8.《ネタバレ》 ホロコーストの悲劇の本質の一つは、多くの人が人生のストーリーを突然ぶつ切りにされて死んでいったことにあるはずです。ストーリーを無視され死んでいったのです。それにファンタジーのようなストーリーを込めて商業映画を作って良いのでしょうか。この映画で泣かされた人はホロコーストの本当の残酷さというものを誤解させられてしまったような気がします。ホロコーストは決して他人事でも過去のみの出来事でもありません。形や規模こそ違え、現代にも似たような残酷さは沢山あります。そのような残酷さに対しても、真剣に全貌を認識することなく、ファンタジーを込めて個々のストーリーを語れば評価されるのだとすれば、残酷さは永遠に続くことでしょう。冒頭の結婚までのシーンはとても良かったのですが、収容所に入ってからはやってはいけないことをずっと見ているような感じで辛かったです。一言で言えば死者を冒涜した映画です。 【鈴木】さん [DVD(字幕)] 0点(2009-07-20 20:59:38) (良:1票) |
7.商業ヒューマニズムの、気分が悪くなるほどの汚らしさ。 【Snowbug】さん [DVD(字幕)] 0点(2007-08-17 07:34:41) (良:1票) |
6.この映画大嫌い!軽~いノリにイラッッときてしまう。収容所にはあなた方親子だけが収容されてんじゃないのよ?周りの同じ辛い境遇の人達に迷惑かけてもいいの?あまりの自己主義に感動より怒りが勝るね!嘘は決して美しくありません!!辛い現実を受け止め、乗り越えようとしてる方がよっぽど美しいよ!! 【にう】さん [DVD(邦画)] 0点(2006-11-18 03:53:58) (良:2票)(笑:1票) |
5.《ネタバレ》 この映画大っ嫌い!!はっきり言ってこの映画モロに「あなたを泣かせてあげます」って言う臭いがプンプン漂ってる。ホロコーストの事を題材にするならその事を深く調べるのが当たり前だが、この映画の「ホロコースト」は現実のとは明らかに違っていてそういうプロセスを経てないのが明らかだ。つまり「観客泣かせてーな~」→「みんなが知ってる20世紀の悲劇の一つ『ホロコースト』を舞台にしましょうよ!俺詳しく知らないけど絶対皆にウケるから!!」→「じゃ、そうしよっか」的なノリで作られた映画(≒『パール・ハーバー』のノリ)であることは自明だ。現実の世界で起こってる悲劇は辛いけどどうしようもないものなのかもしれない。けどそういう悲劇を単なるお涙頂戴な映画として風化させて世間に公開される「悲劇」だけはあってほしくない。これでは“Life Is PATHETIC”だ。 【たいがー】さん [映画館(字幕)] 0点(2006-11-02 23:15:49) |
4.プラスチックみたいな映画。 嫌いです。ごめんなさい。 【ぷー太。】さん 0点(2004-03-22 19:48:50) (良:1票) |
3.陰惨な歴史的事実というものは、こうして軽く描かれて風化していくんだな、というのが最大の印象。時代への警鐘の意味も込めて、この点数。 【眉山】さん 0点(2004-01-07 15:49:21) (良:1票)(笑:1票) |
2.人類史上屈指の過ちをファンタジーにしてはいけない。 【anemone】さん 0点(2003-11-22 20:23:45) (良:3票) |
1.お調子者のロベルト・ベニーニは、コメディアン=俳優としてなら悪くないのだが、映画監督としては最悪を通り越して、とうとうネオナチにもできないことをしでかしてくれました。すべての間違いは、「アウシュヴィッツ」=絶滅収容所を、お涙頂戴の舞台に利用しようとしたこと。これまで「アウシュヴィッツ」に言及した映画は無数にあっても、これほどまでにデタラメで破廉恥でお粗末な描写は見たことがない。虐殺された死体の山を風呂屋のペンキ絵にしてしまったのは、もはや映画ではなく犯罪だ。早い話が、「アウシュヴィッツなんてただのウソ」。そう信じることが希望なのだね。まことに人生はすばらしい。ハイル・ヒトラー! こんなスキャンダルに拍手を送った感動依存症たちよ、「シンドラー」ですら忘却しようと決めたアカデミー賞よ、君たちに必要なのは映画などではない。恥を知れ! 【青人】さん 0点(2003-04-30 08:15:39) (良:1票) |