提起としても秀逸。ただ、人間の主義主張って数年の監獄生活や兄の一言で180度変わるものなのかな、とテーマの掘り下げ方に疑問。どこかの国では、カルトの教祖や信者が全く態度を変えないまま何年間もなめた態度で裁判に臨んでるわけで。実際アメリカで、ネオナチとまではいかないまでも人種偏見に満ちた排他的なレッドネック達に囲まれて暮らした経験がある者としては、彼らが「変化」の契機に恵まれることなどそうはないことを、悲しいながらも知っている。彼らでも変われるのか?ノートン扮する「兄」の今後が気になる。 【中山家】さん 8点(2003-11-12 00:36:09) |
141.《ネタバレ》 私が思っているより深く人種差別が根付いている。だからこその作品。とてもよかった。弟があっけなく考えを変えてしまうというところは、ただ兄に憧れていただけ、と云うのがよくわかって良いし、それだけのカリスマ性をノートンは見事に表現してた。だけど、最後に弟が殺されてしまう理由がわからない。今から抗争が悪化していく、と云うところで殺されてしまった。あの後はどうなってしまうのだろう?エドワードノートンは不思議な俳優さんだ。頼りなさそうに見えたり、ワイルドに見えたり、自在に自分を変化できる。エドワードファーロングは相変わらず美形でベビーフェイス。不安定な少年期をやらせたらピカイチ。 |