281.ニューヨークって色々な面を持ってるけど、主人公はその一面の象徴のように感じられた。てかロバートデニーロの笑顔って以外にカワイイ系。 【たいがー】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-11-25 20:46:23) |
280.やばいなぁ。コレとかゲドのアレンに簡単にシンクロできちゃう自分を自分で褒めてあげたい(爆)。 【ジマイマ】さん [地上波(吹替)] 7点(2006-08-13 12:17:39) |
279.《ネタバレ》 音楽、映像、役者がいいというのはわからなくもないが、話が全然わからない...。画面暗いとこばかりでよく見えないし...。何の前知識もなく見たのだけど、これはいったい何の話なのかな。主人公は英雄でいいの?人殺し?大統領話と何か関係あるのかな。一人でいることの閉塞感を表現しているの?世の中がおかしいこと?身分的なこと?こんなコメント書いていると話わからない馬鹿のような気もするが、とても当惑。映画なんて好きにみればいいんだとは思うけど、さっぱりわからない映画だった。下に書いてある六本木ソルジャーさんのコメントを読んでみた。とても的確で上手く説明してると思う。確かにそういう映画だった。オイラのコメントとは大違いだ。でもこの主人公が持つ感情には共感できないんだよね全然。時計仕掛けのオレンジとか、バッファロー66とかよりはいいけどなんか似てるよね。オレオレ、の主人公対ステロタイプな世間。好きじゃないな。 【wlon】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-07-31 00:12:05) |
278.《ネタバレ》 スコッセッシ監督の作品は良作が多いけれども、それほど自分にピタッとはまるようなものは少なかった。しかし、本作は彼の作品の中でも全く異なる印象を受けた。かなり自分にピタッとはまった。これほど丁寧に、繊細にかつ念入りに人間の孤独、心の闇を丁寧に描いた作品にはそうお目にかかれることはないだろう。一見するとテンポが悪いようにもみえるが、じわじわと一人の孤独の男が心の闇に支配されていくような感じも受けて、ぞくぞくする興奮を覚えた。トラヴィスは元々から狂っているわけではない。特殊な存在ではなく、どこにでもいるただの普通の寂しい男だ。寂しさを紛らわせるために、タクシードライバーを始め、働いているうちに道で見かけた女性に恋もしたりもする、やはり普通の男だ。ベッツィにとっても、彼のような不器用ながらも直球を投げてくるタイプの男は珍しかったのだろう。二人は少しはよい関係になるが、ありがちなコミュニケーション不足や、女性に対する接し方の経験不足から、あっさりとふられてしまう。振られた痛手が導く「自分が認められない、自分を受け入れてもらえない」気持ちと、さらに汚れた街、孤独な街がトラヴィスの心を一層、孤独にし、闇に染めていき、狂気へと駆り立てていく。しかし、どこかにまだ心の中に自分を必要としてくれる人がいるのではないかという希望は消えていない。それが忘れられない20ドル(アイリスの存在)である。トラヴィスの一方的な思い込みではあるが、やはり彼は完全な狂人ではなく、救いを求めている人間らしいところも垣間見れる。救いを求めたとしても、心の闇に支配された男はそう簡単に変われるものではない。狂気は実現へと進んでいく。狙撃する対象は、別に誰でもよかった。大統領候補でも、ギャングでも。この世界と、自分の環境が少しでも変わり、自分という存在が誰かに認められ、自分の孤独が少しでも癒されればよかった。しかし、大統領暗殺の犯罪者から一転して、トラヴィスはヒーローに祭り上げられた。アイリスの両親からも感謝され、新聞にも取り上げられた。自分の存在を誇示するように、新聞の切り抜きを自宅の壁に貼り付けるものの、彼は変わっただろうか。少しも自分の心の乾きは潤されることはなかった。ベッツィと復縁のチャンスがあっても、自ら孤独から逃れる機会を拒否している。やはり、孤独な男はいつまでも孤独でしかないのだろうか。 【六本木ソルジャー】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-07-29 02:18:13) (良:3票) |
277.正直よくわからないんだけど、なぜかすごくすきになりました。音楽がいいと思います。 【十人】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-06-09 01:34:46) |
276.《ネタバレ》 トレーニングによって鍛えられた肉体に自己満足しながら鏡の前で色々とポーズをとって悦に浸るシーン。この映画に高い評価を下した人はこのシーンで「カッコイイ!」と思ったか「いたたまれなさすぎて涙が出てくる」と思ったかに、だいたい二分できると思います。社会に対する不満を持ち、何らかの形でそれに抵抗したいという気持ちは凄く純粋なところから出てきているし、好きな女性に精一杯尽くしたいという思いも極々自然な感情であり、彼の心から生じている気持ちそのものは一般の人が持つそれとなんら変わりない。ただ「価値観」のあまりにも大きなズレから行動すればすればするほど、その感情はどんどんと明後日の方向に飛んでいってしまうという、このどうしようもないほどの疎外感と世の無情さ。悲惨すぎて、だけどあまりにも滑稽でもう泣くしかない。最後に少々救いがあってもいいじゃないか。本当にテーマ性が素晴らしい作品でした。 【bizen】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-05-23 01:48:13) |
275.《ネタバレ》 どうしようもない孤独と閉塞感に精神を病んでいく主人公トラヴィス。女性との交際失敗を引き金に、トラヴィスは現状を変える為のある計画を立てる。孤独と苛立ちをロバート・デ・ニーロが、怖いほどの演技で表現しています。もし未見でしたら、ぜひとも観ていただきたい。ただし、「観てよかった」とは思わないかもしれません。それでもなお、お勧めします。(以下ネタバレを含みます。間隔を空けて3度観たうえでの感想です。)孤独と現状に対する苛立ち。自分がどうしたいのかもわからない。タクシードライバーとして様々な人を乗せることで、一層トラヴィスの心は擦り切れていきます。失恋もそれに拍車をかけます。現状を変える何かをしなければならない。他の選択肢は現れません。目的を定め、体を鍛え始めるトラヴィス。このときは精神的に安定していたことでしょう。目的は何でもいいのです。「大統領候補殺害」でも「売春から少女を救う」でも。目的を果たした後、トラヴィスは自殺を試みます。また血の海の中で、自らのこめかみに人差し指の銃を突きたてて見せます。トラヴィスは結果を求めておらず、またその行動の意味さえ失っていたのかもしれません。この狂気の行いには共感できるはずもなく、また結果ヒーロー扱いされる様にも納得がいきません。この部分を捉えると、単に暴力的で嫌な話に思えます(初見で自分はそうでした)。トラヴィスの行動ではなく、そこに至った心の動きにこの作品の意味があり、ロバート・デ・ニーロがそこに在ることに価値があるのだと思いました。上手く言葉にできません。でも良いのです。 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-04-26 17:48:36) |
274.もう30年も前の映画なのか・・・ 鏡の前で一人、色々ポーズをとってはブツブツいって練習する姿が好きです。 【STEVE-O】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-17 08:28:20) |
273.初めて観たのが15歳くらいの多感な時期だったということもあって、忘れられない妄想全開の作品です。音楽が良く、画的にも当時の汚れたニューヨークの雰囲気が上手く表現されているのですが、話自体はとにかく内向的。主人公の感情に近いものを少しでも経験したことがあるかないかで賛否は真っ二つに割れます。まず、女性には全く理解されない類の映画ですね。「理解できない」という方が自然だし、これが「よくわかる」という女性の方はちょっと特殊なのかもしれません・・・(失礼)。トラビスの感情は、一部の男性に先天的?に存在する病気みたいなもので、元海兵隊員(ベトナムからの帰還兵?)という設定には特に深い意味は無いと私的に解釈しています。・・・それにしても、ジョディ・フォスターいいなあ・・・。たしか、この映画の頃って、ほぼ実年齢に近い設定だったと思うけど演技が凄く上手い。このころがピーク?だったのかな?・・・あと、トラビスが銃を買うシーンが好きですね。売人とのやりとりがいい感じです。 【長毛】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2006-04-14 01:26:24) |
272.女性心理を繊細に描く作品は多々あるけれど、これはプライドの生き物である男性の心理を丁寧に描いた作品。職場の先輩に「俺たちのような負け犬に何ができる」と諭される場面はなかなか痛い。社会的な敗者になることへの強い恐怖は多くの男性が理解できるだろうと思う。そしてそれに妥協して生きていくだけの強さ(?)を持ち合わせておらず、たまりにたまったフラストレーションを上手く発散させることができない場合は、危険ですらある。暴力という最悪の手段をもって自己実現を図ることがあるからだ。 美しいが、あくまで硬質で冷たいニューヨークの街並みは『グロリア』を思わせる。なんともいえない寂しい雰囲気とともに、鮮烈に脳裏に焼きついた。 【no one】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-04-12 08:56:33) |
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271.もう何回観ただろう。観る度毎に深まっていく。初めてこの映画を観た若い時よりも歳を重ねた分だけ「どうにもならない」現実に何かがえぐられていく。達観できるほどに枯れてしまえればいいのだろうけれど、中途半端にくすぶる自分の中の若さがそれを許さない。無論、この自分の中にある焦燥感とも片付かない感情は若さだけが成せるものでは無い事など重々承知はしているはずなのに。。。やがて中年から世でいう壮年、熟年…老境に足を踏み入れた時にまた観たとして一体何を感じとる事になるのだろう。その時にこそ最高の評価を与える事になるのだろうか。それとも過ぎ去った感情への惜別の意を込めて見遣る事になるのだろうか。精神の根本をこの主人公と同一視するでもなく、理解するでもなくまして共感などとはおよそ遠いところで自分の何がえぐられるのか。一体、何を果たせばこの飢餓感は終熄を迎える事ができるのだろう。。。。。 【GUSUTAV03】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-03-29 09:03:59) |
270.孤独なトラビスに めっちゃ共感してしまった僕って一体・・・。トタビスが寂しさのあまりTVを蹴落としたシーンに めっちゃ共感してしまった僕って一体・・・。 【ケンジ】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-03-14 20:01:13) |
269.なんつーか、めちゃめちゃおもしろいですよねこれ。ニュー・シネマ最後の作品と言われてますが、最後を飾るにふさわしい素晴らしい作品です。娼婦になってる少女を助けたとはいえ、何人も人殺したのに英雄扱いされちゃうんだもんな。。。 音楽も完璧。 【アンダルシア】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-01-29 13:34:37) |
268.《ネタバレ》 デートで女性をポルノ映画に連れて行って嫌われるトラビス。良かれと思ってやったことが,他人には不愉快に受け取られる。ここまで極端でなくても,トラビスのように他人との距離がうまく取れない感覚は,誰しもが持ったことがあるだろう。いわずと知れた名作だから見所も多いのだが,こんなちょっとしたシーンでも,そんな個人主義の隙間にある闇を感じることができるのが素晴らしい。 |
267.随分と長い間、食わず嫌いで見ていなかったのですが割りと淡々と流れていく作品で した。皆さんの評価は高いのですが、自分的には至って普通の映画でした。特別に何 が起きるということではないんですね。テロでも起こすのかとおもいきや。普通の人 の普通の日常ってああいう風になることもあるかもしれないかなって思います。 【たかちゃん】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-01-27 22:06:42) |
266.こんなに熱い作品はめったにお目にかかれませんよ!孤独で危ういデニーロの視線、それを追うカメラワーク、そしてニューヨークの街をより一層官能的にする音楽がたまりません!乾いた感じといい、危うい感じといい、何かものすごいオーラを持っている作品だと思います。この頃のスコセッシだからできる力業なのでしょうか。とにかくテンポが悪いし主人公の行動は到底理解できない次元のものであるのに、見終わった後凄まじい感慨に襲われます。それも、ニューヨークの街の荒廃と戦争の後遺症の傷跡の深さを描いている映画だからとかそういったものへの感慨ではなく、この映画の作品としての迫力に対する感慨です。とにかく凄いとしか言いようがありません。10点! 【ジャザガダ~ン】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-12-27 00:01:45) |
265.残念ながら、私にはこの映画のよさがよく理解できませんでした・・・^^; 【H.S】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-12-25 23:26:55) |
264.《ネタバレ》 デ・ニーロの魅力が存分に発揮されていた。と同時にトラヴィスのキャラも魅力に溢れている。何をするかわからない恐怖感。静かに流れていくストーリー。深みがあって味がある。一度じゃ理解できないところがあったので、何度か巻き戻しては観直した。それでも画面に何度も引き込まれる。音楽もまた世界観の質を高めてとてもいい。ラストはハッピーエンドに近い。だけど、もっと絶望的な終わり方の方がよかったんじゃないかな・・・。そのせいか、意外と後に残るものは薄い。 【Syuhei】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-21 00:29:16) |
263.何度観ても,何年経って観ても,この映画への評価は変わらない。名作,傑作,もしくは怪作…突然脈絡なしに“故きを温ねて新しきを知る”が脳裏に浮かぶ。観るたびに新たな発見,新しい解釈が生まれてくるのは,アメリカ社会の退廃の構図があらゆる角度からデッサンされているからだろうか。現実と狂気の極めて細い境界に立つ男の目に,この世界はどう映るのかという問いかけに対して,マーティン・スコセッシは一つの解答を用意した。それがこの「タクシードライバー」である。HotでCoolな演出は,戦争神経症にあえぐトラヴィスという男の中に潜む虚無と破壊衝動,寡黙と自己顕示等,常に相反するものを否応がなしに見せつける。全ての映画ファンは一度は観るべきと,あえて言い切ってしまう。ところで激しい銃撃戦の後,死に損じたトラヴィスには,世界は相変わらず巨大なクソのようにしか見えていないのだろうか。たぶん,そうだろう。 【Roxy】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-12-18 08:52:02) |
262.内向的な、どこにもいけないもどかしさ、けれども、どうにかしたいというようなことをストレートに表現しないまま描くこういう映画は割と好き。でも、あまり楽しめない。 【思込百遍】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-30 12:41:44) |