1.おそらく、私が今まで観てきたサイレント映画の中でワースト。
サイレント映画は、文字を極力入れずに分かりやすい映像で見せるか、もしくは、映像だけでは分かりにくいので文字で補うかの、いずれかのパターンが多い。
しかし本作は、文字挿入が控えめであるにも関わらず、映像だけ見ていても、話の筋が分かりにくい。
あらすじは知ってはいたが、もし全くストーリーを知らなかったら、細かい部分はほとんど分からなかったに違いない。
それと、出てくる男どもが気持ち悪い奴らばかりで辟易した。
デブと汚いジジイばかり。
主演の女優も、特別キレイとは感じなかった。
話が見えにくいフラストレーションに加え、汚いおっさんばかりという世界に、ほとほと限界を感じた。