14.注意!これは白い巨塔風レビューです。
G氏へ
このレビューを持って僕のレビュワーとしての最後の仕事とする。
まず、この映画の病態を解明するためにみんシネレビュワーの皆様に映画批評をお願いしたい。
以下に「CASSHERN」についての愚見を述べる。
「あのアニメがついに映画化!!」などの美辞麗句を考える際、第一選択はあくまでわかりやすくという考えは今も変わらない。
しかしながら、現実にはこの映画自体がそうであるように鑑賞した時点で主役の演技力0っぷりやポンコツCGの連続などの進行症例がしばし見受けられる。
その場合には日本映画界その物の全身治療が必要となるが残念ながら未だ満足のいく成果にはいたっていない。
これからの日本映画界の飛躍は、この「みんなのシネマレビュー」というサイトにかかっていると思う。
僕は、君がその一翼を担えるたくさんのレビュワーの一人であると信じている。
君を、始めとするレビュワーの皆様にはこのサイトと日本映画の発展に挑んでもらいたい。
遠くない未来に、日本映画界があの「溝口」、「小津」、「成瀬」、「黒澤」がいた頃の様に再び輝く事を信じている。
ひいては、僕の駄文をレビュー解剖の後、君の研究材料の一石として役立てて欲しい。
駄文も時には師なり。
なお自らみんなのシネマレビュー第一線(?)にある者が暫くの間レビュー投稿出来ず
再起不能の椎間板ヘルニアで入院する事を心より恥じる。
ついでにレンタルで鑑賞直後にテレ朝で放送という金のムダ遣いも心より恥じる(ニガ笑)。
財前桃太郎