7.《ネタバレ》 「エド・ウッド」鑑賞済み。監督の亡きベラ・ルゴシへの愛は感じるものの、引っ張り出してきた資料映像のベラ・ルゴシには魅力を感じられない。幼稚で滅茶苦茶な脚本、哀れみを誘うジョージ・スティールの姿、ボールベアリング円盤に代表される薄ら寒いセット。映画への愛情は今作では独り善がりなもので生み出された作品は見るも無残なものだった。こんなので金を得ようとした事に不快さもさることながら残念さで一杯。 |
6.うーん凄いなこれは。何が凄いって、コレが商業ベースで公開されて、さらにフィルムがきちんと残されてネットで動画扱いとはいえ、数多の人の目に触れられる場を確保しているということが。スゲー。これ、エド・ウッドが自信満々で世に送り出したんだそうで、ベン・ハーと同時代にこれで金を取るって・・正気ですか?もちろん正気の沙汰ではなく、半世紀以上経って人は“エド・ウッドの狂気度”を知りたいがために、こぞってこれを観るんである。とにかく、映研やサークルだってもっと気を使うだろうという驚異の出来栄え。脚本は思いつき、役者は学芸会、勝手に資料映像拝借、セットはどこまでもチープで出演者もよく笑わなかったなあ。ああーエドぉー・・たくさんいたらしい友人達はどこか完全に純粋なこのズレた男に魅かれたんだろうな。これまで1点以上の評価をしてきた作品は少なくとも商業映画の体をなしていたので、愛を込めて0点を献上いたします。 【tottoko】さん [インターネット(字幕)] 0点(2012-09-04 21:06:15) (良:3票) |
5.この作品には敬意をこめて「サイテー」と評するのが最大の賛辞。サイテーってことは、それより下はないってこと。でも、実際にはこれよりもつまらない映画なんて山のようにあるし、その意味ではこの映画は決して最低じゃあない。サイテーって言葉がほめ言葉になるのは、この作品から彼の映画に対する愛情が、ほかのどの作品にも無いくらいにあふれてるから。「映画だいすき!」って気持ちがここまでストレートに伝わってくる映画をほかに見たことが無い。エド・ウッドは確かに映画作りのプロとしては最低かもしれないけれども、サイコーだ。サイテーだけどサイコーってことでもう評価不能。よって零点。でも、零って絶対的な数字。エド・ウッド自体が映画界において絶対的な存在ということで、もう零点でいいんじゃないかしら。ところで、ルゴシの代役を立てて最初から撮りなおさなかったのは、きっと予算や時間の関係じゃなく、スクリーンに映るルゴシをエドが劇場で観たかったからじゃあないのかな・・・と思ったけど、多分予算や時間の関係だと思う。 【もっこり八兵衛】さん [地上波(字幕)] 0点(2008-01-13 17:01:24) (良:3票) |
4.なんとなく納得してしまった宇宙人の言い分と、バッテリー切れしちゃう光線銃と、灰皿宇宙船と、エド・ウッドに最大級の敬意を表し0点。 【クラウン】さん 0点(2004-10-15 23:48:08) |
3.エド・ウッド監督作品をはじめてみました。ベラ・ルゴシ、バンパイラ、クリズウェルなどの伝説のアクターに初めて出会いました。敬意を表して0点をつけさせていただきます。 【センブリーヌ】さん 0点(2004-10-13 00:12:18) |
2.なんだろうなあ。とてつもなく面白くないことは明確なのに、なんだか映画自体への愛くるしさ、そして素晴らしさを感じずにはいられない。ティム・バートンの傑作「エド・ウッド」を観ているからという要因は強いのだろうけど、何気ないシーンから監督エド・ウッドの映画への愛情がひしひしと伝わってくる。これほどまでに映画制作時の現場の雰囲気が感じられる映画も珍しい。もちろんそれを感じさせてしまうことが「駄作」たる所以であろうが、長い映画史において、こんな映画、こんな監督がいてもいいと思う。天才と凡人の差は果てしなく大きい。しかし、天才と愚者の差は本当に紙一重で、その区別に対する価値観は常に変化するものだろう。点数は0点だ。でもこれほど価値のある0点は他に無い。 【鉄腕麗人】さん 0点(2004-09-13 04:28:36) (良:2票) |
1.やっと見れた。見てよかった。エド・ウッドに会いたくなった。この作品に対する最高の賛辞はこの点数で。 【モチキチ】さん 0点(2004-03-11 13:45:37) |